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2005年03月27日
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カテゴリ:映画
誰も描けなかった、真実ゆえの衝撃のイエス・キリスト最後の12時間。
メル・ギブソンが12年もの構想歳月を費やし、約30億円という私財を投じて完成させた渾身の衝撃作。
「パッション」とは、キリストの「受難」という意味。
おそらく、世界中で最も有名なキリストの最後、イバラの冠をかぶらされ、重い十字架の横木を背負い、ゴルゴダの丘で両手両足を釘打ちされた十字架刑の事実を、ここまで忠実に映画化したものはないのでは???
想像を絶する痛み、苦しみの後の奇跡の復活。
その凄惨さゆえに全米ではR指定となり、ローマ法王をも巻き込んでの論争に発展、公開前にもかかわらず、世界中のメディアが連日報道したほど・・・
脚本はすべてラテン語、アラム語で書かれ、衣装、食習慣から、俳優の瞳の色、顔つきまで変えるほど徹底してリアリティにこだわった。
敬虔なカトリック信者でも知られるメル・ギブソンが、監督第3作目にして自らのパッション(情熱)の全てをフィルムに焼きつけた本作は、キリストの人生、死、復活の意味を、圧倒的な映像の力で語りかけてくるにちがいない。
目を背けないでみるのは結構きついと思うけど、背けずに見てください。
正直最初から最後までずっと痛めつけられて、見てるのが本当につらかったです。
パッション





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Last updated  2005年03月27日 09時23分03秒
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