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東奔並走。

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2006.05.19
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テーマ:銭金的生活。(6)
カテゴリ:銭金的生活

私は4人兄妹。

小学生の頃、たえずおなかがすいていた。

おこづかいはなく、おやつがあるわけではなかった。

小屋から、からいも(薩摩芋)をとって来て、フライドポテトのように油で揚げて食べる。

兄妹で分け合うことはない。作った人が食べる。それが当たり前になっていた。

夏は畑でトマトやキューリをちぎり、生あたたかいまま塩をつけて食べる。

朝の残りの冷ご飯、味噌汁、自家製のすっぱい漬物、

庭にあるトケイソウ(パッションフルーツ)、バンジロウ 、びわ、人んちのみかん。(ドロボ~)

暗くなり、遠くで耕運機の音がすると、とうちゃんかあちゃんが帰ってきた合図だ。

一目散にかけよってかごをあさる。3時のおやつの残りをゲットするためだ。

それは、げたんは、まるぼうろ(タバコではない)、ホワイトロリータ、落雁、からいも飴などなど、

ないときは黒砂糖だけとか。(お茶うけに黒砂糖のかたまりをボリボリ食べます。)

 

そんなわが家でも食後のデザートと称してジュースや果物を買うことがあった。

近くのお店でファンタのグレープやオレンジ(1L瓶)を買ってもらい、食後に待ってましたとばかりに

コップを人数分並べ、均等に入っているか、みんなが凝視。

あじわいながらチョビチョビ飲むのだ。

ある時、かあちゃんがりんごをむいていると、むいているはなから、兄妹で皮をむしゃむしゃ・・・。

皮をむく意味ないじゃん。

銭金的生活はまだまだつづく・・・






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Last updated  2020.07.24 15:35:30
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