今年もかいちょー?

　月に一度の「留学生の母国ふれあい講座」のお時間です。ふれまち役員として司会進行およびパワーポイント操作させていただきます。
　今回お招きしたのは、神戸大学大学院で国際法を学んでいるウズベキスタンからの留学生。

　ウズベキスタンで連想するもの……カザフスタンにトルクメニスタン、キルギスタン、タジキスタン……「スタン」てなんじゃ？……サマルカンド・ブルー……ザナルカンド？

　終わりました。なーんも知りません（最後のは関係ないし）。人名浮かばず。暮らしぶり浮かばず。ムスリム……だよ、ね？
　ま、予断なくお話聞きましょうってことで。

　来てくれた青年、ぱっと見た感じでは、わたしにはロシア人と見分けつかなーい。でも、彼らにすればウズベクとカザフとトゥルクとタジク、みんな見た目違うんだって。あ、「スタン」てのは「～の国」って意味なんだって。
　ムスリムだけど、ウォッカ飲みます。礼拝サボります。コーランろくに読んだことありません。豚肉は食べません。アメリカそんなに嫌いじゃありません。ロシアも恨んでません。そんなもんなんだ。なんか安心したー。

　ウズベキスタンには朝鮮民族がたくさん住んでいます。これは第二次大戦のとき、ソ連領内沿海州で暮らしていた朝鮮民族が日帝に内通することを恐れて、中央アジアに強制移住させられたからなんだって。んー、知りませんでした。なんかちょっぴり申し訳ないー。

　そのほか食べ物のこと、学校のこと、日々の暮らしのこと。
　世の中、知らないことだらけ。知らないから面白い。知ることが面白い。

　ではまた来月～。