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カテゴリ:仕事・職場@インド
最近、新人の女の子2人がプロジェクトに配属されました。
2人ともITは初心者ですが、日本語学科を卒業していて日本語が話せます。 今はサーバのメンテナンス業務を別のメンバから教わりながら、日本語ドキュメントの英訳などをしています。 片方の子とはまだ話をしていないので分かりませんが、もう片方の子は日本語検定3級を持っていて、会話に関しては僕の英語力と同じくらいの日本語力があります。(漢字の読み書きはまだ難しいようです。) 日本語検定3級の難易度は英検で言うとどれくらいでしょう・・・ 日本人は英語の読み書きはできても会話は苦手だったり、インド人は日本語の会話はできても漢字の読み書きは難しかったりしますから、単純に比較するのは難しいですね。 日本語とITの両方が分かるインド人は限られていますから、日本語にこだわって採用していたらまともな技術者が集まりません。 なのでもちろん、今のプロジェクトのメンバがみんな日本語を話せるという訳ではなく、片言の人も含め日本語ができるのは3~4割くらいでしょうか。(それでもかなりの割合です。) 日本語検定1級を持っている人達は、日本に10年くらいいるとか、日本の大学を卒業したとか、さすがにツワモノ揃いです。 そのような人は大抵日本で働いていますが、日本滞在が長くなり過ぎてインドが恋しくなり、インドに戻ってくる例もままあります。 僕の採用面接でドラゴンボールを熱く語ってくれたインド人マネージャはすでにサティヤムを辞めてしまっていますが、今でも日本語でマニアックなブログを書いています。(気になる人は「インド人ゲーマー」で検索してみて下さい・・・) 彼は日本で本も出しています。 日本語ができない人であっても英語でやり取りすれば良いですし、ドキュメントも最初から英語で書けば良いので、(支障が全くないとは言えませんが)何とかなります。 日本語ができなくて一番困るのは、担当システムの画面やデータが読み取れないことですね。 これらは日本のエンドユーザが目にするもので、当然英語化できません。 翻訳サイトなどを使って翻訳しながら作業をしていますが、固有名詞や業界用語が混じった文章はまともに翻訳されないことが多く、そんなときは僕が呼ばれます。 そういう言葉の壁を越えるために、インド人が日本に行ったり、僕がインドに来たりしている訳です。 僕の方も英語力を伸ばさなければいけないのですが、最近は伸び悩みです。 音質の良くない電話越しに早口でまくしたてられたりするとさっぱり分からず、凹むことも少なくありません。 特に男性より女性の英語の方が聞き取りにくいように感じます。 30代半ばに差し掛かり、高音が聞き取れなくなってきているのでしょうか・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年11月13日 03時19分36秒
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