はっぴーふぇいす

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• 超強力ストレッチ粉

  　水曜日に発熱したかなくんですが、水曜の夜中から木曜の明け方まで熱があったものの木曜の朝にはすっかり平熱に戻り体調も回復していました。すぐに受診し抗生剤を服用したとはいえ、あまりにも早いその回復ぶりにビックリしてしまったのですが、翌日の金曜には七夕祖父母参観を控えていたので大事をとって保育園はお休みさせました。入園してから初めての保育園欠席。よくまぁここまで頑張って毎日登園したなぁと思いました。結局夏風邪だったようであります。で、木曜は保育園を休ませて１日家に一緒にいたのですが、まぁ悪さをするわするわ・・(汗)。元気がいいのはありがたいことなんですが仕事もあるので私はさすがにイライラしてしまい散々な１日になりました。でも、とにかく体調はどんどん回復してきて金曜には登園することができてホッとしました。　あまりにも朝から悪さをするのでテレビでも見せてみようと思い、教育テレビをつけました。今まで子供たちがいたときは朝からほぼ教育テレビがつけっぱなしだったのですが、さすがに私１人になると何もつけないで１日過ごすようになったので、教育テレビ自体見るのが久しぶりのことでした。夕方はほぼ毎日教育テレビのお世話になっているのですが、朝の番組を見るのは約三ヶ月ぶり。朝しかやっていない番組もあって、気がつくと私の方が一生懸命テレビを見ていました(恥)。そして、とてもとても久しぶりに見てしまったのですよね～。あの　『ストレッチマン２』　を！！　久しぶりに見るストレッチマンは何らお変わりなくお元気でいらっしゃいました(笑)。そして、当然“まいどん”もお元気でお変わりなく・・！とても懐かしくテレビにほぼ釘付けになってしまいましたよ。　いつものように地球からの緊急指令が入り、怪人とのいつもの戦いが始まりました。今回の話は詳しい内容は忘れてしまったのですが、怪人と「ラーメン対決」をするという内容のものでした。まずは怪人が麺から自分で作ってチャーシューも自家製のものをストレッチマンに食べてもらいます。その次はそのラーメンに対抗してストレッチマンがラーメンを作るのです。　恐るべし、ストレッチマン！！　ラーメンも作ってしまうとは・・！！しかしですね、今回私が激しく心を動かされたのはラーメンも手作りしてしまうことではなくてその作る過程でありました。ストレッチマンは故郷“ストレッチ星”にあるラーメンを作るのに最も適しているという強力粉をご紹介くださるのですが、そのネーミングが　　　超強力ストレッチ粉なるものなんですよね～(驚)！その粉にて麺を打つというのです。いかにも、いかにもスゴそうな粉ではありませんか？！麺が出来るのならパンなんかも製作できる粉だとお見受けしました。ぜひともその「超強力ストレッチ粉」なる粉にてパンを焼いてみたいものであります！ストレッチ星にしかない粉なんだよな～(憧)。なんとか手に入れたいシロモノだわ～！そして次に度肝を抜かれたのがストレッチマンがまたしても作ってしまうチャーシュー！！ストレッチマン、チャーシューまで作ってしまう・・・。ますますファン度がＵＰ！！そのチャーシューもすごい逸材から出来ているのです。これまたストレッチ星にて１０年に一匹しか産まれない『スーパートンガリポーク』！このスーパートンガリポークなる豚のお肉をですね、なんと宇宙空間にて何日間か煮込んで出来上がったものが特製チャーシューなのですね。「宇宙空間にて何日間か煮込む」ってトコがスゴくないですか？！宇宙空間にて煮込み料理が出来るのか？！宇宙空間ってそもそも火が使えるのか！？オカしい、オカしすぎる、けれども実際に作ってしまうのが我らがストレッチマン！！んで、当たり前ですが怪人とのラーメン対決は当然ストレッチマンの勝ちでありまして、今回もめでたしめでたしと相成ったのであります。　でももう私としては勝負の勝ち負けなんてどうでもよくて、とにかくアタマの中を駆け巡るのは『超強力ストレッチ粉』と『スーパートンガリポーク』の二つのみ！もはや仕事のこともかなくんの悪戯のこともスッカリ忘れ、この二つの魅力的なアイテムに激しく心が奪われた木曜のお昼前でありました。折りしもその日パンを焼いたのですが、なんだかバタバタしていて塩を投入するのを忘れてしまいキチンと焼きあがったのですが味がなんだかいまひとつというかナニかが足りないような中途半端なパンに仕上がってしまいました(涙)。「ナニかが足りない」ってまさしく塩が足りなかったのでありますね～。呆然としながらも「今日のパンを超強力ストレッチ粉で作ったらどんなんだったのかな～」なんて果てしなく憧れが強くなってきてしまいました。それにしてもラーメンもチャーシューも作ってしまうストレッチマン。しばらく見ない間にまたまたパワーアップしているようでビックリするやら安心するやら・・。私が呑気に過ごしている間に地球の平和を守ってくれていたのでですね♪　　ありがとう、ストレッチマン！すごいぞ、ストレッチマン！！　あぁ～、なんとも心惹かれる「超強力ストレッチ粉」、あの“ク○カ”とか“ママ○ン”なんかで取り扱ってくれたら嬉しいな～・・。なんて考えている今日この頃の私です。

  July 8, 2006

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  牛乳貧血

  　今日は外来日でした。先週脳波検査を行って血液検査もしたので、今日は私だけがこの一週間の様子を主治医に話にいくことになっていました。今日は朝から大雨でかなくん連れじゃないから良かった～なんて思っていたのですが。　お昼１２時過ぎに突然電話が鳴りました。保育園からの電話でかなくんが発熱していて３７．８度あるけれどどうしましょう？という内容でした。私はもうビックリしてしまって、でも偶然にもこれから外来なので「外来の予約時間にあわせてお迎えにいきます！」と返事をしました。　それからかなくんを迎えに行って病院に急ぎました。待合室はいつもどおり閑散としていて受付を済ませるとあっという間に名前を呼ばれました。この一週間の発作の状況などを伝えて、それから今発熱しているということで診察をしてもらいました。で、結果は喉が相当赤いので『扁桃炎』だろうといわれました。近所の小児科ではなくて早い段階で主治医に診て貰えて私もホッとしました。それで、そこからやっと落ち着いて先週の血液検査の結果を聞きました。するとなぜかまた肝機能が低下しているそうで・・(謎)。「あれ、今回貧血気味だなぁ・・。お肉とかはこの子キライ？お肉なんか食べると結構そんなに　貧血にならないけどなぁ・・」と主治医がいうので「いえ、逆に野菜はほとんど食べないでお肉ばっかり食べますけど」と答えると主治医は考え込んでいます。かなくんは結構貧血でひっかかるんですよね。なんでだかわからないけれど、半年に１、２回はひっかかってるかなぁ・・・。鉄剤を処方するほどではないのだけど貧血気味だそうで。肝機能の低下といい貧血気味といい、ちょっと凹んできました。ちょっと様子見ということで今週はどの薬もいじらずに今までと同じ量で行きましょう、と言われました。薬をいじるのは最近ちょっと抵抗があるので私もその意見に賛成しました。　で、そこからまた熱の話になって主治医がこの分だとこれからまだ熱はどんどんあがりそうな雰囲気だから水分補給だけはこまめにするようにというので「あの～、水分って牛乳とかは飲ませてはダメですか？」と聞いてみました。　実はかなくんは大の牛乳好きです。これはもう単に「スキ」とか「キライ」とかを超えていて、いうならば「浴びるように飲む」のであります。酒好きのオヤジのようにもう際限ないのです(汗)。いつの頃からこうなったのか全く記憶がないのですが、気がつくと牛乳を朝から晩まで飲んでます。飲んでます、といってもかなくんが自分で冷蔵庫から出してきて飲むわけではないので、これは飲ませる親の私たちも悪いのですが、ジュースを飲ませるのは虫歯とかの心配もあってイヤなので極力飲ませないようにしています。で、お茶を飲ませようとすると味がないので飲みたがらない。ということでジュースもお茶も消えるとなると、残るはコレしかない。ここで牛乳の登場であります。牛乳は身体にいいし、と、仕方なく欲しがるままに飲ませてきました。とにかく飲みまくる、と３歳児検診とかでいうと、保健師さんから栄養指導の際に「牛乳は１日に２００ｍｌまでにしてくださいね」なんて言われるので「何でですか？」と聞いたら「飲みすぎは身体によくないですので」なんて言われたりするんですよね。なんていうのか、そんな漠然とした答えがあるか？！と思って突っ込んで聞いてみてもとにかく身体によくない、のセリフをいうだけなので、これはムシするんだもんね、とばかりにかなくんの要求のままに飲ませてきました。　一般に発熱時にはイオン飲料などがいいというのですが、かなくんはポカリなどが好きではありません。とにかく、牛乳が一番なのです。りんごジュースなんかも味がすっぱいからなのか好きではないのです。もうクドいようですが、ヤツが飲むのは牛乳のみ！なので、ちょっと心配になって「牛乳でも発熱時に飲ませていいかどうか」の判断を主治医に聞いてみたのです。主治医は「お腹を壊しているときはダメだけど、そうでないのなら別に牛乳でもいいよ」というので、私もホッとして「あ、よかったです～♪この子、牛乳大好きなので牛乳しか飲まないんですよ。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　もう牛乳だったら際限なく飲んでますから～♪」なんてナニゲに話しました。すると、主治医の目が“キラッ！”と光ったのです。マジで、ホントに光ったのです！キッパリ！　(主)「・・・お母さん。牛乳スキってどれくらい１日に飲むの？」　(私)「え？・・え～と・・どれくらいって・・」　(主)「量はどれくらい飲むの？一本とか飲んじゃうの？」　　(私)「いや、そんなには飲みませんよ！でも・・そうですね～・・５００とかは飲むかな？」　(主)「・・それは飲みすぎ！！　　　　　わかった！さっきの貧血もわかりましたよ！　　　　　　お母さん、この子は『牛乳貧血』だと思うよ！絶対にそうだな」　　ハイ？！　なんですって？？　　　　　『牛乳貧血』ってナニ？！　そうなんですよ、牛乳貧血という疾患が存在するのですよ！主治医がわざわざそれをまとめた論文か何かをコピーしてくださいました。少し抜粋してみますが・・・。　　　『牛乳貧血とその成因』　　←題名からしてもうすごいコトになってるよ。　離乳期後半から幼児期に牛乳を多量に摂取することで、鉄欠乏性貧血と低蛋白血症を呈することがあり、これを一般に牛乳貧血と呼ぶ。低蛋白血症の発症機序としてはも鉄欠乏性貧血や牛乳抗原の免疫学的機序による消化管上皮への障害などが考えられている。牛乳貧血は他の食餌性鉄欠乏性貧血と違い、貧血は鉄剤の投与により改善しても、低蛋白血症や消化管出血は牛乳を中止するかも減量しないかぎり持続するのが特徴と考えられ、このことが診断と治療を行ううえで重要と考えられる。本症の治療には、適切な食事指導、鉄剤の投与、牛乳摂取の減量または中止に加え、乳幼児の栄養方法を含め正しい育児知識をもつよう両親への適切な指導が必要である。　本症は比較的まれな疾患であるため、見逃されやすく注意が必要である。　だいたい大まかにはこんなようなことが書いてありました。ビックリしました。本当にこんなウソみたいな疾患があるんですな～(驚)！！かなくんの場合はまだまだ「疾患」とまではいっていないけれど、ともかく牛乳は控えめにしないといけないといわれてしまいました。帰宅してからコピーしていただいたものをよく読んでみて全く驚くやら恥ずかしいやら・・。ナニが恥ずかしかったって、　＞本症の治療には、適切な食事指導、鉄剤の投与、牛乳摂取の減量または中止に加え、　　乳幼児の栄養方法を含め正しい育児知識をもつよう両親への適切な指導が　　必要である。ここの箇所ですね(汗)。子育て一年生ママかよ～！！と激しく自分に突っ込んでしまいたくなりました(激恥)。振り返ればかなくんの牛乳を飲みたい衝動にまかせて一週間の牛乳消費本数が５本の我が家。ざっと計算しても１日に一本弱は飲んでる計算になります。そして、それは家族中で飲んでるわけじゃなくて、ほぼ大半がかなくん１人の摂取であります。　そりゃ～、牛乳貧血にもなるわな～！こんなに驚いたことは久しぶりです。恐るべし、牛乳貧血・・！でも、ちびっと思ったことは保健師さんとかが「あまり飲ませないように」といっていたのはこういうことが懸念されるからなんだなぁ、と納得もしたのですが、キチンとこういうことになるから、という説明ができるくらいにはなっていてほしいなぁと思います。ただただ「身体によくないから」では、「牛乳は身体にいいじゃん！」と私のようなトボけたことを思うお母様が他にもいらっしゃるかもしれません(って、いないか？汗)。ここまでの説明はできないにしても、もう少し具体的な話ができるようにはしていただきたいと思いました。　かなくんは帰宅してから試しに購入してみたポカリを飲ませてみると案外ゴクゴクと飲んでいてホッとしました。でも、その後急に吐きました。６時くらいまでは熱も高くグッタリしていたのですが、吐いてからはなぜか元気になってしまって夕食はほとんど食べず、プリンを与えたらペロリと食べてしまいました。それからはゴロゴロすることもなく、いつもと同じく悪さし放題(汗)。あの～、「これからどんどん熱があがりそう」ってアナタの主治医が仰ってたんですが？？まぁグッタリしているよりはありがたいので良しとしておきます。こんなに元気なら明日の様子しだいでは登園できるかなぁ・・・。　　元気が出てきたら早速テレビの上で　　　　　　　　　　　　　　　こんなこととか・・・　　　　　　　　　　　　　　　　　　こんなこともして・・　　テレビが壊れるっつーの！！　元気があるのはいいことです。こんなことされても、とりあえずはホッとしています。

  July 5, 2006

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• 一周年

  　ナニがかというと、昨日で内職を始めてから丸一周年を迎えました。最初は「続くのかな～」なんて不安もあったのですが、内職証明を貰うためにも家計のためにもやるしかないわけで、なんとかかんとか一年たちました。いや～、よくもまぁ続いたなって感じです。　最初は覚えることも多々あって、それと適度な緊張感があって半年ほどは夢中で仕事をしてきたのですが、今年に入ってから体調を崩したりしたことと慣れてきたのもあって、なんだか緊張の糸が切れてしまいいわゆる『仕事やりたくない病』にかかってしまいました(恥)。でも生活のためにもそんなことをいっているわけにはいかず、なんとか頑張ってここまできたのですが、なんだか２ヶ月に一度くらい『仕事やりたくない病』にかかってしまうようになりました。もうやりたくないといったらやりたくないのであります・・！　んで、先週あたりからまたまたその病にかかってしまいました。もう気持ちがだらら～んとしちゃって、仕事は多くてとにかくやらなきゃいけないのに部屋の中をウロウロしてみたり、パソコンの電源を入れてしまったりしてしまいます。ウロウロするのなら掃除くらいすればいいのに、それは絶対しない(汗)。なんとなくバランスボールに乗っかって物思いに耽ってみたりしています。オカしいですね。時間的にいよいよもうヤバい！というところまで自分を追い込んで、そこから仕事に没頭するのですが、時すでに遅くて深夜にも仕事をしなければいけなくなってしまいます。寝不足で次の日がエラくなるのがわかっているのに、このダラダラな生活が辞められない。実は今日も午後一番に仕事を納品しなければいけないのに、まだまだ半分は手付かずで残っているのに、ネットをしています・・(呆然)。夫が見たら多分殴られはしないだろうけれど、ナニいわれるかわかったもんじゃありません。実は今日は午後から外来もあって、スケジュールはアイドル並みに忙しい(？)のにも関わらず日記など書いています。トホホ・・　あぁ～・・。　もう、仕事やりたくねぇ～・・・！　でも、やるしかないのです。やらなきゃイカンのです。みんな、こういう気持ちを抱えながらも頑張っているんですから、私だけフェードアウトするわけにはいかんのですよね。しっかし・・。最近、この病にかかるインターバルが短くなってきていて、すぐに病気にとりつかれます。元々がものぐさぐうたらなもんで余計にダメなんだろうなぁ・・。ともかく・・・。やらねばイカンのだよな。先月もこの病にかかってダラダラしてしまったので、先々月に比べて給料が大幅ダウンしていました。おカネにすぐに反映されてしまうところが辛いのであります。頑張らなきゃなぁ・・・。ってことで、なんとか重いお尻と腰をあげることにします。

  July 5, 2006

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• ちょっとグチこぼし・・

  　今日内職を納品してから近所のスーパーに寄りました。夫にとある物が１００円ショップにあるかどうか見てきて欲しい、と頼まれていたので食料品を買いがてら寄りました。で、そのお目当ての物の件で夫の携帯に電話をし用件が終わると夫が「今日は仕事で他県に行かなくてはいけないから、家には帰れない」といいました。これは昨日から「多分そうなるかも」と夫が言っていたことなので、大体わかっていてそれならそれで、とタイムリーにスーパーにいたこともあって、そのまま夕食の惣菜を買い込み(恥)帰宅しました。子供たちはまだまだたくさん食べるわけではないので、夫がいるときと同じように夕食を作っても残ってしまうし、夫がいなければもうすぐにダラダラとぐうたら度がＵＰしてきます。　今日の夕飯は作らなくてもよし♪　惣菜で簡単に済ませてしまえば楽チンで尚よろしい♪とまあ、ルンルン気分で帰宅しました。内職をたくさんいただいてきたので、家事よりもナニよりもそれを優先させねばならず、子供たちのお迎えに行って、帰宅してまたちょっと仕事をして、子供たちを風呂に入れて、夕食にして後片付けも簡単に終了してしまえば、後はもう子供たちは遊ばせっ放しで仕事に没頭できます。夫がいない夜は楽チンでたまりません。これが一旦帰宅してからまた出勤となると、バタバタと子供たちと風呂を済ませ、夕食も急いで済ませ夫のお弁当と朝のおにぎりを作成し、慌しく送り出す、というパターンになります。それらが済むともう８時半になってたりします。するともう子供たちを寝かせなくてはならない時間になるのであります(汗)。そうしたら仕事なんて全く手付かずになってしまいます(滝汗)。子供たちが早く寝てくれれば起き出してきてそれから仕事が始められるのですが、最近はかいくんもお昼寝が始まったせいもあり、なかなかと寝てくれません(涙)。そうこうしているうちにこちらが眠くなってしまって・・・。明け方に不意に目を覚まし、寝過ごして内職が全くできていないことに気づき蒼白になっていることが多々あります。先週は毎日夫を８時くらいに送り出していたので、もう大変でした。なので、夫さえ帰ってこなければ苦手な家事もやらなくていいので、夫には申し訳ないのですが帰ってこないということになると「命の洗濯」みたいな気分になってしまいます。　ということで、惣菜をかなり買い込み気分はウキウキで帰宅しました。少しだけ内職をし、お昼時になったので適当に残り物のご飯を胃袋に放り込みまた慌しく仕事に戻ろうとしたその時、メールが入りました。　　『今日、予定変わって５時半頃帰る。８時には出かけたいから頼む』　ｂｙ　夫　　　　ナヌッ！？　　　　　　帰ってくるんかい(爆)？！　なんだか眩暈を感じながらもおずおずと返信してみました。　　　(私)「帰ってくるんですね？」　　　(夫)「うん。残念ながら♪」　　　(私)「帰ってこないと思って、自分たちの夕飯をゲットしてきてしまったのですが？」　　　(夫)「いいんじゃない？オレの分の夕飯と、　　　　　　　　　　　あと明日の朝メシと昼の弁当だけ適当に作ってくれよ」　あのですね？「適当に」と仰られても困るのですよね？私の中ではもうすでに今日の夜は何も作らない、という指令が体中に伝達されてしまって、今さら何もやりたくなくなっているのです。こうなってしまうと、「適当に」と言われてもなんも嬉しくないのだなぁ。「適当」な物も「手の込んだ」物も「作る」という作業においては何ら変わりが無くてともかく「作る」のか「作らない」のかが非常に大きなポイントになってくるのであります。ガッカリ、ですよ。何もしなくてもいいと思いこんでたから余計に脱力感が・・。夫は仕事をしているのですから、こんな発言事態罰当たりなのですが、やりたくない気持ちはすぐには消えなくて・・。　で、夫は３時半過ぎに帰宅しました。早かったので保育園のお迎えに行ってくれるかと思っていたら「いや、もう疲れてるし行って来てよ」などと言います(溜息)。「・・・いいけど、帰ってきてからになるからご飯出来るの遅くなるよ」というと「なにっ？まだ、メシ作ってないんか？！」　・・別にさ、遊んでたワケじゃないじゃん・・。どうしようかと思ったけど、子供たちのいない静かな時間に少しでも仕事を片付けたくて頑張ってただけなのに。夫は先に手っ取り早く夕飯とお弁当を作成していると思っていたらしいです(汗)。なので、渋々といった感じでお迎えに行ってくれました。私はその間にダッシュで本当に夫の言葉どおり「適当な」物しか作れませんでした(恥)。　なんだかなぁ～。最近口癖みたいになってきてしまった・・。なんだかねぇ～・・。夫の気持ちもわかるんだけれど、そんなコロコロ変わる予定に順応に対応できる心も腕もないのです。夫の仕事はいつもこんな感じです。最初の予定がそのまま予定通りに行くことなどまずないです。なので、いつも振り回されてしまいます。そういう時の気持ちの切り替えがヘタなので「なんだよ～！○○って言ってたのにさぁ。はぁ～・・」なんて気持ちが落ち込んでしまいます。夫は「オレも仕事に振り回されてるから同じだ」といいますが、でもちょっと違うような気が・・。夫の予定変更に伴い私の仕事と家事の時間配分はめちゃくちゃ違ってくるし、変更内容によって帰ってきたり帰ってこれなくなったり、お弁当が要ったり要らなくなったり・・。　ちょっと疲れてしまいます。そこに子供たちも絡んできて時々気持ちが乱れてしまいます。それが子供たちに向いてしまって、些細なことでひどく怒ってしまったり余裕のない接し方になってしまったり・・。ともかく、食事は「作らなくてはいけない」のか「作らなくてもよい」のかが非常に大きな問題になっているのです。その辺が男の人にはわからないみたいなんですよね～。「適当」でいいんだから、ラクだろ？なんつっていわれるとド突きたくなります(汗)。　そして、最後には「仕事、明日納品じゃなくて納期を延ばしてもらえばいいじゃん」などと言ったりするのです。私の仕事は“たかが”内職です。でも、“たかが”であっても仕事を請けて明日納品すると返事をした以上はキチンと仕事をこなさなければいけないのです。内職といえども、仕事は仕事です。夫、いつもこういう言い方をするのです。夫にしてみれば私を気遣っての言葉なんだろうけど、なんだか内職を軽視されているような気がしてなんとなく納得がいかんのです。きちんきちんとこなすからまた次の仕事も貰えるのです。それは“内職者”だろうと“正社員”だろうと同じことだと思うのです。簡単に「納期延ばしてもらえば？」なんていってほしくないんだよな・・。　あ～ぁ、グチグチ日記になってしまいました(汗)。こんなことじゃイカンですね。また、明日からガンバローっと♪　

  July 3, 2006

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  痛いのです

  　　　　　　　　　　冒頭からお見苦しいものをお見せしましてすみません(汗)。　お恥ずかしいですが、ワタシの足です。　ここ２、３日の間にコドモたちにやられました。　かなくんにおもちゃを投げつけられたのと、かいくんにデカレンジャーの剣で刺されたのと　あとは薄くなってきてますが足の上の方のうっすらと残る青アザは・・・自分でやりました(恥)。　バランスボールに乗っかっていて転がっておもちゃでぶつけました。　えぇ、バカモノです。バカモノ、と呼んでくださって構いません。　　別内容の日記をＵＰする予定ですが、今夜も夫がおらず内職に勤しんでいたらこんな時間に　なってしまいました。子供たちは９時前には就寝させるようにと保育園から園便りがきて　いましたが、全く守ることができません。　睡眠が少ないとキレやすい子供の出来上がりらしいです。　うちの子らは・・、大丈夫なんだろうか・・。　いやはや・・。　　子供らを寝せてから、戻ってきたら日記ＵＰします。　日記のＵＰがされてなかったら、子供らよりも早く夢の国に旅立っていったと思ってくださって　間違いありません。最近よく眠れます。　寝すぎたら老化が早いんですけどね。　　こんな足ではもうキズモノです。お嫁に行けません。　なので、やっぱり夫のソバにいるしかないようであります。嬉しいような、悲しいような・・・。

  July 3, 2006

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  物足りない・・

  　　連日かなくんに朝４時半くらいに起こされています(涙)。　まだまだ本格的な夏はこれからだというのに、どうも彼は寝苦しいようで　それで起きてしまうみたいです。　去年の夏もそんな感じで気がつくと玄関前の一番風通しのいい廊下で大の字に　なって眠りこけてたりしてました。　ここ数日起き出してはどうも涼しい場所を求めて徘徊しているようで、まずは　布団の敷きシーツを引っぺがして敷き布団に顔をつけて寝ています。　思いつくまま寝ぼけたままにあちこち引っぺがして、布団をグチャグチャにしてくれ　一緒に寝ている私は大迷惑であります。　そして次にキッチンに繰り出し、かなくんお気に入りのコップを見つけると戻ってきて　人の顔をペチペチ叩き、「飲み物をくれ！」とアピールしてきます。　こちらも寝ぼけながらお茶を注いでやるとものすごい勢いで拒否されます(汗)。　彼は牛乳大好きっ子なので牛乳をよこせということなのです。　朝４時半から頭が回るわけがなく、そこまで至れり尽くせりの行動がデキない母を　こき使いグイッと牛乳を飲み干すと徘徊が始まります。　玄関の靴を全て廊下に放り投げたり、キッチンのシンクにその辺にあるものを全て　投げ込んだり恐ろしい行動に出るので明け方でもぼんやりなどしていられません。　そして３０分ほど奇声をあげ奇怪な行動を繰り返すと疲れてまたお眠りになられます。　私はというと一緒に横になるのですが、かなり目が冴えてしまっていて、なんとか眠りに　落ちていくとまたまた６時前に同じ行動が始まります。　　　今日はそんな感じで６時前から起床し、ぼんやりしていると、夫が起きてきました。　夫は最近とみにジジィ化が進んでいるので、何も無くても夜は９時過ぎると眠くなってくるし　朝は何も無いのに６時くらいには目が覚めてしまうらしいです。　かなくんの愚痴をこぼしソファに横になってぐだぐだしていると　「今日はドコか行くか」　と夫が言い出しました。朝も早いし、早くから支度をしてドコかに出かけようというので　行き先はドコにするのか、というと　「清里にアイスでも食いに行くか」　などというのであります(驚)。　　清里はいわずとしれた山梨県の観光地であります。　ここからは当然遠いのですが、昨年高速道路がうまいことつながりまして高速に乗っていくと　２時間半くらいで着くらしいのです。　ここのアイスクリームがとてもおいしくていつも行くと観光客の長蛇の列が出来上がっています。　でも本当にとってもとってもおいしいのです。前行ったのはかいくんが一歳の時です。　最初はたかがアイス食べにソコまで行くのはなんだかな～と思ったのですが、久しぶりの遠出に　なるし、久しぶりの清里でもあるので俄然気持ちが高まってきました。　　よっしゃ！　　　アイス食べに清里まで行ったるかぁ～♪　　気分が高揚してきたまさにそのときに夫があることに気づきました。　　「あぁ～・・。　　　オレ、下水掃除してこないかんのやった～・・」　　これは何のことかというと、私の住んでいる町営住宅は住民が交替でマンホール下の下水溝の　掃除をしなければいけないのであります。６月は我が家が月当番だったので、その掃除を　しなければいけなかったのでしたが、今週は夫の仕事が忙しくなかなか出来なかったので今日　やることにしていたのでした。　掃除に取り掛かるとどんなに早くてもなんだかんだで一時間ほどかかります。　その後、汚れが飛び散ったりしているので夫はシャワーを必ず浴びるし、そういう時間を考えると　どう考えても２時間くらいかかってしまって、そうすると出かける時間がどんどん遅くなって　いってしまいます。　いくら高速で２時間半のところだとはいえ日曜なので高速の混み具合も読めないし、９時過ぎ　からの出発ではときすでに遅しの感は否めません。　　　今日はダメかぁ～・・・！　　その気になってしまったというのに、あっという間に時間的に行くのは無理だという結論が　出てしまいました(涙)。　仕方なくダラダラと洗濯物を干し始めると雨が降り出してきて・・・。　お天気も悪いし、やっぱり行けないなぁ・・。　ちびっと悲しくなってきてしまいました。　　朝一でそんな気分の躁鬱があって、なんだか脱力感が漂ってしまいました。　あとはもうダラダラ過ごし、せめいお昼ごはんはどこかで外食しようかと思ったのだけど　雨脚が強くなってきてしまって、そんななかをムリに出かけるのもなんだし・・とこれまた　取りやめになってしまいました。　昼過ぎには晴れ間が見えてきたのに、なんとかなくんがお昼寝に(涙)。　今日はドコにも行かなくていい、という日なのかもしれません。　お昼ご飯の後片付けをして居間に戻ってみたら我が家のオトコどもが呑気に昼寝なぞしてました。　　　　　　　　いいね、アンタたち・・。平和なことで・・。　　川の字になって眠るオトコたちを眺めながら、イライラしてきました(怒)。　なので１人だけこっそりとアイスを食べました。　清里のアイスがスーパーのよりどりみどり５個で３９８円アイスになりました(涙)。　こんな感じで、今日の１日が終わっていくのであります。　平和といえば平和、物足りないといえば物足りない日曜日です。

