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カテゴリ:仕事・職場@インド
帰国前にしなければいけない手続きが色々あるのですが、そのうちの一つにTax Refoundがあります。
家賃や医療費、長距離移動時の交通費(プライベートの旅行も含む)などが控除の対象で、それなりの金額が戻ってくるようです。 今回の申請対象は今年の4月以降。 3月より以前の分は、既に期限が過ぎてしまって申請できません。 いやいや、そんなことは全然知らなかったんですけど・・・ 一時期、社員食堂などでTAX Consultantがブースを置いていたりしていましたが、その時期にTAX Consultantに相談しながら自分でTax Refoundを申請しろ、ということだったのですね。 どうせ一年インドにいるだけの自分には関係ないと気にも留めていませんでした。 日本企業であれば、年末が近づくと年末調整の申請書が社員に配られます。 指示に従って記入して提出するだけで、後は会社がやってくれます。 年末調整に限らず本業以外のところで労力を使う必要がなく、その点では日本のサラリーマンは楽ですね。 インドに進出している日本企業や欧米企業でも、外国人社員に対するサポートは当然しっかりしています。 インド企業であっても小さい企業の場合、イレギュラーな依頼をしても融通を利かせてくれることもあるようです。 一方、多くのインド企業では、日本企業のように色々と面倒を見てはくれません。 サティヤムのような大企業では融通も利きません。 外国人社員もインド人社員とほぼ同じ扱いです。 インドに来た当社は協力隊精神が残っていたからか、外国人だからと言って特別扱いをされたくない、自分でできることは自分でしたい、そう考えていました。 ですが、今となっては完全に考えが変わりましたね。 ボランティアのように気楽な立場でインドに来ている訳ではなく、本業と関係ないところで余計な労力を使いたくありません。 外国での仕事や生活には困ることも多いですから、やはり企業は外国人社員に特別なサポートをするべきです。 と、何度も会社に要望はしていますが、大きな組織は僕一人が要望したところで変わりません。 ちなみに、Tax Refoundを受け取れるのは、申請してから2~3年後になるそうです。 ボス曰く、「インド政府は税金を取るのは速いが、返すのは遅い」とのことですが、2~3年後にインドの口座にインドルピーで振り込まれてもねえ・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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