|
テーマ:障害児の親として(1435)
カテゴリ:ムスコ
ムスコ(3歳11ヶ月)が7月から通っている聾学校の終業式がありました。
2歳児は、これで乳幼児のグループを終了します。 4月から ほとんどのお友だちは聾学校の幼稚部に進みます。 ユウくんは地域の幼稚園に入園し、ムスコは地域の保育園に通います。 終業式は、「2歳児さんは、いつもよりステキな格好できてください」と言われていたので、 一張羅のスーツ(イトウくんの結婚式に着たやつ)を着て行きました。 学校に着いて、玄関でお友だちと会い、補聴器やお耳のチェックをするところまでは いつもと同じだったのですが、 ホールで終業式が始まるころ、ムスコの様子がおかしくなりました。 ロッカーの脇にうずくまって、ホールに入ろうとしないのです。 ホールでは、黒板の前に先生が座り、 先生を扇の頂点にする形で お友だちがぐるりと座っています。 今日は、2歳児さんには椅子が用意されていました。 (席も決まっていて、椅子の上に名札がおいてあります) カーテンが閉まっていたから少し暗くて、それで怖いのかと思いましたが、 とにかく「いやだいやだ」の一点張りで、お友だちが「○○くん、おいでー!」と声を掛けてくれても動きません。 式が始まり、しばらくして「魔女は出てこない」と分かると、ようやく座りました。 どうやら保育園で、卒園式の予行の時に、 劇に魔女が出て来て、よほど怖い思いをしたようです。 今日の様子が卒園式に似ていたので、魔女が出てくると思って泣いていたのでした。 何とか無事に「卒園おめでとう」のカードを園長先生から受け取ることができました。 名前を呼ばれたらお返事をして、受け取るとお礼を言って、頭を下げています。 大したものです(親バカ炸裂)。 7月から通い始めて、夏休みをはさみ、今思えば あっという間の半年でした。 でも、通っている間は、炎天下 寝てしまったムスコを抱っこして歩いたり、 遠い道のりを週2回通って、個別指導とグループ指導 母親の講義を受けたりして 私にとってはいっぱいいっぱいでした。 ムスコは「みんな友だち~ずっとずっと友だち~」なんて歌っているけれど、 お友だちと4月から別々になることは、まだ十分理解していません。 これからも補聴器の調整や聴力測定では学校にお世話になる予定なので、 みんなと また会えるといいね。 「大人になっても、みんな友だち」。よろしくね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
March 29, 2006 02:36:56 PM
[ムスコ] カテゴリの最新記事
|
|