  July 2, 2006

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• 体調不良？

  　　昨日かいくんは夕食が終わるまでとても元気でした。　夕食が終わり、夫を仕事に送り出し、あとは私も子供たちも就寝するまでの少しの時間を　思い思いに過ごしていました。　私は相変わらずネット三昧していて、かなくんはおもちゃで遊び、かいくんはテレビを見て　いました。　ふと、何気なく振り返るとかいくんがソファに寝転がっています。　なんだかその様子がちょっとオカしいので　「かいくん、どうしたの？」　と聞くと　「・・・なんか、気持ちが悪い・・」　と言い出してビックリ！　どうもお腹が気持ち悪いとのこと。　かいくんがこういう時はかなりの確率で嘔吐するので、嘔吐用のバケツを持たせて様子を見て　いたのですが、吐きそうな気配はないので心配しつつも寝せました。　案外すんなりと寝てくれたので、ただ単になんとなく気持ちが悪いだけだったのかな～と　思いながら少しホッとしていつものようにネットをしにのこのこと起きてきました。　　　ネットを楽しんでいた深夜１２時半頃寝室から　「・・おかー・・さ・・ん」　とか弱いかいくんの声が聞こえてきました。　また気持ちが悪くなったのか？！と寝室へ様子を見に行くと　「おかーさん・・。ゲ○が出ちゃった・・」　とかいくんがいうではないか！！　あいたた～！と思いながら被害の確認をしました。　もしかして吐いてしまった時のためにと、あらかじめ敷き布団にバスタオルを敷いておいたので　バスタオルを取り替えるだけでいいはずだと思っていたら、見事にやってくれていました(涙)。　とても上手にバスタオルをよけて、枕を中心に被害が確認できました。　そしてかいくんが起き上がった際に吐いたものが掛け布団にもついて・・・(号泣)。　まさに真夜中の大惨事が勃発しておりました。　あまりのことにクラクラしながらもとにかく汚れたシーツ類を引っぺがし、かいくんを風呂場に　連れて行きました。　かいくんはどうやら寝ていて吐いたらしく、髪の毛から上半身からグチョグチョで(冷汗)、　それらを洗い流して新しいパジャマを着せました。　もう吐かない、というのをとにかくバケツを抱えているべし！と言い渡し、パジャマやら　シーツやらを風呂場にて必死に洗いました。　　枕もヒドい状況で枕は丸洗いするわけにいかず、ともかくまたまたファブリーズをこれでもかと　いうくらいにかけて別室にとりあえず放置。　真夜中に洗濯機を動かすわけにもいかないので(アパートゆえ)、とりあえず汚れをざっと落とした　シーツやパジャマは浴槽に全て放り込み、残り湯につけて“手間なしブライト”につけ置きして　おきました。　とりあえず洗い物をなんとかして戻ってくるとかいくんが床に転がって寝ているので、何事かと　思ったらシーツ類を剥がしたままで替えのシーツをかけていなかったのでありました。　新しいシーツに交換して、寝ているかいくんを布団に戻しました。　そのあとは吐くこともなく朝を迎え、元気に登園していきました。保育園でも元気いっぱいで　過ごしたらしく、給食は先生が配慮してくださって少なめにしてくれたらしいのですが、なんと　二杯もおかわりしたそうな・・・。　で、今も元気満々で悪さし放題であります(汗)。まぁ、病院に行くこともなくて良かったですけどね。　　かいくんの突然の嘔吐にビックリはしましたが何事もなく済んだようで、そして一番思うのは　意思の疎通が量れるというのは大きいな、ということです。　どうかしたのか、という問いに、気持ち悪い、と答えることができる。　どこがどう気持ち悪いのか、に、お腹のあたりが気持ち悪くて吐きそう、と答えられる。　これだけのやり取りでとりあえずどんな状況か、ということがわかるし、緊急度も大体わかります。　これがかなくんだとこうはいきません。　ただ泣くだけで、ナニが嫌なのか、具合が悪いのか、とにかく何にもわかりません。　体調が悪いのか、機嫌が悪いだけなのか・・・。全くわかりません。　　思い出すのは昨年末のことです。　土曜日の夜のことでした。前日までも何事もなく、その日も何事もなく過ごしてきて今から夕食　という時になって、突然の嘔吐をしだしました。　最初意味がわからなくて、何かを誤飲したからなのか、本当に体調が悪いからなのかの見極めが　できなくてオロオロしているうちに、強い吐き気があるようで噴水のように吐き出しました。　とにかく急なことで吐きまくっているので、すぐにかかりつけの総合病院に電話を入れて　救急外来にて診察してもらうことになりました。　その日の当直医師がラッキーなことに内科の医師だったのでホッとしたのを覚えています。　友達は耳鼻科の医師だったり整形外科の医師だったりで医師も困っていて本当に疲れた、と　言っていたので小児科ではなくても内科なら大体のことはわかるだろうと思いました。　病院についてもかなくんの吐き気はまだ止まらず、いちおうタオルやらゴミ袋やらを用意して　いったのですが、思いもしないところで夫の上着に吐いてしまい私も吐いたものを手で受けたり　していて、とりあえず自分の手と夫の上着を洗おうと手洗いに行きました。　夫はかいくんとともに待合室へ急ぎ、少し遅れて私も待合室に行きました。　そこでもやっぱり吐いたようで、看護師さんがベットに寝かせるようにと指示をしていて　かなくんはベットに寝かされていました。　看護師さんは若い方が２名いて、その２人でかなくんの様子を夫から聞いたり全身の状態を　チェックしたりしていました。　かなくんは相変わらず「おえ～っ」としていて、そのかなくんに看護師さんが声をかけています。　「かな○くん、わかるかな？気持ちが悪いのね。もう大丈夫だからね」　「こっち向いてみて～。お母さん、ドコかな？かな○くん、お名前言えるかな」　なんてかなくんに声かけをしています。　当然ですが、かなくんの看護師さんに対する反応はなくてグッタリしています。　すると１人の看護師さんが　「・・反応ないよね」　ともう１人の看護師さんにいっているのが聞こえました。　「うん。全身の状態はそんなに悪くないんだけどな～・・・。　　　・・かな○くん、わかるかな～？！お名前いえる？いえないかな？」　「かな○くん、お母さんはドコにいるかわかるかな？　　　　　　　　　　　　　　　　　今、何歳かいえるかな？？」　多分、意識反応を見ていたんだろうと思います。　でもかなくんは言えない。分からないから、言われていることが、意味が。　看護師さんが焦っているようにみえて、私も慌てて　「あの、この子発達障碍があるので、いってるコトがわからないんです。理解できないんです」　と説明しました。意識反応がないということではなくて、その前の問題であるということを。　すると、若い看護師さん２人は固まってしまいました。　(看)「えっ！！・・・　　　　　　・・こちらの問いかけがわからないですか？」　(私)「はい。全くわからない子なので当然名前とかトシなんかもいえないんです」　(看)「・・・そうなんですか・・」　　２人して当惑したように顔を見合わせているんですよね。じゃ、どうしたらいいの？みたいな　顔して固まっているんです。　これには私も固まってしまいました。　　するとそこに内科の医師が登場。　「どう？状態は？意識はあるの？」　看護師さんは救いの神が現れたような顔をして　「先生！あの、障碍があるお子さんだということで、反応がちょっとよく判断できないんです」　と言ってました。　「発達障碍のある子供なんで問いかけには反応というか返事ができないんですが」　と私も補足説明のように医師に伝えると　「あぁ、ホントに？いやでも、視線はちゃんと動いてるよね。　　　ちょっとお母さん、こちらに移動してみて。　　　　・・・ほら、ちゃんとお母さんを目で追っているから大丈夫だよ。反応は問題ないです」　といってくださるではないですか～(感動)！　そして診察を素早く行い、　「多分、胃腸風邪でしょう」　との診断をしてくださいました。突然吐いて吐き気も強いからビックリするけれど、吐くこと　自体は悪いことではないからそんなに心配することではないということと、水分補給に気をつけて　念のために吐き気止めの座薬を出しておきます、といってくれました。　もう、ホッとしましたよ～！！　良かった、この先生で～♪と安心感でした。心配がピークだっただけに安堵というか、医師の　一言は良くも悪くも大きいですよね。　帰宅してからもまだかなくんの吐き気は続いたので座薬を入れたら、それからはぱったり　治まって朝までグッスリ寝て、もう吐くこともなく２、３日で胃腸風邪は治りました。　　でも、今でも思い出すのは看護師さんの対応です。　かいくんが風邪をこじらせて何日か点滴に通ったときも同じように反応を見てもらっていて　それは当たり前のこととしてこちらも見ていて、かいくんも自分の名前をいったり何か答えたり　していたので、最初の時点での反応をみる声かけは当然するべきことだと思います。　でもちゃんと返答をしてくれる子供ばかりではないですよね？　病院には健常児(者)しかこないワケはなくて、障碍児(者)やあるいは認知症のお年寄りなども　多数来院されると思うんです。　そのたびに「反応がない？！」とか、「反応をみるにはどうすればいいの？」なんてやるんです　かね？　なんだかな～、ですよ。　どの看護師さんもそう、というわけでないことはわかっていますが、なんとも脱力してしまう　事件でした。　障碍児(者)は診察を受けるだけでも大変なんだ、ということをまざまざと思い知らされました。　病院に通うことがなければいいですが、病院知らずで生きていける人はごく少数でたいていは　風邪でもなんでも通院することはあると思います。その時に受け答えができないから意識反応が　ないとかなんてことになると、どうすればいいのか・・と思ってしまいます。　健常者限定医療なんてあってはならなくて、どんな患者さんに対しても適切な医療措置が　とられるべきであると思うし、そのように訓練なり勉強なりをしていってもらわないと困って　しまいます。　医療の現状は大変な負荷が医師にも看護師にもかかっていて、そんな中で日夜頑張って　おられるとわかってはいるのですが、医療だけではなくて例えば患者の抱える事情などにも　適切に対応してくださったら嬉しいな、と思います。　病気は健常も障碍も選ばないのです。こんなことで　「あなたの子供は反応がわからないから診察できない」　なんてことになったら親は一体どうすればいいのでしょうか。そんなことあり得ないとは　思いますが、あの若い看護師の固まった様子を見ていたらとても不安になってきました。　病院にかかる事態になる前に親がなんとか自衛してやれればいいですが、そんなことは不可能な　ことで看護師さんに固まられたときには子供にどうしてやったらいいのか・・。　途方に暮れるばかりです。　偉そうな物の言い方で恐縮ですが、あの２人の看護師さんもかなくんの件で何か得るものが　あったのならいいな、と思っています。　　元気いっぱいになったかいくん。　一安心なのですが、そのとたんに悪さばっかりするのでこまりものです。　元気がないよりかはいいんですけどね。　親の胸中としては少し複雑であります(笑)。　

  June 30, 2006

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• 最近のＮさん

  　　もう書きたくないな、書くことはないな、と思っていたトンデモＮさんですが　またネタをくださいました。　書くのもバカバカしい(腹立たしい)のですが、密かにＮさん話を楽しみにしていらっしゃる　方がいるかもしれないと思ったので(そんなヒトいないかな？)、最近のＮさんのことを　書いてみようと思います。　　先日の事件のあとから、どうやらＮさんは私のことを避けているようだと、先日気づきました。　仲のいいママ友が教えてくれました。Ｎさん曰く　　　「り～のさんはちょっと変わってるヒトだよ～。　　　なんか、あんまり話とかしてもヘンなこといってくるから話さないことにしたの」　などと言っているそうです(驚愕)。　あの、思いっきりオカしなＮさんに「オカしい人」呼ばわりされた私は多分「オカしい人　部門」なるものがあったら殿堂入りは間違いないのではないかと思われます。　多分「貯金額　３千万」が効いているんでしょうね。バカか、ホントに(怒)。　　　これが普通の人に言われたことなら、私も果てしなく落ち込んでダークな世界を漂うことに　なっているのでしょうが、ことＮさんに関してはダークな世界どころか、これでもう　付きまとわれることもないと思うとせいせいした気分になります。　私はあまり同じ保育園のママ友はいなくて、狭く浅い交友関係を築いています。　つかずはなれずといった気楽な関係で十分なので(仲良くさせてもらっている友達は他にも　きちんといるので)、保育園のママたちとベタベタなお付き合いはあえてしていません。　普通のママ友ともそんな感じなので、ヘンテコなＮさんはおつきあいどころか疎遠な関係に　いつなっても全く良かったので、ホッとしました。　が、私のことを「ヘンテコ」呼ばわりしていることにはさすがに温厚な(？？)私も気分が　悪くなりました。　でも、まぁどうでもいいんです。Ｎさんのことはね～。　　こんな感じで最近は保育園で会っても、私との関係は会釈程度で終わっていたＮさん。　ですが、今朝の出来事は私はまったく関係がないのですが、つい首を突っ込まなければ　気がすまない事態になってしまいました。　　今朝子供たちを保育園に送っていき、かなくんの教室から出てくると目の前にＮさんと　知り合いのママが立ち話をしていました。　何気なく脇を通り抜けようとしたその時にＮさんがそのママに向かって　　「ねぇねぇ。○○さんって母子家庭なんだってねぇ！　　　　私、知らなかったからビックリしたんだよ、聞いた時にさ～。　　　ちょっと聞いていい？○○さんって　　　　　　　　　　　　なんでダンナさんと離婚したの？理由はナニ？？」　　（ー△ー；）ｴｯ､ﾏｼﾞ？！！！　　フツー、そんなこと本人に面と向かって聞くか？？！！　私はビックリして思わず振り返ってしまいました。　そこにはとーーっても困った顔の○○さんが・・・(涙)。　思わず私は冗談風に　　「ちょっと、ちょっとＮさん！　　　　　他人のことなんだから、そんなこと聞くことじゃないと思うけど～」　　と、ついお節介にも口出しをしてしまいました。　するとＮさんは　「え～。だって、なんでかなって思ったから聞いただけじゃん。　　　　　　　　　　　　　　　　　別に深い意味はないんだけど？！」　微かにムッとしたような顔で言い返してきます。　「人にはいろいろ事情とかあるんだから、本人が言わない限り他人が聞くことじゃないよ」　尚もそういってやると　「だから深い意味なんかないって！」　といって、歩いていってしまいました。かーなーり、気分を害したような顔をして・・・。　なんだ、その態度は？！　　オイオイ、あんたが被害者じゃないんだよ！　　「ごめんね、なんか私のせいで・・。」　私とＮさんの微妙に険悪(？)な雰囲気を察して○○さんがそう声をかけてきてくれました。　全然たいしたことじゃないからいいよ～といって、私もその場を離れました。　　　なんですかね、このヒト（｀Å´）ｺﾞﾙｧ!!　オカしい人だとは思ってたけど、ここまで非常識な言動をする人だとは正直思いませんでした。　いくら仲のいい間柄でもなかなか聞けないし、聞く必要もないですよね。　なんか納得がいかんです。　ど～もイライラしてしまいます。　ほどなく、一番仲良くしているＫちゃんに会ったので、今の経緯を話したらのけぞってました。　なんだかなぁ～・・・。　私もそんなに配慮があるわけではないし気配りもできないオンナですが、Ｎさんには勝てるな。　勝つとか負けるとかそういう問題でもないですけどね。　　　Ｎさんは、他にもイロイロな逸話を生み出しているお方です。　Ｎさんシリーズで時々は日記をアップしようかな？？　いやいや、果てしなく気分を害するのであまり書かない方がいいかもですね。

  June 29, 2006

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• 外来日

  　　今日は一年ぶりの脳波検査でした。　検査についてはまたドコかで語りますが、今日の外来で思ったことを書いてみようと思います。　　　まず脳波検査の時のことです。　検査技師の方は去年と同じ女性の方でした。　実はこの技師さんはＡＢＲ(聴力)検査もしてもらったことがあるのですが、何というか　とてもやり方が乱暴というか雑な方で・・(汗)。　かなくんはトリクロを服用しても、何かただならぬ雰囲気を感じ取ったからなのか全く寝て　くれなくて、それどころかどんどん目がギラギラしてきてもう一度トリクロを追加で飲んで　なんとか寝かしつけに成功しました。　それでも、寝入ってからも時々薄目を開けては今にも覚醒しそうな感じで傍らで見ている私は　ヒヤヒヤしていました。　最初に脳波の検査をした時の技師さんは男性の方で、とても丁寧かつ慎重にかなくんの頭に　装置を次々につけていきました。それを見ていたので、また慎重につけてくれるだろうと　思いきや、その女性の技師さんは　　頭を、ガシッ！　　綿棒で頭皮に薬をヌリヌリヌリ！　　　　　　　　ガシッとヌリヌリヌリを延々と繰り返していくのですよ(驚愕)！　頼む、もうちびっとそぉっとやってくれ、そぉぉ・・っと！と思ってみているのですが　私の願いもムナしく、とにかく「ガシッ」「ヌリヌリ・・」。　で、途中でかなくんが２回覚醒してしまうハプニングがありました。グッタリ・・　んで、ＡＢＲが始まったのですが、右耳は小さな音から徐々に音量を上げていったのに対して　左はいきなり大音量に近い音量で始めたものだから、その瞬間にまたもやかなくんはビクッ！と　して結局覚醒してしまいました・・(怒)。　そしたら、その方は　「あぁ～、もうダメね。トリクロきちんと飲ませました？　　　　・・・うまくできないから耳鼻科に電話してみるからね」　などと、あたかもかなくんが悪いかのように言い放ち、耳鼻科に検査の続行不可能の旨の電話を　入れておりました。　もう、私はハラワタが煮えくり返りそうになりましたよ、ホント！！　　そんな因縁のある技師さんだったのでイヤ～な予感がしたのですが、幸運にも午前中　保育園に預けてたっぷりと遊ばせてもらっていたし、トリクロも少し大目に服用させたので　かなくんはグッスリ眠りに落ちていて、昨年と同様の手荒い扱いを受けてもビクともしなくて　助かりました(汗)。　　で、また「ガシッ」「ヌリヌリヌリ」をしながらその技師さんがちょこちょこと話しかけて　くるんですよね。　　　技）「今日はなんで脳波の検査することになったんですか？　　　　　　　　　　　　　　　　熱性けいれんかナニかなんですか？」　　私）「いえ、この子てんかんなので・・・」　　技）「あっ、そうなの～。じゃ、発作とかもあるんですよね？　　　　　　　　　　　　　　　　　　　月にどれくらい発作があるんですか？」　　私）「いえ、月じゃなくて１日に１、２回程度あるんです」　　技）「・・・そうなんですか！ずっとお薬飲んでるんですよね。　　　　　　　もうどれくらい服用してるんですか？・・２年ですか。　　　　　大変でしょうけれど、きちんとお薬飲んでいればそのうちだんだんとお薬を　　　　　　　　　　　　　　　　　　減らしていけるらしいですから、頑張ってくださいね」　　・・あのぉ～。　それは一般的なてんかんの話ですよね？　この子は違うんですけど。薬はもう生きている限りずっと服用していくんですよ。ずっとね。　　前にもこんなような会話をしたことがあるんですよね。あれは看護師さんだったか誰だったか　ちょっと記憶が曖昧なんだけど、　「ちゃんとお薬飲んでいれば治りますからね」　なんていわれました。　　てんかんという病気は８割は投薬治療でなんとかなります。　それは事実なんですけど、じゃあとの２割はどうかというとそれこそが「難治性てんかん」で　投薬治療しても根治は今のところしないのです。　この２年間で日常的にいやというほど発作の恐ろしさ、子供のむごさを目の当たりにしてきて　いるので、「てんかん」という病気がとても憎らしいです。　でも世間一般的には「てんかん」はきちんと治療さえすれば治るもの、という認識が浸透しつつ　あるようで、「あまり気を落とさずに」とか楽観的な言葉を多々耳にしました。　そのたびに相手に対して　「ナニいってんだよ！」　と、叫びたくなる衝動に駆られることがあります(汗)。そんなこと叫んだって仕方ないんです。　知らない人たちなんだから。　でも、そういう言葉を聴くたびに　「みんな治るのに、あなたのところだけは例外なんだよ」　と烙印を押されているようで苦しい気持ちを抱いたりします。　今日も検査技師の方の言葉で久しぶりに苦々しい思いをしました。　　　かなくんが発症した当時、病院でいただいた「てんかんについて」という冊子を隅から隅まで　読んで、大体８割は薬を飲まなくてもよくなるし、知的な障碍も「てんかん」が引き起こす　ものではない、なんて箇所を読んでホッとしたのを覚えています。　過去にもナポレオンやドストエフスキーなどもてんかんだった、という記述もあって、だから　知的障碍になる、とは限らないし言い切れないとも明記してありました。　　　そうなんだ～！あのナポレオンも「てんかん」だったんだ～。　なんかそんなに重大な病気でもないのかも。薬もキチンと飲めばそのうち減薬できるように　なるのかも～。　なんて気楽なことを考えては胸をなでおろしたりしていました。　今から思えばトンチンカンなことですが(恥)。　投薬治療を開始すれば発作も止まってまた元のかなくんに戻るハズだと結構呑気にかまえていて　なのになかなか発作は抑制できなくて、ある日イライラして主治医に問い詰めると　「少しずつ、ですからね、お母さん。焦らないで。　　それと、この子のてんかんは『結節性硬化症』からくる『ウェスト症候群』なので　　普通の「てんかん」とはまた違って「難治性」なんですよ・・・」　などと逆に言われてしまい、その時に　　「これは大変なことだったんだ、やっぱり！」　と、あまり考えないようにしていた「難治」という言葉をまざまざと思い知らされた瞬間でも　ありました。　ちょっと横ですが、実は過去に主治医に　「難治って、『難しいけれど、治る』ってイミなんじゃないですか？」　とトボけた質問をして主治医を苦笑させたのはこの私です(激恥)。　ビックリしました。この世の中に治らない病気があって、それにかなくんがなってしまった　という事実に。　　　かなくんがこの病気になって、初めてネットでいろいろ検索し、このほかにも難病指定されて　いる病気が多々あり、多くの方が日夜病気と闘っていることを知りました。　そして、障碍福祉やそれに伴う数々の法律や法案などを知ったり、いろいろ考えさせられたり　そんな毎日を送っています。　これはやはり身内にそういう病気を持つ者がいるからのことで、そうでなければ全く知らずに　スルーしていってしまっていたと思います。　その意味では、かなくんに感謝しています。かなくんのことも、他の人のことも同じに考えられる　ようになりました。ただ、なぜかなくんだったのか、ということだけは今だに疑問ですが・・。　　そんなこんなで初めてとても順調に検査は進み、予定時間よりもとても早く検査が終わって　また小児科外来に戻りました。　主治医からの検査結果を聞くために待合いで待っていたときに小児科の受付が慌しくなりました。　なんでもけいれんを起こした男の子がいて、午前中に外来で診てもらって帰宅したらしいのですが　今また自宅でけいれんを起こして止まらない状態である、という電話が入ったらしいのです。　事務員さんが主治医にそのことを伝え、主治医が　「今すぐ病院にくるようにいって！」　といい、それをまた事務員さんが電話の向こうに伝えていました。すると、　「先生、お母さんが『けいれんしているので車に乗せるのが恐い』っていってるんですけど」　と事務員さんがいっていて、主治医は　「救急車！救急車を要請して搬送してもらうようにっていって！！」　といっていました。　なんだか、にわかに救急２４時みたいな会話が飛び交って、他の看護師さんとかも　「搬送されてきたら、○○の用意をして、すぐに◇◇するようにするから」　などと会話をしていて、聴いている私もドキドキしてしまいました。　ほどなく、その母子とおぼしき親子がドタバタと現れてすぐに処置室に通されていました。　抱っこされた子供はチラッと見た感じではけいれんは止まっているようでしたが、意識はない　ようでなんだかいたたまれない気持ちになりました。　　すると、待合いにいた一歳くらいの子供を連れた母親とその祖母らしき２人が　「そんな、けいれん起こしたんならすぐに連れてくるべきよね」　「そうそう、電話なんてしてないで早く救急車呼ばなきゃ！　　　　　　　　　　　　　　　あの母親ナニ考えてたのかしらね・・！」　なんて会話をしていました。　私、すっごくイヤな気分になりました。　当然救急車を要請するべきではあるけれど、ビックリして気が動転してしまっていたであろう　あのお母さんの気持ちを考えると第三者がなんだかんだということではないのでは。　もしも自分だったら、と思うとそんなに冷静迅速な対応はできないと思います。　私もまだ救急車を要請したことはないので、もしもそんな事態になったらやっぱりオロオロして　何も頭が回らないと思います。　病院に電話する前に救急車を要請するべき事態だったとは思いますが、その母親の行動を　たかが第三者が責めるべきことではないと思います。　　　そんなこんなでいろいろと考えさせられた外来でありました。　かなくんは検査が終わって、主治医の話の間も、帰りの車の中でも寝倒して、帰宅してからも　ずっと眠りこけ(汗)、結局３時半過ぎに起きてきました。　トリクロのせいでかなりの間ふらふらしていましたが、今は元気いっぱいであります。　今夜は一体何時に寝てくれるのでありましょうか・・。果てしなく謎であります。　私は今日の検査のことで数日前から胃が痛い思いをしていたので、忙しい１日だったのと　気疲れでとても眠くなってきました。　彼はいつ眠りの国に旅立って、この長い１日から母を解放してくれるのでしょうか。　早く旅立つことを祈るのみであります・・・。合掌。　　　　

  June 28, 2006

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  指輪紛失事件

  　　私は普段家にいるときは結婚指輪をしていません。　水仕事などをするときに食器に指輪がカチカチ当たるのがイヤだし、一時期かなくんが　とても指輪に反応して触ったり指から外そうと頑張ったりしていたのでそれも防ぐ　ためにお出かけの際にはめるファッションリングみたいな扱いになっています。　　　今朝保育園に子供たちを送っていこうとし、いつもの習慣で指輪をはめようとしたら　なんと指輪がありません！いつも外したら、お友達に誕生日プレゼントに貰った　ジュエリーボックスなるものにしまっているのですが、ソコには指輪がないのです。　とにかく子供たちを送っていくことが先決だと思い出かけたのですが、いつもはめている　モノがないとなんとなく指が寂しくみえます。　いえ、それよりも何よりも　「また失くしちゃったかぁ～？！」　と冷や汗ビッショリ！　そう、私指輪を失くしたのはこれが初めてではありません(汗)。　さあ夕食作りを、と指から外してちょいとその辺に置いておいて失くなった！と大騒ぎした　ことは一度や二度ではありません。　いえいえ、大騒ぎしても結局ドコからか指輪が大体出てくるのでそれはいいのです。　実は、ドコをどう探しても全く見当たらず忽然と指輪が消えてしまい、とうとうそれっきり　出てこなかった＝完全に失くした、ということがあります。　ですから、今指にはめている指輪は二代目であります。　なのでもう紛失するわけにはいかんのです。　　保育園から帰ってきてから、青くなって心当たりのある場所をアチコチ探します。　３０分以上探してもドコにもなく　「やっちゃったよ～(涙)」　と大人気なく半ベソをかきそうになりました(恥)。　すると、その時に私のアタマもまだまだ捨てたものではありませんね。　ピカッ！！と閃いたのであります。　かいくんの宝石箱を！！　　かいくんは自分が大事だと思うものやお気に入りのおもちゃなどをお菓子の空箱に入れて　大事にしまっています。最近なぜかかいくんも指輪にハマってしまって(←ヤラしい子供です)　なんか夫に広告を小さくして丸めてもらってリングみたいにしてもらっていました。　それを宝箱に大切にしまっているのですが、そこにあるのではないか？！とこれはもうほぼ　母親の野生の勘で確信したのです。　でっ、確認してみるとやはりソコにありましたよ♪　私が出がけに　「指輪がない！」　と大騒ぎしているのに、それを涼しい顔で見ていたオトコ。　保育園から帰ってきてから当然ド突いてやりました(怒)。　　一代目の指輪は洗い物をしようとしてキッチンのテーブルの上に置いてそれきり姿を消して　早２年になります。あちらこちらと思いつくままに探しに探したのですが、結局出てこず。　私の結婚指輪はとある宝石店で「こんなのがいいのですが」と夫と２人で試行錯誤して　デザインを起こして作ってもらった世界に二つとないオリジナルな指輪でありました。　ちょっと流線型のプラチナにゴールドもあしらって、カラットはとってもとっても小さいもの　でしたが、ダイヤとピンクダイヤをはめ込んでもらったもので会社の後輩や友達に変わった　デザインだととても好評だったものでした(遠い目)。　それを失くしてしまい、その当時ちょっとしたダークな世界を漂うことになりました。　　　私のあまりの落ち込みように夫が　「結婚指輪はいるものだし、気に入ったのを買いにいこうか」　といってくれて、またその優しさに涙しながら二代目の指輪の購入を決めたのであります。　　今度はデパートの中にある宝石店を物色してみることにして、子供たちは連れて行っても　とてもゆっくりと品定めできないからと夫が車の中で子供たちと待っていてくれることになって　私はその当時久しぶりに１人だけでデパートに入っていき、身軽に宝石店をブラブラできて　そんなこともとても嬉しくて舞い上がりそうでした。　で、あまり長くなってもいけないと大急ぎでいろいろな指輪を見たのですが「コレ」という　ものがなくて今日は出直すか～と思っていたその時に見つけてしまったんですよね♪　つい引き寄せられてしまった指輪があったのですよね～！！　見れば見るほど綺麗で指にはめてみたくなってしまって、店員さんにお願いしてショーケース　から出していただいて指にはめてみました。　すると、もう欲しくて仕方なくなってしまったんですよね。一目ぼれってやつですかね。　もうコレだ！と直感で決断して、値札を見ると　　　￥６０，０００－　でありました(驚)！　　一代目の指輪はデザイン起こしをしたにも関わらず、海外から直接石やらを輸入しているお店　ということもあってダイヤが入っているのになんとお値段３万円前後だったのであります。　今回もそれくらいの予算で、と思っていたので思い切りの予算オーバーにちょっと頭がクラクラ　してしまいました。　よく聞くとそれは『ニナ・リッチ』の指輪だということで、そりゃ～高いわな～とがっかりしました。　でも、そこでふと夫の発言が頭の中によみがえりました。　確か夫は　　　「多少高くても自分が一番気に入ったのを買ってくればいいから」　　といって私を送り出してくれたのでした(嬉)。　そうだよね？どうせだもの、とっても気に入っちゃったんだし夫も私がとても気に入ったものと　いうことで、大目に見てくれるよね？？　「多少」高いものでも・・っていったけど、これは「多少」の部類にギリギリ入るのでは・・？　いろんな思いが頭の中をグルグル回りましたが、そこはもうイキオイで　　「これください！！」　と叫んでいました。　それが現在はめている二代目の指輪であります♪　　とりあえずカード払いにして慌てて車に戻ると、なんと小１時間も待たせていたようで夫も　さすがに疲れていましたが気に入ったものがあったと報告すると喜んでくれました。　なので、私もちょっと気が楽になり　「あのさ、ちょっと高くなっちゃったけど、でもすごい気に入ったからさぁ～」　といって、　「値段は６万だったけど、ニナ・リッチでこのお値段は結構いいんだよ～♪」　と更にバカ丸出しでニコニコと話をしていくと、夫はいきなり後部座席に座っている私を振り返り　 　　　「なに？！６万？！そんなにしたんか！！」　・・・・アレッ？　　　　　　　　　　マズかった・・んか・・？？　　「いや、気に入ったのを買ってこいっていったけどさぁ～。　　　　　６万もするやつを買ってくるとは思わんかったし・・！　　　　　　　　キミのことやでそう高いやつは選ばんかと思っとったでさぁ・・」　　　がちょ～～ん！　　さっきまでの幸福感や達成感はドコへやら、あっという間に奈落の底に気分は落ちていきました。　夫は尚もぶちぶち・チクチクいってましたが、最終的には「まぁ、気にいったんならいいって」　とかなんとかいっておりました。が、私のショックは収まらず・・・。　　そんな時に、ふと思い出してしまったんですよね～。　そもそも結婚指輪を購入したときにその代金はこの私が払ったんだ、という事実を・・！！ 　　そう、あれは忘れもしない結婚指輪が出来上がったということでウキウキと取りに出かけた　ときのことです。　指輪の最終チェックも終えて「じゃあ、お支払いしますね」という段になったときにカードで　支払おうとした夫だったのですが、レジでカードがエラーになってしまったのです。　何があったのか？！と思ったら、夫は結婚するにあたってクレジットカードを始めて作ったの　ですが、家電製品やらなにやらをカード払いにしていたらあっという間に限度額がいっぱいに　なってしまったらしいのですね。　それで、急遽私のカードで支払うことになって、その時に夫は　「悪い。この代金は後日渡すから」　といったのですよ。　そして、私もなんですが、そのままその代金をもらうことなく忘れてしまい・・・。　　よ～～く、考えたら私は自分の結婚指輪を自分で購入していた、と。　そういうことになるワケなんですよね。それどころか、夫の指輪まで購入していたということ。　ソレって普通は反対だよね？？　でも夫は当初は自分で支払うつもりだったわけだし、サギってわけじゃないけれど　だけど事実は私が払ったという事実しかなくて。　　そんなことを急に一気に思い出して、この驚愕の事実を夫に伝えたのですよ。　すると、ヤツはビックリしてビックリしすぎて口が“Ｏ”の字みたいにポカーンとしてました。　「だから、そんなにぶちぶち・ネチネチいわれる筋合いないことない？　　　これで初めてあんたから結婚指輪を買ってもらった、ってことになるんじゃないの？！」　とまくし立ててやりました。　夫は・・・そりゃ、反論も出てきませんよ。　ひたすら宙を眺めておりました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　ふふ♪勝ったゼ！！　　ということで、かくして二代目の指輪が私の元にやってきてから早２年。　今度こそは失くすことはできないと今朝はとても焦りまくりました。　今度失くしたら今度こそ、夫にナニをいわれるやら・・・(恐)！　ともかく出てきたのでよかったです♪　　　　最近のかいくん。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　こうやって広告の指輪を得意そうに　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　はめたりしています(汗)　　　将来、ちゃらちゃらしたアクセサリーなんかつけて歩くオトコにだけはなるなんじゃないよ！

