インド系IT企業で働くSEの日記

インドの居住許可証が6月12日に、ビザが7月13日に、それぞれ失効します。
今年の10月で1年になりますのでそろそろ帰国の時期を考えなければいけませんが、その前にこれらの延長手続きが必要です。

必要な書類を提出したのが2週間前。
以来何度かメールを送って催促しましたが音沙汰なし。
今日、同僚に電話で確認してもらったところ、手続きの分かる人が退職してしまって放置されていたことが判明しました。
相変わらずの素晴らしい対応で感動させられます。

何かにつけて一筋縄でいかない会社ですが、一応フォローしておくと、IT企業として本業は真っ当にやっていると思います。
CMMレベル5を取得していますし、品質管理やセキュリティは一般的な日本企業よりしっかりしているでしょう。
そうでなければインドの企業が日本や欧米の企業を相手に商売できませんし、一昨年の粉飾決算の反省から、コンプライアンスには特に気を使っているところです。

ただ、インドで外国人社員を受け入れた前例が乏しいからか、外国人社員に対するサポート体制が全くなっていません。
今まで散々書いてきたことなので詳細は繰り返しませんが、日本や欧米の企業で働いたことのある人なら皆驚くほどの放置プレーかつ待遇の悪さです。

僕の後にも、日本で働く社員の中には会社からインド行きを勧められた人や自らインド行きを希望した人が何人かいて意見を求められてきましたが、基本的にインド行きはお勧めしていません。

まあ、海外経験を積みたいと考えている独身の若手なら良いと思いますけどね。
このブログでは本名も会社名もさらしてしまっていますので、書けないことはたくさんありますし書くときにも言葉を選んでいるつもりですが、ネタになるようなことが日々起こります。