半値押し、半値戻し

2006.07.23

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カテゴリ：売買手法

　株のトレーニングbook！

半値押しとか半値戻しは良く聞く用語ではないかと思います。
典型的な例があったので書いてみます。

２００４年８月に出た１０５４５円を底にして、間にライブドアショックがありましたが２００６年４月の１７５６３円が天井。
　　１７５６３－１０５４５＝７０１８

１年６ヶ月で７０１８円の上昇だった訳です。
長い上昇トレンドが終わって日経平均は下降トレンドに。
下降トレンドに入ってから荒れた相場になり、何処で底を付けるかに大きな注目を集めていました。
半値押しだとすると高値から７０１８の半分下げるという事になります。
つまり３５０９円下げたところが半値押しの目処です。
高値から３５０９円下げたところは１４０５４円となり、もちろん誤差はありますが６月につけた１４０４５円とピッタリ

。
そこから反発が始まる訳ですが、あれだけ長期で上昇していたのですから簡単に上昇トレンド入りは難しい。
短期的な戻り相場になった訳ですが、その目処となったのが半値戻り。
先程の３５０９円の半値１７５４円を足した１５７９９円辺りが戻りの限界の目処として予測出来ます。
実際にも戻りの天井は１５７１０円で誤差はありますがほぼピッタリ

。

今回はたまたま半値に拘って書きましたが、１／３押しなどもあります。
個別の銘柄は逆行高になったりする事もあるのでしょうが、全体的な流れの予想には役立つのではないでしょうか？
日々のデイトレなどをしていると、ついつい目先の動きばかり見てしまいますが、時々長期的な流れをチェックしておく事も大切ですね。