  June 27, 2006

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  いつもと同じ日

  　　今日は昨日の日記にも書いたとおり、『結婚記念日』であります。　毎年この日は何かをするのかというと、別に何をするでもなく夕食をちょびっと　豪勢にするとかいうこともなくいつもと同じように過ごしています。　ただ、今年がいつもと違うのは私が自分でケーキを買ってきたことくらいです。　　毎年どうしていたのか今ではもう忘却の彼方なのですが、確か４年前のこの日は　夫が結婚３周年ということで、真紅のバラを三本花屋で買い求めて帰宅したはずです。　私はその時かなくんがお腹にいてつわりが最高に苦しいときであり、マジで記念日の　ことなど忘れていました。　だから三本のバラを見てとても嬉しかったのですが、そういう感情を素直に表に出すのが　苦手なのでかなり素っ気無く「ありがと」といった覚えがあります。　夫はこんな私の態度に慣れているので別に何かいうでもなく会話が終わったような・・(汗)　今から思うともう十分『鬼嫁』ですよね～。　　で、思い起こすと私が記念日に何かを買ってくるとかいうことはなくって、今日そのことに　気が付いて自分でもビックリしてしまいました。　夫は花を買ってきたこともあるのに私は何もしたことがない・・・。　かーなーり、冷たい女でありますね。　だからというわけではないですが、今年はケーキを買ってみました。　ただ単に食後のデザートが欲しかっただけで、おまけにスイーツが食べたくなっていたところ　だったもので・・・。　帰宅した夫に厳かに冷蔵庫の中を検めるように指示。←ナニサマだ。　夫はケーキの存在を確認しニッコリしておりました。　　「でっ、アンタはなんか買ってきた？？」　　と、聞くと　　「えっ！・・・だって、仕事が遅くなったで急いで帰ってきたで何にも買ってない」　ともごもごいってます。そんなことわかってるんだけど、ちょっと突っ込まないと気がすまない　鬼嫁なので　「結婚７年めともなるとそんなモンなんだ～」　と、拗ねた態度をとってやり(あくまでポーズですが)　「じゃ、ナニが欲しいの？」　なんていいだすので　　　　　「現金♪」　いつものように鬼嫁発言を繰り返すと、夫は苦笑しておりました。　　で、食後に美味しく　　　　ケーキをいただきました♪　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　１ホール買ってローソクでも立ててみようかと思ったのですが、せっかくなんでいろんな　ケーキを楽しみたいと思って、それにいろいろ買ってもお値段はこの方が安いので　目に付いたものを買ってきました。　　　久しぶりに美味しかったです～～♪　　かいくんが　　「なんで今日はケーキがあるの？」　と聞いてきたので、　　「今日はお父さんとお母さんが結婚した日だから、そのお祝いだよ。　　　　　　　　　　お母さんはお父さんと結婚しちゃったんだ～。ごめんね」　というと(このセリフ毎年言ってるのであります)　　「ふ～ん。いいよ、結婚しても」　なんていわれてしまいました。ありゃ？　去年までは　「えっ、なんで？？お母さんはボクと結婚するんやないの？？」　と涙目になっていたのに・・・。ちょっと寂しかった母です。　　結婚記念日といえども普通の日に変わりは無いわけで、今日も夫は夜７時過ぎにまた仕事に　出かけていきました。　私も夫を送り出してから、またいつものように内職をして時間を過ごし・・・。　すると、これまたいつものように王子も閻魔大王に早代わりしてくださり・・(涙)　　　　　　　やってくれましたよ(怒)！障子紙が見事に破られ・・　　なんでこんなことをしてくれるんでしょうかね？？　いつもよりもおりこうにしてくれなんていってないのに、今日は一応結婚記念日なのに　少しこの７年間の感慨に耽ってみたりしたかったのに・・・(号泣)！　静かでよしよし♪なんて思っていたら大間違いでした。はぁ～・・・。　まったくいつもと変わりない夜を過ごさせていただきました。　　また来年まで１年間それなりに仲良く頑張るか、と思った７回目の結婚記念日でした。　　　　　

  June 26, 2006

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• 復活・・・か？？

  　いつぞやの日記に書いた例の件ですが、最近なぜか復活している模様です。別にきっかけがあったわけでもなんでもなく・・・、昨日の朝夫を送り出しながらふと気づくと普通にしておりました。復活したきっかけなり、日なりを思い出して日記に書きたかったのですが、もうすでに忘却の彼方であります・・・。なんでだっけ・・なんでだろう～？？でも今となっては、まぁどうでもいいのですな。平和な家庭ってことで・・。　とはいえ、夫は仕事柄前日の夜から仕事に出かけることが多くて、あまり朝送り出すことはありません。なので、復活したのかどうかがいまいちわからなくて微妙なところなのですが私があまり拒否もせずにまぁなすがままされるがままにしておいてやっているので(アイドルの余裕♪)ちょっとこのところ調子こいてきている我が夫であります。　ナニが調子こいてきているのかというと、朝の出勤時だけではなくて生活の中でちょっとしたことですぐにスキンシップしたがるので困ります(恥)。それはウザいのですが特に拒否するでもなく、まぁそれくらいでおとなしくしていてくれるのなら楽チンなのでいいんですよね。で、何かって言うとベタベタしてくるのですが、我が家には当然子供もいるわけで、かなくんは何もわかっていないヒトなのでいいんだけど、かいくんがいるんですよね～。私たちがお腹の肉のつまみあいなどをしてじゃれていると、そこに割り込んできます。肉のつまみあいくらいならいいんですよね。マジでこれまたじゃれあいながらハグなんてしてるとじーっと見てるんですよね。なんというか「それって、どゆこと？」みたいな目つきをして(汗)。　しかーし！ことこれに関しては夫も私もたじろぎません。しっかりハグしてるところをバッチリ見られてもどうってことはありません。逆にかいくんが心なしか硬い表情でこちらを見てたりします。　　かい)「おとーさんとおかーさん、ナニやっとるの・・？」　　夫)　「おぉ？ギューーッてしとるんやて。見ればわかるやろ」　　かい)「・・・・なんで？」　　私)　「おとーさんとおかーさんは仲良しさんやで」　　かい)「ふーん。ほんでギュッてしとるんか・・・」　両親の仲のよさを見せていれば、子供にも何かしらいい影響はあるのではないでしょうか？って、あるんかよ、ホント(滝汗)　カレンダーを見てみたら、明日は結婚記念日と書き込んでありました。結婚して明日で丸７年になります。７年たっても、仲良しさんでいられて良かったです。当然いろいろあってケンカもするけれど、ともかくもこうやって仲良しさんな姿を子供に見せられるのはいいことだと思います。でも、夫。最近まじでちょっと調子こいてますけどね。明日が結婚記念日だと夫にいったら夫も忘れていたようです。オイオイ。でも私も忘れていたから同罪です。ぶっちゃけ、記念日なんて記念日であるだけでそれを忘れていようと覚えていようと日頃仲良くしていれば、大した問題でもありません。そういいつつも、ちょっとネチっこく忘れていた事実を突っ込んでやりましたが・・。ということで、めでたく(？)復活したようだということをご報告させていただきました。恥ずかしいことなど何もありませんよ(笑)。「仲良きことは美しきかな」の精神でございます。できたらみなさんのお宅もゼヒゼヒ♪お仲間になってくださいましね。

  June 25, 2006

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• プチサウナ体験

  　　今日はこちらの地方は少し雲はあるもののよく晴れていいお天気です。　なので、朝早くから布団や子供たちのお昼寝布団などをたくさん干しました。　今日の夜は天日干しの気持ちのよいお布団でグッスリ眠れそうです。　　気温もあがってはいますが、まだまだ真夏日の暑苦しさまでは感じず適度に風も吹いて　爽やかな１日であります。　我が家はアパートの４階なのでことさらに吹き抜ける風は心地よくて、布団干しやら　雑用やらを済ませて腰を下ろすとなぜかまだ午前中なのに眠気が襲ってきます(汗)。　う～ん・・、内職にもとりかからなくちゃいかんのだよなぁ・・。　なんだかうだうだと心地よい土曜の朝を満喫していると子供たちが静かです。　あれっ？と思って部屋中を探すと子供たちの姿がない！！　ちょっと焦り気味でふとベランダを見ると、そこにいましたよ～２人とも！　　　最近、かなくんはベランダに出ては手すりの隙間から地上に向けておもちゃやら　絵本やらを投げ捨ててくださるようになりました(涙)。　１つ落とすと何が面白いのか、どんどん・ポンポン落としてくれます。　この間はなんと私のカバンから財布を取り出して、それも「ポイッ」なのです。　何を投げても、おカネだけは投げてはならんのよ～～！！　慌てて１階まで降りて拾いにいき、また４階の我が家まで戻ってくると　「おかーさん、かなくんがまた○○を落としたよ！」　とかいくんが教えてくれて下を覗くとやはりなんやかやと落ちています。　また拾いにいかなきゃならんのかよ・・・。グッタリ・・・。　ということで、ベランダには恐ろしくてかなくんを出せなくなりました。　　　毎朝心地よい風に吹かれながらベランダで洗濯物を干すのですが、かなくんの起床と　同時に窓は閉められます。居間も寝室の窓もしっかり施錠です。　そして、トイレや浴室に入り込みとんでもない悪さをするのでそちらにも行けないように　キッチンから浴室に続く廊下にある引き戸も当然閉められます。　居間と寝室とキッチンからはどこにも行かないように、どこにも行けないようにと　どこもかしこもシャットアウトです。完璧な密室の出来上がりです。　かなくんが帰宅しても同じように密室が作り上げられます。　トイレに行くにもかなくんのスキを狙ってダッシュで用を足し、またダッシュで密室に戻って　こなくてはなりません。　我が家の生活は毎日スリリングかつデンジャーであります。　　　そして、今までは気温もそんなに高くなく密室の中でも快適に生活はできました。　が、さすがに夏本番にはなってくるし湿度の高い梅雨時でもあります。　当たり前ですが、風の通らない完全密室の中は空気が澱んだような感じになります。　今朝も布団を干した時点で密室が完成しました。　外は快適な風が吹いています。　しかし、部屋の中は空気の循環など全くありません。　子供たちはそんな中で相変わらず走り回り、だんだん汗だくになってきます。　仕事をしながら私もだんだん蒸し暑さを感じてきます。　でも、開けるわけにはいかんのですよ～(涙)。　モノを落とすだけではなく、この間使っていないプランターを足がかりにしてかなくんが　ベランダの手すりに手をかけていて、ゾッとしたばかりです。　すぐにプランターは片付け、足場になるようなものも一切処分したのですが、何があるか　わからないのでベランダには出せないのです。　だから窓はキッチリ施錠しなくてはならず部屋は密室、空気は澱み、これはもう何かの　罰ゲームか、はたまたサウナかよ～！ってな感じです。　　　お昼ご飯を子供たちと汗だくになりながら摂り、かなくんをお昼寝に素早く持ち込もうと　頑張ってみたのですが、お腹もいっぱいになってパワーの充電も完了したようで、さらに　パワーアップして母をけ倒して寝室に遊びに行かれました(号泣)。　もう、暑苦しくて何もやる気にならんです。　こんな時期からエアコンのご厄介になるわけにもいかず苦しいです。　プチサウナの効果は絶大でじっとりと汗が出てきます。いくら夏場に向けてシェイプアップと　いえどもこんなサウナはいらんのであります。激しく拒絶したいのです～(怒)。　　∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞　　諦めてブログを書いていたら、隣の部屋からナニやら健やかな寝息が・・・。　今見てきたら、遊びつかれたのかかなくんが床に転がって寝ておりました。　　　やったーー！！　　喜び勇んで窓を開け、引き戸を開け放し、するとやはり心地よい風が部屋の中に　サーッと入ってきました。　　　う～ん・・。　　　サワヤカ～Ｏ(≧∇≦)Ｏ イエイ！！　　やっと、一息つけたような爽快感です。　それにしてもなんでこんなに生活しづらい環境で暮らしていかなきゃならんのかな～・・。　暑苦しくて、気持ち的にも苦しいんですよね。　いえいえ、暑苦しいのを我慢するだけですめばいいんですけど。　このまま出来るだけ、長く長くお昼寝をしてくれないもんかなぁ～・・。　まだまだ天然の涼感を味わっていたいのであります。　でもいつかは起きてきて、また密室へと早代わりするのですよね。　これはやはり、かなくんの母の体型を思う心を有難く尊重して、本格的な夏に向けて　サウナを満喫しようと腹を括った土曜日でした(泣)。　

  June 24, 2006

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• Ｗ杯について思うこと

  　　サッカーワールドカップ、今朝つい起きて見てしまいました。　見たいな～とは思っていたけれど、早朝４時キックオフだったからムリだと思って　目覚ましもかけずにいたのに、これがなぜか目覚めてしまったんですよね。　ふと目が覚めて時計を見たら午前４時４６分でした。　一瞬どうしようかと思ったけれど、目が覚めてしまったら試合の経過が急に気になって　起き出してしまいました。　半分以上ボケながらテレビをつけて画面を見ると、ショボショボした眼に飛び込んで　きたのは『１－０』という文字。日本が勝っている？！　もうビックリして、でもボケた頭がなかなか起動しなくて「え～と、え～と」とかって　言っているうちに、ロスタイムに同点ゴールを決められてしまった・・・(涙)。　　　で、そこからハーフタイムの間になんとか頭も冴えてきて、後半は力を入れて応援して　いたのだけど結果的には４点も決められてしまいました。　　　あ～、日本残念だったなぁ・・・！！　　お昼のニュースなんかでは試合の経過やら、解説者の話やらでいろいろ盛り上がって　いたけれど、なんだかイヤだったのはとにかく残念なんだけれど敗因をあらゆる角度から　検証して、ジーコの采配ミスだとか初戦の選手の動きがどうとかなんとか・・・。　勝手に言いたい放題でいつものことながらちょっとウンザリしてしまいました。　　　普段からサッカーのファンでＪリーグにも足を運んで・・・っていう人は少ないように　思います。でも、ワールドカップとなると国を挙げての戦いだから熱くもなれば期待もするし　いろいろなんだけれど、いつもみんな言いっぱなしなんですよね。　今回のことで一番悔しい思いをしているのは選手の皆さんで、いわば私たちは勝手に期待して　勝手に応援していたわけなんですよね。　それを、やれ誰が戦犯だの誰が腰抜けだのと書き連ねる週刊誌だとか、もう勝手なものです。　　　一番何が悪くて何がうまくいかなかったのかわかっているのは日本代表なんですよね。　代表に選ばれるまでにそれぞれがそれぞれにいろんな毎日があって、努力もして必死で　ここまで来てるのに勝っても負けても言いたい放題の日本はなんだか醜いです。　　　どれだけの練習や努力のうえでのワールドカップ出場なのか、素人の私たちには計り知れない　いろいろな思いや事柄があるわけで、結果だけみて「情けない」とか「不甲斐無い」とか　「せっかく応援したのに」なんていう資格はないと思います。　勝負の世界はそんな甘いものではなくて、努力したから報われるとかそんなものではない　だろうけれど、選手一人一人の両親や周りの人からみたらやっぱりまた違う側面があるだろうし　私はなんだか結果だけみていいとか悪いとかいうのはどうかなぁと思います。　勝負の世界なんだから、努力がどうとかいうのは甘い考えなのかもしれないけれど。　どんな試合でも負ければ残念だし勝てば嬉しいけれど、そういう表に出てこないもののことを　考えると単純に喜んだり悲しんだりするのも考え物かなって思います。　　　努力すれば報われるのかといえばそんなことはないわけで、ひのき舞台で力を発揮できる　選手もいれば、残念ながら不本意な結果しか残せない選手もいて、もしも自分だったらと　思うと萎縮しちゃってダメだろうな～なんて思うと簡単に喜んだり嘆いたりできないです。　　サッカーだけではなくて、オリンピックにしても勝手に騒いで盛り上がって結果が悪いと　ブーイングというのは最低ですよね。　残念なんだけど、それ以上に悔しいのは選手のはず。　当事者でもないのに、なんだかんだと言い募る姿勢はみっともないです。　　　ここからまた４年後。　またサッカー選手の方々は新しい日々が始まるわけだけれど、今回のワールドカップを　ステップにまたさらに飛躍していってほしいです。　やっぱり日本の選手の活躍する姿や勝ち試合が見たい♪　この３試合、スッキリした試合内容ではなかったけれど、まずは感動させてくれて　ありがとうといいたいかな。　ヘンなバッシングやらブーイングやらに負けずに頑張っていってほしいと思います。　私たち応援する側ももっとスポーツマンシップにのっとって紳士的に観戦できるように　なっていきたいものです。　以上、ドリブルとゴール以外ルールが全くわかっていないド素人のワールドカップについての　見解を綴ってみました。ビシ！　　う～ん。サスガに寝不足で目がショボショボです。　今日は早く寝るかな～。って、やっぱりパソコン三昧してたりして・・(汗)

  June 23, 2006

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• 空回り

  　　日常生活の中で特に気をつけていることはできるだけ平穏な気持ちでいようということ。　日々の暮らしはいろいろなことがあって、その時々でいろいろなことを思うのだけど　なるべくなら安定した心の状態でいたいな、と思っています。　穏やかな心持ちでいれば不意になにかあったとしても、冷静に考えたり行動を起こせたり　あまり判断を誤りませんが、心がいっぱいいっぱいだとどうしても気が動転してしまいます。　　　とはいえ、何もなしに日常生活を送れるということはまずなくて、いつも何かしら　考えさせられたり、心が不安定になったりします。生活していれば心が不安定になるのは　ある意味仕方のないことで、その心の揺れ幅をできるだけ少なくしていけたらいいなぁと　思って毎日を過ごしています。　だけどどうしても心が大きく揺れ動いてしまうことがあって、そのせいでちょっと落ち込んだり　してしまいます。心にさざ波が立つのはほんの些細なことなんですけどね。　　昨日久しぶりにＫくんママと保育園にて立ち話をしました。　Ｋくんは広汎性発達障碍の男の子です。かなくんと同じ年少さんで同じ時間帯にことばの教室に　通っていて、Ｋくんママもさっぱりした人でおまけに私の高校時代の後輩の妹さんという　こともあって日頃仲良くさせてもらっています。　そのＫくんママから最近Ｋくんが年少のクラスで過ごすことが多くなっている、と聞きました。　Ｋくんはかなくんと同じく年少に籍はあるのですが、普段は２、３歳児の未満児クラスで　過ごしています。Ｋくんはかなくんと同じく発語はまだなくて、意思の疎通も量れなくて　かなくんと同じくらいの自由人でもあります。　そのＫくんは最近少しずつ意思の疎通がみられ、「バイバイ」などの言葉の理解とそれを受けて　自分からも「バイバイ」ができるようになったりとめきめきと伸びているそうです。　それで、未満児の子たちの中で過ごすより健常な年少クラスで普通の子の中に入れて、より　一層発達を促していくようにしたらどうか、ということで少しずつ本来いるべき年少クラスで　時間を過ごすことを多くしている、と先生からお話があったそうなのです。　　　同じ障碍児といえども、Ｋくんとかなくんとでは病気や障碍は全く違う種類のものであり　その発達の仕方も今後のあり方なども一緒に考えるべきことではないとよくわかっています。　それでも、Ｋくんママの話を聞いてとてもとても羨ましくなってしまいました。　意思の疎通が微弱ながら量ることができる。　私が今一番かなくんに望んでいる・求めている事柄です。　それがＫくんは少しずつ出来るようになってきた、ひとつ階段をあがって一歩進んだ世界に　跳ぼうとしている、という事実にちょっと切なくなってしまったりしました(恥)。　　そもそもが比較することではないというのは本当によくわかっています。　でもね。いいなぁって思ってしまうんですよね。　　かなくんはかなくんなりに成長はしていると思います。スローペースではあるけれど　時々成長を感じ取ったりします。　でもそれは冷たくいってしまえば、微々たることというかどうでもいいことばかりで　おもちゃを踏み台にしてキッチンのシンクの中にいろいろなおもちゃを投げ込むようになった　とか(汗)、玄関に置いてある靴を全部ベットの上に持ってきてしまうとか(謎)、勝手に　ベランダに出て手すりの隙間から絵本やおもちゃを下に次々に落としてしまったりとか　思いつくまま考え付くままにいろんな暴挙に出ます。　ポジティブに考えれば「おもちゃを踏み台にすることを覚えた」とか、「傘とかいろいろ　置いてあるのに、その中で靴だけを持ってこられた」とか、まぁいろいろと理由づけする　ことができるのですが、そんなことできても出来なくてもどうでもよく、というかできれば　やってほしくないことばかりがやれるようになってきました。　　毎日何かをブン投げ、何かが壊れ、誰かが「痛い！」と悲鳴をあげ、その都度その都度　手を叩いたり言い聞かせたりしているのですが、本人は涼しい顔です。　怖い顔をして「めっ！！」とやると「あ～ん」と声だけのウソ泣きなんてワザも覚えたり　します。　そういうことはできるようになるのに、こういうことは進んで理解というか知恵がつくのに　どうして一番わかってほしいこと、理解してほしいことがわかってくれないのか。　毎日毎日根気よく辛抱強く言い聞かせを繰り返し、いつかわかってくれるんじゃないか　いつかできるようになってくれるんじゃないか、と根拠のない淡い期待を持ちながら何とか　接しているのに、のれんに腕押しのような手ごたえのない毎日。　かなくんが悪いわけでないことはわかっているのですが、いい加減こちらの気持ちも切れて　しまいます。張り詰めているものが急にぷつんと切れてしまいます。　それは本当に些細なきっかけで、昨日の場合はＫくんママのお話がそのきっかけでした。　　　Ｋくんに意思の疎通がみられることが羨ましい。　　年少のクラスと関われるようになってきた状態が羨ましい。　　投薬治療しているわけではないので、通院しなくていいのも羨ましい。　大人気ないとわかっていながら、いったんＫくんやＫくんママへの羨望の思いが吹き出すと　次から次へとあれもこれも出てきてしまいます。　いやいや、かなくんはかなくんなんだから、と気持ちを切り替えてかなくんに向き合っても　結局やってほしくないことばかりを次から次へとやってくれて、いつも漠然と抱えている　これから先への不安とか、発達なんかしていなくて後退しているんじゃないかとか、考えても　仕方のないことばかりが頭の中をぐるぐる駆け回ります。　　　こっちは必死に気持ちを切り替えて平常心で接しようと思っているのに、神経を逆撫でする　行動ばかりとるかなくん。　　　なんで？　なんで？　なんでなの？？　　いい加減落ち込みながらも、落ち込んでたって仕方がないさ、と自分に叱咤激励をして　目覚めた今朝、かいくんがおねしょをしていました。　今日の天気は雨模様の予報なのに。　なんだか、天気が悪い日に限っておねしょをしているみたい・・・。　でも、こんな日もあるよ、仕方ない。朝からかいくんを叱っても仕方ない。叱ったところで　おねしょが乾くわけでもないし、仕方ないよ、仕方ない・・・。　　布団をみればハデにおねしょをしてくれていて、敷布団はもとより掛け布団までびしょ濡れ。　外は少し薄日が射していたので、午前中いっぱいはお天気が持ってくれますように、と　シーツ類を洗い布団を干しました。　　１０時過ぎに何気なくベランダを見ると濡れている！！　えっ、もう雨が降り出した？！　大慌てで布団からシーツから取り込んでいると、こんな時に限って電話が鳴ります。　またまた慌てて電話に出ると　「おまえんとこ、布団干しとらんか？雨、降っとるぞぉ～」　・・・・並びで建っている前のアパートのおじいさんからの電話。　だから、今とりこんでるんじゃんか！！　まだ干してあるのもあるのに、いらん電話なんかしてくるな！！　本来ならわざわざ声をかけていただいて感謝すべきところなのに、もうありがたいという気持ち　すら出てこない。　なんでこんな日に限ってかいくんはおねしょなんかするの？　なんでこんなに早く雨は降ってくるの？　布団を干した私が悪いの？　マイナス感情が次から次から湧いてきて、布団はしけっていて、もうどうすればいいのか　どうすれば気持ちを切り替えられるのかわからなくなってきます。　イライラしても落ち込んでも、結局ナニが一番こたえるかというと、どうしようとどう考えようと　何も変わらないこの日常。　努力とか忍耐とかそんなことはかなくんの前には何の意味も持たなくて、とにかく彼のあるがまま　なすがままのこの生活。　寄り添っているというよりは引きずられているといった方がいいようなこの状態。　　　ナニをどう考えようと事態は変わらないのだから、グッと歯を食いしばって過ごしていくしか　ないのですが、落ち込めば落ち込んだ分だけまた自分が嫌いになったりするのですが　もうこんなことを繰り返していくしかないんでしょうね。　かなくんは愛しくて可愛くて大切だけれども、その存在がまた疎ましかったり苛立ったり　負の感情も呼び起こします。　それでもやっぱり放り出せない、離れられない。　この相反する感情の狭間でできるだけ心の揺れ幅が大きくならないように、息を潜めながら　暮らしていくしかないのです。　揺れ幅が大きく大きくなったら、叫びだしてしまいそうです。　　ナニを叫びだす？　　　わからないけれど。　　同じアパートのかいくんと同じクラスの女の子のお母さんがなぜか不意に　「週末によかったらみんなで一緒に花火をしよう」　と声をかけてくださいました。　かいくんがいつも帰宅してからみんなとあまり遊べなかったり、遊べても夫の仕事の都合で　１人だけ先に帰らなければならなかったりして、ちょっと可哀想だから、かいくんにも楽しみが　あるといいから一緒に花火をしよう、と。　それはもう、かいくんにも話をしてかいくんもとても楽しみにしているようだからゼヒ、と。　「下の子も線香花火とかの小さな花火なら大丈夫でしょ？」と・・・。　　　なんでそんなこと勝手に決めてかいくんに話をしてしまうの？　かなくんは線香花火すら出来ないのに。持っていられないし、見せるだけ、と思っても　大喜びで触りにきてしまうから危なくてとても花火なんてできないのに。　いろいろとやらせてみて、ダメで、仕方なくもう少し大きくなってからと諦めたことなのに。　　かいくんにも楽しみがあるといいから、ってそれはまるで今の私たちの暮らしの中で　かいくんには何の楽しみも与えていないような言い方をするのはなぜ？　　　ただ何気に声をかけてくださっただけのことなんだろうけれど、このところのかなくんの　問題行動のせいで過剰に反応してしまう私がいます。　かなくんの問題行動、といってもそれだってかなくんが悪いわけではないことなのに。　やりたくてやってるわけではなくて、わからないからやってるだけであって、わかりたくても　わからないからやってしまっていることなんだけど。　誰が悪くて誰が可哀想で、誰が良くて誰が幸せなのか。　考えてみてもわかりません。　当たり前ですよね。　　答えが出る問題ならこんなに悩みません。こんなに悲しみません。　　それでも育てていくしかないのです。　　　　子供も稚拙な考え方しかできない自分も。　　　　　

  June 22, 2006

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• 思うこと

  　　今ニュースになっている「山口母子殺人事件」。　この事件の経過はニュースでかなり取り上げられているので、ここでは詳細は割愛させて　もらいますが、この事件を通して私なりに考えたことを書いてみたいと思います。　　ともかく事件の発端からなんともイヤなドス黒い感情を抱きました。　なぜ、こんな恐ろしいことをしでかしてしまったのか。　本人でないとわからないとは思いますが、あまりにもむごい事件です。　　　最近はこういう凶悪事件がまるで当たり前のようになっていて、連日どこかでこんな　事件が発生しているようです。ニュースを聞く私たちもそんな犯罪にどこか鈍感に　なっているような気がします。　私がこういう事件、とくに少年犯罪の事件を聞いてまず最初に思うのは　「親はどういう育児をしてきたのか」　ということです。　私自身とても自慢できるような育児をしているわけではないのですが、なぜこんなことを　しでかす人間に育ってしまったのか、というやるせない気持ちに苛まれます。　　どの事件の少年もきちんと自分の頭で考えて自分の足で行動する能力を持っています。　当然善悪の判断もつけば、それがどういう意味のある行動であるのか、というのも容易に　推測できる頭脳を持っているはずです。　健全な脳を持ち、健全な身体を持って、やるコトはこんなコトなのでしょうか？　どうして？どうして？　不思議さと不愉快さでいっぱいになります。　　　世の中には自分の好む・好まざるに関わらず身体的に精神的に思うようにならない体を　持った人たちがたくさんいます。　思い通りにならない体を持ちながら、思い通りにならないということも考えられぬまま　この世で懸命に生きている人がたくさんいます。　いつも考えてしまうのは、かなくんのこと。　かなくんは思考能力も判断能力も理解力も乏しい３歳児です。　この世に生を受けて３年半。　まだ３年半なのに、この先の長いであろう人生を誰かに支えて寄り添ってもらわないと　生きていけません。　他の３歳児ができること、楽しめること、したいと思うことはほぼできません。　不自由であっても、彼は生きています。生きていくのです。生きていかねばなりません。　　　全く健全な頭と身体を持ちながら、どうして凶行に走ってしまう思考回路しか育って　いないのか。どうしてきちんとした子供に育ててやれなかったのか。　私はかなくんに何もたくさんのことを望んではいません。　ただ、こちらのいうことがわかって、理解してくれて、判断ができて・・。　そういう人間であれば普通にできることを望んでいるだけです。　　　健全な人間が起こす地獄。　そんなことできる体があるなら、考える頭脳があるなら、なぜかなくんにない？！　この犯人のそのクリアーに物事を考えられる脳をかなくんにそっくりそのまま交換してやりたい。　こんな凶悪犯罪しかできない犯人なのなら、かなくんのいつもなんだかスッキリしない　てんかん波が絶えず出ている脳みそと取り替えてほしい。　そうすれば、こんな凶悪な犯罪も起きなかっただろうし、かなくんも健全な脳で彼が　考えられる・考えたい物事や事柄を存分に考えて健常な人生を歩めるはずなのに。　なんで凶悪犯に健康な身体があって、そんなこと考えたこともないかなくんにそれがないの？　今すぐ、この子の脳みそと取り替えてください！！　　あと自殺者もいますよね。　いろんな事情があって、いろんな思惑があって、そして自殺を考えるのだろうけれど。　でも、健康な身体は何物にもかえることができません。　そこで自分の人生をリセットしてしまうのなら、やっぱりかなくんとその健康な脳みそと　取替えっこしてから自殺してほしい。　かなくんにないもの、かなくんが望んでも到底手に入らない素晴らしいものを持っていながら　なんでオカしなことしか考えられなくて、オカしな行動しかできない？　世の中不公平です。本当に、全く不公平です。　　　育児だってそう。　前述した山口の事件の犯人の父親のコメントをニュースで見たけれど、　「息子のしたことだから息子が責任を取るべき」　「親が一体ナニをしてやれる？自分にどうしろといいたいのか？」　なんてことをいっていました。　なんで、こんなことがいえる？？　何の罪も無い人を２人も殺害しておいて、「息子の責任だから」ってだからナニ？　その息子を育て上げたのは自分でしょーが！　自分の子供には何の病気も障碍もなく、そういう意味ではとても幸せな親でこられたはず。　どうして健全な精神に育て上げられなかったのか。　　　自分の子供がこういう事件を起こさない、とは限りません。　将来もしかしたらかいくんがこんな事件を起こすかもしれない。　だけど人間として最小限の他人に対する思いやりとか愛情とかを私なりに彼に伝えていけば　少なくともここまでの事件を起こすような人間には育たないのではないかと思います。　自分を大切に、自分と同じくらい他人も大切に、とかいろいろあるけれど、そういう　「人間らしさ」を教えていってやりたい、と強く願っています。　立派な人間になどならなくてもいいから、人の心の痛みを自分の痛みとして受け止められる　ような大人になっていってほしいと願いながら拙い育児をしているつもりです。　　そうして、もしも、もしもこのような事件を起こしてしまったら・・・。　それはやはり親の責任です。そうなってしまった以上、子供と刺し違えて死ぬ覚悟を持って　子育てをしていきたいと思うし、実際にはやっぱりそんなことをしでかしてしまっても　かいくんは私の息子であって大切な存在だから、刺し違えることはできないと思います。　でも、どうしてこんなことになってしまったのか、これから自分は何ができるのか、何を　していかなければいけないのか、親と子でたくさんたくさん考えて反省を促し、罪の深さを　認識し、償えるものならばどんなことをしてでも親子共に償って生きていく、という覚悟を　決めなければいけないと思います。　たとえ自分の子供であっても、一個の人間であって、親の思い通りにはいきません。　だけど、善悪の判断はつくように、判断がつく思考能力が育つように育てていけば　たとえ親の思い通りにならなくても、間違っても他人を傷つけるというような人間には　育っていかないのではと思います。　　　大変な時代に生まれてきた子供たちではあるけれど、その子供たちをどう導くかは　私たち親の大切な責務であると思っています。　この世に簡単に産み落とせばいいというものではないのです。　　　健康な身体を持って産まれてナニが不満だ、ナニが気に入らないんだ。　　私たちはある意味一生懸命生きていかなければいけないと思うのです。　障碍を持っても懸命に生きている我が子を見ていると、健常な身体を持ってヘタレていては　いけない、甘えていてはいけない、そう思うのです。　ハンディを背負った子供たちはハンディがあるにも関わらず、とてもとても頑張って生きて　いこうとしているのです。　何のハンディもない私たちがそれ以上に頑張って生きていかなくてどうするのでしょう。　健康であるがゆえに、自由に人を傷つけ自由に人を殺めてもいいということは許されないのです。　「何でもアリ」が健常ということではないのです。　　　重ねていうけれど、そんなバカなことを考えられる頭脳があるのなら、迷わずかなくんの　てんかん波出まくりの脳みそと今すぐ交換してください。　恐ろしいことをするために五体満足でいるのではないのですから・・。　　もうこんな事件が二度と起こらないようなそんな社会を作り上げていきたいです。　それは私たち親の役目であり、これからの子供たちの使命になると思います。　　

