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テーマ:登山道具(41)
カテゴリ:登山道具
テント泊を始めたことはエアマット(モンベルの「ULアルパインマット150」)を使用していたが、膨らませるのに時間がかかるのと、小さくたたんでも意外と重量が重いので自動膨張式のマット(ニーモの「ZOR20M」)に替えて使っていた(以前の記事はこちら)。
ウレタンマットが入っているので、マットに追加するエアはエアマットに比べると少ないためセットアップする時間も短縮できる。 ZOR 20M その点はいいのだが、やはり厚みがない(2.5cm)ので、仰向けに寝ていると腰(尾てい骨周り)が痛くなって、夜中に目が覚めると再び寝ることができない。横向きなると痛みはマシにはなるが、その状態で僕は寝ることができないため、せいぜい痛みを避けるために体勢を変えることしかできない。 そこで、安価なクローズドセル(キャプテンスタッグ)をアマゾンで購入し、180㎝くらいある長さを90㎝くらいに切って腰のあたりに敷いて寝るようにした。マットが二重になるが、厚みは倍になったので多少は寝やすくはなった。だからといって腰への負担が「0」になったわけではない。しかも、パタパタマットの重量はそれほどでなくても、サイズが大きいため、ザックにしまい込めない。必然的に外付けになるのだが、樹林帯では木の枝などに引っ掛かりやすい。 僕にとって腰の痛みを緩和するためにはマットの厚みがあればあるほどいい。そうなると、やっぱりエアマットしかない。 しかし上にも記したようにコンパクトでも結構重い。モンベルのマットは550gを超える(自動膨張式の「ZOR20M」は360g)。再びエアマットを使うとしても重量増は避けたいので、軽量なものに買い替えることにした。最近はエアマットも軽量化が進み、保温性も高くなっている。 で、ニーモの「TENSOR INSULATED 20M」にした。重量は30g増えるがコンパクトになる。また荷重が偏っても底付き感がないことや保温シートを内蔵している、価格も手ごろなどが購入の決め手となった。 TENSOR INSULATED 20M 高さはほぼ同じだが、幅は違う 中身の違い 厚みも違う ウレタンがない分エアマットは薄い 実はマット購入に合わせてパッド用ポンプにもなるニーモの「FILLO BELLO」という枕も買った。エアマットを口で膨らませるのは大変なので同じメーカーならバルブの形状にあわせた注入口にしているから、空気も入れやすいかなと思ったのが理由だ。 生地はスエード調 反対側はポンプ バルブを差し込むと手を止めてもエアの逆流はない しかも、エアの逆流を止める機構がついているので手を止めても空気は抜けない。でもねえ、サイズが小さいため1回で注入できる空気量が少ないのが難点なんですよねえ。 エアの逆流はないが注入量が少ない なので、以前ここ(エアマットの膨らませ方を考える)でも紹介した「ゴミ袋&ホースバンド」で大量に一気にエアを注入する方法をとった。 やっぱり早いわ。 エアは一気に入っていく ただ、この方法は当然逆止弁がないので、手を止める場合はマットのバルブも押し込んでエアの流出を止めないといけないがエアを送りながらポンっと押すだけなのでたいした作業ではない。 モンベルのエアマットのバルブは回さないと逆流を止められないのでそこが難点だったが、ニーモのマットはエアマットにしろ、自動膨張式にしろ、バルブは押してエアの流出を止め、半分回してロックなので扱いやすい。 今夏のテント泊から実践導入した。厚みも8cmと充分な厚さで実際に寝てみると底付き感はない。 腰への負荷もないため痛くはない。 しばらくはこれでいこうと思うが、これでダメならどうしようもないなあ。 厚さの違い お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.09.04 22:18:14
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