かごしさんと映画と

京都シネマで鑑賞。

なにこの原作切り貼り映画。

マンガのいいシーン(それも映画中ではダメだけど)ばかり見せられても…

マンガとの最大の違いは「日常」がないところ。

いつの間にやら仲良くなり、いつの間にやら好き嫌いと言い合ってる。

なんて薄っぺらい脚本…

マンガでは心の声(？)みたいなので語られるキャラの心情。

それを口に出して言っちゃうもんだから、
なんだか説明臭い台詞になっちゃってた。

そんな言い方でしゃべんねーよ。


映像もキレイじゃなかった。

はぐの服とか絵とかの原色でごまかしてるだけっぽかった。

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見た目だけはみんなイイ感じに原作っぽいんだけどねぇ。

劇中で描かれるキャラクターには何の魅力も感じませんでした。

〈はぐ〉
蒼井優ちゃんが天才画家っぽい さすが
でもそれを活かした脚本でなく…
絵を描いてるとこしか覚えてねー

〈竹本〉
細かいとこが結構竹本っぽかった やるな櫻井
でもさ…なんであれで自分探し？
原作の流れじゃないのに、強引に入れるなよ バカかと思った

〈森田〉
見た目は森田さん
でもキャラが違いすぎるよー
あんなに自分で天才天才言わねーよ 鼻につく
あと何だあの天使の翼みたいな像
森田さんはあんないかにも芸術ってのは作らないだろ
根本からキャラがいじられててムカついた
森田というより、天才ぶった伊勢谷そのもの

〈真山〉
理花さんとの突っ込んだ話がないから何とも存在意義のないキャラに
あれじゃ本当にタダのストーカー
しかもストーカー具合が原作の比じゃねえ 気持ち悪かったです
理花さんの「また傷つけてしまうわ・・・」って何を指すのか劇中じゃさっぱり。
意味不明なキャラになりさがった真山カワイソ

〈山田〉
この人中心でやればよかったのに
かろうじて話になってるのはココだけ。
とはいえどんだけ好きかも描けてないし
真山の山田への気持ちとかも見えてこない
恋愛部分を深くやらないでどーすんのよ この映画

その他、何の背景もわからん理花さん・花本先生など最悪の部類でした。

役者さんたちはよかったんですがねぇ。

はっ 忘れてた
堀部のマリオ最高！すごかった。

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とまぁ原作大ファンの自分ですので
未読の人とは感想が違うかもしれないですね。

とはいえ一本の映画として駄作だと、僕は思います。
青春じゃなくて青春ごっこを見せられた感じ。

ドラマならゆっくり描けて向いてると思うんだけどなあ。ハチクロ。
ぜひ同じキャストでドラマ化希望。スタッフは別で。


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