練習帳 2/14
四分音符を如何にして感じさせることが出来るか、最近のテーマ。ただ四分を追うのではなく、大きな部分から見た視点=大きなパルスとして捉えた、例えば二部音符だったり、全音符だったりのサイクル小さな部分から見た視点=16ビートなら十六分音符の4つ目や、8ビートで2,4,の位置により変化する、一小節内でのパルスの伸び縮みとそのポケットの位置という二つの視点から見ようと、CDなどで研究中。よく聞くと、ベースパターンの持つグルーブ感により、ドラムの強調するポイントが違ってくるのが解る。具体的に言うと、正確なクリックがあったとして、それに対し絶対はがれないための、ノリ所のポイント、例えば1,2,2ウラ,4、などのグルーブのポイントで、ベースが二部音符等白玉系か、スラップ系なのかによって、ドラムの出すグルーブの「種類」が違ってくるのが解る。絶妙にポケットにはまったら、最高のグルーブが生まれる。その二つが一つに溶け合ったグルーブの上で吹くときって、きっとこの「皆で感じるポイント」を大切に自然にノってみると、意外にゆったり吹けたりする。そして、そういう状態の中では、とてもリラックスしている。このリラックスした感じを、誰と演奏するときでも、どんな状況でも出せる様にしたい。結局は、共演者の出す音の、細部にも耳を配れ、ということなんでしょう。練習帳じゃないな、これ。