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坂東市進学塾 スタディ・ポート 港日記

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2021.02.07
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カテゴリ:高校受験
何度も書いている通り県立入試の傾向は中学校の校長先生が高校受験生だった頃から現在の高2生まで何十年も同じでした。

現在の高1生の学年から難易度が上がったかどうかということはさておき、「資料を読み取る」→「分析する」→「表現する」という性質のものに大きく変わりました。

例えば数学では計算の一行計算問題が完全消滅したのみならず、長年、方程式の文章題は「みかんが何個」とか「りんごが何円」とか結果を答える問題でしたが、昨年は式を書き込むだけでよく、計算して結果を出すという作業は省略になりました。

「計算は機械ががやるから君たちは式だけ立ててください。」ということになりました。

英語では英作文の作文語句数が県教委の模範解答を全部合わせると120単語になります。

10人程度の生徒でも1人1人添削しているとたいへんな時間になります。「この単語はこういう使い方もあったけかなあ。。」なんて辞書を引いたり、別の書き方を提案していたりするとたいへんな時間が経っています。

(県教委の意向としては、これを「学校の日々の授業で全生徒に対してやってくれ」ということなんだろうと思います。)

このような入学試験の問題に対して、もはや学校だけで、塾だけで対応するのは難しくなってきていると思います。

この時期、学校に望むことは生徒の自習に任せっぱなしではなくて、時間の調整はなかなか難しいとは思うのですが、2時間目、3時間目が火曜日は英→数、水曜日が数→英であれば、時間を入れ替えて火曜日は数→数の解説、水曜日は英→英の解説とか(生徒は、なぜそうなるのかを知りたい)、また、1点に笑う、1点に泣くという厳しさですから建て前は取り除き志望校別の対策とか、そういったあたりです。

まあ、いろいろ提案しても外野の声は何も受け入れられないとは思いますが、13、4年前、坂東東中が上位者を私立の特待に取られたあとでも学年の3割以上が水海道一高に行っていた頃は先生方が学校総出で毎日受験指導にあたられていて驚かされたことを思い出します。倍率が1.4倍程度ついた年でも20人以上受けて全員合格というのが続いたと記憶しています。最後を各教科、具体的にどう詰めるか、精神的なケアは滞在時間そのものは学校が塾を上回りますので学校が何をするかにも大きく左右されてきます。





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最終更新日  2021.02.10 23:10:19
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