  June 21, 2006

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• 1人の時間

  　　かなくんが保育園に入園してから早２ヶ月が過ぎました。　昼間は１人で過ごすという生活スタイルにも慣れてきて、最近ようやく　家事の延長の外出や買い物ではなくて、自分の時間として外出や買い物を楽しむ　余裕も出てきました。　子供が産まれてからこの数年私の傍には必ず子供がいて、とても外出する気持ちに　なれなかったりせっかく外出しても疲れて帰ってきたりとなかなか「楽しむ」ところ　までは行きませんでした。　元々が出不精ということもあって、食料品の買い物ですら生協をやっていることもあり　ほとんど外出はしませんでした。　　それが、一人身になって快適なお出かけや買い物ができるようになったのはいいのですが　これまでのクセが体に沁みついてしまったようで、時間がたっぷりあるのになぜか　居心地が悪いというか、ヘンな気分になります。　子供に気をとられたり叱ったりすることもなければ、大慌てで買うものを決めることもなく　快適なはずなのになんだかあまり楽しめないことに気づきました。　　なぜなのかはわからないのですが、なんとなく後ろめたい気持ちがあります。　ナニに対してなのかは自分でもわかりません。　でも、私が１人だけで買い物を楽しんだり外出を楽しむことに、なんだか気が引けて　しまいます。買い物中も手持ち無沙汰とでもいいましょうか、なんとなく落ち着いて買い物が　できないのです。　食料品などの買い物は必要な物があって、それを手早く買い込みさっさと車に乗り込みます。　衣服などのウィンドーショッピング的なものは服をいろいろ見ていても落ち着かず、特に　これはというものがなければそのまま帰ってきたりします。　　　今までは子連れということもあって、カバンもショルダータイプのものしか使いません　でした。ショルダーのものは両手が使えるのでかなくんを抱っこしたりするときもとても楽で、　大きめのカバンにハンドタオルやらオムツやらなにやら子供の物ばかりを入れていて　そんなお出かけスタイルが定番でした。　でも、１人で出かけられるということで先日本当に久しぶりにハンドバッグを購入しました。　内職代から自分にご褒美のつもりでちょっと頑張ってブランド物のカバンを買いました。　夫が半分出してくれたりしたので、さらに嬉しかったです。　そのカバンを持って１人で外出などするのですが、今までショルダーばかり持っていたので　そのクセが抜けずにいてカバンを手に持って歩く、というのがなんだか疲れるのです。　そのうえちょっとカバンを置いて食料品などをレジ袋に詰め、そのままカバンを忘れて　歩き出してしまう、という大バカなことをすでに３回ほどやらかしています(汗)。　そういうコトもちょっと疲れてしまうのです。　　子供といるのが大好き、とか、子供のそばにいたい、とかいう典型的な良き母親なのかと　いえば、全然そんなことはなくて子供と出かけることになるとウンザリしてしまうような　私です。　でも、長く家事や育児をしてきていつも自分の行動は家事をこなしたり育児をこなしたりの　行動で、自分のことはいつも後回しにしてきたので、急に自分の時間を楽しもうなんて思うと　どうしていいかわからなくなってしまいます。　１人の外出が違和感があれば、手提げカバンも違和感があって、あんなに切望していた　自分だけの時間なのに、いざ楽しもうとするととても後ろめたい気分になってきてしまいます。　　それは例えば　　「夫は働いているのに、自分は遊んでいる」ような感覚であったり　　「障碍のある子供を保育園に預けて、ショッピングを楽しんでいる」というような　全くバカバカしい奇妙な後ろめたさです。　　　出かけると小さな町であり、行動する場所が限られている狭い田舎であったりするので　必ずといっていいほど知人と出くわします。　すると、ほとんどといっていいほど　「かなくんの調子はどう？保育園ちゃんと行けてるの？」　と、聞かれ　「内職しているんだってね。忙しいの？」　なんていう会話になります。　そうすると、なんとなくかなくんや仕事のことでココでのんびりしているヒマあるの？って　指摘されているようにとってしまいます。　これはその人が悪いのではなくて、多分私の被害妄想のせいだと思います。　なんとなくもいつもいつも走っていなければいけないような、事実そうしてきたから　　これからもそうじゃなきゃいけないような・・・。　なんでこんなヘンテコな気持ちになるんですかね～。　　自分の時間の使い方がわからなくなってしまいました。　満喫しているつもりでも、何となく疲れてしまったりしてしまいます。　いつも何かに頑張っている方が、それはそれで余計なこと考えなくていいのかな。　立ち止まったりせずに、走って走って走り続けなければいけないような気分がします。　あんなに「自分だけの時間が欲しい」と思ってきたのに、その時間の使い方がわからず　逆にその時間を過ごすことによって疲れてしまうなんて本末転倒もいいところです。　結局のところ、子供と過ごす時間も大変で、家事に費やす時間もキライで、自分自身の　時間もうまく使えずに自分がどうしたいのかどうしたらいいのかわかりません。　でっ、最終的に全てのことに疲れを感じてしまいます。　もう少し時間がたって、もう少しこの生活に慣れてきたらこんな気持ちもなくなるので　しょうか。　　　せっかく恋焦がれた自由な時間を手に入れたのに、そのせいでイライラしています。　全くバカバカしい話であります。　

  June 20, 2006

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  右脳、温存

  　　最近とみに頭を使わなくなってきていて、ちょっとした計算や言葉がなかなか　頭の中から出てこなくなってきています。　老化現象、といってしまうのは簡単なのですが、まだまだボケてしまうわけにはいかず　脳の活性化を図らなければいけないなぁ、と思っていました。　　で、折りしもブームということもあって、果たしてキチンとやるのかやれるのか　わからないくせして買ってしまいました♪　　　　　　　ご存知『右脳ドリル』であります♪　　近くの100円ショップに置いてありました。　お値段も気に入って衝動買いしてしまったのですが、入門編にも関わらずその内容は　なかなかとレベルが高いのであります。　というか、私の知能指数がかなり急降下しているせいもあるのだと思われますが。　　　ちょっとやってみたのですがよく考えないとなかなか答えがわからず、制限時間があるのも　あって、もう冷や汗タラタラです。　昔だったら難なくわかっただろうなぁ、と思うと、やっぱり老化は進んでいるんですね。　なんとかこのドリルで右脳をフル回転させて、物事を冷静かつ建設的に考えられる思考力を　養いたいものであります。　そうすれば、かなくんの外来時に　「これを聞こう。あれも聞こう。忘れるといけないからメモしとこう」　とメモったくせに、そのメモを忘れ、そのことを診察室に入ってから気づき、頭の中が真っ白・・　なんていう恥さらしなこともなくなるのではないかと淡い期待をしています。　その場で簡潔に聞きたい要点を頭の中でまとめて、主治医の上をいく冷静さで質問を投げかけ　返ってきた答えに対して、また更にさらっと突っ込んだ質問をしてみたり、なんていうことが　できるとかなり嬉しいです。　いつも酸欠状態の見苦しい母親から、オツムは冴えて質問内容は完璧、身のこなしもピカピカな　自称(あくまでも自称ですが)デキるおかーさまへと変貌を遂げたいものであります。　　しかし、悲しいことにドリルはちっとも進まず、息はゼーゼー、鼓動はドクドク　ドコからどう見ても「デキるおかーさま」には程遠い姿で問題に取り組んでおります。　ページは全く進まないのに、「デキるおかーさま」の妄想だけは果てしなく広がっており　これはもうどう頑張ってみても『冷静かつ建設的』なモノの考え方なんてできないでしょう。　その判断だけは、バッチリ間違っていない自信があります。　　多分今までの私の人生の中で右脳がよく働いたことなど皆無であり、ということで　右脳はバリバリ元気があると思われるので、今後の人生のために温存しておいた方が　よかろう、という結論に達しました。　人生の半ばで右脳までもフル回転させて疲れさせたら、もう第三の脳なんて存在しないので　その場で全ての脳みそがイカれてしまうことになってしまいます。　それはアブナイことです。　ドリルはほとんど手付かずで終わってしまいましたが(←もうヤル気なし　汗)、このドリルを　体験して　　　『右脳は鍛えるものではなく、温存しておくモノである』　　ということに気づけただけでもドリルをやった成果があったと思います。　なので、　　　・・・・パタン♪　と本を閉じ、静かに本棚に入れておきました。　　あぁ、よかった！右脳が疲れずに済んで♪　　いつか出番がくるその時まで、心静かにパワーを温存していてもらいたいと思います。

  June 18, 2006

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• おもうこと

  　　水曜日に薬を増量してから、なんだか少しいい感じがしています。　発作はあるにはあるけれど軽めのもので時間もごくわずかな時間で・・・。　かなくん自身はとても元気で、最近少しずつかいくんとも関わろうとする仕草が　見られるようになって、自分からかいくんに寄っていったりしています。　親の私から見れば、何が楽しいのかよくわからないことで兄弟２人して大笑いして　いるとか、微笑ましいことこのうえないです。　　こうやって発作が落ち着いてきたりするとすぐにそれが普通の日常のような　気がして穏やかな気持ちになってしまうので、そこへ発作があったりすると、とても　深い衝撃を受けます。　別に発作が消失したわけでもなくて、ただほんの１日・２日発作を見なかったという　だけのことなのに、その穏やかな時間が嬉しくてすぐに気持ちが緩んでしまいます。　病気や発作などというごく普通の家庭からみればあまりにも非現実的な日常で私たちは　暮らしていて、だけどそれは私たちにしてみれば非現実的だけど間違いなく現実の　生活や暮らしなんですよね。　少し発作が遠ざかるだけでリアリティのないリアルな現実から逃避したくなります。　もしかしたらこれは本当に夢の中の世界のことかもしれないな～、なんて思ったりして　時々どちらが現実なのかわからない(理解したくない)時があります。　　幸か不幸か私の今までの人生の中で自分はもちろん、身内や周囲の人の中に　かなくんほどの病気や障碍を持った人とお会いしたこともなければ、接する機会も　ありませんでした。　テレビで難病の子供たちのドキュメンタリーや、不幸にしてお空に帰っていった子供たちの　話などは見聞きしたことはあっても、実際にはそういった命に関わる病気と闘っている方や　いわゆる身体・精神障碍の方とはほとんど接したことはありません。　だから自分の子供が難病指定されている病気を持ち、知的障碍児であるという現実は　とても受け入れがたく、恥ずかしい話ですが今でもやっぱりどこか私の気持ちの中で　リアリティがなくふわふわした心もとない思いがあって、コレって他人事の話なんじゃ　ないかな～なんて思ってみたくなります。　かなくんから目を逸らしたいわけではなく逃げたいわけでもないんですけど、偏屈なので　病気を発症してから２年以上経ち、その間にいろんな経験や思いを重ねてきているにも　関わらず、やっぱりかなくんの身に降りかかったこの現実を受け入れたくなかったり　するんですよね。　で、発作が少し止まると　「これが本当の現実なんじゃないかな」　なんて気持ちのラクな方向に考えていったり、発作が消失したんじゃないかと思ってみたり　いいことばっかり考えます。　　　現実のこの生活がとてもイヤだ、という気持ちとはまた違うんだけど、いつまでたっても　なんだかこの事実を生活をリアルに受け止められなかったりします。　自分のことなのに時々まるで他人の話のように話したりして　「落ち着いていてすごいよね」　「しっかりしてるから大丈夫だね」　なんて言われてしまったりします。　でも落ち着いているわけではないし、しっかりしているわけでもないからそういわれることに　少し傷ついたりします。　こうやっていろんな気持ちの狭間で揺れ動く思いを感じたり持て余したりしながら、やっぱり　なんだか現実味がいまだにないよなぁ～なんて思ったりします。　　往生際が悪すぎるので、情けないことにいまだに　「かなくんが病気なんてウソじゃないか」とか　「発作が止まってるから、治っちゃったのかも」　という現実にはあり得ないことばかり妄想しています(恥)。　さらに恥を忍んで暴露するならば、最近こういった妄想の世界で漂っています。　妄想の世界は当然妄想ばかりなので、いいことばっかりの世界でとても楽チンです。　これはやっぱり「現実逃避」ということになるんでしょうね。　　そして、悲しいことに妄想の世界で遊びたがる私のポンコツ頭を現実に引き戻してくれるのは　かなくんの発作です。　今日の夕方の発作は、本当の本当に久しぶりでいきなり頭が勢いよくガクンと１回だけ前に倒れ　発作としてはそれだけなのですが、その後すぐにかなくんが何かに怯えたような顔をして　私にしがみついてきて号泣するという発作でした。　一度泣き出すと手がつけられないように号泣しだして、なだめようと背中をさすっても　何をしてもとにかくダメで、ひたすら何かに怯えて私にしがみつき泣きじゃくるのです。　こういう時はかなくんの頭の中で何がどうなっているのか見当もつかないのですが、とにかく　嵐が過ぎるのを待つのみというか、かなくんが落ち着くのをひたすら静観するしかないんですね。　力になれなくてごめんね、とか、何もできなくてごめんね、とかそういうありきたりの言葉は　とうの昔に出てこなくなりました。　そんなこと謝ったところでどうしようもないんですよね。　ただもう、まるで炎天下のアスファルトの上に立ち尽くしているような口の渇きというか　焦燥感に駆られるだけです。　　　昔と違って今のこの最先端の医療を持ってしても、止めることのできない発作や根治することの　ない病気があるということを、自分の最愛の子供でもって知るなんて思いもしませんでした。　自分が今までいかに恵まれた環境の中で恵まれた体を持って恵まれた生活を送ってこられたかと　思うと、自分のこれまでの全てのものや人に「ありがとう」と言いたい気分です。　そして、それと同じくらい「どうして？」とも思います。　「どうして」自分の身に起ってくれなかったのか。　「どうして」かなくんだったのか。　「どうして」こんなことになってしまったのか。　　今さらこんなことを自問自答してみたって答えなど見つかるわけもなくて、でも考えずには　いられないんですよね。　　　そうして、かなくんは「かわいそう」なんでしょうか。　確かに状況だけみれば「かわいそう」な身の上なのかもしれないけれど、「かわいそう」って　いわれてしまうとちょっと違うんじゃないかと思うのです。　　　実母がごくたまになのですが、「かわいそう」というのです。　私はついその言葉に反応してしまいます。でも、今までは反論するでもなく肯定するでもなく　聞いていました。　が、先日思い切って　「かわいそう、って言われるのはちょっと違うと思うんだよね」　と言ってみました。　「かわいそう、って言われるのも、頑張れ、っていわれるのも、正直あまり言われたくないかも」　　と言ってみたのですが　「じゃ、ナニ？なんていえばいいの？」　と、言われ・・・。　　母）「何ていっていいかわからないから、そういうだけじゃないの。　　　　　　　そんな風にいわれたって、こっちだって困るんだから」　私）「・・・別になんともいってくれなくていいよ。そっちの気持ちもわかるけれど　　　　　　　　　『かわいそう』っていわれるのはちょっと違うなって思うから・・」　母）「何にもいわずにいられるわけないでしょ、心配なんだし。　　　　でも私はこういう子の親になったことないから、何ていってあげればいいのか　　　　　わからないから、『かわいそう』とか『頑張って』とかっていうしかないじゃないの」　　・・・・　　　あぁ～・・・、脱力感いっぱいです。　　　私だって、自分が何ていってもらいたいのか正直わからないです。　母の気持ちもいいたいこともわかる。　でも、言われたくないなって言葉だってある。　　こう思うのはやっぱり私の気持ちに余裕がないからなのかな～。　自分で気がつかないだけで、ヘンに肩肘張っているだけなのかもね・・・。　　　でも、なんだろう。　障碍児の親は卑屈にも偏屈にもなってはいけなくて、嫉妬や羨望の気持ちなども持つことなく　ただひたすら子供のために清らかな心でいなくてはいけないのかな。　なんて思ってしまうんですよね。　「健常の子が羨ましい」と思うと嫉妬になって、「なんでうちの子が・・」って思うとひがみに　なってしまうような捉え方をされるような気がします。　「ダレとも比べずに、子供のあるがままを受け入れて、子供のペースで歩いていきましょう」　と、何度も言われたりするのですが、そんな聖人君子な気持ちにはこの先もなれない母親です。　　　・・・はっ！！　すみません、またつらつらとナニがいいたいのやらわからない文章になってきました。　いつもゆらゆらグラグラしている気持ちが自分でも持て余し気味であります。　何が正しくて何が本当なのか、こういうわからない自分の気持ちとか他の何かを模索しながら　生きていくのだと私の人生なんだ、と思い切れたら気持ちいいのですが。　　かなくんは発作の影響なのかわかりませんが、寝付いてからも時々夜泣きのように　「ぅわ～ん！」とやってくれます。　もしや今夜はヒサビサにプチ夜勤の日かも(汗)。　どうか、少しでも健やかな眠りについていってくれますように・・・。　

  June 17, 2006

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• 習い事

  　　保育園の年長ともなれば、何がしかの習い事をしている子供がたくさんいます。　かいくんのお友達もちょっと聞くだけで男の子だと『サッカー』、『体操教室』、女の子だと　『ヤマハ』などで、その他には『スイミング』、『英語』、『公文』、『習字』・・・。　いやもう、聞くだけで　「えっ？？まだ保育園児じゃん！！」　と思ってしまう私です。　　我が町はちっこいので保育園は１つしかなくて、だいたいここに住んでいる子供はほぼこの　保育園に入園するので保育園として他の保育園との違いを持たせようとかいろいろと園児獲得の　動きなどはないのですが、隣の市になると市内に数限りなく保育園・幼稚園があるので　少しでもその園独自の特色みたいなものを持たせて園児獲得を目指すべく園のカリキュラムの　中に「空手」だとか「リトミック」だとか「英語指導」や「書き方の時間」「数字の時間」など　保護者の気を引くような内容の時間を設けているらしいです。　そういうのをママ友などから聞くと　「うちの園も少しはなんかやったらいいのに」　なんて思わないこともないですが、保育園が終わってからまるで小学生や中学生みたいに　習い事やお稽古事に通うお友達を見ていると、私がのんびりしているのか、これが今の時代の　風潮なのかと考え込んでしまいます。　　　体力づくりのためにスイミングとかサッカー教室とか体操教室なんかはやらせてみても　いいかな～とも思うのですが、夫の仕事の都合で平日の夕方はとても習い事に行かせる暇が　なくてオマケに月謝のこととかも考えるとかいくんが「やりたい」と言い出さない限りは　いいのかな、とも思います。　かいくんのお友達が時々英語を話したり(といっても、ハローとかサンキューとかですが)、　習字にいっているからひらがながきれいに書けるようになってきたとか聞くとやっぱり少し　焦ってしまいます。かいくんは読むことは好きだけれど書くことはキライな子です。　お絵かきなどもキライです。だからクレヨンや鉛筆の持ち方もめちゃくちゃです。　でも、何となく今から鉛筆の持ち方がどーの、読み書きがどーの、足し算がどーのといいたくは　なくて小学校に入ってから少しずつやっていけばいいのかななんて楽観しています。　でも、幼児教室の講師のお手伝いをしているママ友にいわせると　「お稽古事や勉強は小さいうちからが一番大事だ！」　ということです。いつぞや、ポロッと私の考えを話したら懇々とお説教(？)されてしまいました。　　　まぁ勉強に関していえばやっぱりまだまだだと思うのですが、通わせる時間が取れないと　思いつつも何か運動はさせた方がいいのかな～と最近思うようになりました。　おりしもサッカーワールドカップが開幕していて、そしてプロ野球も白熱していることから　テレビを見ていてあくまでも冗談で　「かいくん、サッカーやりたくない？サッカー面白いかもよ～」　と、言葉かけをしました。するとちょっと考え込んでから　　「サッカーはさぁ～・・。　　　　　走ってばっかで疲れるでやりたくないなぁ、ぼく」　　　・・・イマドキの子供は全くイヤですね。　もうすでに「疲れる」なんて言葉を使いやがります(怒)。　私が子供のころは「疲れた」なんて遠足にでも行かない限り言ったことがないように思います。　母親に　「そんなに遊びまわって、アンタ疲れないの？」　とよくいわれましたが　「えっ！疲れることなんて全然ないよ。遊ぶのすっごく楽しいもん！」　と返事をする毎日でした。　今の子供はすぐ「疲れる」とか「疲れた」とかいうので全くヘタレです。　　　で、その後で　「ぼく、やっぱりちょこっとならサッカーやってもいいけどさぁ～」　というので、なんでまた気が変わったのかと思ってワケを聞くと　　　「あのさぁ～、ゴールのとこにいるヒトでいいならやってもいいけど。　　　　　　　　　　ゴールのとこにおるヒトはあんまり動かなくてもいいやんか～」　　・・・我が息子ながら本当に腹が立つのであります！　　　その後テレビで野球観戦をしている夫の横で　「ぼく、サッカーじゃなくて野球の方がいいかもな～」　と言い出すので、夫の目が輝いたのですが(←夫はプロ入りさせて年棒をせしめようという魂胆)　こいつ、ロクな理由じゃないぞ、と夫とのやり取りを聞いていると　　「野球の方がさぁ、試合しとる間でも休んでいいやんか。　　　　　あんまり走ってないし、動かんでもいいみたいやしさ」　　　なんでかというと、攻撃の最中はバッター以外の選手はベンチに座って見ているじゃないですか。　だから走ってばかりのサッカーよりもうんと楽チンだと思ったようです。　５歳にして、とにかく少しでも楽をしたいという考え方が今時のドライな若者(？)なんですかね。　これはもう、無理やりサッカー教室とかに入れてしまって、ビシバシしごいてもらった方が　いいのかもしれません。なんだかね～・・。　　私たちの子供の頃はゲームもなければテレビもそんなに見せてもらえなくて、とにかく外で　走り回って遊んでいました。　炎天下であろうと雪が降っていようと遊び場所は外しかなくて、暑いとか寒いとかあまり　気にしたことがなかったように思います。私だけなのかな？　だから、今の子供たちが外で遊ばなくなってゲームばかりするようになったり、外での遊び方を　知らなかったりするのがなんだか寂しいなと感じてしまいます。　かいくんにしても何か運動をさせた方がいいかな、と思いながらも、昔は体を使った遊びばかりで　わざわざ運動をさせるために教室に入れるとか、そんなこと昔の親は思ったことも　なかったんでしょうね。　　　いろんな習い事があって、それをやるかやらないかはそれぞれの親子で決めることですが　やらせた方がいいのかやらせなくてもいいのかちょっと迷いどころです。　といっても、当面は時間と先立つモノがないので習い事をさせられない、というのが　悲しいけれども我が家の現状であります。以上、報告終わります！　

  June 16, 2006

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  朝の出来事

  　　今朝は雨だったので保育園に行くのに長靴を履いていくように、とかいくんに　いったのですが「水溜りに足を入れないから普通の靴で行く」というので少しイライラ　しながらも普通の靴での登園を許可しました。　かいくんはいつも自分から水溜りに足をつっこんで歩きます(涙)。　私にも幼少の頃にそんな風にして歩いた思い出があって、子供というのは雨でも晴れでも　その時その時で何かしら楽しみを見つけていくものなんですよね。　でも今親の立場でモノを見るようになると、靴から靴下からびしょびしょになってしまって　それが帰りならともかく朝一番でそんな風にされるとキレそうになります。　かいくんは最近聞き分けがよくないので、長靴を拒否というところから朝は始まりました。　　アパートの階段を降りて下までくるとなぜかかいくんが雨の中突っ立っています。　それでまたプチン！ときた私は　「ナニやっとんの？！濡れるでしょーがっ！！」　と怒鳴らなくてはならず、最近はいつも何かしらかいくんを叱ることが多いです。　叱りたくて叱っているわけではないんですが、反抗期なのかかいくんも悪さばかりしてくれ　親子でイライラしてしまいます。　　傘を持っているのに差そうともしないで雨の中突っ立っていたかいくん。　車に乗り込んでからは保育園に着くまでに傘をまるで剣のように持って「エイッ」とか　いっていました。　いや～な予感がしていました。　　保育園に着いて、今日はかなくんがことばの教室の日なのでとりあえずかなくんを車に　待たせて、かいくんだけを教室まで送り届けようとしました。　で、車から降りるとまた傘を差そうとしません。　なぜなのか尋ねると　「これは、剣だから」　・・・・なんでやねん。　　雨に濡れるし、本当に剣のように構えているのでお友達に当たったら危ないということを　怒りモードで話し、それでもいうことを聞こうとしないので傘を取り上げようとしたら　やっと渋々傘を差しました。　でも、私にいろいろ叱られたのがイヤだったようで駐車場からダッシュで教室まで走って　いってしまいました。　私も慌てて後を追って教室へ。　　　教室の前の廊下では毎朝担任の先生が子供たちを出迎えてくれています。　走ってかいくんの後を追いかけていくと、かいくんの姿が見えました。　先生が　「かいくん、おはよー！」　といってくれているのに、その先生に向かって　「バーン！バーン！！」　と傘を鉄砲のように構えて撃つポーズ。おいおい、それは「剣」じゃなかったのかよ？？　当然先生に　「危ないからそんなことしちゃダメだよ。朝のご挨拶は？」　など言われながら、傘を取り上げられそうになった瞬間にかいくんは　「イヤだ！！取らないで、ぼくの傘！！」　と叫び、次の瞬間に　　　「ヤメロ！！バーカ！！」　　先生もビックリした顔をしていましたが、それ以上にビックリして青くなったのはこの私です。　「こら！なんでそんなこというの！！」　とかいくんをしかりつけ、先生もそんな言葉を使ったらダメだと諭されたのですが　もうかいくんの気持ちにブレーキがききません。　傘を先生が触ろうとすることを嫌がり、泣き叫んでかんしゃくを起こしたようになり　お友達は何事かとみんな寄ってくるし、それが多分恥ずかしくてイヤで余計に手がつけられない　状態になり、傘を振り回しました。　その瞬間傘の柄が私の手に当たりました。　　　いっってぇ～～～！！！！　イタすぎる、マジで！！！　　涙がちょちょ切れそうになるほど手が痛かったのですが、他のお友達にも当たるとマズイと　思い、必死にかいくんを止めようとしました。　でももう興奮して手がつけられなくなっていて・・・。　結局なんとか担任の先生がなだめ、先生にもう傘を振り回さないとお約束をする、という　ところまで話を持っていってくださり、最終的に　「おかーさんがいなくなったら先生にあやまる(！)」　というので、スゴスゴと母は帰ってまいりました・・・(号泣)。　　　　我が家はご存知のとおり、かなくんにとても手がかかります。　加えて夫は夜ほとんど不在で夜はプチ母子生活の我が家です。　どうしてもかいくんに頼り、かいくんの話は後回しになり、悪さをすれば先にかいくんを叱る　ということになってしまいます。　こんなことではいけない、と頭ではわかっていてもやはり理解力のないかなくんに話をするより　話をして理解してくれるかいくんに先に話をしてしまったり、もしかしたら普通の５歳児に　対するよりももっと高度な我慢とか行動をかいくんに強いているところがないとはいえません。　でも、やっぱりどうしても　「お兄ちゃんだからわかってくれるでしょ」　と思ってしまって、かいくんもやんちゃをいう・いいたい年頃であり、また甘えたい年頃で　あることもわかっているのに、かなくんに振り回されているとかいくんまでそんなこと　いってこないで！とか、それくらい自分でできるでしょ、といってしまう私です。　　最近特にやんちゃというかかんしゃくというか反抗期かな、というところのあるかいくん。　もっとおりこうにしていてほしい、もう少しかいくんくらい手をかけさせないでほしい、と　思ってしまうのが本音です。　可哀想な思いをさせているのでは、と感じつつ実際の忙しない日常の中ではなかなかとその　フォローができません。　　　全然関係ないのかもしれませんが、今朝の一件でかいくんに腹が立つということよりも　なんだか得たいの知れない悲しさでいっぱいでした。　傘を人に向ける、ということは絶対にしてはいけないことなんだけれど、あんなふうに　かんしゃくを起こすかいくんを見ていると、余裕の無い育児や接し方ゃしているから　あんな感じでキレてしまうような子供に育っていってしまうのかな、と思いました。　心の奥の奥の方でとても辛くてやりきれなかったです。　　　なんとなく「かいくんだけが悪いんじゃないんだろうな」というのが自分でも想像できて　それに気づいているのに、なかなかとかいくんにも目を向けてやることができなくて　私はとても辛いです。　でも、それ以上に辛いのはかいくんなんだうな～・・・。　２人の子供に同じだけの愛情を、とは思っていてもなかなかできることではありません。　　　自分の子育ての仕方に深い危機感と迷いととまどいを感じた出来事でした。　　　　　　　傘で叩かれた中指がこんなふうになってきました(汗)　　もう少しかいくんにやさしく根気よく接して、あまり叱り過ぎないようにと思うのですが　なかなかとうまくできません。　かいくんには障碍児の兄弟と、その兄弟にばかり手をかけてしまう母親しかいなくて　かいくんの今後を思うとなんだか可哀想に思えてしまいます。　そんなことわかっているのならなんとかしなさいよ、とお叱りの言葉が聞こえてきそうですが　なかなかと思うように子育てができなくて、なんだか自分に自信をなくした朝の事件でした。

