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カテゴリ:MIT(配属先)にて
Programming Languages and Paradigmsの講義では、命令型プログラミングの説明が終わった。
命令型プログラミングについて、データ型・演算子・制御構文・スコープ・プロシージャ・メモリ管理・参照の概念や、それぞれについて言語間の共通点や相違点を話した。 体系的に学んだ経験のない分野なので、意外に知らなかったことが多い。 例えばメモリ管理であれば、再帰関数が無限ループしてスタックがオーバーフローしたり、メモリリークでヒープが不足したり、そんな経験から感覚的に分かる部分はあっても、スタック領域やヒープ領域について詳しくは知らなかったし、深く考えたこともなかった。 僕にとっては勉強になって良いのだが、講師が講義の前に必死こいて勉強してるなんて、学生からすれば詐欺に近い。 授業の構成を考え、本やネットで技術的なことを調べ、辞書で英語の表現を調べ、資料を作る。 時にはプログラムを組んでみて確認する。 この科目は週4時間だが、準備にその倍の8時間、もしくはそれ以上かかる。 長時間、停電が続いたりネットがつながらなかったりすると、仕事が進まないので焦る。 それでも今までの命令型プログラミングや、次のオブジェクト指向プログラミングは、業務で経験あるだけまだマシ。 その後の関数型プログラミングや論理型プログラミングなんて全く経験がない。大丈夫か? 今学期から全科目で、毎回の授業の出欠を取ることが義務付けられたので、学生の出席率は非常に良い。 先学期の出席率の悪さが問題になったからで、夜飲み歩いていたり、バイトをしていたり、そんな学生もいたそうだ。 日本の大学生に比べりゃ、かわいいもんだけど。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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