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カテゴリ:悪魔の時?
大事なものを貸した私も悪いのですが...
寒そうだったので掛け布団の上に大判のショールを掛けてあげて寝たんです...私も朦朧として疲れていて押入からふとんを出す元気が無くて。 朝起きたらそのショールごとムスコがふとんを畳んだので注意したんです。 ショールだけ畳んで戻しなさい、と。 最近反抗期気味の彼は仏頂面でふとんの間からはみ出ているショールを力任せにひっぱりました。そして「ふにゃふにゃして畳めない!」と忙しく台所で働いているワタシに押しつけに来たのです。 そこまではまだ注意するだけの事だったのですが、受け取ったショールを見たら、生地が裂けている.... それを突きつけると「だってさあ。」という顔つき。 ぶっちぎれたのは言うまでもありません。 近年まれに見るキレ方で荒れくるい、家出しました。 (家にいたら血を見そうだったので。それに息子を追い出した日にはイマドキ犯罪に巻き込まれるんじゃないかと気が気でなくて。) 行き違いで夫ットが帰宅、ワタシが暴れたあとの部屋の中ではムスコが泣きわめきながら手当たり次第、紙という紙(古い問題集など)を千切っていたそうです。そこで彼はショールを乱暴に扱ったことでなく、「むしゃくしゃしたからモノにあたった」というカドで御用に。いや違った..雷を落とされたようです。 夫ットに言わせれば、「ショールはある意味不可抗力。母を傷つけるつもりでやったわけではないが、プリントや問題集を破くのは自分の意志で選んでやっていることだからダメ。そこでモノにあたっても解決しないし、精神の成長によろしくない。」とのこと。 まあ確かに。 で、一生モノだと思って買って、もう10年近く大切にしてきたショールを台無しにされたワタシは雪まみれの街を徘徊後、夫ットからの「お願いだから寒い中歩き回らないで」との電話に昼間からファミレスでワインをひっかけて帰宅(妊婦ですが不良です)。 ムスコはだいぶ反省したらしく部屋もほぼ完全に片つけ終わっていました。キツイ言葉で叱られても平身低頭、ひたすら謝るのです...だからといって元に戻るわけではありません。夫ットはお風呂を沸かしてごはんも作ってくれてありがたいことこの上ありません。しかしワタシは完全にふて腐れてゴロゴロと転がっていました。 世の中には謝っても取り返せないものや想い出があることをムスコに言いましたがワタシはやはり不機嫌です。 →自分の家出の方が子どもを外に出すよりは気が楽な今っていったい何? 昔は悪いことをすると外に放り出されたものです。 16になっても母に放り出されたことのあるワタシ(^^;) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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