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カテゴリ:仕事・職場@インド
査定の時期です。
今期初めに各々が立てた目標に対してどれだけ達成できたか、まずは自己評価し、その後レポーティングマネージャと評価し、さらにBU長が承認する流れです。 当然僕も評価をされる側なのですが、同時に今は部下がいますので評価をする側でもあります。 日本人であれば、自己評価をする際、自分がよくできた部分をアピールするだけでなくて、至らなかった部分を反省し今後どう改善していくかも考えるのが普通でしょう。 上司からもそのように求められるはずです。 ですがインド人の場合、容赦なく自己アピールの嵐です。 ほとんどすべての項目について、達成できた、結果を出した、頑張った、そういうプラスの評価しかつけてきません。 皆がほぼ満点のような自己評価を出してくるため、結果としてレポーティングマネージャの評価する段階ではマイナス点を見つけて減点していく作業になってしまいます。 普段顔を合わせて一緒に仕事をしているメンバーですから、あまり気分の良い作業ではありません。 インドに来て勝手が分からないままリーダーになった日本人の評価に皆が納得してくれるかという不安もあります。 このようなことを気にするのも日本人気質なのでしょうか。 ただ、僕がリーダーとして、彼らが目標を立てる時点でその妥当性をチェックし、定期的に彼らのパフォーマンスをモニタリングし、評価をフィードバックする、といったプロセスができていなかったのも事実です。 実際のところ、僕にはリーダーとしての能力や経験がまだまだ足りません。 言い訳になりますが、自分の仕事が多すぎてマネージメントの作業に十分に気を回すことができなかった事情もあります。 インド側にいるただ一人の日本人として、日本側からもインド側からもいいように使われ、仕事が増えがちです。 正直なところインドの給料で頑張るのもバカバカしくなることが多々ありますが、どうせ同じ時間を過ごすのなら、得るものは得て日本に帰ることができるよう気持ちを切り替えたいところです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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