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かごしさんと映画と

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しまちゃん日記 しまきんさん
2006年09月21日
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カテゴリ:洋画
ヴェンデッタ

近未来のイギリス。そこは独裁者アダム・サトラー議長が支配するファシズム国家となっていた。
テレビ局で働くイヴィーはある日、外出禁止時間に表を歩いていたところを運悪く秘密警察に見つかってしまう。
そんな絶体絶命の危機を、彼女は“V”と名乗る謎の仮面男に救われる。
しかし男は、1605年に国王の圧政に反発し国家転覆を図り失敗に終わったガイ・フォークスにならって、たった一人でサトラー政府に反旗を翻す狡猾非情なテロリストだった。
次第にVのテロ活動に深く巻き込まれていくイヴィーは、やがて自分自身の内なる真実に目覚めてゆく…。
(allcinema ONLINEより)

DVDで鑑賞。

なかなか面白かった。

多分これは2回目の方が楽しめる映画だと思います。
力を追い求める余りに自らと異なるものを排除していく政府。
昨今のアメリカを風刺まくりでした。
911以降ホントに多い。


復讐に生きるVが未来をつくる。
矛盾しているようで、真実のようで何だかもどかしい気持ちです。

革命前夜のドミノのシーンが一番カッコよかった。
Vがしたことは最初のドミノをただ押しただけなんですね。革命とはこういうことかもなとジーンとしてしまった。

ラストシーン、彼の理念が結実し民衆の心に永遠に残る。
非常に美しいラストでした。


しかしVがとことんカッコよかったなぁ。
あの仮面欲しいです。

あの独特の台詞回しのおかげで、ただの殺人鬼・怪物に成り下がっていなかったですね。
どのキャラよりも『英国紳士』って感じで素敵。


アクションは少なめですが、クラシックと爆発の共演は素晴らしかったです。
鳥肌ゾワゾワ。

ナイフアクションはVの最後の見せ場で満足。
マトリックスほどメチャクチャな動きじゃなかったしね。


・・・しかしイヴィーに対しての拷問、Vなりの愛の形だったんでしょうか?


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最終更新日  2006年09月21日 11時48分24秒
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