  June 15, 2006

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• 久しぶりに

  　　今日は外来日だったので、久しぶりにココで外来のことをお話しようと思います。　最近、某所が開くのにすごく重くて耐え切れなくなってきました(汗)。　まっ、それは置いといて。　久しぶりだというのはココで日記を書くことであって、外来そのものは毎週通っています。　その週によって、かなくんを連れて行ったり私だけでよかったりします。　今日は採血をするためにかなくんを連れて行きました。　　　実は先々週行った採血で肝機能が低下していることがわかりました。　それと並行して最近少し発作の頻度があがったことと、今までのＷＥＳＴ症候群特有の　頭コクンとする発作ではなくて、目をパチパチッとしながらわずかに頭コクンがある、と　いうのを繰り返すのが長くて３～４分くらいあるものに変わってきていることがこのところ　どうも気になっていました。あと欠伸発作らしきものも気になっています。　今までで一番調子良かったのはＧＷの辺りなのですが、その辺から発作がちょこちょこ多く　なってきていて、それとともにリボトリールを少しずつ増量してきました。　するとだんだん発作消失には至らないものの、発作の頻度もさがり間隔も空くようになって　きたのですが、多分主治医としては発作消失を目標としていたようで(って、私も基本は　そうですが)リボトリールを毎週追加していったんですよね。　　すると、逆にまた発作が頻発してきてしまいました。　　まぁ、これもよくあることです(汗)。単純に薬を増やせば発作は無くなる、というものでも　ないんですよね。　血中濃度さえ有効範囲内ならドンドン薬を増量していっても大丈夫だ、と思っていたときが　あって、そうではなくて、やっぱり血中濃度もさることながら微妙なラインで薬が合わないと　増量で逆に発作が頻発することもあるそうで・・・。　かなくんの場合はマイスタンでこの現象が起きて、その時は副作用スレスレまで増量したので　仕方ないのですが、薬を増量することで発作が増えるなんてなんじゃそりゃ！？とその時は　本当に奈落の底に落とされたような気分でありました。　　　なので、今回もそれと同じなんだろうなぁと漠然と思っていたので主治医に説明されても　淡々と「あ、やっぱりそーですかぁ」みたいな感覚でした。　てなわけで、リボトリールはもうここで諦めたほうがよさそうだという結論に達しました。　先々週の採血にて肝機能低下と発作頻発が認められたので、先週の外来でリボトリールを　減量し、今週もう一度採血をして肝機能チェックをすることになっていたのでした。　　　外来は１時半からだったので、かなくんを１時にお迎えに行きました。　そして２時にはまた保育園に送り届けました。　最近は外来の一時間だけで家に連れて帰ってきてしまうと、その後の内職やら家事やらに　著しく差しさわりがあるので先生にお願いして保育園を中抜けして外来に連れて行き、終われば　また保育していただくというスタイルをとらせてもらっています。　今日もそのつもりでいたのですが、採血の結果が一時間後に出るということでまた病院に　一時間後に行かなければいけなくなったので、かなくんを預けるようにしておいてよかったと　改めて思いました。　　　でも、コレって案外ばたばたなスケジュールであります。　自宅と保育園、保育園と病院の間を何往復したやら記憶が定かではありません。　でもかなくん抜きで主治医と話ができるのはありがたいことなので仕方ないのですよね～。　　　今日の採血の結果、肝機能は元通りに戻っていました。ホッ♪　そして、リボトリールにはもうこれ以上の期待はできないということと、もうトライする薬が　ないことなどを先週の外来で主治医から話されていたので、私としては発作はあるけれど　一番ヒドかった時の状態からみればかなり改善はされてきているので、このまま一日に１、２回の　頻度の発作で様子見をしていけばいいんじゃないかと自分なりに考えていました。　　　別に諦めているわけではないのですが、どこかで一度自分の気持ちや治療内容に折り合いを　つけなければいけないと思っています。　この病気は難知といわれており、根治の見込みは残念ながら今のところはないとしかいえません。　もちろん親として納得のできることでもなければ、この現状に満足しているわけではないのですが　難知であり根治の見込みが薄いからこそ、どこかでとりあえず気持ちや治療に区切りをつけないと　いけないのではないか、と少し前から薄々感じています。　今まで当然発作消失に向けて治療を頑張っていたのですが、薬には副作用というありがたく　ないオマケももれなくついてきます。　治療を頑張りすぎたために副作用も強くなってしまって、例えば眠気が強くなってしまったりとか　ふらつきがひどくなってしまったり、なんてことになったらたとえ発作が消失したとしても　意味の無いことになってしまいます。　人間としてのごく当たり前な日常生活が送れる、というのが大前提であり、発作が消えたとしても　眠りの国の住人になってしまったら元も子もないのです。　　　これは上述したマイスタンを投薬しているときに私があまりにも発作消失に力を入れすぎて　なんとなくふらつくなぁ～と思ってはいたのですが、　「いや、血中濃度もまだまだだし、もう少しいけば発作はなくなるかもしれない。　　　　　　　　　このくらいのふらつきなら大丈夫だし、もうちょっと頑張ってみよう」　と勝手に自己判断し、毎週主治医からふらつきの度合いを聞かれていたにも関わらず　「大丈夫です」　を繰り返し、ある日ハッと気づいたら、もうふらふらでまるで酔っ払いの千鳥足のような足取りの　かなくんになってしまっていました(激汗・陳謝)！　その時に血中濃度がいくら有効の範囲内であっても副作用はドカンと出ることもある。　薬を増量していっても、ある程度のところまできたら今度は逆に発作を誘発してしまうことも　あり、必ずしも薬が少ないからダメだとか薬が多いから発作によく効くということではない　ということを身をもって感じました。　本当に微妙な世界なんですよね、投薬とか薬変の世界って・・・(汗)。　　話が少し逸れましたが、今までにかなくんはいろいろな薬のお世話になり、それでも完全に　発作を止めるには至らず今日に至っています。　前々から「使って効果があると思われる薬がもう手薄になってきた」とか「これでダメなら　もうトライする薬がない」と散々いわれてきたので、こちらももう腹を括るしかなく　「発作が完全に消失できないのならば、ある程度の発作には目を瞑って、日常生活をできるだけ　きちんと送ることのできるような投薬治療にしていきたいな」と思っていました。　それは要するに「もうここからは、薬を必要最小限でしか触らない」というある意味後ろ向きな　治療内容を意味していると思います。　認めたくはないけれど、治療にも「限界」があってだんだんとその「限界」に近づいていると　いうか、いやもう「限界」ゾーンに突入しているんだろうなと思います。　これまでに幾度となく繰り返された採血によって、当初泣き叫び・泣き喚いて診察室の外にまで　大きく大きく響いていたかなくんの泣き声は最近ではもう聞かれません。じっと耐えて採血が　終わるのを待つ術を身につけたのです。　「今日も泣かなかったですよ～、エライね～」　と看護師さんにいわれるたびに胸が張り裂けそうになります。　「泣かなかった」んじゃなくて「泣けなくなった」だけなんですよね。　これ以上投薬に効果が期待できないのであれば、副作用チェックのための採血も回避して　やりたいと思ってしまいます。薬さえいじらなければ２週間に一度とか月に一度の採血はもっと　間隔をあけて行われるようになると思います。これ以上できるだけ痛い思いはさせたくないなって　思います。　　う～ん・・・。　でも、やっぱり後ろ向きすぎな考え方でしょうかね・・・。　　今日、主治医の方から　「いろいろと今までに使用してきた薬をみてきたんだけど、あとヒトツだけ『フェノバール』と　　いう薬がトライできないかな、と思ってね。どうかな～と思うんだけど」　と申し出がありました。　また、新たな薬か・・・。もう「よしっ！頑張ってみるか！」という気持ちが持てなくなって　きていてなんとも返事のしようがないのですよね。　主治医は今までに何度も聞いた「この薬は効く子には劇的に効くんだけど」といってきて　それも主治医が悪いわけではないんだけど、何度も期待してはがっくり・・ってことを　繰り返してきているので望みは全くないわけではないだろうけど、なかなか新しい薬に踏み切る　決意ができませんでした。　すると、もうひとつの案として今ハイセレニンも服用しているのですが、ハイセレニンの　血中濃度の有効範囲内が５０－１００のところ、今５６．８ということでハイセレニンももう少し　増やせると思う、といわれました。　一年くらい前にハイセレニンもどんどん増量して血中濃度が１２８にまであがってしまい　仕方ないので減量して現在の量に調整しました。　それが、多分年齢とか体重の増加に伴いもう少し薬を増やせるようになってきたらしいです。　なので、新たな薬を追加するよりはハイセレニンを増量する方が気分的にもあまりリスクを　感じないので、今回からハイセレニンを０．１増量して様子を見ることになりました。　少しでも発作が無くなってくれたらなぁ・・・と祈るしかありません。　　来週はこの一週間の様子を知らせに私だけの外来となります。　そして再来週は一年ぶりの脳波検査を予約しました。　昨年の脳波検査では治療を開始した頃と比べてグッと発作が減ってきていたので、脳波も　それなりに改善されているものだとばかり信じていて、現実はほとんど改善されておらず　素人目にもわかるほどの乱れっぷりで(涙)、一週間ばかりダークな日々を過ごしました。　発作が減少しても、これがまた脳波とは直結しないんだ、と厳しい現実を目の前に突き出されて　毎日毎日が苦しかったなぁ・・・。　今はもう落ち込むのが辛すぎるから、あまり何も感じなくなってきたように思います。　淡々と事実と現実を受け入れるみたいな感じです。　だから再来週の脳波も改善されていることがもちろん大前提なんだけれども、もしもほとんど　変わっていなくても、かなくんが元気に保育園に登園できているということだけでいいかなって　思っています。これも一種の逃げ、の心境なのかな～・・・。　　　今後、投薬治療がどうなっていって、発作の方もどうなっていくのか全くわかりませんが　かなくんが楽しく毎日を送っていってくれればそれだけでいいんですよね。　そう、思っています。　これが「折り合いをつける」という気持ちなのかわからないけれど・・。　基本は「かなくんの人としての日常」の確保だと今は強く思っています。

  June 14, 2006

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  カカオレポート

  　　お友達のかなしゃん♪から、先日お伝えしたジンギスカンキャラメルより　マズいお菓子があると聞きました。　それは『９９％カカオチョコレート』　　　とってもキワモノらしいのであります。　調子こいて「食べてみようかな」とコメントしたところ、これまたお友達のひろりんから　　「アレだけは、ダメだ！！ヤメれ！！」　と、ご忠告をもらいましてアッサリ挑戦はやめにしました。　最近は美味しくないお菓子なんてものがフツーに市場に出回っているのですね。　オドロキであります。　　今日またまたオムツの安売りの日であったので薬局に行き、またもやお菓子コーナーを物色。　すると、見つけちゃったんですよね～、９９％カカオを。　でもやはり相当スゴいものらしく、陳列棚に　『かなり苦いものですので、少しずつお召し上がりいただくか　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　お飲み物に溶かしてご賞味ください』　とわざわざ書き添えてありました。　やっぱし、チャレンジしなくてよかったよ～、ホッ♪　　すると、その隣にいろいろなパーセンテージのチョコが置いてあります。　７３％のものや、６３％のものなど・・・。　そして、ポリフェノール配合の身体にいいチョコ(？！)なんてのもありました。　ちょっと悩んだ挙句にやっぱりお買い上げしてしまいました(汗)。　　　　　　　　　無難なトコロで６３％カカオです。　　帰宅して早速味見してみました。　お味はというと・・・。　これは、６３％のカカオが刻んでチョコレートに入っているということで、味としては普通の　ちょいビターなチョコレートで美味しいものでありました。　ただ刻みカカオの部分はやっぱりかなり苦かったです。　６３％でまぁまぁな苦味があるので、やはり９９％となるともはや食べるモノではないと　いうことでしょうね。　でも、美味しくいただけたので満足するとともに、今度は７３％のに挑戦してみようかなと　思いました。　そして序々にパーセンテージをあげていって、ゆくゆくは９９％カカオに・・・！！　　って、そんなガンバることでもないのですよね。　ビターなチョコをアイスミルク(って書くとカッコいいけど、要は牛乳っすよ♪)と一緒に　いただきました。　それだけのことで、ちびっと贅沢なような気分のおやつをいただいてみました。　　　前日日記に書いた「ヘタレ気分」をまだ少し引きずっております。　　サッカーが残り１０分から逆転されてしまったのもイタかったわぁ～・・・(泣)！！

  June 13, 2006

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• ちょっとヘタレ気分

  　　かなくん対策のひとつとしてウチの居間とキッチンの間には柵が取り付けてあります。　これでガードしておいて、とりあえず居間に閉じ込めておくのです。　が、最近うまいことこの柵を乗り越える術を身に着けたかなくんであります(涙)。　この柵というかガードはいちおう対象年齢が２歳までなので、３歳半を過ぎたかなくんに　使用するのはムリがあるというものです。　でも使用しないと私がキッチンでもそもそと食事を作っていたりする周りをウロチョロして　危険極まりなく、またそのままダッシュしてキッチンを通り抜け風呂場に乱入していって　全身びしょびしょになってきたり、玄関に降りてしまったりとバリエーションに富んだ　やってほしくないことをやってのけてくれるのであります。　そうすると食事作りどころではなくなります。　ただでさえ手際が悪いというのに、かなくんの動向を気にしながら、または連れ戻しに　いったり、追いかけていったりととにかく食事作りの進まないことといったらありません。　　　かいくんに　「ちょっと、かなくんを見ててよ！」　と託したところで、兄といえど健常児といえどソコはまだまだ幼い５歳児です。　テレビが見たかったり、本当に見てるだけであったり、なんとか頑張ってかなくんを　押さえにいけども手荒い抵抗にあい、反対に泣かされたりとなかなかうまくいきません。　　　部屋の中は本棚の本を全て下に落としてぐちゃぐちゃにし、トドメとばかりにその本棚まで　倒して満足げな顔をしています。　あとは新聞広告も隠してあるのに、見つけて引っ張り出してきて部屋の中に散乱しています。　寝室に行けば布団のカバーからナニから全部ひっぺがし、せっかく天日干しをして気持ちのいい　布団になっているのにすでに万年床のようにしんなりしている布団が出来上がります(涙)。　　　言い聞かせようとも理解力のない子供です。　空回りで情けないやら落ち込むやらの毎日・・・。　いいかげん腹が立って、時々ほっぺたをペチッ！と叩くのですが(しつけと言い聞かせのために)、　最近頭を撫ぜようとすると　「ハッ！」　と腰を低くして自分の頭を防御することをし始めました(驚)！　今日保育園に送り届けた際に　「じゃあね～」　と頭をナゼナゼしようと手を伸ばしたら、防御の仕草ですよ！！　加配の先生が一瞬私を疑うような目をされたのを見逃しませんでした(泣)。　慌てて　「あの、この仕草はですね～」　と説明をしてきたのですが、果たして先生の疑惑が完全に払拭できたのかは謎であります。　虐待でもしているんじゃなかろーか、ととられますよね、やっぱり・・・。　　どんどん大きくなっていけば少しずつでも中身も成長していくわけで、当然それは　喜ばしいことではあるのですが、逆にいろんな知恵をつけてきてしてほしくないことなども　たくさんしてくれるようになっていきます。　かなくんなりの成長を喜びつつ、してはいけないことや逆にしなければいけないことなどを　教え込んでいくのに焦りは禁物だと重々承知しています。　けれども「塵も積もればヤマとなる」という言葉の「ヤマ」になるまでにこちらの根気と体力が　無くなってしまいそうなのです。　時々、しんどいな～と思ってしまいます。　しんどいけれども投げ出すわけにいかず、多くのお母さんがこういう想いを抱えているのだ　ろうな、と自分だけではないと自分を小さく励ましてみたりするのですが、現実にかなくんと　接していると可愛い反面とても疲れてしまいます。　最近特にやんちゃがひどくて、オマケに男の子だからかやることも荒っぽくてしばしボー然と　することが多々あります。　そんな時ヘタレなのですぐに　「なんでこうなっちゃうのかな～」　なんて後ろ向きな気持ちになってしまいます。　もう少し時がたてばラクになるのかな、なんて将来に淡い期待を抱きながらも、目の前の今日に　言葉を失くす日々が続いています。　かなくんの周りにはことばの教室の先生や保育園の加配の先生など温かく接してくださる方が　何人もいらっしゃって、このことには本当に有難いと思うし恵まれているとか、かなくんに　とってよりよい方向に向かっていってるのではないかなと思うのですが、私個人としては　たまにこんな気持ちになるんです、とグチってみても　「かなくんも頑張っているんですから、お母さんも頑張って！」　とか　「いまが一番大変でしょうけれど、必ず毎日少しずつ成長していってくれてますからね」　なんていわれると、そうそうグチもこぼせず暗い顔にもなれなくて　「あんなコトができるようになったんですか！こんなコトも！　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　とても嬉しいです、私も頑張ります！！」　みたいに言わないといけないような気がしてきて(私の思い込みですけど)、ちょっと辛く　なったりします。　確かにかなくんは頑張ってくれていて、私も負けていられないと思うんだけれど　手抜きがしたいわけでもないんだけれど、なんだかなぁ～と思ってしまうわけです。　だから、どうしたいとか、どうしてほしいとか、そういうことでもないので自分でも少し　ワケがわからないんですけどもね(恥)。　　なんだか脈絡のない文章になってしまいました。すみません～・・。　　

  June 12, 2006

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  キャラメルレポート

  　　先日、お友達から『ジンギスカンキャラメル』なるキャラメルをいただきました。　これはお世辞にも「おいしい」とはいえない逸品ということで、何も知らなかった　私はついいただいてしまったのであります。　その後いろんなお友達から　「あんなにスゴい味(マズい味)のモノはそんなにない」　　「ぜひ勇敢なるチャレンジを！」　とのお言葉をいただいて、ドンドン憂鬱に(恥)・・・。　いや、いくらなんでもたかがキャラメルであろう、と思ってはいたのですが　手元にいざその問題のキャラメルが届いてからは更に憂鬱度がアップ。　きっちり丸２日放っておき、そしていよいよ覚悟を決めなければいけない瞬間が　やってきました。　　が！　元々がヘタレ女の私。　自分の口に入れるのは激しく抵抗があります。　なので、夫・子供にまずは毒見をさせることに決めました。←オニです。　夫に何もいわずに食べさせようとすると、嗅覚のスルドイ夫は手にとった瞬間に　「・・・ナンか、オレ、これはいーわ」　と言い出します。　「いいって、なにが？！」　と聞くと　「いや、食べないっていってんの。キミ、これなんかアヤしいモノやろ」　・・・我が夫、本当にこういう嗅覚はスルドイのでありますな～(汗)。　その後も手をかえ品をかえ口説いてみたのですが結局夫は口にせずじまい。　臆病もののイヤなヤツでありますよ、我が夫は！←そういう私は一体・・？！　　　仕方なくまたもやチャレンジしようと思いながらも、あと一歩のところで　勇気が出ずキャラメルを持ったまま逡巡していると、そこにタイミングよく現れたのは　我が愛息かいくんであります！　「おかーさん、なに持っとるの？」　かいくんは、コドモの鋭い嗅覚で私が手にしているものに激しく反応してきたので　これはまさしくチャンス到来であります！　「あっ、キャラメル♪いいな、いいなぁ～。ぼく、食べたい！」　そうこなくっちゃ～～♪♪　「いいよ。食べな♪」　といってやると、ニコニコ顔になり「いただきま～す！」　　　　　　　　かいくんはいそいそと口にキャラメルを入れました。　　　　　　さぁ、どーよ、どーよ？！　　　決定的瞬間を写メしようと身構えていたのですが、なっ、なんと！！　　あっという間に口から出してしまいました(汗)！　　　　　　　　　　　　　　　　　　　まさしく秒殺ってヤツです！　　「どっ、どーした？ナニ、なんだった？！」　　「おかーさん、これはアカン！！ヘンな味がするでアカン！！」　　なんだか涙目で訴えるのですよ！　私は不覚にもその慌てぶりをみて、なんだかものすごく笑いがこみあげてきてしまいました。　「えっ？そんなことないやろ、大丈夫やろ？だってキャラメルやし～」　「なんかヘンやもん、オカしいもん！」　息子の慌てように鬼母は自分を棚にあげて大爆笑♪　　　そこでハッと気づいたのが、口に入れてからの写メが撮れていない！　　ここからは私の鬼母ワールド全開です。　　「かいくん、ごめん！今さぁお母さん、お写真撮れんかったで　　　　　　　　　　　　　　　　もう１回今のキャラメルお口に入れてみて～！」　　「えぇっ？！イヤやて、ダメやて、アカンて～！！」　　　当然断固拒否するかいくんの口に半ば無理やり、あのキャラメルをまたまた押し込んで　「ごめん、すぐお写真撮るからね～、ハイ、こっち向いて～！」　　　　　でっ、撮れた画像がコチラです↓　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　す、すまん。すまんのぅ、我が息子よ・・！！　　☆☆☆☆☆☆☆☆　　☆☆☆☆☆☆☆☆　　☆☆☆☆☆☆☆☆　　☆☆☆☆☆☆☆☆　　　さて、あとはもう自分の口に入れなければならなくなってきました。　かいくんのリアクション芸人真っ青のリアクションを見てからの決断は並大抵のものでは　ありません。　しかしながら、一度チャレンジしてみると言って、いただいてしまった以上ココはもはや　挑まなければならないのであります。挑むのみなのです！　　でも、コワい～、コワすぎるよ～！！　　　　しかし、コドモに食べさせただけで終わってしまったら私はただの鬼母！　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　↑っていうかすでに鬼母・・汗　　どうするよ～、どうするべ～・・・！！　　・・・・こうなったら、やはりやるしかない！　　　弱冠３５歳の世間的にはただのオバちゃんな私ではありますが、　　　　　　　　　一度チャレンジすると公言した以上やらねばなるまい！　　　　　　　　　　　　　　ここでやらねば、女がスタるのでありますがな！！！　　　えぇ～い！　ままよ！！！　　パクッ！　　　　　・・・・・　　　　　　　　・・・・・・・・・・・・　　　　なっ、なななな、なん、なん、　　　　　　　　　　なんじゃ、こりゃ～～～！！！　　　　　　　　　　　　　　　　　　おげ～～～～～！！　　　　　今すぐ、吐き出したい、出しちまいたいゼ～！　　しかしせめて１分くらいは口に入れて、私のスゴさを皆さんにお知らせしたい！　　　　だけど、これはもう限界、もう限界！　　　　舌がオカしくなりそう、オカしく、いやもう、オカしくなってるかも・・！　　　んがぁぁぁ～！！　　　・・・１分くらいは口に入れていたような気がする。　　いや、私的には１０分以上口に入れていたような感覚があるのですが、実際のところは　そんなに含んでいなくて、やっぱり１分弱かそれくらいだったと思います。　　恐るべし、ジンギスカンキャラメル！！　こんなモノがこの世に存在するとは、こんなモノを作り出してしまうとは恐ろしいかぎりです。　これを作った会社は開発の段階で、社内で試食とかしなかったのだろうか？　試食をしたうえでこれを世に送り出そうと決めたのでしょうか？　もしや、すごくクレームがくるかもしれないとかってことを考えなかったのであろうか？　果てしなく謎が続くのであります。　　　がっ、やったよ！　なんとか口に入れましたぞ！いや、もう、この一ヶ月くらいは怖いものはないような気持ちに　浸っている現在です。　　　このキャラメルを送ってくれたお友達がお口直しにと、『十勝きなこキャラメル』という　こちらは大変美味なるキャラメルも一緒に送ってくださいました(感謝♪)。　　　　　　　こちらで～す♪　これはまさにお口直しの素晴らしいキャラメルだったのですが、かいくんにあげたところ　ビビってしまって口にいれようとしません(汗)。　そこで「これは大丈夫だから！」とまたまた強引に口に入れてやったのですが、もう口に入れた　ところでまたまた涙目に！　そして「マズい、もう出したい～！」といって吐き出し、その後何度もうがいをしてました。　その後またまた別のお友達にいただいた『青森りんごキャラメル』もやはり同様に吐き出して　　　「キャラメルはマズいで、もう絶対にいらん！」　と、一言・・・(激汗)。　　かいくんの頭の中に「キャラメルはマズいものである」という事実がインプットされて　しまって、他のどのキャメルを食べてももう味覚が正常に働かなくなってしまったようです。　かいくんの味覚をも狂わす『ジンギスカンキャラメル』！！　って、最終的にトドメをさしたのはコレをもう一度口に含ませた鬼母の仕業であると思うのですが。　　というわけで、まだまだ手元にあります『ジンギスカンキャラメル』。　もしもまだ挑戦したい、と思われる猛者がおられましたらぜひご一報くださいませ。　キチンとお口直しのこちらはとても美味しい『十勝きなこキャラメル』もつけて送らせて　いただきますので、どうかチャレンジしてくださいまし。　　ということで、壮絶なレポートを提出させていただきました。グッタリ・・・。　　　　　

  June 11, 2006

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• やっと金曜

  　　最近、夜中は内職に励んだりＰＣ活動をしていたりするので結構元気なのですが　昼間は当然そのツケが回ってきて、ふと気づくとぼーっとしていたりウトウトしたり　プチ夜型人間になってきております。　昼間は家に１人なので静かで余計に睡魔が襲ってくるのですね。　テレビで昼間２０分ほど昼寝をすると、その後の脳の活性化にいいと聞いたので　昼寝ができて脳も活性化できるのなら一石二鳥！とばかりに寝てみたのですが　ふと気づいたら１時間半も寝込んでおり(恥)、青ざめて「ムンクの叫び」みたいな　顔をしている自分がいました。ちゃんと目覚ましかけておいたのに、なんでかな～(謎)。　でも寝る子は育つ、といいますし♪　しかし、私はいちおう世間的には立派なオトナですのでどうなんだろうか？？　寝るオトナは・・・？？　　　　　寝るオトナは育ちすぎて、老化が早い　これがホントのところだと思われます。　　　　それはそうと、お友達からパックをいただきました。　別のお友達も貰ったということで、そのお友達の感想が使用中のうっとり感から　使用後のしっとり感まで素晴らしい逸品だったということで私はまだ使用して　いないのですが、とても楽しみです。　パックつながりではないのですが、今日は偶然にも午前中何年ぶりかにエステなどに　行ってまいりました♪　１Ｏ代の頃からいきつけの化粧品屋さんにて、先日乳液を購入した際に　「子供も手が離れたことだし、一度いらっしゃいよ♪」　と誘われまして、行ってきたのであります～～。　なので、朝一で内職を納品しなければならず昨夜は内職の追い込みでありました。　夫には　「睡眠時間削ってまでエステに行かなくてもいいんじゃないか？」　と、叱られたり呆れられたり・・・。　数年ぶりのエステは、そりゃもう極楽気分でありました♪　クリームを使ってマッサージをしてもらい、パックをし、ローショクマスクをして　メイクも完璧に仕上げていただきました。　常連中の常連だということでエステ代はタダ。　そうでなかったら、行くわけないのであります。守銭奴街道まっしぐらです。　しかし、つい口紅を購入してしまいました。でも満足な時間でした。　今は普段しなれていないマスカラなぞをしているので、目が重くてオババのように目が　ショボショボしています。踏ん張って目を開けているのですが、そんな目には目力など　あるはずもありません。　なんだかんだでその後買い物もして、帰宅したのは昼の１時を軽く回っておりました。　部屋の掃除をしなければいけないのに、ＰＣの前に座っております。　帰りに薬局で塗るタイプのサロンシップみたいなのを購入してきました。　ママ友の太鼓判の品です。でっ、今肩にグリグリ塗ったので爽快感に溢れています。　ちょっとシップくさい胡散臭いオバちゃんがいたら、それは紛れも無くこの私です。　目を合わせないようにそっと傍を離れてくださいね♪　　　　　　　　

