カテゴリ:テレビ
前回の「受難」は京都旅行と重なってしまいました。感想をアップする時間がなく割愛した次第。 今週は、しっかりと見ました。秀吉の薦めで大谷吉継の娘を信繁が正室に迎えるところからはじまります。ここでなぜか、母の出自があかされます。余計なエピソードのような気がするのですが。何かの伏線でしょうか。 秀吉は伏見に移り、政を司ります。大名たちも移住します。ある夜、秀吉は粗相をしていまい、三成と信繁が事後処理に。老いがはじまり、認知症の症候が。同じことを2度3度、繰り返します。 家康の前で醜態をさらしてしまいました。拾(秀頼)が元服するまで関白を置かず、家康を中心に合議制で政を進めたい、と言います。2度も呼び出され、同じことを命じられた家康。真意を疑いますが、秀吉に異変を感じます。狡猾な家康は、あくまでも拾をお守りすると。 マグニチュード8と言われた慶長伏見大地震が起き、完成間際だった伏見城が崩壊します。この大災害は、豊臣家滅亡をさらに早めます。 今回は重層的にエピソードが展開され、いまいちまとまりがありませんでした。細川ガラシャ(橋本まなみ)の登場など、本筋とは関係ないような話も語られます。目先をかえるためでしょうか。 仮面夫婦だった信幸と稲。かっての正妻でいまは侍女になっているこうが妊娠。嫉妬心を燃やした稲は、自ら信幸を抱擁します。こうして正室と侍女が同時に懐妊するという慶事に恵まれた真田家ですが、父の昌幸は昼間から吉野太夫のもとへ通うという行為が薫にバレると言う椿事も。 老いて壊れていく太閤殿下。ちょっと怖いですね。哀れというか、同情を禁じ得ませんでした。人は誰でも老いる、残酷な現実です。豊臣家滅亡の残光は、はたしてどう描かれるんでしょうか。三谷幸喜の腕の見せ所ですな。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年07月26日 13時18分00秒
コメント(0) | コメントを書く
[テレビ] カテゴリの最新記事
|
|