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怪獣と暮らす日々(セカンドバージョン)

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2005.02.09
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カテゴリ:天使の時?
17(18?)年ぶりにバレエを観ました。
高校の同級生が現役のバレリーナで松山バレエ団のソリストなのです。
松山バレエ団

注:今日の出来事で書いてますが、今日の出来事ではありません。諸般の事情につき正確な日付は割愛させていただきます。いろいろ気遣うこともあるので...それなりに。

演目は『ドン・キホーテ』。
ワタシはあらすじを把握していたが細かいストーリーはわからず、息子に至ってはドン・キホーテってなあに?である。

これはいつものようにそばでカサゴソとされて集中できないかなあとため息ぎみだったのですが、彼は舞台が始まると吸い込まれるように集中してびっくり。(ストーリーの中でいくつかの説明は耳打ちしましたが)歌もお話もない音楽と踊りだけの3時間を楽しんでいました。

たしかに、息子を引きつけるだけの素晴らしい舞台でした。
まあ、コレまでにみたバレエの舞台というのはその同級生が17年前に演じたものだけだから比較対象はないと同じなのですが。(でもテレビでは観たことありますが)


彼女は高校2年生の時にローザンヌ国際バレエコンクールで賞を取ったりして、すでにスターでした。ワタシより背が高く(でも体重はたぶん半分しかないと思いますが....)日本のバレリーナにはない手足の長さと背中から首にかけての線が長く美しいのが特徴です。その美しさは17年という時間の経過を感じさせないどころか、内側からあふれ出てくるエネルギーで白く輝いてみえました。

他の踊り手に比べるとやはりソリストになるだけあって格段に美しいし完成度が高いのもわかりました。もちろんながーい手足ですからキビキビとした細かくてはねるような踊りに関しては他の役を踊っているソリスト(級)の踊り手ほうが上かなと思うこともありましたがそれはやはりそれぞれの踊り手の個性なのでしょう。

安定した優雅なラインは涙がでるほど美しく、知っているけど知らない同級生の姿に感動しました。

プロとして続けていくことは並大抵の事ではないのは想像できます。バレエ界のことはわかりませんが年齢的にもたいへんなことがあるのかもしれません。(慢性運動不足なのはワタシですっっ)
肌は衰えたかもしれません。
しかし18の時にはなかった科白が口からこぼれてくるような表現力と、舞台に出てくるだけで空気が変わる強いオーラが彼女からは感じられました。
あとから調べてみると松山バレエ団に入ったあともいくつも賞を取っているのでした。真にプロフェッショナルな人というのはどんな仕事でも美しいものですが、体そのものを表現の手段としていることで、バレエは究極に美しい仕事かもしれない、と思ったのでした。


息子はその後、ドン・キホーテの歌を作って口ずさんでいます。あらすじの一部しか説明しなかったのにほぼ全部を理解して、しかもものすごく気に入ったようでした。





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最終更新日  2005.02.10 00:11:18
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