  June 9, 2006

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• スッキリ？しました

  　　今日はかなくんの外来の日でした。　といっても、今日はかなくんは連れてこなくてもよく私だけこの一週間の様子を　話に行ってきました。　詳しくは某所にて語りますが、ともかく薬を処方してもらい帰宅しました。　　かなくんの通院している病院は隣の市の総合病院です。　今まで薬は院内処方ということで病院内にて薬を貰っていました。　ところが総合病院なのでいろいろな科があり、各科にかかっている患者さん全てが　院内処方にて薬を貰っているので、薬を貰うまでにすごく時間がかかっていました。　ヒドい時だと診察５分・薬２時間待ちということもあり、とにかく薬を貰うだけで　大変でありました。　　それがこの４月から院外処方に変わり、患者さんは自分で薬局を決めてソコに取りに　いけばよくなりました。　当然市内外に薬局は分散されているので待ち時間はグッと減りました。　かなくんの薬は錠剤を粉砕して粉薬に変えるので少し待たなければいけないけれど　それでも１０分くらいの待ち時間で薬を出してもらえるようになり本当に楽になりました。　　　その私が行き始めた薬局は病院のすぐ隣に新規に開局した薬局であります。　もう少し自宅に近い場所の薬局にしたかったのですが、適度な場所に薬局がないので　病院を出てすぐのところにかかりつけを決めました。　その薬局でいつもかなくんの薬を手渡してもらう男の人がいます。薬剤師さんであります。　今までの院内処方では患者数が多いため、名前の確認はキチンとしてもらっていましたが　当然薬についての説明などはなく、私も主治医と話をしたうえで処方してもらっているので　院内の薬局では薬を受け取るのみでした。　　　それが院外処方になって行き始めた薬局では薬の受け渡しの際に薬剤師さんと対面して　イスに座り、今回出された薬の種類の確認やら薬についての簡単な説明などを受けるように　なっていました。　で、前述した男の薬剤師さんが私にいろいろ説明をするわけです。　私は初対面の人と話すのは苦手であり、オマケに話の内容がかなくんの抗てんかん薬の　ことでもあり、主治医とどんな薬をどれだけ処方してもらう、と診察時に話はしているので　別に今さら説明やら受けなくても今までのようにさっさと薬を受け取って帰りたいなと　思っていました。　それなのに、その薬剤師さんはイロイロと聞いてくるんですよね。　　「今週はリボトリールがＯ．１ｇ追加になりました」　　「今週は２週間分出されていますけど、いいんですよね？　　　　　あっ、イエイエ、前回は一週間分だったもので・・・」　　「これ、てんかんのお薬なんですけど、お子さんがてんかんを発症されているのですか？」　　・・・・いくら薬剤師とはいえ、ほぼ初対面の人に薬のことやらかなくんの様子やらを　根掘り葉掘り聞かれるのはなんだかイヤでした。　主治医からの指示で処方箋が出ているのだから、それでいいじゃん。　当然私もキチンと内容を確認して納得したうえでの投薬なんだから、いちいち聞かないでよ。　　みたいなちょっと(かなり)迷惑な印象を受けました。　当然薬局の中には他にも薬を待っている人たちがいるわけで、なんだか話の内容を聞かれるのも　イヤな気がしていました。　　　それを夫になんだかな～みたいな感じで話すと、このヒトはさっぱりした男なので　思い切り笑われてしまいました(汗)。　夫曰く　　「それは患者さんとのコミュニケーションを図ろうとしているんじゃないかな～。　　　今までの院内処方に慣れている人ばかりなんだから、今まではどうだったのかとか　　　探りながら、できるだけ今までに近い感じで薬を出したいと思うと、患者さんに　　　まずはイロイロと聞いてコミュニケーションを図ってできるだけいい関係を築きたい　　　みたいに思ってるんじゃないのかな。とオレは思うけどさ」　　う～ん・・・。　まさにそのとおりかもしれないわけですね。　言われてみて気づいたけれど、薬局は市内にいくつもあってやはり薬局同士の戦い(？)みたいな　ものもあるらしいし。ただ薬を手渡してハイお終い、ではなくてコミュニケーションを　図りながら来て下さるお客さん(患者さん)に接したいという気持ちの表れなのかも。　実際に私がアタマから　「なんかイロイロ聞いてイヤだな～」　と思ってしまっただけで、応対の仕方も特に気分を害するような応対をしたわけでもなく　丁寧に薬の内容やら説明やらをしてくださっていました。　いつもながら、人と接することの苦手な心の狭い私としては偏見に満ちた解釈をしてました。　自分の気分で判断を下すというのは気をつけなければいけないですね。反省です。　　そして、またちょっと違う話なのですが、その薬剤師さんの顔を初めて見たときに　「あれっ？なんか、どっかで見たことあるような～・・」　と思ったのです。　初めてお会いする顔ではない、と思うのですよね。　でもドコで会ったのか、とか、どういう関係で会ったような気がするのかが全く思い出せません。　だけど初めての人ではないことは確かなのですよね～。　一度思い切って　「あの～。ドコかでお会いしていませんでしたっけ？」　と聞いてみようかと思ったのですが、そんなナンパの常套句みたいなセリフをいうのもなんだか　気恥ずかしくて聞けずじまいでありました。　でも、確かに会ったことあるんだよね～。　向こうの反応はというと、全く何の反応もなく私のことを「ただのお客」としか見ていない　ようであります。　てことは、思い違いかな？？でも、絶対にドコかで会ってる顔なんだよな～！　　４月にこの薬局に通いだしてから１ヵ月くらい薬局に行くたびに薬のことをいろいろと　話されるうざったさと、ドコかで会ったことがあるようななんだかスッキリしない気分を　味わっていました。　　そーしーて、今日！　めでたく私のモヤモヤが解消されました♪　ものすご～くおバカな話なのですが、新聞の週刊誌の見出しをみていると相変わらず皇室関係の　話題が載っていました。雅子さまの話やら紀子さんのご懐妊その後の話やら・・・。　何気なく夫もその見出しを見ていたようで　「オレさぁ～。紀子さまご懐妊のニュースの時に紀宮さまかと勘違いしたんだよな～」　などと言い出しました。　私もその当時全くそのとおりの勘違いをしたので　「そうだよねぇ。まさか紀子さまがご懐妊されたとは思わなかったよねぇ～」　などと受け答えをしたところで　　はっ！！　そうだ、そうだよ！！　「ねぇねぇ、ちょっとぉ～！　　　前にさぁ、薬剤師さんがナンか会ったことあるんだけど　　　　　　名前が思い出せないっていってたでしょ？あれ、今思い出したよ～！　　あの人さぁ、『黒田さん』だよ！　紀宮さまの旦那さんの『クロちゃん』だよ～！！」　　夫、ボー然！　　「あの～・・。　キミ、それって『知り合い』じゃねぇだろ？　　　　　会ったことがあるんじゃなくて、見たことのある人の間違いだろ？？　　　ぎゃっはっはー！！　　　　　テレビで見た人と実際に会った人と勘違いするなよ～(笑)。　　　　　　芸能人はダレでも『知り合い』で『友達』になっちまうじゃん～！はははは♪」　　や、やっちまったよ～(涙)！　最近ボケが進行しつつあると思ってはいたけれど、とうとうこんなおバカな間違いをするように　なっちまうなんて！　クロちゃんはテレビでは何回も見たけれど、会ったことなんてあるワケないのさ～(号泣)　　でも、よく思い出してみると薬剤師さんは本当にクロちゃんに似ているのであります。　ていうか、クロちゃんをもう少しスルドクしたような顔立ちですな。　この時点で薬剤師さんは私の中で「黒田さん」、いやもはや「クロちゃん」に決定♪　次回はこちらからクロちゃんにコミュニケーションを図ってみたいと思います。　いや、当然かなくんの薬の件について、ですけどね♪　それ以外の理由のコミュニケーションなんて、あり得ませぬ！　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　こう見えても、夫　命ですから！！残念！

  June 7, 2006

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• 心が揺れます

  　　今日は朝一でかなくんのことばの教室だったのでかいくんを保育園に送り込んでから　かなくんを教室に連れていきました。　今日の指導は一時間半なので、１０時半にお迎えに。　そしてそのまま保育園に向かいました。駐車場につくとすごい数の車が止まっていて　　「？？？」　と思ったのですが、よ～く考えてみたら今日は年少の保育参観の日でありました。　数日前の日記にも書きましたが、かなくんは参加は遠慮させていただいたので当然　普通どおりの保育の日でありました。　　園に入っていくと、未満児クラスのお友達がみんな園庭の遊具で遊んでいました。　今日はこちらの地方はとても天気がよかったので外遊びの時間だったようです。　かなくんの加配の先生に挨拶をしていると、かなくんは遊具にダッシュ！！　その足取りの軽やかさにビックリしてしまいました。　そして、先生と話をしながら見守っていると遊具にどんどん登っていきます。　かなくんは最近滑り台がお気に入りなので、すぐに滑ってきてはまた登っていき　彼なりに遊びだしました。　先生に挨拶をして帰ろうとし、一旦門のところまで歩いてきたのですが　何となく引き返して陰からそーっとかなくんの遊んでいる姿を見守ることにしました。　　|д･) ｿｫｰｯ…っと、見ているとあちらこちらと動きながら遊具で遊んでいます。　滑り台やジャングルジムなど目に入るもの、気になるものへとどんどん移動しながら　それでも楽しそうに遊んでいます。　時々ヒヤリとする場面もあるけれどそれは楽しそうで・・・。　かなくんは小さい時から外遊びのキライな子で外に連れ出しても抱っこばかりで自分の　足で歩くとか、遊具で遊ぶとかが全くできなくて大変でした。　それが、目の前のかなくんはそんな過去の姿がまるで別人のようにはしゃいで遊んでいます。　なんだか・・・、とっても感動でした！　遊具の上から先生に笑いかけてみたり(！)、お友達の後を追いかけていったりと見ていると　どこにでもいる普通の子供に見えました。　って、私の中では普通の子供なんですが、やっぱり「普通の子供」という枠組みからは　外れてしまう子なので、他のお友達と何ら変わりなく見える姿は感動でした。　　ふと、気づくと園庭の隣の遊戯室では年少さんが保護者の前で各クラスに別れてなにか　ステージでお遊戯を披露しているようでした。　子供たちの甲高い声やら笑い声やらお母さん方の笑い声なども聞こえてきます。　　本当だったらかなくんも遊戯室の中にいて、覚えたてのお遊戯を披露してくれていて　私はビデオカメラ片手にまたまた感動していたりしたんだろうなぁ・・。　そう思うと、またもや切なくなってきてしまいます(汗)。　　はっ！(ﾟДﾟ；ｏ)　内職に戻らねばいかんのであった・・！！　　慌てて保育園を後にしました。　毎日こんな感じで嬉しさと切なさの狭間をゆらゆら揺れ動く母の心であります。　　夜９時を回って少し眠くなってきた、かなくん。　ワーワー言い出して私の手を引っ張って隣の寝室に連れて行け、とアピールが始まります。　本当に珍しいことに昨夜に続いて今晩も夫が家で就寝できるということで、一家消灯するか、と　各自寝る準備に入りました。　　歯磨きをする間もグズって大暴れのかなくんは、やっと歯磨きから解放されてまたもや　隣の部屋に連れて行け！と泣き喚いてアピールします。　夫とかいくんの歯磨きも終わり、じゃあ寝室へ行こうか、というところになってふと思い出した　のが、『腹巻き』であります。　　先週あたりから暖かくなってきたのをいいことにタオルケットを蹴飛ばし、お腹を出して　寝ていたかなくんなので、寝冷えでもされては大変！と一昨日・昨日と腹巻きを着用させました。　オムツは替えたけれど腹巻きをさせていないことに気づいて、モノは試しとかなくんの目の前に　腹巻きを掲げてやりました。　　(ё) エ?ってな顔をして母の持つ腹巻きをじーっと見つめるかなくん。　　　　（　´д｀）ぇ～　なんだっけか・・・。　　　　　　おかんの持っている「ブツ」はナンだっけか・・・？　　　　見たことはあるんだな。見たことはあるけど、ハテ、ナンだったっけ？？　　字幕放送にて実況中継したらおそらくこんな感じのことを呟いていたのではなかろうか？と　いう顔をしていました。　それはまさに　　　「今、頭の中でよ～く考えている」　という状況です！　　何かを考える、などという仕草も顔つきも今まで全くしたことがなく、ただ思うまま・思いつく　ままに行動しているかなくんからすればこれはスゴイことです。　私もビックリしてかなくんをポカーンと眺めていました。　すると、　　　　(*ﾟﾛﾟ)ﾊｯ!!　　　　　　　　　わかったぞ、思い出した！　多分、アレだ！！　　　　　とでもいうような顔をして、私の肩にさっと手を置き私の目の前に足をつきだしてきました。　そう、その仕草は「ズボンを穿く」という時と全く同じ仕草！！　腹巻きは足からはいたんだもん、ズボンと穿き方は同じだよね！！　２日しかやっていないコトを覚えていたんだ！学習できていたんだ～！！　　　　　♪⌒ヽ(*ﾟOﾟ)ﾉ ｽｺﾞｲｯ!!!　　　　母はまた安っぽく感動・・！！　何かを考えて行動する、という素晴らしい一連の動作に感動し　「かなく～～ん！！」　と、ギューッと抱きしめました！　　するとかなくんは何の躊躇もなく母の顔を思いっきり押しやって「ウザってぇな～」という　顔をし(涙)、　　　いいからさぁ～。早く「腹巻き」穿かせろや～。　　　　そんでもって、眠くなってきとんじゃ。　はよ、布団に連れていけや～。　　とでもいうように、更に母の目の前に足をダン！と突き出し、慌ててメイド(母)が穿かせて　やると鼻をフンと鳴らし、厳かに手を引いて速やかに向こうの部屋に連れていくように、との　ボディランゲージをなさってくださいました(号泣)。　もうちびっと感動の嵐に包まれていたかったのにさぁ～・・。　しかしながら、クールガイな王子は母の安っぽい感動を許さずとりあえず布団の中に潜って　いかれました・・・・。　　　　おやすみ、クールガイ王子・・。　　　　今日はできるだけ早く寝てくださいまし・・。　　ｂｙメイドの呟き・・　　メイドの祈りがきいたかどうか定かではありませんが、案外早く夢の世界に旅立っていかれ　ホッとして内職を始めた母でありました(汗)。　いいのよ、いいのよ～。　そのクールガイなところがたまらない魅力なんだから～(涙)　王子とともにいられて、王子の健やかな成長を感じられるのだからよいのであります。　　マゾっ気に浸りながら今日も母は仕事につき午前様なのでございます。　

  June 6, 2006

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  うっかり寝過ごしました

  　　週が始まったばかりだというのに・・・。　なんですかね？？　早くも、えぇ、今週は早くも～、お仕事のヤマに埋もれております(号泣)。　　　今日は珍しく夫が自宅にて就寝できるというので、９時半頃には一家で消灯。　本当なら子供らは夫に任せて内職に勤しみたいところなのですが、夫１人で　２人を寝かしつけるのは至難の業のようで、私もいつまでも子供たちの声が　ワーワー聴こえれば　「ナニやっているのであるか？早く寝かしつけてくれればいいのに(怒)」　と、感謝こそするもののだんだん気になって仕事に没頭できないので　仕方なく一緒にまずは寝るはめに・・。　　　　いつものことなのですが、家族の中で一番先に夢の世界に落っこちていくのは　我が夫。暗闇の中で子供たち(主にかなくん)がキャーキャーと遊びまわるのにも　関わらず静かに眠りの国に旅立っていってしまいます。　それはもうマッハの速さで、ドラえもんののび太くんじゃありませんが　「１、２のグー！！」　みたいな感じです(滝汗)。　かくして、今夜も速攻で旅立っていった夫をヨソにかなくんを必死で寝かしつける　私でありました。　しかーし、今夜に限ってナゼかかなくんがなかなか寝てくれない(涙)。　布団の上でもんどりうって遊びまわり(汗)、つい逆ギレして頬をペチペチしたところ　今度は大袈裟に泣き喚く始末(怒)！　こやつ、オトコのクセして一旦泣き出したらいつまでもビービー・メソメソと厄介な　ことこのうえないのであります。　そのうちにこれまたいつものことながら、こちらが眠りの国に旅立ってしまい　「ハッ！！」　と気づいて起きてみれば、この時間(現在夜中の１２時半)になっていました・・・。　　内職・・。　こんな時間からどーするんじゃ？！　　私もそう思うのなら、すぐさま内職にとりかかればいいものをＰＣの前に座っております。　親子で危機感がない家族です(汗)。いやはや、すみません・・・。　　今日かなくんのオムツがそろそろ底をついてきそうなので、安売りをしている薬局に　出かけたところ、ついお菓子のコーナーにも立ち寄ってしまいました。　　　　　　なんと『かっぱえびせん　韓国のり風味』！！　　最近お菓子には極力手を出さずに頑張ってきたのですが、たくさんの内職に一気にストレスが　溜まってきていたところにお菓子をセーブしていた反動でつい衝動買い(汗)。　　そしてこのかっぱえびせんの隣に並んでいた、これまた興味をそそる一品！　　　　　　　その名も『めんたいこチップス』！！　　知る人ぞ知る九州は博多の辛し明太子の超老舗有名店“やまや”とコラボレートした逸品と　いうことで、コチラももれなくお買い上げしてしまいました(滝汗)。　　そして『めんたいこチップス』からいただいてみたのですが、明太子の味とかは全くわからず　とにかく「辛し」が聞いていてピリリと辛い！　お味の方は、とにかく辛くてあまり分からない逸品でありました・・・。　こういうことしてるから、お金も溜まらなければ太っていくだけの末路なのですよね～。　でもでも、明日は韓国のりの方を試してみたいと思います！ビシ！　　はっ！！　こんなお菓子の話をしている場合ではないのでありました！　仕方ないので、眠りたいところではありますが、お仕事に戻りたいと思います。　皆様の健やかな安眠をお祈りしながら・・・がむばります！！

  June 5, 2006

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  週末の出来事

  　あっという間に週末も終わりですね～。　この週末はバタバタ慌しくしているうちに終わりつつあります。　あぁ～・・・、のんびり何にもしないでできれば上げ膳据え膳の週末を一度でいいから　体験してみたいです。　　土曜日は行ってきました、「ふれあい運動会」！！　細かなミスはありましたが、なんとか総会の司会と「開会宣言」をこなしてまいりました。　かなくんは運動会が始まるまでの４０分で散々動き回り遊びまわったようで、さぁこれから　運動会というときになんとお昼寝に入ってしまいました(汗)。　私が総会から戻ってくると夫に抱かれて体育館に通じるロビーで健やかに眠っておりました。　朝がなぜか７時前から起きていたので疲れて早く眠くなってしまったようです。　仕方なくかいくんと運動会に参加するべく体育館に移動し、そのまま開会宣言をこなしたので　結局夫は私の宣言を聞いておらず・・・。　まっ、こんなモンなんでしょーねぇ・・。張り切って万全に挑むとこんな肩透かしがある　もんです。　開会宣言もドコに目線を持っていこうとか、そんなことを考えてしまうような固い雰囲気では　なくて、子供たちがふらふらしたりそれを注意するお母さんがいたりとザワザワした中で　マイクを持ったので、なんだかあっという間にナニゲに終わってしまった感が・・・。　　　運動会はかいくんはあまり乗り気ではなくて、最初のゲームに参加しただけであとは　「出たくない」の一点張り(怒)。　仕方なく、私だけが張り切って親の綱引きに参加したりしました。　かなくんは結局最初から最後まで寝たおして、夫もずっと膝に寝かせていたため動けず　何しにいったのやら～ってな感じでした。　参加賞のパンとジュースだけ家族４人分ゲットしてきてそんなこんなでちんまりと運動会は　終了しました。　　運動会前の保護者会の総会にて、来賓のお話の時に県議会議員の先生のお話を聞きました。　その中で興味深い話を聞くことが出来ました。　私の住んでいる○○郡一帯には養護学校が一校もないということで、遅まきながら昨今ぜひ　この地にも養護学校を開校したいとの動きが白熱を帯びてきているらしいのです。　私はこの郡の中でも一番端っこに住んでいて、すぐ隣のＳ市には養訓センターや養護学校・　授産施設やらがあるので、養護学校の存在が当たり前でした。　私はＳ市の高校に通ってもいたのですが、ちょうどうちの高校の隣に養護学校がありました。　なので、本当に日常的に養護学校の存在が当たり前であり、養護学校に通う生徒とすれ違ったり　時々散歩(？)などで高校の敷地内を散策したりする姿を普通に見ていたので、総会で　養護学校の数が足りない・我が地域にもぜひ養護学校設置を！といわれて初めて気づきました。　いろいろこの地区の各担当の方たちのご尽力があったようで、どうやらここ２・３年以内には　結構大規模な養護学校が開設されるらしいです。議員先生は「すでに候補地も絞り込まれて　いて、今ここではドコだとはいえないが、とてもいい環境の場所が確保できた」と自信満々に　お話されていました。でも、ちょっとお話のされかたが鼻につきました。　我が県には病院や養訓センター・養護学校などが併設されたとても大規模な施設があるの　ですが、それは県下に一箇所しかなくヘタするとそこまで２時間３時間かけて通わなければ　ならない人たちがいます。私の家からでもそこへいくのに片道１時間半は軽くかかります。　そこでは当然ＯＴやＰＴといった訓練もでき本当に素晴らしい施設なのですが、とにかく　行くまでが大変・・・。　そのことを県の方でも憂慮されていたようで、なんと昨年からモデル事業として一部の地域で　ＯＴやＰＴの訓練士の方々が各家庭に出張のような形でわざわざ来てくださって、訓練などを　してもらえるという試みが始まっていたようです。その試みを今年度からこの地域でも展開して　いきたいということで、家庭や親御さんの協力をお願いしたい、とも仰っておられました。　知らないうちに知らないところでいろいろと行政や福祉の充実が図られだしたような感じです。　去年の総会では議員先生の福祉への思いを語られるにとどまった話でしたので、今年度のこの　一歩踏み込んだお話の内容にはビックリしました。　　養護学校の開校や福祉のモデル事業の展開など私たちにしてみれば喜ばしい話題であります。　ぜひとも早期にこれらの事案が実現してくれればなぁ、と思います。　よく考えてみれば私の近くの養護学校は良くも悪くもＳ市の一校しかなく、また更に開校するの　であればかなくんの就学時に普通学校か養護学校かの見極めや、養護学校に決めたとしても　ヒトツしかない養護学校よりはもう一箇所くらいあって、いろいろと比較ができるような　状況の方がありがたいことでもあるしとにかく収穫のある総会でありました。　　　総会・運動会の後はちょうどお昼時になったのでアピタ(またアピタ・・汗)にて昼食がてら　買い物もしました。かいくんの自転車用のヘルメットを買わなければいけなかったので　スポーツ用品売り場にてヘルメットを買い求めました。　すると、そこで店頭に並んでいたあるモノに目が吸い寄せられ・・・。　　『バランスボール』というの、皆さんご存知でしょうか？？　最近テレビ等でストレッチやらダイエットやらに効果的な運動ができるというボールです。　　　　　　　こんなボールです。　　これが座ってちょっと弾ませたりすると、とてもいい弾力で身体が弾みなんだかとっても　気持ちいいのです♪　大きいのと小さいボールが入っていてそれで股関節運動やら身体のバランス運動やらが　できるらしいです。　私が購入したのは『ジムボール』という名称のもので、取扱説明書には　『ジムボールはボールの特性「弾む・転がる・軽い・安全」を利用し、　　身体の芯(ＣＯＲＥ)を整え、筋力を強化するジムエクササイズボール』　と謳っております。トレーニングマニュアルなるものも入っていてなんだかとてもいい感じです。　　　夫とともにこれはいい！と交互にエクササイズを始めようとしたのですが、予想以上に　子供たちにウケてしまいあまり触らせてもらえません(涙)。　ことばの教室に通い始めたころ、かなくんがこの手のボールにて全身運動をと先生が考えて　触らせたり乗らせたりしたのですが、フワフワ・グラグラして怖かったらしく全く遊べなくて　ガッカリした記憶があったのですが、今では自分からボールに触りにいってポンポン叩いたり　かいくんと一緒にボールを押して遊んだりしていて、ビックリしてしまいました。　私のエクササイズは子供たちが保育園に行っている昼間にこっそり行うことに決めて　子供たちがいる間は全面的に貸し出してやることにしました。　　　　　　　ボールと戯れるかいくん　　ボールは結構大きくて直径５５ｃｍあり、かいくんの座高とほぼ同じ大きさです。　最近とみに肩こりやら腰痛やらがヒドくなってきているので、これでちょっと遊びながら　エクササイズが出来たらなーと思っています。　　というわけで、なんだかんだとそれなりにてんこもりの週末でありました。　　

  June 4, 2006

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• 決戦は土曜日

  　　以前日記に書いたことばの教室の郡のふれあい運動会が土曜日に迫りました。　私はその運動会の前に行う総会にて司会進行の役目を仰せつかっておりますので　土曜日を目前にしてかなり焦ってきました。　でも、とりあえずリハーサルを行ったりしてある程度なんとか役目を務められる　自信もメドもたってきました。　　が、ココでなんともうひとつお役目を仰せつかってしまいました。　ナニをするのかというと　　　『運動会の開会宣言』　であります。　別にそんな宣言なんぞしなくても始めればいいじゃん、と思うのですが、日本人というのは　こういうカタチに囚われるというか、大仰なことがスキな人種なんですよね。　ともかく、当日開会宣言をすることになってしまってちょっぴり芽生えてきた自信が　またどこやらへ飛んで消えていきました(涙)。　　総会の司会進行もできればやりたくない役目でありますが、それ以上にやりたくなかった　「開会宣言」。なんでかというと、理由は多々あります。　まずは、総会というのは母親たちだけで行う会なので子供や夫は抜きです。その時間は　子供たちは体育館にて遊ばせることになっています。　しかし「開会宣言」は体育館で行います。今から運動会を始めますよ、というのが開会宣言　なわけであるので、当然子供たちや各旦那様など参加者全員の前でしなければいけません。　そして、当然宣言の言葉は暗記です。　全員の前に立って、マイクを持って「宣言」をするわけです。　聴衆の視線を全身に浴びて宣言するのですな～(汗)。　宣言の内容はというと　　『これより　平成１８年度　○○郡ことばを育てる通園施設　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　保護者連合会　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ふれあい運動会を始めます』　　というものです(溜息)。　そんな長ったらしい名前の運動会だったのか～と初めて知りました。　　　これを当然暗記してソラでいうのですね。　何回か練習しているのですが・・、なんかカミカミになってしまいます(恥)。　思うに、普段使わない言葉満載なので(通園施設とか保護者連合会とか)、どうもすんなりと　言葉が出てこなくて詰まってしまいます。　聞く側からすれば、たったこれだけの言葉なのにかんでしまったり、頭の中が真っ白に　なって言葉が出てこなくなってしまったら、大恥晒し子さんになってしまいます(涙)。　私にとって、ある意味司会進行などよりも胃が痛くなるような大役であります。　　家事の合間だとかに、一生懸命暗記しようとブツブツいっているとオモシロそうに眺める　ヤカラがいます。　夫であります。　こやつは嫁の必死の暗記を他人事なので楽しそうに見ております。　　「おぉ～。キミ、大変やなぁ。偉いさまになって～(笑)」　「・・・違う違う。『ことばの通園施設』じゃなくて『ことばを育てる通園・・』じゃん」　「去年もそんなんやったっけ？・・・　　　　　　　　　まぁ、ヒトの記憶なんてそんなもんやでさらっとこなしとけばぁ？」　　いちいち、いちいち・・・うるせっつーの！(*｀д´）ノﾁｷｼｮ!!!　　そう、ナニがいやだって、このオトコの前で「開会宣言」をしなくてはいけないというのが　一番イヤなことなのですな～（´ヘ｀；）とほほ・・　　　数日前からの嫁のドタバタを楽しげに見守り、時々はちゃちゃをいれ、そして厳かに　ヒトの間違いを訂正するなど、やりたい放題の我が夫。　こやつの前で間違っても「開会宣言」をコケたりしたら・・多分、死に際までツッコミを　入れてくること間違いなしなのであります！　この先の人生、一生涯においてことあるごとに笑いネタにされかねない今回の大役。　間違っても人生を静かに終えていく瞬間にまで　「あのときの、キミのテンパリようっていったら・・(笑)！　　　　　　なかなかと楽しい人生でよかったなあ～、キミもさー」　なんていわれたりとか、あと夫が先に旅立つ際に　「オレの人生いろいろあったけど、あの運動会のキミの開会宣言の姿といったら・・！　　　　　　　　　　　　　　キミにはいろいろと楽しませてもらえてよかったよ、ありがとな・・」　なんつーコメントを残しかねない夫なのです。　こんな看取り方も看取られ方も絶対に回避しなくてはいけません！　(とはいえ、もうこんなネタを数々提供しているような気もしていますが・・汗)　　　　夫の前で「開会宣言」したくない！　　夫の前でコケたりなんて絶対にできない！　　　ともかくこうなったらサイコーの「開会宣言」をお送りしなければいけないのですな！　　・・・なんていうまったくもってバカバカしいプレッシャーを自分で自分に与えて　しまうので、更にあがりまくり緊張しまくりであります。　学生時代、わりと暗記には強い方だったのですが、聴衆の前で暗記の成果を披露することなど　一度もなく、学生時代のテスト用の暗記とはワケが違うので、もう過呼吸気味です(恥)。　　　とにかく夫の前でコケてはいけない。　　見事にこの大役をこなして、夫の頭に「我が嫁はなかなかどうしてデキるオンナ！」という　事実をインプットしなければならないのです。　もはや私のターゲットは参加者ではなくて夫１人のみ！　夫のためだけにアツくなり、緊張し、ガチガチになっている私です。　これって、なんか本末転倒なのでは？みたいなところもありますが、この際枝葉末節には　こだわっておりません。　　見事に大役を果たして私のデキるオンナ度をアップさせるのみです。　　しかし、「開会宣言」するときってドコ見て喋ればいいのであろうか・・？　一番前のヒトの顔を見とけばいいのか？はたまた皆さんに向かって左右に顔を動かしながら　すればいいものか？？思い切って、天井なんぞ見上げながら・・・？？？　目線もドコに持っていけばいいのか、激しくナゾです～号(┳Д┳)泣　　　どっ、どうすればいいの？　どうすればいいのか、ワタシ？！　・・・寝られない。　　　考え出したら、寝られなくなってきたぞぉーーー。　　　これはもう、かんで自滅する構図が見えてきております。　生涯、夫に笑われるのだわ～・・・。　当日アタマの中真っ白になって立ち尽くしてるかも～・・。ひょえ～(((ﾞ◇ﾞ)))ｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀ　　ってなワケで今宵もつぶやきは続きます・・。　　「これより　平成１８年度　○○郡ことばを育てる通園・・・」・・・・

