感謝の気持ちを込めて・・・最高の仲間たち
今日は真面目な独り言です。どうしても文字にして残しておきたかったから、書きます。 今年のバイクレースは『チューズディ・チャンピオン』獲得、『鈴鹿Mini-Moto4耐』STクラス17位という最高の結果を残せました。でもその舞台裏ではこんなことがあったのです。 私が去年暮れに決めた今年の目標は『チューズディ・チャンピオン』でした。但し『鈴鹿Mini-Moto』に出ないというのが前提です。小遣いの範囲内(大好きなゴルフもやめました)でレースをする金欠オヤジライダーには2兎を追う事は出来ません、チューズか鈴鹿のどちらかを諦めるつもりでした。『チューズ・チャンプ』を捨てて『鈴鹿Mini-Moto』への参戦を望む私と、躊躇するMDオヤジ氏、二人でとことん話し合いました。そして出た結論は「鈴鹿を諦めて、チューズチャンプに絞る」でした。それが一番お金がかからない、時間も必要ない、安全だからです。去年作った『鈴鹿Mini-Moto』OPENクラス用マシン「NSR80改」(2ストエンジン)は、レギュレーションの変更で、今年は走れません。かといって今年用に4ストマシンを造るお金はありません、だって1台最低100万円かかるのです。レース前の練習走行で必ず1度はエンジンが壊れるので、また余分に30万円必要になります。 『鈴鹿Mini-Moto』を諦めたときの私の悲しそうな顔を見たMDオヤジ氏が後日、ローンを組んで鈴鹿STクラス用のバイクを買ってくれました。オヤジ氏のおかげで今年の『鈴鹿Mini-Moto』に出る事が出来ました。『鈴鹿Mini-Moto』参戦を決めたという事は『チューズディ・チャンピオン』を諦めるという事です。でも時間と資金が許す限り『チューズディ』にも出たい私は、開幕戦を一人で走りました。すると第2戦はMDオヤジ氏とトラピ君が一緒に走ってくれました。でも、7月17日の『チューズ8耐』は『鈴鹿Mini-Moto走行会』と重なってしまい『チューズ第3戦8耐』に出る事が出来ない。このとき私は完全に『チューズ・チャンプ』を諦めました。だって『チューズ』のシリーズ・ポイントはレースの1周=1ポイント、8耐は4耐の2倍走るので、8耐に出ないとチャンピオンは絶対無理なのです。後で解った事ですが、MDオヤジ氏が私にチャンプを獲らせようと、トラピ君とヤバエロ君に声をかけて、彼ら二人が8耐の助っ人になってくれました。後半の4時間は私も走る予定でしたが間に合わず、結局彼ら二人で走りきり、優勝という思いもよらぬ結果まで出してくれました。 だってトラピ君、ヤバエロ君はそれぞれ別のチーム、私たちとはそれぞれがライバルなんです。MDオヤジ氏と彼らの協力無しに、私の『チューズ・チャンプ』は無かったのです。その事を知ってからは負けるわけにはいきません、何が何でもチャンピオンにならないと許されません。とてつもないプレッシャーが襲って来ましたが、みんなの気持ちを考えると結果を出すことだけに集中できました。かけがえのない仲間たちに恵まれた私は幸せ者です。その仲間たちには、言葉では表現しようが無いほどの感謝の気持ちでいっぱいです。今年チャンプを獲らせてくれた事に感謝です。だって私はもう歳です、あと何年現役で走れるんでしょう? 気持ちは20代ですが、身体は正直です。現に今年の夏過ぎから体力の衰えを実感しています。今年獲れなかったら、来年以降は無理だと私の身体が叫んでいます。ほんとうにありがとうございました。 来年のレース予定は5月17日の『第4回NANKAI・鈴鹿Mini-Moto4耐』と、8月14日の『第7回MD杯4時間耐久』以外は未定です。でも『チューズ・チャンプ』になった以上、最低でも1度はチャンピオン・ナンバー#1をつけてチューズに参戦しなければ私の気持ちが治まりません。最高の仲間たちが与えてくれた#1ですから・・・来年も出れる限りのレースに参戦しますので、宜しくお願い致します。 とりとめもなく書き進めてきましたが、私の感謝の気持ちが全部表現出来たのか自信がありません。文章力の無さに自己嫌悪です。 最高の仲間たち、ほんとうにありがとう最後まで読んでくださった皆様、ありがとう そして・・・ みなさんに ☆Merry・Xmas!