モンブラン?
「AU BISTRO風紫イモのモンブラン」おフランスはパリに行ったとき、たくさんの店を食べ歩きしました。ユーロ高にもめげず、ボリューム満点すぎる食の量による胃もたれにも負けず、朝から夜までおフランス料理を食べまくりました。その中で一番印象に残っているお店が「AU BISTRO」というビストロです。直球すぎるその名前に惹かれてふらっと入ってみましたが、これがまたいろんな意味で大当たり。 題名「AU BISTROと某びすとろ料理人」労働者の味方、日本でいう定食屋さん的なお店です。店内はサラリーマンで一杯です。「ボンジュ~ル」喧噪の中、ひときわ張りのある大きな声が聞こえてきました。 「AU BISTRO」のマダムです。中尾ミエではありません。(ちなみに写真をとってもいいですか?と聞くとちょっとおめかしをしてからカメラの前でポーズをとってくれました)大忙しのランチタイム、カウンター内で厨房にオーダーを通したり、料理を出したり、天井にまで突き抜ける大きな声を上げ切り盛りするマダム、その一挙手一投足がまるでミュージカルのように躍動感があり見ごたえ充分です。もち、カウンターに座りました。一番ボリュームのあるランチを頼みました。こんな感じ。 サーモンの腹身のマリネ。サーモンの旨味が爽やかなビネグレットソースにより引き立ちます。グラスワインでサンセールの白があったのでもちろん頼みました。相性バッチグー! AU BISTRO風ロールキャベツ。ボリューム満点!ドーンとこい!デザートはモンブランとチョコレートムースどちらかチョイス、ということなのでモンブランを頼みました。出てきたのがこれ↓ ???初め、間違って出されたのだと思いマダムに「これ、頼んでないですよ~シルブプレー」と問いただすと「うちのモンブランはこれよ、ポナペティー(召し上がれ)」とマダム。モンブランと言うデザートはモンブラン山に見立てて造ったからモンブランって言うんじゃないのかな、と思いましたが、マダムがそう言うんだったらそうなのです。ではいただきます。パクッとな。おーモンブラン♪栗のムースのまろやかなコクとレモン風味のクリームチーズのムースの酸味が見事にマッチしています。これはうまい♪話しが長くなりましたが、ということで当店では栗のムースを紫サツマイモに仕立てて、「AU BISTRO」風に造ってみました。一番上の写真がそうです。ポナペティ~!