  June 1, 2006

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• 保育参観について

  　　子供たちが通っている保育園は毎年６月のアタマくらいに「保育参観」があります。　土曜の午前中を使って参観をします。そして、その後に各学年に別れての保護者会が　あったりします。　ところが、今年は保育園全体での保育参観がナシになりました。　代わりに６月は年少、１０月・年中、２月・年長とそれぞれに別れて平日に給食参観と　合わせた保育参観になるらしいです。　給食参観とは、毎日子供の食べている給食を親が試食する会みたいなものです。　従って、その日の給食は親が食べ、子供は給食の代わりにお弁当を食べます。　だからお弁当を作らねばいけない日でもあるのですね。　　つい先日、来週の火曜日に年少の保育参観があるとお知らせがきていたので　かなくんはどうするのかなぁ、と気になっていました。　籍は年少のクラスにあるかなくんですが、普段は未満児クラスにて生活しています。　なので、年少のクラスと関わったことはほとんどありません。　それに保育参観で何をするのか分かりませんが、どう考えてみても他の子供たちと　一緒に何かがやれるはずはありません。　その辺を近いうちに先生とお話しなければいけないなぁと思いつつ、なかなか改まって　お話する機会がありませんでした。　　すると今日かなくんの加配のＭ先生から　「来週の保育参観のことなんですけれど・・」　とお話がありました。　そうだ、忘れてた！と先生と話を詰めようとしたのですが　　「かなくんはちゅーりっぷ組とはほとんど係わり合いがないですし、　　　　　　　　一緒に何かをやらせても多分できないと思うんですよね。　　　なので、保育参観はナシということにしたいんですけれど・・・」　といわれてしまいました。　話を詰める、ではなくて、決定の確認になっていました。　　まぁ確かにそうなんですよね。係わり合いがあろうとなかろうと、他の年少さんと同じことが　できるハズはないし、私もとても居心地が悪いというか、大体かなくんがおとなしくして　いられなくてバタバタになってしまうだろうし・・・。　　　でも、なんだかすでに園の方で決定されていたようで少し気分が悪かったです。　カタチだけ、というのはおかしいことかもしれませんが、とりあえず私にもこのことについて　考えるチャンスを与えてほしかったな～とちょっと淋しく感じてしまいました。　当然先生方の判断は正しくて、園側から言われなくても私もこういう結論しか出せなかったとは　思うのですが、なんだかちょっと違和感を覚えたりして・・・。　　　最近のかなくんは保育園生活が始まってから出来ることがうんと増えました。　まず、朝は起こさなくても大体７時半頃には自分で起き出してこられるようになりました。　以前は起こさなければ何時まででも寝ていた子です。　そして園服を見せると、私の前に来て座ります。そして、着替えをおとなしくさせてくれます。　オムツを見せると自分から寝転がってくれます。オムツを履き替える、ということが理解できて　きたようです。そして、半ズボンを見せると足を入れてくれます。靴下も、足を私の前に出して　くれるようになりました。　今目の前にあるものが何をするもので、それをするために自分はどうすればいいのか、という　思考回路のようなものがうまく発達してきているのでは、と思います。　とはいえ、私が大袈裟にいろいろと意味を持たせてしまっているだけで、実際にはそんなに　大したことではないのかもしれませんが・・・。　玄関にいくと上がり口で座って靴を履かせろ、といわんばかりに足を出してきます。　玄関を出ると、アパートの階段も少しずつ自分だけで下りられるようになってきました。　帰ってくればいったん上がってしまいますが、でも回れ右をして玄関の上がり口に座って　靴を脱がせやすく足をあげてくれます。　毎日のこういう一連の動作というか習慣のようなものがついてきています。　習慣とは全然関係なくビックリしたのが、昨日あたりからナゼかでんぐり返し(前転)をする　ようになりました(！)。　なぜイキナリそんなことをするようになったのか、できるようになったのかわからないのですが　思い立つと急に立ち上がってくるりとでんぐり返ししています。　それを見ていると、ほのぼのとします。少しずつ成長しているんだな～、頑張っているんだな、　嬉しいなぁ・・と感動の嵐です。　　とはいえ、普通の年少児に比べれば圧倒的に出来ないことの方が多いのですよね。　それは仕方のないことです。別に焦っているわけではありません。かなくんのペースなので　比べることでもなく、諦めることでもないのです。　　　だけど・・・。　自分勝手なもので、自分でこの子の様子を見ていて「ダメだな」と判断し、それを園に伝えて　参観の参加は見合わせる、ということは納得できてなんでもないことなのに、アチラから　通達されてしまうと割り切れない気持ちが残ってしまいます。　園の先生方の判断は私もそのとおりだと重々わかっています。だけど、ダメなんです。　「そんなこと、勝手に決めて！」なんて思ってしまう了見の狭い私がいます。　でも先生の言われることは最もであり、実際私自身もそうした方がいいだろうな、ということ　なので、おとなしく　「ハイ。それでお願いします」　といわざるを得ませんでした。　もしも、かなくんが自分の気持ちを言葉にできたらなんていうんだろうな。　「やっぱり、お友達と一緒のことはできないからダメダメ～」　なんていってくれれば、少しは気も晴れるのにな。　「そんなこと勝手に決めて～(怒)。ぼくもお友達と一緒がいい！」　なんていおうものなら、たとえ園長とケンカしてでも保育参観に参加させてあげるのに。　気持ちがわからないから、大人たちだけで勝手に物事を決めてしまっています。　切ないね～、かなくん。切なすぎて息苦しくなってくるね。　　今さら、こんなことを思ってもしょうがないのにチマチマと考え込んでしまいます。　同い年の子供たちと同じことをする、ということがどうしてこんなに難しいことなのかな。　できる、とか、できない、とかの問題ではなくて「ムリだ」ということがあるということ。　頑張ったから、努力したからできるようになる、とか、今はできないけれどそのうちみんなに　追いついてできるようになるよ、などという問題ではないんですよね。　そんなこと散々考えて散々答えを出してきたことなのに、些細なことで再燃してしまいます。　「保育参観への参加を見合わせる」という、想定していた事柄なのにも関わらず動揺してしまう　私がいます。　辛いな～、悔しいな～、淋しいな～と思ってしまいます。　かなくんに対して、ではなくて、自分の気持ちにそう思ってしまいます。　みんなと同じように初めての保育参観をピカピカの笑顔で迎えてほしかったし、その笑顔を　楽しみに参観したかったな、と思います。　　　こんな自分の狭いココロに負けて、かなくんの頑張りを見落とすことのないように、　かなくんの成長を見逃すことのないように、日々私も頑張っていかなくちゃ、と思います。　自分の心の切なさからかなくんを悲しい目なんかで見ることのないように、悔しい心から　諦めの目で見ることのないように、かなくんに対して失礼極まりない対応をすることの　ないように歯を食いしばってでも笑って生きていこう、と思います。　　ひとつポジティブに考えられることがあるとするならば、保育参観に出席しないので　お弁当を作らなくてもいいということかな。　料理の腕は万年イマイチ・ものぐさ母ですので、お弁当を作らなくていいという事実は　大変な幸せであります。こんなことではイケナイのですけどね～・・。　　

  May 31, 2006

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• 買い物失敗

  　　今日は内職もいい感じで少し時間に余裕があったので、ちょっと思い立ち　洋服などを見に出かけてきました。　時間にとらわれずショッピングなんて本当に何年ぶりかのことです。　おまけに自由な一人身であります。１人の時間が増えたとはいえ、なかなかと　自分のために使う時間がないので思い切ってみました。　とはいえ、先立つモノ(お金)はほんのちょっぴりしかないのでどんな物がどこまで　購入できるかナゾでしたが、ともかく車に乗りました♪　　行き先は、もちろんアピタであります(恥)。　　私の住んでいるトコロにはオサレなブティックもなければ、そんなトコロに出入り出来る　お金もありません(汗)。行き着く先は大体の住民はアピタか反対方向に建っている　ジャスコのみ。最近その中間地点にユニクロが単独で出店しましたが、まだ足を踏み入れて　おりません。ショッピングなど我が家の行事に組み込まれたことはありません。　　で、いそいそとアピタに繰り出しました。全然気づいてなかったのですが、今日は　火曜特売だったためとても混雑していました。　本当に何年ぶりかにゆっくりと店内を見て回ったのですが、色とりどりの服があって　目移りしてしまいました。良さそうな服も何点かあったのですが、さて、購入するとなると　かなり迷います。なんたって今の私の物を買う尺度は内職の単価ですので、なかなか買う気に　なれなくて困りました。そしてやっとイイな～と思う服を見つけたのですが、そこでまた　迷うこと数分・・・。　なんといっても優柔不断なＢ型オンナです。どうしようどうしようと迷うことしかできず　時々通り過ぎる店員にビクビクし、それでも決めかねてしまいます。　で、ふらふらとあちこちを浮遊し、迷いに迷い、そして店員にビクビクし・・・。　　結論からいうと、疲れてしまいました(汗)。　どうしてもコレが欲しい！という服に巡り合わなかった、というのもあるのですが　そもそもの子供連れではなく自由な時間の中で自由に服が選べる、という最高の　シチュエーションにどうやらガチガチになってしまっていたようなのです。　そして自意識過剰でもあるのでなんだか店員の目が気になるし、そうするともうゆっくりと　品定めなんて出来るはずもなく、気がつくと肩で息をしながら店を後にしていました(涙)。　結局わざわざアピタまで繰り出して購入したものといえば、あまりの喉の渇きから買った　ファンタグレープ一本のみ・・・。　　　なぜにこうなるのでしょうか～(涙)！　帰宅して今日の自分の敗因(？)を詳しく分析してみると、ここ数年通販でしか買い物を　したことがなかったのですよね～。で、その場で即決して買う、などという高度な技術は　優柔不断な私にはもうすでにできない技でありました。　そして、通販だとモデルさんが着用しているため大体の雰囲気は分かるし、何よりも　コーディネートもモデルさんがしてくれていたりして、自分のセンスは皆無でもお買い物が　できるのであります。お買い物してもヘンテコな結局着なかったりするような服は買わなくて　すむわけなんですよね。　すでに通販生活にどっぷり浸かっているので、いざ自分の足で自分の頭でお買い物をしようと　すると目移り三昧でどれとどれをどう組み合わせればいいかも判断できず、そのうえその場で　決めて購入してしまうという決断力もドコかに置き忘れてきているのでムダ足を踏んで　しまったのではなかろうか・・・、という結論に達しました。　　　ストレス発散のつもりが逆に疲れて帰ってきてしまいました・・・。　良かったことといえば、ムダ遣いをしなかったということだけでしょうか。　それが一番大事なことですよね♪　

  May 30, 2006

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• 老化、更に進む？

  　　この一ヶ月あまり、肩こり・腰痛に悩まされ、その影響で偏頭痛も出てきています。　頭の中身もイカれ気味ならば、体の方も更に老化・ポンコツ化が進んできた模様です。　時々夫に指圧というかマッサージをしてもらうのですが、これが痛いのに気持ちよく　病み付きになりそうです。夫はドコで心得てきたのかとても気持ちよくマッサージを　してくれます。今のところ、このマッサージに惹かれて夫の傍にいるといっても過言では　ありません。　　夫は月に一度くらい整体に通っています。彼は車に乗りっぱなしの仕事なのでやはり　腰にくるらしいのです。で、私にも一緒に整体に通うようにと誘ってくるのですが　たとえ整体の先生といえど、知らない他人様に体を触られるのはちょっとイヤなので　ありますです。といっても、そんなこといえるようなナイスバディには程遠いカラダの　持ち主でありますので、エラそうに身体に触れられるのを拒否する権利などないのですが。　　　今日も散々夫に内職を手伝わせたあげく、仕事で出かけなければいけない慌しい夫に　「マッサージをしておくんなさい」　と懇願しました。　夫、アイドルの頼みを断る理由もなく、渋々といった感じではありましたが引き受けて　くれました。　いつもは座ったままの格好で肩をもんだり頭のマッサージなどをしてくれるのですが　今日はあまりの私の肩の凝りように驚いて　「うつぶせになってソコに横たわるように」　とのお達しがでました。　私は従順にうつぶせになりました。　で、夫は肩から背骨にかけて、そして腰と念入りに指圧のようなマッサージをしてくれました。　気持ちいいのですが、痛い。痛いんだけれど、気持ちいい。　やっぱり病みつきになるわ～！　ふと気がつくと、右腕を誰かがササーッとパジャマの袖をまくりあげていきます。　んで、ミョーな手つきで揉んできます。気持ちよくないけれど笑ってしまうような揉み方！　かいくんでありました。　父のマネをしてやってくれているようであります。　うつぶせで顔は反対側を向いていたため、どうやってやってくれているのかあまりよく　わからないのですが、いちおう念入りに腕を揉んでいます。　そして　「おかーさん、きもちいい？きもちいい？」　と聞いてくるので、ちょっと感動(すでに少しウルウル)しながら　「うん。気持ちいいなぁ～」　と答えてやりました。　　男２人にマッサージを施されるワタシ。いやもう、つかの間のパラダイスですな♪　ちなみにもう１人のオトコは寝っ転がっているハハの頭をつついておりました。　これは頭皮マッサージということにしておきましょうか？　　　背骨のあたりを押してもらっていると、あるところで　　　ボキッ　というすんごい音がしました。相当凝っているようでした。ソコは確かに日頃とても痛いと　いうか、疲れが溜まっているような箇所で夫もビックリ！！　またまた整体に誘われてしまったのですが、専属の整体師がいるので丁重にお断りしました。　整体師は呆れかえっておりましたが・・・。　　　そして、肩から背骨・腰へとマッサージは移り・・・。　　パジャマの裾がジャマだったのだと思うのですが、専属整体師はいきなり　ワタシのパジャマのズボンを少しだけ下げたのであります！　　ぎょっ！！　と思った時には時すでに遅し！！　見事にパンツの半ケツ姿を晒していました(恥)。　　　なに、するんじゃ、コルァァッ！！！　と思ったのですが、夫は無言でマッサージを続けているし、なんか悔しい気持ちでいっぱいに　なりながらも痛気持ちいいマッサージの虜になって、文句もいわずそのままの状態に。　　すると、かいくんが　「あっ！！おかーさんのパンツが見えとる～～！！」　と絶叫！　「おとーさん、おかーさんのパンツが見えとるよ！」　というと、夫は　「うん？おぉ」　などとヘンに曖昧な返事をしているし。コヤツ知能犯かもしれんな！！あとで、コロす！　　数分どうも静かにパンツの半ケツで横たわっている私とマッサージを続けている夫を　見比べていたらしいかいくんだったのですが、厳かに一言　　「なんか、おかーさん、パンツ見えてまってかわいそうやで　　　　　　　　　　　ぼく、見んようにしたげるね。ムコウ向いとるわ～」　と優しい言葉をいってくださり、私の見るに耐えない半ケツ姿から目を逸らしてくれたらしいです。　数年後に女の子のパンツを追い掛け回すようなオトコにはなるんじゃないよ～！　　かくして、痛くて気持ちよくて恥ずかしいというココの文章だけ読んだら確実に何か別の　ことを想像されてしまう夫のマッサージが終了しました。　　マッサージ終了後　「あんた、最初からソレを目当てでマッサージしたんじゃないの？」　と突っ込んでやると　「まさかぁ～♪」　とヘラヘラ笑いながらも、　「今日って、アレって、勝負パンツか？」　　　・・・バッカじゃねーの、こいつ！！　　かいくんのような心配りができんのかねー、まったく！　夫は心なしか笑顔で仕事に出かけていきました・・・(殺)。　　　やっぱり整体デビューをした方がいいんでしょうか。　内職で前かがみの姿勢になっているせいか、本当に肩から腰から辛くて、ひどいと偏頭痛も　現れてしまいます。　どんどんガタがきているこの身体、一体いつまで持つのか、ドコまで持つのか激しく不安です。　　　

  May 29, 2006

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• 老化、進む

  　　人間の細胞は二十歳をピークに一日に一万個ぐらいずつ死滅していくそうです。　それがまぁ、老化につながっていくワケですね。恐ろしいことです。　昔食べて美味しいと感じた食べ物を、今食べてみるとなんだか昔ほど美味しくないなぁと　感じることが多々ありますが、それは食べ物の味がおちた(変わった)わけではなく　自分の味覚がおちている証拠らしいです。　いろいろな細胞が死滅していくので味覚などの五感も衰えていくのですよね。　こうやって少しずつ少しずつ、でも確実に日々細胞は死滅し老化は進んでいくのです。　　最近ようやく自分の衰えが気になりだしてきました。　あまり気にしないようにしていたのですが、やはりトシには勝てません。　あるものを隣の部屋に取りにいって、部屋に入ったとたんに何を取りにきたのか　はたまたナニしにきたんだかも忘れることが多くなりました(汗)。　こういう時って元の部屋に戻った瞬間に「あっ！」と思い出すんですよねー。　こんなことは日常茶飯事になってきました。　　そして、言葉もなかなか思うように出てこなくなってきました(恥)。　「指示語」が多くなってきたように思います。指示語とは「あれ・それ・これ・どれ」の　ような言葉です。日常会話がそんな言葉の羅列ばかりになってきました。　今日も夫と話をしていて、聞かれた内容は頭の中にくっきりはっきりと出てきているのに　私の口から出てきた言葉は　　「それはさぁ～、どうやこうやして、アレしたんだっけな～・・」　でした(滝汗)　“どうやこうや”は方言かもしれないので注釈しますが、それやこれや　とか　あーだこーだ　といった部類の言葉といえばおわかりでしょうか。　　　しかし、私の口から出たこの言葉は具体的な内容は一切語られておりません。　　「ぎゃっはっはっは～！！　　　　　きみ、それさぁ、いくらオレでも意味全然わからんわ～！！　　　　　　　　　あぁ～、もうこんな会話するようじゃあ、オバちゃんやな～！」　　久々に夫に大爆笑ネタを提供してしまいました(怒)。　　　前述したように最近自分でも薄々自分の老化・オバちゃん化に気づいてきております。　でも、それを大げさに指摘するのは我が夫です。　夫はバカなくせして、人の会話とかをいつも鋭くチェックしているので、すぐ言葉尻を　捉えたり、揚げ足をとったりしてきます。我が夫ながら、一瞬たりとも気を抜けずウザいこと　このうえないオトコであります。　　でも、本当にこの会話のように頭の中には映像がハッキリと出てきているのに、いざ言葉に　しようとするとなかなかと出てこないのですよねー。以前はこんなことなかったのに、やはり　これは衰えなんでしょうか・・・。　　あと、『オバちゃん化』を激しく夫に指摘される事柄は最近とても涙腺が緩くなってきたことです。　昔はテレビを見ていても、よっぽどのことがない限り　涙する　なんてことはありませんでした。　たとえ泣いたとしても、ちょっとホロリときたとかウルウルきたとかそんな程度で号泣なんて　ことはなかったのです。今までに泣いたのは『一休さん』の最終回を視聴したときと、あとは　ドラマ『星の金貨』を見ていたときだけです。　夫と一緒に見た映画『タイタニック』ですら、夫はじ～んときていたのに私は全くそんなことは　なく、夫に「感動しんかったんか？」と聞かれたほどでした。感動はしたんですけどね。　それが子どもが生まれてから「はじめてのおつかい」を見ては毎回泣けるようになり、今では　子どもネタでは号泣しないまでもグッとくることが多くなってきてしまいました。　　　　そして、ここ１、２年の間に急にどんどん涙もろくなってきてしまいました。　なんでかは私ですらわかりません。でも、なんだかすぐに涙が出てきてしまうのです。　最近ではテレビで自宅出産のドキュメンタリーがやっていて、その家の６歳のお兄ちゃんが　お母さんが出産するにあたって　「ぼく、いっしょうけんめいお手伝いしておかあさんとあかちゃんをおうえんするよ」　とか、産まれてからは　「産まれるときおかあさんがとても痛そうでかわいそうだったけど、がんばって産んでくれて　　あかちゃんもがんばって産まれてくれたから、おかあさんもあかちゃんもたいせつにする」　などとコメントしていたのを見ていたら、もう涙が止まらなくて止まらなくて・・！！　　「あかんわ～！涙が止まらん。いい話やわ～！」　といって涙を拭いていると、夫が意地悪く私の顔を覗き込んできてはまたもや大爆笑！　　　「ヒトん家のことやろ～。ナニ泣いとるんやー！　　　　　まったくどうしてまったんや、何でもすぐ泣くオバちゃんみたいやぞ～」　などといってくるので、感動の涙やら悔しいし恥ずかしい涙やらで大変困りました。　私がちょっとやそっとのことでは滅多に泣かない女だと夫は知っているので余計に面白がって　いるようです。　　でも、泣けるものは泣けてしまうのです。　そのドキュメンタリーで泣け、サッカー日本代表に決まった瞬間の巻選手の両親の喜ぶ姿を　テレビで見ては泣け、そして大相撲の白鵬が優勝したときにモンゴルから駆けつけてきて　いたお父様の感動している映像を見てはまた泣け、もう涙の安売りとでもいうように泣けます。　基本的に大体子どもを思って泣く親の姿に自分を重ね合わせては「これがかいくんだったら」　などと思うと、もう涙が止まらなくなってしまいます。　その昔、なんだかんだですぐ泣く母親を見ては「安っぽく感動するヒトだなぁ」と冷めた目で　見ていたのに、自分がそっくりそのままそうなってしまいました。　これも老化のヒトツなんでしょうね・・。　　ナニをしにきたのやら分からなくなってしまい、口を開けば要領を得ない会話をしてしまい、　チラッと見聞きした他人の話でだらしなく感涙してしまうあたり、老化はかなり進行している　ものと思われます。　これはもう最近流行っている脳のトレーニングだとか、大人のドリルだとかに挑戦しなければ　マズいのかもしれません。　元々がポンコツ頭ですので、これ以上老化が進まないようになんとか頑張っていきたいと思って　います。　　そうそう、体調もいまだにまだまだ今ひとつの状態なので、すぐ体調を崩すようになったのも　一旦体調を崩したらなかなか元通りに戻らないのも老化が一因なんでしょうね。　まだまだこんなところで倒れるワケにはいかず、できれば人生においてもう一花や二花咲かせて　やりたい！と密かに野望を抱いているのでもう少し頑張っていきたいと思います。　とりあえず老化防止にいい案がありましたら、ゼヒ教えていただきたい次第です。　　　

  May 28, 2006

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• お手紙

  　　先日かいくんが保育園から帰ってくる車の中で　「あのさぁ～、今日さぁ～、Ａちゃんが明日ぼくにお手紙くれるっていったよ～」　と嬉しそうに話し出しました。　「なんでお手紙くれるの？」　「なんかさぁ、ぼくに大事なお話があるんやって！　　　　　そんでそれをお手紙に書いてきてくれるっていっとったよ♪」　とまぁ、それはそれは嬉しそうに話をするではないか。　過去に女の子からのお手紙が欲しいばかりに友達あてのお手紙を貰ってきてしまった　かいくんなので、今回は本当にかいくんにお手紙が貰えるらしいのです。　これには母親である私もなんだか嬉しくて、とうとうかいくんの人生初の女の子からの　お手紙がくるのかも～と夫にも嬉々として話をしました。　　　次の日の朝、保育園に行く車の中で　「今日さぁ、Ａちゃんぼくにお手紙くれるかな～？」　などと話し出して、私はなんだかんだですっかりこの話題を忘れていたので　吹き出しそうになってしまったのですが、　　　　かいくんなりにかなりマジで楽しみにしてるんだ～・・　なんて、面白くもありちょっと嫉妬のような複雑な気持ちを抱えながらも保育園に　送り届けました。　で、その日は私の方がお迎えにいくまでにとても楽しみな気持ちになっていて　かいくんを迎えにいってすぐに　「どうだった？お手紙もらえた？！」　と聞きました。すると　「うぅ～ん・・。もらえんかった」　というので、激しくＡちゃんのところに詰め寄っていきたい衝動を抑えながら　「あんた、なんでもらえんかったの！？」　と聞くと　「なんかさぁ～・・・。忘れた、っていっとった」　なんていうので　　　　　はぁぁっ？！(｀ﾟдﾟ´)ｺﾙｧｧ!!　　これだから保育園児はなぁ～ε=（＝｀・´＝）ﾌﾟﾝｽｶﾌﾟﾝ!　などと私が怒っても仕方ないのですが、そういうことでその日お手紙は貰えなかった　ようでした。　でっ、次の日もお迎えにいってやきもきしながら手紙を今日こそは貰えたのか、と聞くと　またもやＡちゃんは「忘れた」といったらしい・・・。　大人気なく　「忘れたって、アンタ、今日も忘れたってか？！」　とかいくんに聞くと　「だって、そうやっていうでしかたないやんか」　といわれてしまい・・・。そりゃ、そうだわね。　その話をまた夫にすると、今度は夫がかいくんに質問。　　「オマエ、Ａちゃんに手紙貰えんかったって？」　　「うん。忘れたっていっとったよ」　　「・・・あのさ、オマエよぉ～。ちょっと聞くけど、　　　　　　　　　　毎朝Ａちゃんに『手紙持ってきた？』なんて催促してねぇよな？」　　「はぁ？聞いとるよ？だって聞かんと持ってきたかわからんやんか」　　「・・・！あのさぁ、持ってきとったら聞かなくたって持ってくるだろが。　　　　　絶対にオマエから持ってきたかどうか聞くなよ。間違っても催促なんて　　　　　　　　　　　　　　　　　ダサい真似すんなよ～。オトコの恥やぞ！！」　　　　私はこのオトコどうしの会話を聞きながら隣のキッチンで笑いをかみ殺すのに苦労しました！　　それでまた次の日、保育園の駐車場に着くとなんと偶然Ａちゃんとそのママとばったり　会いました。するともういきなり　「Ａちゃん！！今日、ぼくにさ、お手紙持ってきた？？！！」　とかいくんがデカい声で聞くではないか！　そのうえ、Ａちゃんママにまで　「ねぇねぇ、Ａちゃんのおかーさん！今日、Ａちゃん、ぼくにお手紙持ってきた？！」　なんて聞く始末。(*ﾉω

  May 27, 2006

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• ランチの報い

  　　みなさん、こんにちは。　お久しぶりです。やっときちんとＰＣに向かえるようになりました。　ここ数日ご無沙汰していましたが、その間私がナニをしていたかというと　　あのＮにリベンジをしていたわけでも、リベンジを考えていたわけでもありません。　Ｎにリベンジどころか、なーぜーか自分のお腹に闇討ちにあっていました。　　　そもそも、今週の火曜日に以前の日記にも書いた育児サークル時代のママ友数名と　毎月一回開催している「ランチ会」に行ってきました。　サークルの中でも特に仲良くなった１０名のママ友との月１ランチ会を行っているのですが　今年に入ってからはなんだかんだとバタバタしていて１月に参加したきりになっていて　今月ようやくかなくんからも手が離れて一人身での参加となりました。　場所は結婚前に友人と行ったり、夫とのデートで行ったことのあるイタリアンのお店で　楽しみに参加しました。　普通にランチを頼むつもりだったのですが、そのお店のランチメニューに“ペアランチ”と　いうものがあって２人でいただくランチがありました。　１人で頼むと　前菜・パスタ・デザート・フリードリンク　の内容なのですが、これが　ペアになると　前菜・パスタ・ピザ・デザート・フリードリンク　と、同じ値段なのに　ピザが余分についてくるということで、みんながそれにすると言い出しました。　私は内容はともかく一番安い９８０円のランチにしようと思っていたのに、お値段1300円の　ペアランチの話が出てしまい、どうしようかと思っているうちにＫちゃんとペアランチ　することになってしまいました(汗)。　１３００円ランチ・・・。　私にとっては夢のようなランチであります。一日の内職代が軽く飛んでいきます。　こういうことを考えること事態がセコいのですが、ただいま守銭奴街道まっしぐらに歩んで　おりますので、かなり当惑。　でも、せっかくいただくのだからココはもう腹を括って(←大げさでスマソ)１人で優雅に　豪勢なランチをいただいてしまおう、と心に決めました。　　一度心に決めた以上、キチンといただいてしまわなくてはいけません。　オンナに二言はないのです。とにかく１３００円の元はきちんととらないといけないのです。　食うべし！　えぇ、とにかく食らうべし！！　　オサレな器に盛り付けられたオサレな前菜をまずはいただき、“フレッシュトマトとツナの　パスタ”をＫちゃんと仲良く半分こしていただき、続いて登場した“ナスとベーコンのピザ”も　きれいに半分こして食べました。これらをいただきながらグレープフルーツジュースを　飲み干しました。　そして、デザートへ♪　デザートは小さめのケーキをバイキング方式で自分の好きなものを１人３個までいただける、と　いうことで私たちはケーキの並んだ場所へなぜかダッシュで移動(呆)！　私はティラミスとコーヒーゼリーとバナナケーキなるものを選んでコーヒーとともに自分の席に　戻り、食後のデザートも全てキレイに平らげました♪　食べ終わるころにはさすがにお腹も満腹を通り越して、食べすぎの警告が体内から発せられて　いましたが、食べちまったモノはもうどうしようもありません。　たまにはこんな豪勢なランチもいいか♪と思いながら、お店を後にし友達ともまた一ヵ月後の　再会を祈りつつお別れしてきました。　その日はその後かなくんのことばの教室があったので、そのまま保育園にお迎えに行き教室に　放り込んだら即行で帰宅し、少し内職に勤しみました。　　　その日は夫が深夜に帰宅ということで、夕飯は思い切り手抜きの炊き込みご飯とスープに　レトルトハンハーグに玉子焼きになりました(恥)。　しかし私のお腹はいっこうに減る様子もなく、というか逆に膨満感で気持ち悪くなってきました。　普通だったら胃の中の内容物は時間とともに消化され吸収されていくはずなのに、なぜなのか　どんどんお腹の中で膨らんでくるような感覚が。　結局夕飯は一口も食べられず、遅ればせながら胃腸薬を飲んで寝ました。　すると、夜中にどんどん気持ちが悪くなってきて吐き気もしてきます。　さすがに吐きはしなかったのですが、朝方まで気持ち悪さは続きました。　朝、保育園に行くとＫちゃんに会ったので腹具合を聞いてみると「何ともない」との返事。　何かにあたったのでは？と思っていたのですが、同じお皿のものをとりわけて食べたＫちゃんが　何事もないので、タダ単に私の体調が悪かっただけなのかもですが・・・。　　この気持ち悪さはそれからずっと続き、今日になってもまだ本調子ではありません。　その間内職やら外来やら保育園の行事やらでバタバタしていたので、余計に体調が良くならず　週末になってしまいました。　せっかく大枚はたいておいしい思いを堪能したつもりだったのに、後がこれではたまった　ものではありません。　やっぱり私のお腹は「びんぼう腹」なのでしょうか・・？　連日内職で「午前様」なので、少しゆっくり休養をとれば体調も持ち直してくるのかなぁ・・。　　こういうワケで、実は火曜日のランチ以降私はほとんど食べ物を口にしてません(涙)。　それなのに、今日の午前中断りきれないお誘いがありモーニングに行ってきました。　でも、ほとんど食べられなくて紅茶だけ飲んでくることしかできず。　あぁ～、私のお腹はどうしちゃったのかなぁ・・。　　　　今日はこれから、ことばの教室にて音楽療法があるのでそれにかなくんを連れていかねば　なりません。そして、かなくんが音楽療法を受けている間に私は来週に迫った「郡ことばの　教室運動会」の前に行われる総会の司会進行のリハーサルをしてくる予定です。　あぁ・・・。体調を元に戻さねばいかんし・・ゆっくり寝たいよ～！！　　　

