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Passagier's 家庭焙煎メモ

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2008年02月27日
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おとりよせのゆうぜんさんより

このブログにしてはシリアスな話で恐縮です。

常々、有機・無農薬の野菜などに比べて、コーヒーの有機・無農薬の普及は難しいと思う。理由は二点。

まず、無農薬・有機野菜の美味しさは分かるが、コーヒーの場合それが分からない。高い値段の有機野菜でなくとも、家庭菜園なり田舎の知人にもらうなりして食べる葉物、根物の野菜の美味しさは誰もが知っているだろう。漠然とした安心以上に美味しさが魅力であると思う。しかしコーヒーの場合、現実に無農薬・有機のコーヒーが美味しいか。野菜では圧倒的な美味しさがあるのに比べ、コーヒーでは有機栽培だと美味しい、という体験がない。仮においしい有機モノだとしても、「有機無農薬」の前に「某農園」と覚えてしまう。

そして、コーヒー生豆はおそらく食品扱いでなく工業原料であろうということ。ほとんどロースターの扱いのため、我々のように焙煎前の豆がキッチンにあることはまだまだ珍しい。コーヒー栽培では農薬が大量に使われるというのは周知だろうが、以前水に漬けておいてみたときには農薬だけか?と思ったこともある。が、焙煎豆を買っている限りは目にする機会がない。

これら?の残留についてコーヒー業界からは「無視していい」というアピールしか見かけない。どれだけ農薬がかかっているかの数字すら見ない。農薬は熱分解するという。そう言うなら農薬まみれのてんぷら油を常用してみていただきたいとツッコミたくはある。ローストが前提なら塩化物系の残留は厳禁などとしてもよさそうなものでもある。

もっと家庭に生豆が入るようなライフスタイルになってくれば可能性は出てくるのではないだろうか。しかし焙煎業界はそれは望まないだろう。となると、「有機栽培コーヒー」とは売り手のアピール方法だけにも思えてしまう。

珍しい方の足跡が見えましたので、常々思っていたことを一気書きしてみました。こうは書きましたが私は農薬嫌い、ブギシュとか好きです。






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最終更新日  2008年02月28日 01時42分26秒
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