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オトキチ日記

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2007年06月10日
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カテゴリ:映画
監督:ヤコブ・アーロン・エステス
出演者:ローリー・カルキン、 トレヴァー・モーガン、 スコット・ミシュロウィック、 カーリー・シュローダー
収録時間:90分
レンタル開始日:2006-11-23

Story
ヤコブ・アーロン・エステス監督が、10代の少年少女が経験する“ひと夏の出来事”を通し、思春期特有の繊細さと残酷さを描いた青春映画。『ダウン・イン・ザ・バレー』のローリー・カルキン、『ファイヤーウォール』のカーリー・シュローダーらが共演。 (詳細はこちら
まず邦題がよろしくない。“Mean Creek”は直訳すると『中間の入り江』となるが、この場合のCreekは川を指すのかな。それとも中洲のことなのか。いずれにせよ『さよなら、僕らの夏』では内容にあっていなくて、『悪い夏』とかではどうだろうか。
いじめっ子のデブがほんとに可愛げなくて、そういう設定とはいえ、ここまで不快感を観る者に与えるのはどうなんだろうか。それで星2つか3つかと悩みながら見たが、「事件」のあとが良かったので星3つ。男の子が女の子に最後に言うセリフ一発が見事で、これぞ映画の決めゼリフと感心した。

で、以下はネタバレであるが、この可愛げのないデブがボートから落ちて死んでしまう。事故のようなものなのだが、突き落したことも確かで、不良の兄ちゃんのゴリオシで埋めてごまかそうということになり、みんなで死体を埋めてしまう。兄ちゃんはそのあともいろいろと隠蔽工作をする。
でもほかの遊び仲間は当然悩むわけで、主人公の10歳くらいの少年が少女のところに行って言うセリフというのが、
「ぼくが大きくなって学校を出て、いつか医者や弁護士になったら、そのときぼくはどう思うかな?」
そのときぼくはどう思うのだろう?
少年にしか言えないセリフで、少年の特権ですな。





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最終更新日  2007年06月11日 00時34分07秒
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