東奔並走。

小田原の手前に二宮町という場所がある。関西人の僕にとっては神奈川に来るまで知らない町だった。以前小田原城に自転車で行った際に通過した記憶しかない。
しかしこの季節、この町が有名になる、といっても過言ではないだろう。
二宮町にある136mの吾妻山の頂上に菜の花が咲き乱れる。この場所は関東富士見百景の1つだそうで、頂上から見る富士山は絶景とのこと。
丁度先月、この菜の花と富士山のコラボレーションの様子をニュースで流れているのを見た。


早速、ではないが自転車で行ってみることにした。小田原に自転車で行っているのだから、それより近い二宮町には苦も無く行けるだろうと踏んだからだ。
横浜から境川自転車道を抜け、134号線に沿って走った。国道はやはり走りやすい（路面の状態がいい）。大磯から太平洋自転車道に入り、二宮町に入る。片道約40kmだ。
梅沢登り口に自転車を止めて、登った先に一面に咲き乱れる菜の花と富士山の織りなす絶景がそこにあった。


この日はとても天気が良く、北を見ると丹沢、大山などの稜線がきれいに見える。南西方向には太平洋と箱根、伊豆半島の方まで見渡せた。


ひとしきり堪能したら元来た道を戻る。往復83kmだった。
小田原よりも近いとはいえ、久しぶりのロングライドでmomoはへばっていた。