カテゴリ:どけち
どけちに目覚めたのか、本来のどけちが覚醒したのか、いずれにせよ、どけち精神が緩むことはない。
たとえば自動販売機の缶やらペットボトルに入った飲料は買わない。というか買う気が起こらない。 缶コーヒーだとして、私が得られるものは体内に入るコーヒーの液体、それのみである。 しかるに支払う対価はというと、容器の缶代、自動販売機の減価償却費、電気代、缶コーヒーの運送費、梱包の段ボール代、製造・梱包・運送に関わる人件費、そしてメーカー・問屋・小売(自動販売機の設置者)のマージン。ざっと考えてもこれだけある。缶コーヒーの広告宣伝費もあるか。 すべて無駄である。120円のうち、純然たるコーヒーの液体代は10円くらいなものだろう。 10円のものに対して120円を払う。そしてその110円は空き缶とともに捨てられる。 もったいない。理屈に合わない。納得できない。 だから自動販売機の缶やらペットボトルに入った飲料は買わない。 しかしどけちとは自分のお金だけではなく他人のお金に対してもどけちでなければならない。でなければただの守銭奴だ。 何かと話題のスーパーのレジ袋を私は10回に1回くらいしか貰わない。 レジ袋を縦に細く折って結ぶとかさばらずにポケットに入る。それをいつも持参する。 10回くらい使うと寿命がくるからゴミ袋へ回す。 オートレースで車券購入にはマークシートを使う。上質の厚い紙だ。 これをタダだからとごっそり持ってゆくおやじがいる。というか大概そうだ。 座席に束にして置いて場所取りするやつも多い。 私はこれが我慢できない。 使う枚数しか取らない。余れば返す。 以前に購読する漫画雑誌の数をしぼったと書いたのも同様で、十何本かある連載のうち三本しか読むに値しなければ、たとえば300円のうち225円を捨てているのと同じことである。 もったいない。無駄だ。 だからイブニングとモーニングだけにしたが、いまはイブニングも止めた。 モーニングだけはなんとか半分くらいは読める漫画なので買い続けている。 『小説の自由』を読了。『小説の誕生』を読み始めた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年04月17日 16時09分31秒
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