「いのちの質」が何よりも大事である


「果実が自分の中に種を包んでいるように、

人間も自分の中に死

－子どもたちはちいさな死を、

大人たちは大きな死ー

を宿している」　　　リルケ



「朝に道を聞かば夕に死すとも可なり」　　　孔子



この与えられた命をどう返すか



人は与えられた宿命を超え、

最後まで強い精神をもって生き続けなければならない　　　

ヴィクトール・フランクル



いのちとは、「自分に与えられ、自分が使うことのできる時間」である



「穏やかな平成の心を得るために第一に必要なものは、

周囲の人たちに多くを期待しないことである。　　　ウィリアム・オスラー



「健康」とは「順応上手」であること



「人間は、周囲の環境の変化に対する

自分の意志の決定を積み重ねていくことにより、

将来を形づくることができる」　　　ルネ・デュポス



たとえ病気があっても、

「健康感」をもっていられることは素敵なこと

（幸福と健康はよく似ている）



今日の日を与えられたことに感謝する



「人生はそれ自体意味があるわけですから、

どんな状況でも人生にイエスという意味があります。

そればかりか、

どんな状況でも人生にイエスということができるのです。」　　ヴィクトール・フランクル



「何も持たぬという人でも、

天地の恵みを頂いている」　　　小倉遊亀



「われわれの存在は、

『人生から』何かを与えられるためにあるのではなく、

『自らができること』を与えるためにあるのだ」　　　ウィリアム・オスラー



「この齢にして、これまでの考えを一切処分し、

すべてを新しい目で見つめ、

すべてを新たな面から考え直していきたい」



いつまでも愛し愛される人間であること

相違をもち続けること。何か新しいことを考え、実行すること

耐えること。耐えることによって他人の痛みをも共感できる



『生まれたときには同じ色でも、

いる場所が違えば何ひとつ同じ経験はないんだ。

だから高揚するときはみんな違う色に変わってしまうのさ』



『まだ経験したことがないことはこわいと思うものだ。

世界は変化し続けているんだ。

変化しないものは一つもないんだよ。

僕たちも変化し続けているんだ。

死ぬというのも変わることの一つなのだよ。』　　　「葉っぱのフレディーいのちの旅」



葉っぱのいのちは地に落ちて終わるのではなく、

大地に吸収されてまた新しいいのちとなってうまれてくる



年をとっていく中でも、

若いこころはいつもその中にあります。

ずっともち続けるその若いこころを、

思い切って前に出しましょう。

老木でも台風で台風で折れたら、

その折れた幹の根元から若い目が出てきます。

たとえ病気になって、枝が折れるようなことがあっても、

やっぱり新芽はあるのです。



お墓の代わりに木を植えましょう。（いのちと平和の森）



「人間は死に向かって成長する」　　　エリック・エリクソン



「人生の幸福は、

困難に出会うことが少ないとか、

まったくないということにあるのではなくて、

むしろあらゆる困難と闘って輝かしい勝利をおさめることにある

力というのは、弱点に打ち勝つ修練から生じるのである」　　　カール・ヒルディ



病気はすぐに癒されなくても、

それをもちこたえられるという信念が

希望を生み出します。



治癒力は、私たちの遺伝子の中に、

もともと備わっているものです。

その治癒する力を信じ、引き出していくことで、

癒しが起きるのです。



希望をもつということは、

いろいろな障害にぶつかったときに、

どうしたらその状況から脱出することが

できるかと考えるのではなく、

どうしたらその状況に耐えることができるのか、

その可能性をあきらめない、

ということだと私は思います。



山はそこにあり、今は見えないだけ。

やがて霧が晴れる、

という希望を、信念を、

彼は見出すことはできなかったのです。