東奔並走。

momoの実家である種子島に帰省した目的は、ロケット打ち上げ見学以外にもう一つある。
自転車で種子島を1周することだ。
そのため、クルマに自転車を積んでフェリーで帰ったということだ。

種子島はすぐ隣にある屋久島のように山があるわけではなく、見た感じほぼフラットな島のように見える。だから自転車で走るのもそれほどきつくはないのではないかと踏んでいた。

今回1日で1周するのではなく、1日目北半分、2日目南半分ということにした。momoの実家が島の中央部にあるのでその方が動きやすいというのもある。

1日目は西海岸方面から種子島最北端にある喜志鹿崎灯台を目指して走り出した（国道58号線～県道581、75号）。走り出してみると当初の目論見は見事に打ち砕かれた。
西之表市街までは下りかフラットな道だったが、そこから灯台まではアップダウンの繰り返しだった。


喜志鹿崎灯台では、天候の状態が良ければ鹿児島の大隅半島なども見えるようだ。ただ、この日は残念ながら遠くが霞んで見通すことができなかった。


一休みして今度は東海岸方面を通って帰るルートをとった。途中、海岸線を走るとそれはそれで気持ちよかったが、とにかくアップダウンが多く、暑さもあって体力は消耗するし、水分補給の量も多くなっていた。
ルート上にコンビニがあればいいのだが、そこは離島。西之表市街中心地にあってもそれ以外には全くない！個人営業の商店もない！
あるのは自動販売機のみ。だからこれしか頼るものはなく、しかも頻繁に設置されていないので水分コントロールが難しかった。
それでもクルマから眺めるのとは一味違う風景を堪能できたのはよかった。


1日目は92ｋｍ、7時間近くかかった（休憩込み）。