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カテゴリ:広域研修
K隊員とともに構想を進めていた広域研修案が、JICA本部の審査が通った。
広域研修とは、近隣諸国の隊員とそのカウンターパートを集めて、セミナーや勉強会を開催できる制度。 費用はもちろんJICA持ち。 僕らの構想では9月下旬頃、東アフリカ諸国のコンピュータ隊員やそのカウンターパートをエチオピアに呼んで、「東アフリカのIT教育」をテーマに勉強会をしようと考えている。 エチオピアはもちろんおそらく他の東アフリカ諸国においても、IT教育に関して多くの課題を抱えている。 そういった課題を検討するにあたって、僕ら隊員は日本人であるがゆえ、どうしても日本の事例を参考にしがちだが、その手法が必ずしも有効でないケースも多い。 なぜなら東アフリカ諸国と日本とでは、社会的背景があまりに違い過ぎるから。 なので、社会的背景の似通った東アフリカ諸国の間で、互いの現状や課題を比較・検討することによって、解決方法を探って行こうという試みである。 とまあ、以上は決して建前でないのだが、せっかく広域研修という制度があるんだから、これを使ってとにかく何か面白いことがしたいということ。 広域研修となれば業務という扱いになるため、業務内渡航のみが可能な国(近隣で言えばケニア)にも行くことができる。 だから本音では、ケニアで開催してもらってケニアに行きたかった。 でもすでに昨年ケニアで開催されているし、それに他力本願じゃ事が進まないので、今年は僕らがエチオピアで開催しようということになった。 実はエチオピアも、一般治安は良いにも関わらず政治的に不安定なため、業務内渡航のみが可能な国となっていて、他の国の隊員はめったに来ない。 広域研修は他の国の隊員にエチオピアを見てもらう、良い機会だと思う。 一応審査は通ったものの、これからが大変で、準備が進まなければ当然ボツになる。 やるべきことはたくさんあるけど、中でも重要なのは参加者の確保。 参加したいと自発的に手を上げてくれる人がたくさん出てくるよう、頑張らなきゃ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年04月30日 02時11分04秒
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