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カテゴリ:エチオピア一般・時事
中国の胡錦濤国家主席がアフリカを歴訪中。
つい何ヶ月か前にも中国・アフリカ諸国のサミットがあったばかり。 最近の中国のアフリカ外交に対する力の入れようはものすごい。 中国はアフリカ諸国に多額の債務免除や援助を与えつつ、経済関係の強化に努めている。 日本からは多額のODAを受け取っておきながら、大したもんだ。 目的は、一般的には、アフリカの資源の確保にあると言われている。 アフリカ諸国では歓迎の声がある一方で、「新植民地主義」だとして反中感情も高まっている。 エチオピアでも、中国の援助による道路やダムの建設があちこちで行われている。 そういう建設現場では多くの中国人労働者が働いていて、彼らがエチオピア女性を買い漁ったりするもんだから、現地での評判は良くない。 メケレ近くのテゲゼという町でも、中国の援助によりダム建設のプロジェクトが進んでいる。 小さな町なのに、中国人労働者のための中華料理屋までできているらしい。 何でも食べる中国人はそこでも健在で、ハト・ロバ・ヒヒなど、一度は食べてみるそうだ。 そんなところも、エチオピア人から奇異の目で見られている。 僕ら日本人まで、同じ黄色人種ということで「アリババ(盗賊)」とか「モンキー」とか言われて、いい迷惑だ。 中共は別として、中国の文化や歴史は好きだったんだけど、アフリカにいるとそんな気持ちも薄れてくる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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