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カテゴリ:高校受験
易しいという声が多いのですが…。
私が疲れているだけなのでしょうか。いつも持ってきてもらう学校実力テストや模試の問題の場合は一瞬見ただけで全部解けてしまうのですが、今回の入試はなんだかとんでもない労力を使ったような感じがします。 大問2で形式が変わり、形式が変わっただけならよかったのですが解き終わるのにけっこう手こずる問題で、ここで時間を浪費してしまい、焦って大問3以降でミスを連発、さらに悪いことに大問6に移ろうとしたら「終了」の合図となってしまい空欄という人も少なくないと思います。 時間切れだった人たちの救いは大問6がこれまた4問全てしっかりとした文法理解がないと解けない問題なので大問6に取り組む時間があった人でもなか点数にならなさそうで致命的な差にはならなさそうなことです。 大問6はうっかり私が作ってしまいそうな問題でした。 まあ手練れの受験生にとってはなんということもないでしょうし、失礼ながら偏差値40台の人にも影響はなかったと思われますが、あまり英語を読む速さがなく1年間コツコツ勉強してなんとか偏差値60くらいにしていた人には影響が大きかったと思われます。 できるだけ手短かに大問2を済ませ、大問3から大問5でミスをせずに乗り切れたかの勝負になりました。 私はゆとりの頃から教えていますので単語、熟語とも別科目かというほどに難しくなったものだと驚かされます。 当時であれば確実に注釈(※)がついていたものが問題として次々と出題されています。 当時と比べて生徒の基本的学力は大きく下がっているのに課される内容は格段に難しくなっているという、このギャップをいかんせん。 大問6のポイント。 1.間接疑問文。(やや易しい) He asked me what he should do to make the restaurant better. 不定詞の副詞的用法+「make O C」のかたち。 2.中学生にとってはsay(言う)の主語が人ではなく「posts」(投稿)なのが意外と難しいかもしれません。 The posts by Mr.A and Mr.B say that the prices are higher than 〜 3.The amount of food in each dish was too large 〜 「各々の料理の食べ物の量が」という7単語の主語を作れる人が意外と少ないように思います。ここは中学生の弱点です。またamountは以前なら注釈のある単語でした。 4.易しいといえば易しいのですが…。 How about 〜ing及び過去分詞による名詞の修飾にnot only A but also Bをつけるという合わせ技で最後の問題を決めにきました。 How about making another menu written by not only in Japanese but also in various foreign languages ? うーん、なかなか。 この最後の問題のところで時間十分の人はあまりいなかったんじゃないかな。 大問6からやった方がよかった気もします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.02.29 09:47:13
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