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テーマ:障害児の親として(1435)
カテゴリ:思うこと
今視聴しているテレビは『命の輝きSP』。
昨日も見たけれど、今日はその中でも難病と生きる子供たちのドキュメント。 私の子供も難病と国から指定されている病気を持つけれど 世の中には本当に様々な難病があるんだな、と改めて実感。 テレビに出てくるのはどの子も可愛らしい子供たち。 そう思えるのは私が障碍を持つ子供の母親だからだろうか。 いろいろな病気といろいろな親子がいて。 昨日もそうだったけれど、今日は更に更に涙が出てくる。 私がかなくんの病名を知って、絶望して悲嘆して泣いて泣いて。 世の中で私ほど不幸な親はいないんじゃないだろうか、と思って 何もかも投げ出したくなった3年前から、同じような辛さと悲しさに 直面することになった親御さんが数多くいるということが “私だけじゃない”という想いと“私だけで充分なのに”という想いが交差します。 どの親御さんの子供に対する想いも私のそれと重なって 余計に辛くて苦しくて悲しくて切ないものに感じられます。 かなくんの将来は、人としての楽しみや幸せはないに等しいものだと どこかで諦めている私がいます。 例えば就職とか結婚とか、普通であれば手に入る数々のものが この子には与えられなかったのだ、と今は思ってしまっている私がいます。 私が決められることでも諦めることでもないことなのに。 テレビの中の親御さんたちは、あの日の私であったり、これからの 私であってほしいと想う方たちであったり、そして、健常児・障碍児に関わらず 子供を持つ親ならば誰もが想うこと。 子供の健やかな成長であったり、将来への希望であったり 不安や戸惑いや楽しみや幸せ。 私は私の目の前にいるかなくんを慈しんで可愛がって、大切に 大切に育てていこう。 涙することもあるけれど、オンリーワンの存在だから。 もちろん、かいくんだって。 2人とも私の子供だけれど、それぞれが私にとってオンリーワンの存在で 彼らたちにも私という存在がオンリーワンであることを切に願って。 どうか、せめて1人でもいいから、病気と闘う子供たちが 減ってくれますように。 どの子にも、どの子にも、幸多かれと心の底から願うばかりです。 そしてその子を強く支えている親御さんたちにもどうか明るい未来がきますように。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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