インド系IT企業で働くSEの日記

２学期が始まった。
学生の科目登録などがあって、授業が始まるのは"hopefully Wednesday"。
"hopefully"と言わざるを得ないところはやっぱりエチオピア。

僕が担当するのは"PC Hardware Troubleshooting"の実習週２コマ×４クラス。
前学期にエクステンションとして開講する予定だったのが諸々の理由で開講できず、今学期に正規の授業として開講することになった。
ハードウェアはあまり得意な分野ではないけど、自分も勉強するつもりで頑張ろうと思う。

システム管理と卒業プロジェクト支援は今学期も継続する。
Javaのエクステンションも継続するつもりではあるけれど、ちょっと様子見してから開講したいと思う。

今日は１学期の成績が出た。
成績の悪かった学生、特に単位を落とした学生は、泣きそうな顔で学部長などに救いを求めている。
そんなことになるくらいなら最初からちゃんと勉強すりゃいいのにと思うけど、エチオピアでは就職の際、学校の成績が重要になるので、学生が必死になるのも仕方ないかもしれない。

ＭＩＴはカンニングが少ないだけマシで、高校などでは教師の手に負えないくらいカンニングが横行してるらしい。
取り締まりを厳しくすると卒業できない学生が大量発生してしまうので、教師はたいてい見て見ぬ振りをするそうだ。
とある隊員の高校では、あるエチオピア人教師がカンニングを厳しく取り締まったところ、怒った学生らがその教師の自宅を襲撃し、投石を受けたらしい。
恐ろしい。。。

インド人講師ナレンドラがわずか５ヶ月でＭＩＴを去ることになった。
問題は色々と聞いてたけど、あまりに突然で、僕は彼とうまくやっていただけに寂しく思う。
僕が彼のように月給ＵＳ＄１，０００という、エチオピアではあり得ないくらいの高額をもらう職業講師だったなら、とっくにクビになってただろう。
というか、そもそもクビになる以前に採用されないか。
ボランティアでもあまりにひどけりゃクビになり得るので、そうならんように気をつけよう。

# 中村ノリが中日入りって。。。びっくり。