カテゴリ:本
この小説は家族とお父さんの話。 暖かくて。一生懸命に、それぞれなりに現実を考える人達の話でした。 思い出したように、これから何度も読み返す本になるんだろうなと思います。 今度は「きよしこ」を読みました。 ストーリー 少年は、ひとりぼっちだった。思ったことをなんでも話せる友だちが欲しかった。そんな友だちは夢の中の世界にしかいないことを知っていたから―きよしこに会いたかった。たいせつなことを言えなかったすべての人に捧げる、少年小説。 登場する少年「きよし」を見てると胸の奥が痛くなる感じがする。 自分の子供の頃を思い出す。子供の頃だけじゃない。 言いたくても言えない、私にはよくある感情のような気がする。 言葉にするのが難しいすぎて、いろいろ考えたあげく何も言えなくて。 だけど、読んでる途中からきよしのことがすごく好きになった。 仲間意識なのか、人として好きなのか。。とても共感ができる。 きよしの周りに出てくる人達もなんだかいい感じの人ばかり。 なんだこの感想は。。。 たくさんの人に読んでほしいと思った。 きっと読み終えたあとは、少しだけ前に進んでみようと思えるはず。 重松清の小説を読んだ後は、こんな普通で素直な気持ちになれる。そんな力がこの小説にはある。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jul 25, 2006 11:22:34 AM
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