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坂東市進学塾 スタディ・ポート 港日記

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2021.01.23
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カテゴリ:高校受験
昨年、当塾から水海道一高を受験した人の直前偏差値。

1月26日実施 茨城統一テスト
(1週間後)→2月2日実施 新教研テスト。

昨年までは茨城統一テストを新教研ではなく進学研究会が作っていたのでこういう受け方ができました。

受験層は県内の茨城県立高校志望者、問題の形式は県立様式でほぼ同じです。

Aさん 61→69。

Bさん 54→60。

Cさん 56→63。

Dさん 57→60。

Eさん 56→58。

さすがに1週間でそんなに社会や理科の知識、英語や国語の読解力や記述力、数学の関数や図形を解く力、そのものが上がるとは思いません。

ここでたいせつなのは「自分で試験の組み立てを工夫してほしい」ということです。

私が介入したのでは手応えが半減してしまいます。

得点開示を持ってきてもらったのですが本番では全員がさらに点数を伸ばした感じです。

昨年は秋から受験まで成績の上下動はありましたが誰も志願先の変更を検討しませんでした。


一昨年は6名受験して6名が合格しました。

こちらの年は全体としては私立入試と一月実力テストでピークアウト、県立入試はやや息切れしました。

私立高校から入学金全免、学費全免(県立の受験をやめたら免除するという条件付きでないもの)をもらった人が何人かいました。

そんな中にあって本番の県立入試で最も高い点数を取ったのは常総学院のB2特待(入学金の一部免除)ももらえなかった人でした。

悔しさも意地もあったでしょう。いわゆるゾーンに入るというやつでしょうか。鬼気迫る集中と頑張りには人間の強さと成長を見ました。

本日は1月22日、残り1ヶ月少々、実力テストの点数や私立の評価に脅かされないのなら、まだ得点は上に動かせます。

ほんとに安心して受けられる人なんてごく一部でしかなく、問題とのフィト感は当日やってみないとわかりません。

技術的にアドバイスできるとすれば、数学の大問沈没を避けること(4点、5点、6点の合計15点で9点は取ること)、英語の英作文と読解の時間を工夫すること(自由英作文といっても定型文をどれだけきちんと覚えているか、時制や三単現のs、問題文からずれないかができれば十分)、偏差値60くらいの高校なら保険としての社会理科の点数を上げておくこと、そんなあたりでしょうか。

感情は邪魔です。気持ちが揺れると危ない。

「自分がコントロールできることと自分がコントロールできないことがわかれば、自分がコントロールできることだけを自分の仕事として頑張る。

自分がコントロールできることはとことんやる、自分がコントロールできないことは潔くLET IT GO!」

私の友人が若い頃に上司から言われていまも信条にしている言葉だそうです。(同じ言葉を言われた気もします。)

受験生へのアドバイス。

1.自分を追い込まないようにしましょう。

2.不安で何も手がつかないというのは最悪。

3.1ヶ月あればかなりのことができます。何が自分の課題(解決可能な課題)なのかを把握しましょう。

4.課題の解決のために力を注ぐ。

5.焦らず、できることをやる。本番では力を出しきることのみに集中する。

難関校を受ける人は英語以外は他県の問題(全国高校入試正解など)をやってみてもいいかもしれません。社会と理科は「こっちから見るとそういう見え方もあるのか」という経験を重ねると実力が上がります。学力が膨らみます。国語も「何をやっていいかわからない」という人には他県の問題をやってみることの役立ちは大きいと思います。本物の問題というのは下手な問題集よりも質はよいですし、他県の国語の問題と茨城県の国語の問題の親和性は高いと思います。入試問題も全国的なトレンドがあるのですが茨城県は全国のトレンドに乗っかっています。

英語は「英作文を添削してくれる人がそばにいれば」という気がします。

塾では過去の全国の自由英作文の問題を研究しながら私が問題をつくり添削をしていきます。全国各県の問題を見てみると自由英作文といってもわりとテーマも形式も硬直していることに気づきます。

昨年の大問の中にあった「あなたのなりたいものとそのために今努力していること。」なんて予め用意できたかなという感じです。


(追記)他地区で読んでくださっている方へ。

当地区は水海道一高や下妻一高へ通学するのも公共交通機関が全くないため、たいへんな困難を伴います。さらにもし竹園へ行こうとすると往復55km、土浦一高だと往復72km。これを朝夕の2回×3年間、送迎する必要があります。どれほど成績が良くても家族の生活を壊さないギリギリの選択肢が水海道一高か下妻一高になります。今年、土浦日大から筑波大へ合格した卒塾生はつくば駅まで高校のバスで戻ってきてそこでお母さんが車で待っていてくれ、帰りの道中で夕御飯を食べるという生活だったそうです。





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最終更新日  2021.01.23 19:38:18
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