かぎぶーの競輪日記

房総に落ち着いてしまった昔のバンド仲間がヤリイカを送ってくれた。毎日釣り三昧だそうで、なんともうらやましい限り。そうめん用とは別に、自分で作った塩辛が入っていた。家で晩酌することはないあたしでも、これは日本酒だろうってことで、雨の中急遽酒屋に酒を買いに出た。雷鳴を聞きながら新鮮なそうめんと塩辛で冷酒を飲む。美味い。
なぜか、イカと同じ梱包に新ジャガが混入。紙っきれに塩辛ポテトの作り方がかかれている。ジャガイモを蒸かして塩辛と一緒に食べろということらしい。ためしにやってみたがこれが絶品。酒の進むこと。あっという間に４合瓶が空っぽになっていた。

函館の真イカ漁の解禁まで後1週間足らず。「イガー、イガー」の売り声が聞こえてくると北海道はいい季節になってくる。若い頃、毎年のように足を運んでいた北海道は、ふるさとのないものにとっては申し分のない土地だ。特に函館は、街の風景もいいし、食べ物もうまい。何より、競輪と競馬と温泉が同居するユートピアのような街だ。残念ながら、バクチで勝ったという記憶はあんまりない街だけど、イカ飯を食べながら潮風の香りをかぎながら打つ競輪は最高の娯楽だ。今年は何とかスケジュールをやりくりして、サマーナイトフェスティバルにいけたらいいなぁと思ってる。土曜に競輪打って温泉に泊まり、日曜に函館記念をやって帰ってくるってのが理想なんだけど。