人のフリ見て・・・
この世の中には人種を問わず2種類の人間がいると思います。ひとつは、出会ったときに「ぁ~、この人と出会えてよかった!」その人と一緒にいて、ほんのちょっとの会話でもその日一日を素晴らしいものにしてくれる、そんなハッピー魔力を持った人。まさに、You made my DAY! ステキな人との出会いは、輝きのリフレクション自分の人生もウキウキしてきます。しかし、残念なことにもうひとつの種類の人間は「ぁ~、この人に会わなければ良かった」そう、この手の種類の人と会ってほんのちょっとでも会話を交わしたらなんだか、こちらの心までも疲れて傷ついてしまいそうな所謂、ネガティブエネルギーを持っている人です。往々にして、そういう人はRudeタイプ。つまり、失礼で下品で人の気持ちをまったく考えない人たちです。悪意があるのか、無いのかは別にして放つ会話と態度にそしてかもし出す雰囲気で後者のタイプが相手の人の心を傷つけたりこの人に会った為に(又は会話したために)気分がめいったり落ち込んだりさせられたりします。そういう場合、アメリカ人たちがよく言う言葉。That is NOT your problem, her/his problem.つまり、それはあなたの問題ではなく、彼女(又は彼)の問題なんだから。気にすることは無いよ。そう、感じが悪く回りにいやな空気を放っているのはその人の問題なので、その空気を吸ってしまったことは災難だったけれど、早く頭を切り替えて自分のライフに影響されないように。(振り回されないように)という意味です。今日私は後者タイプの人とほんの10分であったけれど、会話をするという災難に遭ってしまった。ある日本人の経営しているエージェントに一般のお客としての立場で問い合わせの電話をしたところ、まず、問い合わせに対し回答をすることはしないで、質問に対し質問で答えるのです。私は、とても丁寧な日本語で「○○エージェントですか?ちょっとお伺いしたいことがあるのですが、この電話でよろしいですか?今お時間大丈夫でしょうか?」と、電話したところ「あんた、誰?名前は?」開口一番にびっくりです!そして、問い合わせの内容を詳しく説明し、聞いているのにもかかわらずそれには答えず、「誰から番号聞いたの?」「あんた、どこに住んでるの?」←関係ないでしょ!といいたかった。「あんたの、電話番号は?」何ナノこの人?!人は、問い合わせだけの電話をしているのに、何で身上調査みたいに聞かれるの?しかも、質問にはひとつも答えてもらっていない。私は、質問に対し質問で答えてくる人はどうも苦手です。この手の人はまず、後者タイプの人間だからです。普通なら、会話の最後に、失礼ですが、どなた様でしょうか?と、ビジネスの問い合わせに答えた上で質問するのは分かります。あまりにもびっくりのこの日本人女性。こちらでビジネスをしているというのが信じられませんでした。しかし、友人の話によると、アメリカに長く住んでいる人はどこかおかしくなってしまっている人が多い。英語も上手にならないのに、日本語もおかしくなっている。というのが友人の意見。しかし、私はこれは言語能力の問題というよりも、それ以前の問題なのではと思えるのです。相手をリスペクトする態度というものが無くなってしまっていることが問題なのだと思います。あ~、そこで思ったこと。人の振り見て我が振り直せ!私もアメリカ生活が長くなって、かなりアメリカナイズされてきました。もちろんアメリカ人の素晴らしいところ、学ぶこと、ぜひ真似したいと思う様なところはたくさんあります。しかし、そのエージェントの女性のように、なにかちょっと歪んだジャパニーズアメリカンになってしまうのはどうしてなのでしょうか?オーノー、自分は絶対にそうならないように人の振り見て我が振り直せ、本日の格言、戒言でございました。人気blogランキングへ