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カテゴリ:仕事・職場@インド
今のチームには朝5時半から昼2時半までの早朝シフト(日本の業務時間に合わせたシフト)と朝8時から夕方5時までの通常シフトがあります。
(ただし、厳密に時間を守っている人は少数派です。) 僕は最近忙しくて、朝シフトで出勤して夕方シフトの人より遅く帰ることが多くなっています。 毎日3~4時間の残業で、日本人であればもっと働いている人いますが、少なくとも今の同僚と比べれば2倍は仕事をしているはずです。 僕は日本でしていた仕事に加え、インドでの仕事も加わって、仕事が増えがちなのです。 一方で、同僚達の多くは定時で帰るだけでなく、業務時間内でも手があけばおしゃべりしたり、お茶をしに行ったり、電話しに行ったりしているのです。 ストレスが溜まりますね。はっきり言って。 日本人は働き過ぎです。 以前、エチオピアからの帰国後の再就職活動の中で、「うちのコンサルタントは平均で月100時間以上残業している」と自慢げに言われたときはひきました。 社員の生産性が低いのか、トラブルが多いのか、マネージャがまともに管理できていないのか、長時間労働しなければ利益が出ないような会社の構造なのか、いずれにしても解決すべき問題を抱えているはずであって、自慢げに語ることではないはずです。 僕だって、トラブルが起きたとき、締め切りに追われているとき、休日出勤だってしますし、徹夜だってします。 ですが、それを自慢げに語る神経は持ち合わせていません。 企業側に問題があることは多いのは確かですが、社員側に問題があることも少なくないように感じます。 早く仕事を終えて帰ろうという意識がない、長時間労働する人が偉いと思い込んでいる、定時で帰る人を心よく思わない、休みを取ったり早く帰ったりしてもやりたいこと、趣味、人付き合いがない、そういう人が少なくないように思うのです。 スキルアップしたいとしても、本を読むなり、資格の勉強するなり、大学院に通うなり、仲間内で勉強会をするなり、副業をするなり、長時間労働しなくとも手段はいくらでもあるはずです。 社外で人脈を作るのも良いでしょう。 趣味やボランティア活動などを通じて視野を広げるのも良いでしょう。 家族や友人、恋人との時間も必要ですし、休息の時間も必要です。 オーストラリアにいるとき住み込みで働いていたB&BのオーナーはBHPという大手企業で働いていたのですが、彼には毎年6週間の夏休みがありました。 6週間の間、家族や友人とキャンピングカーで田舎に出掛けて、釣りやバーベキューなどをして過ごすそうです。 僕自身はそのような時間の過ごし方は少し退屈に感じますが、単純に毎年6週間も好きなことをして過ごせるのは羨ましくて仕方ありません。 僕なら迷わずバックパックを背負って海外に出ます。 日本でも、よほどのブラック企業でない限り、残業を減らそう、休みを取ろう、そういう意識を強く持てばそれなりに改善できると思いますけどね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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