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January 15, 2007
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カテゴリ:思うこと
 今日お友達に誘われて『足湯』に行って来ました。
私の自宅からさほど遠くない場所に道の駅と隣接してちょっとした
テーマパークがあって、そこに最近足湯がオープンしたということで
どんなものなのか見物がてら足湯初体験に行って来ました。

 足湯自体は、ただ足をお湯の中につけているだけなのに体中がホカホカしてきて
冷え性の私は足をじゃぶじゃぶしているだけなのにあまりの気持ちよさに
うっとりとなって、お友達とはしゃいでしまっていました。

 そんな楽しい気持ちいい足湯初体験でしたが、いい気分が台無しにされました。


 マイクロバスが二台やってきて団体がテーマパークへと入っていきました。
バスと団体の様子が足湯にいながらとてもよく見えました。
足湯のまん前が駐車場になっていたからです。

 バスの車体には『○○の家』と大きく書いてありました。
それは隣市の授産施設のバスでした。
少し遠くだったのであまりよくわからなかったけれど、障碍者の方たちが
降りてきたのは分かりました。
 

 それを見ていた50代くらいの男の人が2人話をしだしました。
そのバスがこの間も来ていたという事を言っていて、話の内容としてはこんな感じでした。

 A「あんな障碍者がココにきて面白いんかぁ?
    歩くとこばっかりやで、大変だろうによ。この寒いのになぁ」
 B「オマエ、知らんのか?あいつらはな、ここの入場料タダなんや。
    何回来てもタダやからくるんや」
 A「え~!なんでタダなんや?」
 B「障碍者手帳とかがあればな、公共の施設はどこもほとんどタダで遊べるんや。
    付き添いのヤツもタダのはずやぞ。だから何回もくるのよ」
 A「タダなんか!!そりゃ~、何回もくるはずやな。
    えぇな~、障碍者は優遇されとるなぁ。羨ましいこっちゃ」





 まず最初にいうべきことは、彼らの情報は誤っています。
「公共の施設はどこもタダ」という認識は間違っています。
付き添いもタダ、というのも正しくありません。

 そして「障碍者が優遇されている」というのも間違っています。
優遇されている事も優遇されている場所もありますが、一概に「優遇されている」と
いうのは間違っています。
 そもそも「優遇」という言葉自体、不適切だと思います。


 この先もまだ会話は続きましたが、聞くに堪えませんでした。
その方たちに何か言葉をぶつけてやりたい衝動に駆られましたが、出来ませんでした。
何故言わなかったのか、どうして言ってやらなかったのか、何を言えばよかったのか
何を伝えるべきだったのか、今もってわかりません。

「自立支援法」なんていうのに守られていて羨ましい、とも聞こえました。
自立支援法の中身を全く知らない人間のセリフです。
あれのどこが「支援」なのか、こちらが聞きたいくらいです。

 「あんな体で外に出るのは自分だったらイヤだ」と確かに言いました。
そんなことを言う人以上に本人がどれだけ苦しくて辛くて苦しい思いをしているでしょう。
誰だって自分の足で歩いて、自分の手で触れて、自分の意思で動きたいでしょう。
好きで人の手を借りて生活しているわけではない!

 

 今日私は初めて「この世界の中で声を挙げたい」と思いました。
どんな声、と言われてもうまく説明できないけれど、「受身はイヤだ」と
心底思いました。
 いろんな立場の、いろんな境遇の、いわゆる「社会的弱者」と呼ばれる方々の声を
いろんな形でいろんな言葉にしていろんな方法でいろんな方面に届けたい。
そのために自分は何をすべきか、どう動けばいいのか、どう生きていけばいいのか。

 確かに何かに背中を押されたような気がしました。
「いてもたってもいられない」想いが溢れました。

 でも、でも、わかりません。
まだまだ私にはどうしたらいいのかがわかりません。
だけど「何かをしなくては」という体の中からの衝動に揺り動かされました。

 先に話した方たちが「悪い人」なのではありません。
そういった先入観・そういった認識を植えつけているこの世の中が悪いと思います。
もっともっとかなくんや他の方々のことを知ってもらいたい。
できるだけ多くの人に知ってもらって、正しい現実を知ってもらいたい。

 そのために私に何ができるのか。
分からないけれど、何かをせずにいられない。
何か行動を起こしたいけれど、どうしていいかわからない。

 何をしても世の中は変わらないということ。
そんな世の中を、この現状を打破したい。
ただ、それだけのこと。

 





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Last updated  January 15, 2007 11:52:34 PM
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