給食懇談会など
午前中、開放プールの準備(更衣室の清掃、開放プール倉庫の片付け、本部一年生のみなさんに開放手順の説明など)に本部集合。開放管理員さん(この方も本部のOB)の指導の下、まずは更衣室の清掃。……えらいこってす。この更衣室、スポーツクラブの備品置き場も兼ねているんですが、荷物がえらく増殖しています。交代で掃除することになっているはずが、あんまりやってる感じしないなぁ。もっときっちりローテーション決めて、片付け清掃やってもらわなきゃいけないのかな。 で、4階のプール行ってあれこれ確認したり、P室に戻って文書作成したり。 開放プールの準備だけど、集まった10人のうち9人が本部現役であることについては、うーん、理想的とは言いがたいね。もちょっと地域の方(役員のOBとか)に実行部隊として入ってもらうほうがいいに決まってる。学校開放の役員名簿には30人ぐらい名前あるんだけど、事務的なことはじめ実働部隊がほぼ本部だけってのはなぁ。 よその学校開放で、地域の元気なオバ(ア?)さまたちがすべて取り仕切ってるところあって、それはそれでいろいろ問題あるようですけどね。なかなかバランスよくいかんもんです(いやさ、わたしがしっかり本部卒業生をリクルートしてないのがいけないんですけどね)。 作業終えて、冷たいもの食べて。 次は市役所で「動物愛護協会」の総会。なんですかぁ? 役員名簿見ると、会長は「市長夫人」だし、ずらずらと「助役夫人」のお名前。で、小P連の会長はこの会の「副会長」なんだよ。うー、何も知らない副会長でごめんなさい。 えと、会員や参加団体から集めた会費が半分くらいと、市の補助金や賛助金で運営されている組織です。会員資格その1は「会の趣旨に賛同する市の部長級以上の職員またはその配偶者」なんだって(もちろん、趣旨に賛同して会費払えば、誰でも会員になれるんだけどね)。ちょっと“目が点”です。 で、具体的な事業としては・動物愛護図画の作品募集と表彰(主に幼稚園児、小中学生)・動物愛護ポスターの作成・配布・動物愛護功労者の表彰・長寿・功労動物(!)の表彰・学校園への運動図書の贈呈・動物愛護フェスティバルの開催(フリスビードッグやアジリティ競技のデモなど)・動物園および水族館行事の後援・学校飼育動物(ウサギ)の去勢手術への助成などなど。けっこうあれこれ頑張ってやってますね。えと、充て職副会長、何も分かりませんけど小学校がお世話になってるのは確かなようですし、できることさせてもらいます。もちろん、総会はシャンシャンでしたけどね。 で、夜は総合教育センターで「給食懇談会」。 小P連から4人(わたしと副会長、献立作成委員会に入ってもらってる16年度役員2人)、小学校校長会から5人、教委から2人、体育協会(学校給食の食材を一括購入して確保する組織)から2人、あと事務局(教委の健康教育課)の方々による会議です。 あ、神戸では「給食」は小学校だけのものなので(中学の一部ではミルク給食)、こんなメンバーなんです。市立幼稚園にしろ中学校にしろ、給食するのは財政的にまったく無理な模様。いや、なにごとも不可能ってことはないのですけれど、中学での完全給食実施を求める世論が行政を動かすには至っていないということで。毎朝弁当作るのが「ふつー」になっちゃってるから、そういうもんだとほとんどの人は思ってるんでしょう。個人的には、学校給食の意味はどんどん重くなっているんだし、中学でも可能なら給食してもらいたいと思うんですけどね。 で、懇談会の初回は、神戸での学校給食の歴史とか、学校給食実施の流れ、目指すところ、給食費のうちわけ、パンや米飯、牛乳や副食の食材や価格など、あれこれ説明受けました。 神戸での米飯給食はただいま週に2.5回。これを来年から3回にしたい(文部科学省は昭和62年から週3回以上の実施を努力目標としています)。 米飯はパン食よりもいくぶんコスト高。 平成12年から給食費(保護者負担)を据え置いていて、材料の価格上昇を献立の工夫で吸収してきたけれど限界に近い。 確かに、平成12年の値上げ(このときも7年ぶりの値上げ)の後にはけっこう出ていた、変わりパンやふりかけ、アイスやゼリーなんて“お楽しみ”メニューが、今年はほとんどなくなっちゃってます。 給食一食215円。うち主食46円、牛乳42円、副食114円、その他13円。「とくれんゼリーが食べたくて~♪」なんて神戸の子どもたちは給食の歌を歌うわけですが、ゼリーなんて年に数回しか出せない。 給食は、楽しくあってほしいと思います。楽しく食べれば残食も出ないよね。栄養も安全も大事だけど、それだけじゃ物足りない。 で、月の給食費ただいま3600円。これが高いとか安いとか(いや、安いと思うけどさ)、いくらなら“適正”か? とかナンボ会議しても決まるわきゃなくて。 子どもたちがワーッと喜んで食べるメニューであれば、いくぶん値上げしても文句言う人はあんまりいないと思います。 いま、限られた予算の中でどんな努力をしているのか。いくら値上げしたら、給食がどのようになるのか。そのあたりをみんなに説明して理解してもらうこと。まずはわたしらPTAから参加してる4人をきっちり納得させること。そのあたりを求めて会議終了でした。 4人で遅い夕食をわいわい。給食や弁当の話からスタートして、子育てのこと、PTAのこと。16年度役員のおふたりともしっかり旧交を温めさせてもらいました。 くたびれたー。