『耳無にヘッドホン』・第24話 『天使と悪魔』その3
『天使と悪魔』その3〈見間違えるほど似ている・・・〉[あぁ、似ている・・・]〔・・・もしかして、ここで姉と一緒に育って一緒に消えたお2人ですか?〕〈そうよ!ユリとは姉妹の様だったわ〉〔やっと、やっと会えた・・・ずっと願っていたんです!でも・・・姉は?・・・〕〈・・・ごめんね・・・守れなかった・・・〉そう言ってクリスは涙をためた。〔やっぱり・・・私、姉の存在も何も知らなかったんです。でも、ずっと幼い時から感じていたんです。何て言えば良いのか・・・もう一人の私を感じていたんです。それでここに導かれて存在を知ったのです。でも、少し前に突然、感じなくなって予感はしていました・・・でも、どうして姉が?〕〈全てこいつのせいよ・・・〉〔まさか!それであなた方が?・・・〕〈死んで当然の奴なのよ・・・でも、こんな形で会うなんて・・・〉[という訳でゆっくりした話は出来ない、また次の機会に、クリスいいだろ?]鴉は肩を落としたクリスに手を伸ばした。〈解ったわ、ごめんね、きっとまた改めて来るから〉そう言ってクリスは鴉の手を取り、辛そうに帰ろうとすると、〔待ってください!私が何とかします!せっかく会えたのに・・・〕そう言って俺達を引き止めた。〈何とかって、あなたを巻き込みたくないの、早く中に戻って!〉しかし、彼女は〔大丈夫です、任せてください〕そう言って、おもむろに葛城の亡骸に手を添えた。すると、葛城の亡骸は手を添えた所から、サラサラと白い粉になって風に流されて行った・・・〈まさか・・・あなたも能力者だったの?〉〔はい、人に見せるのは初めてですが・・・みんなもでしょ?何となく解ります〕彼女がそう答えると鴉が答え、そして聞いた。[そうだ、みんな特殊な能力を持っている。ユリもそうだった・・・しかし、凄いな、何をしたんだ?]〔触った物を灰に出来るんです、火も煙も出ずに・・・でも、良いと思った事は1度もありません・・・〕〈私もよ、どうしてこんな力が私にって・・・〉俺はしばらく何も言わず見ていたが、きりが無いと思い口を挟んだ。「話が尽きないようなら、中に入れてもらったらどうだ?自己紹介もまだというのに」〔そ、そうですよね、どうぞ・・・私はあやめと言います〕クッ クッ クッ 俺達 ヲ 恐 レ テ イ ル 〈私はクリスよ〉[俺は鴉だ]「俺は耳無だ」そうして、俺達は孤児院に入った。 つづく。お疲れ様でした。読んでくれて感謝しますm(__)m新しく能力者登場?物語は続きます・・・お楽しみに・・・それじゃあ敦聡、あとは宜しくね良平でしたm(__)m敦聡です。今日は良いことがありました。でも秘密です。(たいしたことじゃないんです。書いても仕方ないようなことです)我が家の巨漢アンジェのお腹を見た良さん。「またふとったんちゃう?」「この間測ったら8,5キロだったよ?」「いつ測ったん?」「一ヶ月くらい前・・・・」で、これです。↓「お散歩じゃないらか?」体重量ってるんだよ?「アンジェ、ダイエットしてるらよ?」う~ん。8キロ。少しやせたねぇ?「痩せたらか?ダイエット成功らね?食べるら~!!!♪」ちょ・・・ちょっと待ってまだダイエットしなきゃいけないからそんなに食べたら駄目よ?「まだ駄目らか?」アンジェにーたんは動かないから痩せないでしゅよ。ふう。」じゃあニノ、遊ぶ?「どれがいいでしゅかねぇ?」これは?ニノこれ投げてもらってもって来るの好きでしょ?「あ!ニノのでしゅー!」これ好きだもんねぇ?「あげないでしゅよぉー!」うん。分ったから離して。投げてあげるから(汗)「マーギーもいる?」そんなお子様のオモチャいらんわ!」このオモチャ ここに似てない?「敦聡・・・敦聡の頭も桜咲いとるんちゃう?二人ともやばいで?」そうかな?ランキングに参加しています☆宜しくお願いしますm(__)m にほんブログ村 ↑よろしければお願いします。↑m(__)mちょっぴりダイエット成功のアンジェに☆よろしければお願いします↑☆このサイトは昨年2月に発売になった「猫のなる木」を記念して作ったサイトです。「猫のなる木」への想いはここをクリック 楽天ブックスネットでの猫のなる木の注文はここで。 「猫のなる木」宜しくお願いしますm(__)m