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2012.08.10
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必殺! 裏か表か.jpg


「人が人を殺す だが 今は、金が人を殺す」

1986年に公開された松竹株式会社、朝日放送、
京都映画撮影所の制作の映画である
映画・必殺シリーズ第3弾「必殺!3 裏か表か」は
遊びすぎた前作に代わり、シリアスな主水を描いた
本格時代劇である。
監督は東映時代劇の大御所:工藤栄一である。

ある日、南町奉行所同心・中村主水(藤田まこと)の同僚で
両替商(現在でいえば銀行)枡屋仙右衛門(成田三樹夫)を
強請っていた同心・清原英三郎(川谷拓三)が謀殺された。

清原の妻・おこう(松坂慶子)は、舛屋の代理人である
真砂屋の徳次(伊武雅刀)を訪ね
彼が殺った事を白状させる。

数日後、そんな事も知らず主水は知り合いの後家である
おしの(山田スミ子)に頼まれ、
貯金の利息の取り立てに舛屋へ出向いた。

そこで彼は舛屋の言葉から清原殺しが
舛屋の手によるものらしいと気付き退散した。

後日、舛屋・勘定人の彦松(岸部一徳)が計算間違いをし、
江戸経済混乱を招く事態を起こしてしまい
その責任を取るべく家族ごと自殺する。

主水は再度、舛屋と対決するが軽く追い返されてしまい
そんな主水に刺客が迫るが仕事人仲間に助けられる。

主水は真砂屋が仕向けた小娘・おゆみ(野坂クミ)と親しくなり
妻の座を迫られ、その挙句、おゆみは
「中村主水は人でなしだ」と捨てぜりふを残して
五重の塔から投身自殺をしてしまう。

窮地に落ち、家でも役所でも身の置場がなくたってしまう主水。

そんな時、秀(三田村邦彦)が帰って来た。

秀からおゆみの自殺は真砂屋が仕組んだ殺しであると聞かされ
主水の怒りが爆発した。

必殺! 裏か表か1.jpg

ある夜、主水は加納平馬(織本順吉)に誘われ小舟に乗り
刺客に襲われるが、集まって来た秀ほか
仕事人仲間の竜(京本政樹)政(村上弘明)
壱(柴俊夫)参(笑福亭鶴瓶)に助けられた。

袋のねずみとなった仕事人は身を隠すが
参が真砂屋の本拠地に潜伏中、犬に吠えられた事で
殺し屋たちに見つかってしまい惨殺。
主水への見せしめに晒し首となった。

追い詰められた主水たちは舛屋一味と闘う決意をするも
竜が主水を真砂屋のもとへ行かせるべく
囮となったが敢え無く惨死し
壱が真砂屋の刺客との戦いにおいて殉職してしまう。

果たして主水たちは、この壮絶な戦いに生き残れるのか?

この映画はテレビと違い、熱い主水を描いており
本作のタイトルである「裏か表か」とは
主水には「裏の姿も表の姿も区別がつかない」という意味を表現している。

この為、藤田まことは、本作で第10回・日本アカデミー賞で
最優秀主演男優賞の獲得を期待していたが
本作はどの部門賞にもノミネートされずに終わった。

また参の惨殺場面の豪雨は、特撮効果を用いて演出する予定だったが
本番当日、参役の鶴瓶が「泳いだ後のように疲れた」と語るほど
本物の豪雨が降り撮影はその状況下で行われた。

その迫真の演技終了後、三田村邦彦は鶴瓶に対し
「いぇ~い」と言いながら指を突っついて称えていたそうです。


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Last updated  2012.08.10 21:15:34
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