カテゴリ:椎間板ヘルニア
術後6日目、リハビリ3日目です。本日も朝指を動かしてみたら、きのうよりまたわずかですが、第5指の動きが大きく(1ミリ位かな)なってました!背屈というよりは外側に開くという感じですが、ともかく今までは自分の体のように思えないほど全く動かなかった指ですから、とてもうれしいことです。
今日のリハビリは初めに脊椎のかたさの評価がありました。座って、首をゆっくりと少し前に曲げてまた伸ばす。先生は後ろから、頸椎の棘突起のでっぱりを手で触っています。これを、曲げる角度を少しずつ大きくしながら繰り返し、先生が手を当てる位置も少しずつ下に下がっていき、背中の上の中ほどまで来て、それで終わりました。そして先生から説明がありました。 今脊椎の前後の柔軟性をみたところ、硬い部分と柔らかい部分が交互にあった。頸椎の1番から3番は硬く、その下は柔らかく、頸椎7番から胸椎6番までは硬く、胸椎7番以下は柔らかい。硬い部分は、あまり曲がらない一方で、柔らかい部分は良く曲がる。そうすると、硬い部分から柔らかい部分に移行する箇所に大きな負担がかかってしまう。したがって硬い部分を柔らかくしていきたい。もともと、股関節の硬さがあって、それをカバーするために背骨に負担がかかって、今のような状態になっているのでろう。 非常にわかりやすい説明で、良く納得できました! さて運動です。今日は「むなかたストレッチ」「足裏コロコロ」「ゴムサポート曲げ伸ばし」をやり、そのあと平行棒での歩行訓練でした。僕の歩き方をみた先生が、きのうより良いですね、と仰いました。確かに安定感が増しました。試しに平行棒につかまらずに普通に手を振って歩いても、それほどふらつきません。随分良くなった感じです。 この日も装具をふたつ試しました。一つは足首まわりのサポーターです。スポーツ用品店にも売っているということです。これは付けてもあまり変化はありませんでした。次に、布製で、もう少し大きくて、一回り広い範囲をカバーするものを試しました。これには、たすきがけのように足の親指側から下腿外側へと、小指側から下腿内側への二つのベルトが付いていて、それをマジックテープで下腿に止められるようにできています。これにより足首から先が上に引き上げられるので、歩いていてかなり楽な感じがしました。これはスポーツ用品店では売ってなく、オーダーメイドで作成する必要があるということでした。いろいろ試させてもらえるのでありがたいです。 リハビリの最後に、先生が突然、「ではこれから最後に部屋を一周してみましょう」と何気なく仰いました。最初は意味が良く分かりませんでしたが、二本の脚だけで歩いてみてくださいというので!ちょっとびっくりしましたが、先生がすぐそばを歩いてくれて、僕は杖も何も使わず、ゆっくりと歩き始めました。この6月以降は、歩くにしても少しだけで、ずっと左手に杖を持っての歩行でした。ですから杖なしでこれほどきちんと歩くのは6月以来初めてのことです。 そうしたら、結構歩けたのです。ふらつきは少しだけありましたが、危ない場面もなく、かなり広いリハビリ室を、一周できました!これはとてもうれしかったです。これで本日のリハビリは終了です。 病棟に戻って、歩行器を使って、昨日4往復した病棟内を、今日は7往復半ほどしてみました。少々疲れましたが、特に違和感を感じずに歩けました。夕方主治医の先生が来られ、リハビリ室で二本脚だけで結構歩けたことを報告したら、「順調すぎるくらいですね、焦らず、決して無理せずやってくださいね」ということでした。 リハビリの滑り出しはとても順調です。 今日は、ブログ記事を書くのに忙しく(爆)、ほとんど音楽を聴きませんでした。これから、寝ながら何か聴こうと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.08.22 07:29:21
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