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テーマ:住宅コラム(1809)
カテゴリ:住宅の問題
ご覧の通り火災にあったアパートの写真です。多分火災があった翌日に見かけたのだと思います。他のお宅には大きな影響はなさそうなのでよかったですが、この一戸に関しては見た限り中はほとんど燃えてしまっています。 最近の住宅は外壁や内装の仕上げ材に不燃材や準不燃材を使っていて、昔に比べると格段に火災の被害が小さく抑えられるようになっています。また延焼(次から次へ燃え広がること)しないように個々の建物、さらには都市計画的にも考えられています。 最近建物が次から次へと燃え移るような火災はあまり聞きませんよね?それでも大地震などがあった際、延焼のおそれのある建物、さらには地区があります。こればかりはいきなり変える事は無理ですし、時間とともに改善していくしかないですね。 ちなみに火災の一番の原因はご存知の方も多いかと思いますが放火です。恨みがあったり気まぐれだったり、放火をする人の気持ちはわかりませんが、燃えやすいものをできるだけ外に放置しておかないことが大切で、あとは地域ぐるみでの防犯が必要かと思います。先日、広島県で連続放火があったようですが、普段から放火されにくい状況を作っておくことが大切でしょう。 次に死者発生率が一番高い原因がタバコです。飲酒のうえ寝タバコで火種を落とし、気が付いた時には手遅れということが多いようです。 さらには衣類着火やガスコンロなども原因であがりますが、結構多いのが電気による火災です。電気コードなどの漏電や発熱による発火もありますし、実は石油ストーブやガスストーブに比べて電気ストーブでの火災が圧倒的に多いようです。また、最近普及していますIHヒーターも安全のようですが、特に油に関しては熱しすぎると火種がなくとも発火しますので注意が必要です。 火は最近では使用を少なくする方向で世の中が動いていますが、時によって全てを焼き尽くしてしまいます。注意するに越したことはありませんよね。 ランキング投票お願いします。→ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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