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カテゴリ:テレビ番組諸々
今季のドラマの中では一足先に最終回を迎えた本作でありますが、ボリュームのない原作 に割りと忠実に作ってあったような気がするので、逆にこれ以上引っ張るのは無理がある と思います。 とは言え、原作自体読んだのはもう20年以上も前の話でありますし、それでなくとも 赤川次郎の文章なんて、読んだ端から忘れていくようなライトな文体がウリ(本当か?) なので、細かいところなんてきれいさっぱり忘れていて当然です。 ま、薬師丸ひろ子主演の映像作品は決して嫌いではないですが、小説としての赤川作品 なぞ、荒唐無稽なプロットにお約束の展開に安易な死を例に上げるまでもなく、私に とってはお金を出して読むような価値はありませんので、いくら長澤まさみ主演でも わざわざ原作を再読するようなことまではしておりません。 ドラマに合わせて続編が刊行されたみたいですが、これも当然未読です。 本作が好評なら続編の企画として期待できるのでしょうが、それでもわざわざお金を出して まで読む値打ちはないと思います。 原作者の作品には底抜けにネガティブなイメージしか持たない私ですが、ドラマに対する 入れ込み具合はもう尋常ではありません。 素晴らしい原作の足元にも及ばない映像作品はそれこそ枚挙に暇がないですが、逆に原作 がどうしようもないくらいスカスカで中身がないのに、観賞に耐えうる映像作品が20年越し に再び登場するというのは実際珍しいケースではないかと思います。 言うまでもないことですが、その要因は主演女優がこれ以上ないくらいマッチした結果 であり、その他の要素についてはあくまで補助的なものに過ぎません。 言い換えれば、主演女優が長澤まさみでなければ、成しえなかったということであります。 従ってドラマ全体の感想と言っても、以後私の筆からは長澤まさみを讃える字句しか出て こないであろうと思われるため、非常に不本意ながら内容についてはこれ以上多くを 語らないことにします。 因みにドラマは全話録画してありますので、またいつでも観賞することが可能です。 今週から年末までの穴埋めとしてお笑い芸人南海キャンディーズ しずちゃんと、次長課長 河本が主演の、やっつけ感丸出しのドラマが始まりますが、まったく期待はしておりません。 むしろ総集編とでも称して長澤まさみを映し続けてもらったほうが私的には嬉しいです。 →往年の薬師丸ひろ子の最盛期とも言える作品です。多少は安くなっているので未見で興味がある方は →歌は正直イマイチだが…いや、これは星泉が歌っているのだ! →読み終わったら便所紙としても使える優れものです お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Apr 13, 2012 09:12:45 PM
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