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2015年05月12日
カテゴリ：ニュース
地球が狭くなった現代。 こういう時代に、ある特定の国にのめりこむのは、 きわめて危険ではないでしょうか。 もちろん、日米関係のことです。 戦後、日本はアメリカの核の傘に守られて、経済成長を遂げてきました。 外交の基軸が、日米関係にあったことは、否定できません。 しかし、現在は事情が変わりました。 冷戦の終結、世界の警察としてのアメリカの影響力低下、中国の台頭。 東南アジア諸国も経済的に成長しています。 依然として格差はありますが、世界は同一線上に並んだ、と言ってもいいでしょう。 そういう情勢の中で、隣の大国・中国は無視できません。 将来、アメリカと肩を並べると予想されている中国。 欧州の先進国は、それを見越したのでしょう。 中国が主導する投資銀行に、いち早く参加しました。 日米が不参加なのは、高度な政治的判断の結果でしょう。 それが正解かどうかは、いずれわかることです。 ただ、中国を敵視するような外交は、誤りでしょう。 安倍首相の外交センスに、危惧を持つのは私だけでしょうか。
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最終更新日
2015年05月12日 09時21分21秒
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