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カテゴリ:エチオピア一般・時事
ガソリン価格の引き上げに加え、最近の世界的な穀物価格の高騰により、物価がドンドン上がっている。
近所の店では、パンの値段が一挙に2倍近くになった。 それでも1コ6円くらいだから買えなくはないけど、以前の値段を知っていると考えてしまう。 米も値上がりした上に、なぜかかなりの品薄状態で手にいれるのが難しい。 ホントかウソか、中国人が買い占めたとか何とか。 エチオピア人以外ほとんど食べないはずのインジェラの原料テフにも影響が出ていて、ここ半年くらいで30%くらい値上がりしている。 インジェラを店で買うのはやめて、自宅で作る人が増えているみたいだ。 人件費などが相対的に高い日本と違って、エチオピアのような途上国では原材料費の高騰がモロに価格に影響する。 金持ちの大家と一緒に住み、大学で仕事をしていると、本当に貧しい人達と接する機会が少ないからあまり実感はないけど、彼らは生活が大変じゃないかと思う。 穀物価格の高騰の原因を調べてみたところ、どうも一過性のものではなさそうだ。 1.異常気象による生産量の減少(温暖化の影響?) 2.中国の経済成長等による穀物需要の増加 3.バイオエタノールなどの非食用需要の増加 "Monthly JICA"(JICAの月刊誌)で読んだけど、バイオエタノールの需要増加に合わせて、アマゾンの森林が切り倒されて畑になっていっているようだ。 クリーンエネルギーとかで注目を浴びているけど、これじゃ本末転倒な気がする。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年03月13日 22時15分55秒
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