「違う」と「おかしい」。
「この人おかしい」と、「この人違う」の違い。みなさん、わかります?「この人おかしい」は、主観的かつ断定的。 「この人違う」は、客観的で比較的。 自分と違う考え方をもっている人。 自分と違うやり方をする人。 たくさんいるというより、周りの人はみんなそう。 でも、「この人おかしい」と思う相手って、どちらかというと身近な人が多い。 日常生活のパートナーである配偶者とかね。 仕事で毎日顔を合わせる人とか。 ちょっと遠い間柄だと、「自分と違うな~」で済ませられることが、毎日顔を突き合わせることによって「この人おかしい」に転換されてしまうことも。 でも、「この人おかしい」はとても危険です。 なぜなら、いったん「おかしい」と思っちゃったが最後、ただ「違う」だけのことが、全て「おかしい」になりかねないからです。それこそ一挙手一投足まで。 他者との違いに気付くのは、とても大事なこと。 でも、違いにこだわりすぎると、自分の世界を狭くしてしまいかねない。 自戒をこめて、ですね。