カテゴリ:椎間板ヘルニア
術後7日目、リハビリ4日目です。
昨日あたりから熱も完全に平熱になり、快食快便で体調良好です。昨夜は結局、横になって音楽を聴き始めたらすぐに深い眠りについてしまってほとんど音楽を聴かずじまいでした。 本日のリハビリは、まずいつもの「足裏コロコロ」「むなかたストレッチ」をやりました。やっている間、きのう評価していただいた脊椎の柔軟性について、腰椎は硬いのかどうか質問したところ、腰椎は意外に柔らかいということでした。そこから脊椎の形状の話になり、それに問題ありということでした。普通は、脊椎を横から見ると、緩いS字状の彎曲をしています。しかし僕の場合は、腰~胸下部~胸上部までずーっとまっすぐで、首から斜め前に折れ曲がっている形状だということです。このまっすぐを何とかする方法の一つとして、今日は大胸筋ストレッチを教えてもらいました。 マットに大き目の硬い枕を3つ一直線に並べます。その上に仰向けになります。頭の後ろ~背中~お尻が全部その直線状の枕に乗るようにします。足は少し開いて、膝を軽く立てて楽な姿勢をとります。これで準備完了。肘を直角に曲げた状態で、両腕を横に広げていきます。手首はやや背屈させて下にだらっと下がる感じ。このときに体と上腕が作る角度を意識して、これがたとえば60度だと、腕を横に広げていくと、肘が楽にマットまでつきます。これは誰でも同じだと思います。次に、この角度を90度にして同じことを試みると、あれあれ、肘がマットまでつきません。胸から腕にかけて突っ張ってしまい、それ以上腕が広がらず、肘は宙に浮いた状態で止まってしまいます。なるほどこれが大胸筋が硬いということなのか、と良くわかりました。柔らかい人は、肘が楽々とマットにつくのでしょうか。次に角度を120度にすると、もっときつくて、肘はさらに高いところで止まってしまいます。そもそも120度を保つこともできず、自然に角度が狭まってしまいます。 デスクワークが多い人は、どうしても大胸筋が硬くなりがちということでした。それにしても僕の90度のときの様子をみて、先生が苦笑しながら「重症ですね」と仰ったので、僕の大胸筋はよほど硬い部類に属するのでしょう。 それでストレッチの方法です。90度で、肘が自然に止まるところでまで開き、力を抜いたまま約1分ほどそのままでいます。休みをいれて、何回かやります。そして120度でも、同じことをします。角度が狭まってしまうことは気にしなくて、自然で良いということです。これを地道に続けて、僕の頑固な大胸筋さんが、だんだん柔軟になってくれることを期待しましょう。 そのあとは、「ゴムサポート曲げ伸ばし」をやりました。右足首の力を調べた先生が、「ずいぶん力がついてきたね」、と仰ったので、とてもうれしくなりました。 最後は歩行訓練。今日は指示により、自分の杖を持参していました。最初に長さ調整をしていただいたあと、歩く僕の様子をみて、「十分に歩けているから、杖にあまり体重をかけず、床に軽くトンとつけるようなイメージで使ってみて」とアドヴァイスを受けました。かなり軽やかに歩けたと思います。今日は広いリハビリ室を、杖歩行で2周を2クールやりました。1周が130歩くらいでしたので、計500歩以上歩いたことになります! 今日は金曜日。リハビリは月曜~金曜ですので、明日明後日はお休みです。ベッドサイドと病棟の中でできる運動を、こまめにやりたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.08.26 11:47:05
コメント(0) | コメントを書く
[椎間板ヘルニア] カテゴリの最新記事
|
|