  May 26, 2006

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• 復讐の逆襲

  　　以前の日記にＮさんという保育園で一緒のお母さんのことを書きました。　この人はかなりのトラブルメーカーで自分の思ったことをそのまま口に出してしまい　周囲の人を怒らせたり、傷つけたりしています。　しかし、幸せなことに本人はこれらのことに全く気がついておりません。　よくいえば『悪気がない』のでしょうけど、言われた方はたまったものではありません。　　以前に私もこの人にとても嫌な思いをさせられました。　そして、それ以外にも細々としたことで気分が悪くなったこと多数・・・。　エピソードをちょっとだけ書くと　　　　以前まだ私が内職をしていないころに、そのことを知って一言。　　今、仕事なにかしてるの？えっ、何にもしてないの？　　そうなんだ～！仕事やる気ないの？　　旦那さんの給料だけでやっていってるの？　すごーーい！　　じゃあさ、り～のさんの旦那さんってすごい高給取りじゃないの？　　ね、ね、旦那さんの給料って月いくらなの？？　　　　　　入園式の日にクラス発表の後で私のところに楽しげに擦り寄ってきて一言。　　　　ねぇねぇ～♪ことばの教室で一緒だった子たちは全員「○組」なのよ～。　　でもさ、り～のさんとこのかなくんだけ「◇組」！１人だけ仲間はずれ！　　なんでだろうね、なんでだろう！？　　一緒になればよかったね～♪　　代表的(？)なモノはこのくらいですが、ホントに日常的に細々したことをやたら聞いてきては　神経がないのか？と疑いたくなるようなコメントを残してくださいます。　私、ねちっこくて執念深いオンナなので、だんだんと「復讐心」を募らせていきました(バカ)。　いつかどこかでこのＮを「ぎゃふん！」と言わせてやろう！と心に固く誓い始めました。　　でも、同じく無神経な発言をしてＮの心を傷つけてしまったら、Ｎと同等かそれ以下の　レベルに成り下がってしまいます。　そうならないように、それでいてスカッとするような爽やかな「一発逆転ホームラン」みたいな　発言にてＮをやり込めてやるぞ、と虎視眈々とその時を待ち構えておりました(汗)。　　そーしーて、先日ようやくその機会に遭遇！！　　Ｎはなぜかここ最近回りのお母さん方にまたもや　「旦那さんの給料はいくらなのか？貯金はいくらくらいあるのか？」　という仲良くしている間柄でもなかなかと単刀直入に聞けはしないお金がらみの質問を　しまくっていました。　それをママ友から　「皆の前で大きな声で聞くし、そんなの答える義理もないし、　　　　　　　だけど周りの人とかもなんだか聞き耳たててるみたいでスゴクイヤだった～！！」　と聞いていたので、いつかは私のところにも質問にくるであろうと直感しました。(￣ー￣)ﾆﾔﾘｯ　　　　ある朝保育園に子供たちを送り込んで、園の駐車場に戻ってくるとなぜかそこに立っていた　Ｎ(←すでに呼び捨て　汗)と遭遇！　すかさずＮはササーッと私に擦り寄ってきて、待ち構えていた質問をしてきた！　　　「ねぇねぇ、り～のさんってまだ仕事してないの？　え、内職始めたの？　そっかぁ。　　　それって旦那さんの給料が減ったから？そうじゃないの？　　　でもさぁ、り～のさんも内職始めたんならお金が貯まって仕方ないんじゃないのぉ？　　　り～のさんちって貯金っていくらあるの？？」　　　　　　　　ｷﾀ━━━━ヽ(ﾟ∀ﾟ )ﾉ━━━━!!!!　　いざ、復讐の時！！　　私は焦ってかむことのないように、気持ちを落ち着かせ、息を整え・・・　　「えぇ～？　そんなアパート暮らしだし貯金なんてたいしたことないよ～。　　　なんだかんだで、今３千万くらいしか貯まってないしぃ～。　　　みんなもっと貯めてるから、私も頑張って貯めなきゃね～～！」　　　　　・・・∠( ﾟдﾟ)/ ｢え｣！！　※　Ｎです　　　　「・・ってことで、今日もこれから内職なのー。じゃ、お先にぃ～♪」　　　　　　　　 　　w(ﾟﾛﾟ;w(ﾟﾛﾟ)w;ﾟﾛﾟ)w 　　　　　　　　　　↑こんなＮの顔を尻目に悠然と帰ってまいりました♪　　　勝った！勝った！私、勝ったよね！？　　もう、この時のＮのポカン顔といったら～～(≧∇≦)ﾉ彡 バンバン!　どうだ！ビックリしただろ？？まいっただろ～～！！　　　　見事Ｎをぎゃふんといわせて、ポカン顔にさせてやりました♪　密かな復讐にウキウキ、心もスカッと晴れて爽やかな一日でありました。　　これが、一週間前のこと。　今朝、保育園に子供たちを送っていくと、ママ友のＴさんと会いました。　何気なく挨拶を交わして帰ろうとすると、Ｔさんが深刻な顔をして呼び止めます。　はて？何かあったのかな？　何事かとＴさんの話を聞いて、私はそこに立ち尽くしました・・・・。　　「あんたさぁ、ちょっとぶっちゃけ聞くけど、貯金３千万あるの？　　　なんかさ、Ｎがあちこちで『り～のさんトコって貯金額３千万だって！　　　私が本人からこの耳で聞いたんだから間違いないよ！すごい財テクでも　　　してるんじゃない？！旦那の仕事って何か知ってる？！』　　って　　　話しまくって聞きまくってるらしいよ！あんた、そんなこと言ったワケ？！」　　　　　　(;ﾟ ﾛﾟ )ﾅﾝ!( ; ﾛﾟ)ﾟ ﾃﾞｽ!!( ; ﾛ)ﾟ ﾟﾄｰ!!!　　　　腰が抜けそうになりながらＴさんから詳しく話を聞くとＮはこの話題をあちこちでバラまき、　我が夫の仕事内容や我が家の家計やら生活スタイルやらを話のネタにしているらしい・・。　　　や、やられた・・・。　やられちまったよ・・・！！　　　Ｎはフツーの神経の持ち主なんかじゃないんだよ(涙)。　侮っていたよ、見くびっていたよ・・。　私は復讐したつもりが、格好の話題をＮに提供してしまったのであります・・！！　あぁ～～・・。ドコまでどんな話が流れているか知らないけど、コワすぎる～～！　　　Ｔさん曰く　みんなＮの話なんて話半分にしか聞いていないから、そんなにたいしたことじゃないよ。　またいつもの噂話か、みたいな感じで聞いてるようだから。　もしも誰かに何か聞かれたら「冗談に決まってるじゃん」ってフォローしといてあげるし　だいじょーぶだって！　　と仰ってくださったのですが、・・・・トホホでございます。（゜-Å) 　やはり私のような若輩者がＮのような筋金入りの「オカしな人」に太刀打ちできるわけ　なかったんですね。　返り討ちというか、逆襲というか・・・。　　　今後、保育園の送迎時の皆さんの視線が怖くて仕方ない私です・・・！ 　　ちなみに恐ろしいことにＮの年は２０代半ばだそうです。　　なぜにそのトシで往年のオバちゃんのような根性であるのか、激しく謎であります！

  May 22, 2006

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• 頑張ってます

  　　かいくんはただいま保育園の年長さんです。　ですから、まぁ普通の子と同じく昼間のオムツはずっと以前に卒業されています。　しかし夜のオムツはまだまだはずせません。　昨夏、周りの子の話も聞いてとりあえず完全にオムツ卒業を目指すのではなく　まずは本人の「夜もパンツで寝て、おねしょはしない」という意識を高めようと　試験的に一時期夜もパンツで寝せてみました。　案外本人もやる気満々で、そして驚いたことに初日・２日目とおねしょをせずに　朝を迎えたという感動的な思いを親子共に味わい(いや、私だけかも・・)、これは　思った以上に簡単に夜のオムツもはずせるのではないか？？と淡い期待を抱いた　その日におねしょ・・。　でもまぁ最初はこんなもんでしょ、と気長に頑張っていこうと思っていました。　　が、やはり毎日のこととなると本人の適度な緊張感は除々に薄れてくるのですよね。　おねしょの回数が３日に１回から２日に１回、そしてほぼ毎日へと変わってくると　ついこちらも我慢できなくなります。　朝からがっかりしてついかいくんを叱り飛ばしたり、そういう時に限って雨模様の　お天気だったりしてシーツやらを仕方なくコインランドリーに持っていったりと　精神的にも身体的にもいっぱいいっぱいになっていきました。　でもそれは全て私だけのことで当のかいくんは案外のほほんとしていて、それがまた　腹が立つやら呆れるやら・・・。　おねしょシーツを急遽購入して応急処置をし、とりあえずおねしょをしても洗濯物が　増える事態は免れるようになったもののやはりほぼ毎日おねしょになり・・。　だんだん季節が夏から秋に移り変わり、おねしょをして体が冷え風邪を引いても　いけないし・・と私の方が根負けしてオムツの復活を許してしまいました。　　それから半年ちょっと。　またオムツはずしは今年の夏に頑張ろうと思っていたので、まだまだのんびりしていたら　一昨日の夜中いきなりかいくんが　「おとうさん、オシッコに行きたい。一緒についてきて～」　と言い出しました。　夫とかいくんは一緒に寝ているので、夫がもそもそ起き出してトイレについていきました。　朝、夫にそのことを聞くと夜中３時くらいの話だったそう。　なんでまた急にトイレに行く、なんていいだしたのかな～。　いつもなら朝起きてきてもオムツを穿いていればその中に時々オシッコしちゃったり　するのになぁ・・なんて思っているとかいくんが起き出してきて　「おかあさん、見て！ぼく、おもらししなかった！」　と、いうので　「え、なに、オムツの中におしっこしなかったの？」　と覗き込むと、なんとパンツを穿いているではないか！　「あれ？！あんた、オムツはいて寝たんじゃなかったの？パンツで寝たの？！」　「うん、そーだよ。ぼく、パンツで寝たんだよ～！　　　もうさぁ、おねしょしないっておもったではかんかったんやて～」　となぜか自信満々に言い放つかいくん。　夫も私も夜のオムツのことは夏にまた頑張ろうと思っていて、特に何もかいくんに言った　覚えはないのでビックリ！！　たくさんたくさん褒めてあげました。　　　そして次の日の夜寝るときになって　「今日からもうオムツで大丈夫やな、オマエ」　と夫がいうと　「うん。あのさぁ、もうオムツで寝たらあかんよ。小さい子と同じになってまうで」　と生意気にも、昨秋この私が散々言い聞かせた言葉を高らかに言い放って笑顔で　布団に入ったかいくんです。　私はというと、おねしょシーツをしていないので天気も悪いし洗濯物が増えては大変、と　夜中に何度も起きては怪しくかいくんの傍らに行き、おねしょをしていないかどうか　下半身を触りまくって確かめるという暴挙に出る始末。全く子供を信用していない鬼母です。　　　で、この２日間全く無傷でおねしょもなく完璧にパンツで夜寝ています。　が、今晩あたり緊張感も薄れてきておねしょをしているのではないかと、もうすでに　２回ほど確かめに下半身を触ってきたのであります。　私は・・痴女か(激恥)？！　でも、親に促されてパンツを穿いて寝るよりは、かいくんの自主性で自分からパンツを　穿いて寝るということの方が本当にオムツがとれるのではないかなと思います。　まだまだ本当にオムツが外れることはないのではないかなーと思うのですが、まずは　自分からその気になってくれるということが大事なんじゃないかと思います。　それには親子ともに忍耐も必要になってくると思われるし、時々はつい叱ってしまう朝も　あるとは思いますが、できるだけゆっくりのんびりした気持ちで「本当にはずれたら　もうけもの」みたいな軽い気持ちでかいくんの自主性を大切にしていきたいなと思っています。　　できれば今晩も頑張っておねしょしないでほしいな～・・。　そろそろまた『下半身チェック』に行ってこようっと！←怪しくてスマソ(汗)　かいくん、がんばれ～～！！　

  May 20, 2006

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• ちょっと回想

  　　一昨日の日記で以前育児サークルに入っていたと書きましたが・・。　思い出したことがあったので、それを書いてみようと思います。　　何年か続いていた育児サークルだったらしいのですが、２年前に解散しました。　で、解散する最後の年のサークル代表を、なぜか私がやっておりました(汗)。　この私がなぜにサークル代表に就任してしまったか・・。　懸命な皆様はお気づきだと思いますが、人望が厚かったからだとか人徳があるからだとか　はたまたリーダーの資質があるからという輝かしい理由など一切なく(あるはずが無ぇ)、　『アミダくじ』で引き当てただけ、というお粗末な成り行きです(恥)。　　　当時の私は２歳半のかいくんと生後４ヵ月のかなくんを連れてサークルに復帰した　ばかりだったので、くじを当てたとはいえ丁重にこの大役をお断り申し上げたのですが　前任の代表をやっていた方に半ば強引に押し付けられ・・。　仕方なく引き受けたのですが、結局一年間みんなに支えられ続けて特に活躍もせずに　お荷物状態で任期を勤め上げました。　　　夫はこのことをいまだに　「オマエはひとつの歴史あるサークルをぶっ潰してしまったラストエンペラーやな」　とかいってからかってきます(怒)。ウザいことこのうえないです。　おまけにある時なぜか偶然スーパーでサークルのママ友３人と出くわして、夫もいたので　紹介すると、夫が　「あ、どうも～！　　　このたびはウチの嫁が代表になったばっかりに　　　　　　　　　　　　　　　　サークルが潰れてしまいまして、ど～もすみませんネ～♪」　などと挨拶をし、ママ友は大ウケし私はあまりのいいように卒倒しそうでした。　　ま、それはともかくサークルリーダーの仕事はというと、まぁなんだかんだと雑事は　あったのですが、一番の仕事は市内の育児サークルの代表者で集まりましていろんな　話し合いをする『子育て支援ネットワーク会議』などという会議に出席することでありました。　　ネーミングからして大層な会議のように聴こえますが、何のことは無い、市に対して　各サークルの要望であるとか意見であるとかを陳情しつつ、各サークル同士の横のつながりを　持たせて各自の活動に対する意見交換などしながらお互いに活発なサークル活動をしていこう　ではないか、というような意味合いの会合でした。　各サークルの代表者の皆さんもここ２、３年代表を務めていらっしゃるベテランママさんたち　ばかりで、新参者の私は末席にて居心地悪く座っておりました(汗)。　　会議は最初から白熱した議論が交わされ、各サークルの代表の方が順番に現在のサークルの　問題であるとか、市にぜひとも陳情したい事柄などを簡潔に発表されていました。　もうあまりにも場違いな場所に場違いなオンナが一人・・。忍耐でした。　皆さんはご自分の発表の資料などを作成してこられていて、それをサラリと読み上げられ　他の代表の方の共感を呼んだり、市役所の担当課長さんなどに激しく詰め寄ったりなどして　問題提起とその解決に皆さんが一丸となって取り組んでいらっしゃいました。　私もともかく代表になって感じたことや我がサークルの問題などをちまちまと発表して　とりあえずソツなくこなした感を胸に静かに発表終了。　で、あとは先輩リーダーさんたちのお話を清聴させてもらっていました。　　すると、とあるサークルの代表の方が何やらアツく話し出したのです。　その方は双子の子供さんとその親のサークルの方でありました。　話し出した内容をお聴きしているうちに、何かヘンだぞ？と思いました。　彼女たち(代表と副代表の方)曰く　　私たち双子サークルは双子を育てているので、フツーの育児よりもずっと大変である(！)　　サークル活動をしながらお互いに情報交換したりアドバイスしあったりしているが　　市としてこの双子サークルをもっと活発に支援してくれないだろうか。　　市から各サークルに出る「助成金」も双子の活動である以上、他サークルと同じ金額では　　やっていけないのでもう少し金額をあげるなりの配慮をしてほしい。　　活動場所の公民館も入り口が階段で双子を連れていくのにとても大変だし中は狭い。　　なので、双子サークルだけ特例として市の施設を無料で借りられないか。　　一人っ子の母親は一人の子供だけ見ていればいいが、私たちは２人同時に抱っこしたり　　ベビーカーに乗せたり、とにかくやることなすこと全てが２倍大変なのに、そこのところを　　なかなかわかってもらえないので悔しいし情けない。　ざっとこんな内容のお話を当然のことのように話されました。　　なんだかオカしな内容ではないですか？？　確かに双子育児は大変なものがあると思います。でもそれを「フツーの育児よりもずっと　大変！」と言い切ってしまうのはいかがなものか？　言葉の端々に　「私たちは他の母親の何倍も大変である」　「この大変さを理解してもらえず、フツーの育児とごっちゃにされてしまっている」　「私たちはもっと優遇されていいはずであるし、そうでなきゃオカしいのではないか」　という気持ちが見て取れ、担当課長が　「１つのサークルだけを優遇するわけにはいかない」　と、回答すると　「こんなに説明しても理解していただけないのですか？！」　と詰め寄る始末。　　　なんだかとても気分が悪くなってきたのですよ。　私は双子を育てた経験がないからなんともいえません。だけど、その大変さは推測できます。　だけど、双子の育児だけが大変なのかというと、そうではないですよね？？　たとえ一人っ子でもその子の性格とか体質とかいろんな要素が加味されて、　一人っ子であろうとも大変な育児の時期があるかもしれないし、３人子供がいても特に　大きな病気もなく気がついたらみんな大きくなっていたとか、それは子供の数だけ　いろいろな子供がいて、いろいろな育児があると思うんですよね。　それを　「双子だけが大変！」　なんていわれると、オイオイ・・って思ってしまいます。　　他のサークルリーダーさんたちは「また、始まったか」みたいなお顔をされていて　毎度この方たちはこういった議論を吹っかけてくるのだろうな、ということが推測されました。　市の担当課長も押され気味。　　　　　なんか、腹がたってきたぞ～、オイ！　　私も一応新参者ですのでひっそりと控えていようと思ってはいたのですが、なんだかヘンな　感情が心の奥底からムクムクと湧き上がってきました。　どーする？　どーする？？　　　いっちゃえ～～～！！　　　『助成金とかのお金の問題や活動場所のことなどは私には分かりかねますが・・』　と前置きしたうえで自分の思うことを述べさせていただきました。　　　双子の育児は大変だろうと思うけれど、双子だけが大変かといったらそれはちょっと　違うのではないのでしょうか。　　例えば年子で３人のお子さんがいるママは１人は走っていってしまうし、１人はよちよち　もう１人は抱っこで、それはそれで双子と同じくらいかそれ以上大変ではないですか。　　ある意味、双子はいっぺんに大きくなっていってしまうからすぐにラクになるような気も　しないではないですが、２人・３人だと何年も育児の期間があるので結局は子供の数が　多かろうと少なかろうと育児に対する負荷は全体で見ればそんなに変わらないと思います。　　・・・いや～、双子サークルのお２人さんは途中から顔色が白くなっていかれました。　何か反論をされてきたのですが、他のサークルの方が後押しをして意見を述べてくださった　こともあり、結局は双子サークルだけ特約は認められない、という市側の最終意見にて　とにもかくにも会議は終了しました。　私は速攻で会議室を後にし退散いたしました。　　なんだかイヤだったのですよ。　自分たちだけが大変でしんどくて、でも世間は誰もわかってくれない、みたいな論理は。　育児なんて大変なものなのです。そう感じるのは子供の性格や体質にもよるし、母親の気持ちの　持ちようにもよるし、環境にもよるし。逆に大変じゃないと思う人もいるだろうし、少しの　ことで大騒ぎする人だっているだろうし。　ただもう自分たちのことばっかりで、他のママさんたちを前にして　「あなたたちは楽チン育児なんでしょ？！」　といわんばかりの態度は醜いものに感じました。　おまけに何がイヤだって、私が一番生理的に受け付けなかったのは彼女たちが自分の子供たち　を呼ぶのに　「双子ちゃんたちは」「双子ちゃんだと」「双子ちゃん・・」　と、連呼したことでした。　「双子」という言葉に一番縛られているのはこの人たちなのではないのかな～なんて思ったり　してしまいました。　「双子」が一番大変だというけれど、じゃあ「障碍児」はどうなのよ？　なんて、いまだと自虐的な発言もしてしまいそうな私です(汗)。　育児に楽な育児などあり得ないのですよ。　どんな子供でもどんな親でもどんな育児でも大変なんです。　大変だけれども、我が子だからこそ楽しいと感じる瞬間もたくさんあります。　双子の育児には楽しいと感じる瞬間はないのかな？？なんて思ってしまいました。　世の中にはもっと楽しんで双子の育児や一人っ子育児・３人育児をされているお母さんが　たくさんいるんだろうにな。　　ちょっとお断りしておきますが、双子ちゃんを育てていらっしゃる方々が全部が全部　こういう意見の持ち主だと決め付けているわけではありません。　そして、双子の育児が大変なものではない、と言っているわけでもありません。　我が町のとあるサークルの方のご意見について、私が感じたことを綴らせていただきました。　　　

  May 19, 2006

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• またもや・・

  　　またブルーはいってます(涙)　なんでかな？気持ちがうまく治まらないときってあるけど、最近頻繁だぁ。　今日、午前中かなくんをことばの教室に連れて行って・・。　　お迎えに行ったところで携帯に内職から電話が。　話し終えて電話を切ると、先生が　　「内職忙しいみたいだけど、あまり頑張り過ぎないようにね」　と、言葉かけをしてくださいました。　それだけだったらありがたいな～・・で済んでしまったところだったんだけど　「内職、内職って、気持ちが内職の方にばかりいってしまってるみたいだから　　ちゃんと子供たちの方にも目を向けてあげてね」　なんて言われてしまいました。　　・・・なんで？？　確かに内職に没頭の毎日だけど、内職のことばかり考えて子供たちのことをおざなりに　しているつもりなんてないし、でも周りからはそう見えてしまっているのかな？　　　そして、前回かなくんをお迎えにきたときについてきたかいくんが忘れ物をしてしまって　それも一緒に貰いにいってたんだけど　「手に持ってるものをすぐにコロッと忘れる子なんですみません」　というと　「いいですよ～。子供だったらよくあることだから、お母さん、かいくんをあまり　　叱らないであげてね。何もいわずに手渡してあげて。できるだけ叱らないでね」　といわれました。　　？？？　　確かに最近よく叱っているけどそれは家の中のことで、外でそんな風にいわれるほど　叱った覚えはないんだけどな～？？　　　そして更に　「教室から帰るときに、お母さんいつもかいくんに『今日はこのまますぐ帰るから　　遊ぶのはナシよ』っていわれるけれど、いつもいつも遊ぶのはナシだとかわいそうだから　　たまには遊ぶ日も作ってあげるようにしてね」　とも言われてしまいました。　　あのぉ～・・・。　　何が何でも「ダメ」といっているのではなくて、夫が仕事で夜出かけることが多々あるので　即帰宅して夕食作りをしないといけないから、かいくんにも「遊びはナシ」と言い聞かせて　いるんだけどな～・・・。　　それは以前にも先生にお話をしたこともあるんですけど・・。　何だろう？？　多分、全ての言葉に深い意味はなくて「気をつけてくださいね」的な要素が含まれているだけ　のような気もするんだけど、いっぺんにイロイロと注意みたいなことをいわれてしまって　とっても凹んでしまいました。　　私って、自分の意識が内職にばかりいってるのかな？　　かいくんをやたら叱ったり、アレもコレも「ダメ」って制約してるようにみえるのかな？　う～ん・・。　　頭の中が混乱してきちゃった。　私って、どういう風に先生や他人から見られているんだろう？？　　なんだかな～。　他人の目が怖くなってきちゃったよ(涙)。　　　そして今日は保育園の遠足の日でした。が。　雨降りで遠足は中止。お弁当は雨天の場合でも教室で食べるので作ってください　ということだったので早起きしてかいくんとかなくんのお弁当を頑張ってこしらえました。　かいくんはともかく、かなくんはなかなか食べてくれないので試行錯誤して作って　画像もアップしようと撮影もしたのですが・・。　　帰宅して園リュックの中を見ると、かなくんのお弁当の中身がほとんど残っている！！　それもなんだかぐちゃぐちゃで・・。　おたより帳を見ると　　「おにぎりはなんとか一個食べたのですが、あとは全然口をつけてくれなくて　　　私(先生)がちょっと目をはなしたスキにお弁当を床に投げて落としてしまいました。　　　なので、せっかくのお弁当だったのですが食べられなくなってしまって、　　　園にあるスナックパンを食べさせました(驚！)。　　　お母さんが頑張って作ってくださったのに申し訳ありませんでした」　と、書いてありました(号泣)。　　　なんだよ、それ～～　　　まぁ仕方のないことなんだけど・・かなくんって気に入らないと下に落としちゃうからな・・　でも、先生・・できればそんなことのないようにしてほしかったよ～・・。　悲しくて、もう画像アップなんてできない気分になってしまいました。　　なんだか今日は一日うまくいかない日でした。　こんな日もあるのはわかってるけれど、また少しだけブルーに入っていきました。　ちょっと、疲れたなぁ・・。　週末だから、余計にそう感じるだけなんだろうけどな・・。　　　

  May 18, 2006

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• ちょっと振り返り

  　　今日は外来の日でした。　かなくんは連れてこなくてもよかったので私一人で病院へ。　天気はあいにくの雨模様で一人身でよかったな～という感じでした。　病院に入る最後の信号で信号待ちをしながら、ちょっと考え事などしました。　　この信号機は右折をするとかなくんの通院する総合病院に入っていきます。　左折するとまず市役所があり、その隣に多目的施設があって生涯学習センターや　子育てプラザという名称の育児支援センター、図書館、体育館、屋内プールなどなど　施設が連なっています。　この中の『子育てプラザ』に、ほんの２年前まで毎週通っていた時期がありました。　　かいくんが１歳を過ぎたころにこの町にある育児サークルに入りました。　私の高校からの親友がすでにこのサークルに参加していて、１歳児からの未就園児の　親子のサークルだからどう？と声をかけてくれたのでした。　話を聞くと他にも高校時代の友達が参加していると聞いたので、懐かしさや全く　知らない中に入っていくわけでもなさそうということで参加してみました。　活動内容としては毎週金曜に公民館に集まって、親子ともに工作をしたりいろいろな　行事をしたりするというものでした。　私が入ったときは一番サークルメンバーが多い時期であって、だいたい２５組・５Ｏ名　くらいの親子が集まっていました。　私が入った後にも高校の同級生が入ってきたりして、なんだかプチ同窓会のような気分も　手伝って毎週参加するのがとても楽しかったです。　　　私は人間関係に疎いのでいまだにあまり分からないのですが、やはり参加人数が多いと　それなりに派閥のようなものもできていたようで、大きく分けると２つに分裂していた　らしいです。←ホントに気づいていなかったのだ(汗)　で、時々いろいろな活動の中でぎくしゃくした空気が生まれたりしていたらしいのですが　参加して半年したころに保育園に入園する子供とその親がサークルを卒業していって　そうすると私も所属(？)していたグループの親子が大半残って、それからはみんなでとても　和気藹々と活動ができました。　市内には他にも６つほどの育児サークルがあって活動もさかんに行われていたのですが　私のいたサークルは活動はしていたものの、どちらかというと親が主体のサークルであって　ぶっちゃけ親の方が楽しくないといけないという活動方針でした。　私は育児サークルに入っておきながら子供と作る工作やらが苦手で(恥)、かいくんも私と　一緒になどいなくて勝手にそこらを走り回ったり動きっぱなしで、工作なんて全然製作せず　お喋りばかりしていました。　　　だいたい朝１０時くらいに公民館に集まって工作をしたり、リトミック遊びをしたりします。　そして１１時半くらいからお弁当タイムになります。お弁当タイムがあるので毎週金曜は　お弁当作りをしなければいけなかったのですが、そこは親が主体のへんてこサークルなので　コンビニ弁当を持ってくる子もいれば、ほか弁をみんなで注文したりととにかく出来るだけ　手抜きをして子供を遊ばせて自分たちも楽しんじゃおうという私にとって最高のサークルでした。　で、お弁当タイムも終わり１２時半ころお開きとなります。　その後、そのサークルの中でも特に仲良しになった８組の親子で『子育てプラザ』にまた　繰り出してさらに３時くらいまで遊んじゃっていました。　金曜はほとんど丸一日遊び倒しです。　でも、子供と家の中に一日いるよりは一日外で遊んだ方がかいくんのためにもとても良かった　ようで、他の子供たちに揉まれていい経験をかいくんなりにしたんじゃないかな～と思って　います。私も始めての育児でいろいろ悩みも多かったのですが、同級生だけど先輩ママが　たくさんいて、だから育児の悩みなどをバンバン聞けて向こうからも率直な意見やアドバイスが　返ってきたりして本当に貴重な時間だったと思います。　『子育てプラザ』というだけあって、屋内でしたが滑り台やジャングルジムなどの遊具が　たくさんあって、保育士の資格を持った方も常時２名いらっしゃって親子ともに最高の施設で　ありました。私は市外に住んでいたのですが、市内も市外も関係なく利用者はタダでこの施設を　利用することができたのも大きな魅力でした。　特に夏場は家にいるとエアコンをガンガンつけてしまうので電気代も相当なものでしたが　この施設は冷暖房完備なので夏は涼みに行っていたようなものです。　私の友達は誰もが「子供を遊ばせにきている」という大義名分を振りかざして、自分のストレス　発散の場にしていました。　子供たちは自由に遊具で遊ばせていて、保育士さんもいらっしゃるのをいいことに、ほとんど　子供の様子など見ようとせずドラマの話から人の噂話から夫や姑のグチにいたるまで喋り倒し　本当に今振り返っても最高の仲間たちに最高の時間でした。　　当時はまだかなくんはいなくて、そのうちにかなくんを妊娠し出産しまたサークルに復帰して　２人育児のストレスを発散しました。　かなくんもそのころは病気とは全く無縁な赤ちゃんですくすくと成長していきました。　かいくんはますますやんちゃになっていき、でも私の目が行き届かないと誰かがかいくんか　かなくんを見ていてくれて、それはお互いにそんな感じでみんなで子供たちの成長を見守って　いるといっても過言ではありませんでした。　　２人の育児に２人を連れての外出は時としてとても大変ではあったけれど、あのころの私は　キラキラと輝いて育児をしていたような気がします。　毎日毎日が初めてのことばかりで大変ではあったけれど、良い仲間に恵まれて、少しずつ少しずつ　２人の母親として歩いてこられたことはとても幸せなことでした。　子供たちはいつでも健康で普通の子供たちでこの先どんどん大きくなっていって・・・。　そんな当たり前の日常を当たり前のように受け止めていた私がいました。　誤解があると困るのですが、今だって２人の子供たちがそばにいて十分幸せです。　でもあえていうならば、あのころの幸せは何の心配もない未来があり続ける無条件な幸せ、　だったように思います。　ほんの２年前までの私は周りのお母さんたちと何ら変わりない母親だったのです。　キラキラした子供たちに囲まれたキラキラした母親だった、とそう思います。　　あの当時は信号機を右折することなど皆無でした。　迷わず左折して、みんなの待つ子育てプラザへ向かっていけたのです。　かいくんが保育園にあがるということでサークルを卒業するときに、この町も少子化のせいか　サークルに新たに入ってくる親子がいなくなって、サークル活動を続けることができなくなり　かいくんの卒業と同時にサークルは解散しました。　かなくんのてんかん発作が出現しだしたのは２月半ばくらいからのことです。そしてサークルは　３月終わりで解散。　私はかなくんの頑張りのおかげで最後の最後まで他のサークルメンバーと何も変わらない　幸せな母親としてサークルを卒業できました。　そして４月。かなくんは病院にて結節性硬化症およびウェスト症候群と診断されました。　もっと早くに病気がわかっていたら、とてもサークルどころではなかったと思います。　サークルを続けていたところで、以前のように笑えなくなっていたと思います。　よその健康なキラキラした子供たちを目の当たりにしては辛くて悔しくて悲しくて切ない　感情にがんじがらめになっていたはずです。　でも、かなくんはこのサークルを最後まで続けさせてくれました。　この表現の仕方が許されるのならば『健常児の親として』サークル活動を全うさせてくれました。　かなくんに感謝しています。かなくん、ありがとう。　　あれから２年で私の状況は他のメンバーと全く違うものになりました。　毎週の外来、定期検査、服薬治療、発作のカウント、副作用チェック・・・。　みんなの知らない世界にドンドン足を踏み入れていきました。　増える病気の知識、進まぬ投薬治療、障碍児として見る我が子の行く末。　たかが信号を左折・右折するだけでこんなに違う道が、世界が見えてくるものなんでしょうか。　今となっては右折するしか道の無い道を右折して病院に行ってきました。　だからといって、今の自分が不幸だなんて思っていません。　悲観したり諦めたり嘆いたりしているわけではありません。　だって、左折しようと右折しようとどうしようと私の傍らには可愛い子供たちが２人ちゃんといて　この子達と歩いていく道なのだから、多少でこぼこ道でも、茨の道であってもかまいません。　どんな道でもただこの子達と一緒に、この子達に寄り添って歩いていくだけなのです。　　　何かの拍子にふと考え込んでしまう時間があるだけで。　あのころのキラキラした自分を眩しく振り返りながら、これからだってキラキラしていくぞ！と　自分に渇を入れて歩いていくだけなんですよね。　　　雨模様のお天気のせいでちょっと後ろ向きな回想をしてしまいました。　なんだか柄にもなくて、ごめんなさいね(恥)。　落ち込んでいるわけではないですよ～。アンニュイな気分に浸ってみただけ。テヘッ♪

  May 17, 2006

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• なんだかなぁ　その２

  　　かなくんの同級生でＳくんという子がいます。　Ｓくんにはお姉ちゃんがいて、お姉ちゃんはかいくんと同級生です。　なので、Ｓくんのお母さん・Ｇさんとも顔見知りでどちらかというと仲良くお話をさせて　いただく仲です。　　Ｓくんは昨秋からことばの教室に通いだしました。　言葉は出るのですが、なかなか２語文・３語文に増えてこないということをＧさんが　心配して通わせることにしたらしいです。　それまではＳくんのお母さんというよりも、そのお姉ちゃんのお母さんというお付き合いが　主だったので、どちらかといえばお姉ちゃんとかいくんの話で会話をしたりしていました。　Ｓくんのことはどんな子なのかあまり知らず、あちらもかなくんのことはほとんど知らない　といった状況でした。　　でも、ことばの教室に通うようになって私もＳくんを知るようになっていったし、かなくんの　ことも知ってもらうようになりました。　私は当然自分からかなくんの病気のことや障碍のことなどを人に話すことはしてこなかったので　かなくんを見ただけではただ単に言葉の遅い子供という認識しかなかったようで、Ｓくんと　似通った子供なのかと誤解をされていたようです。　ある日かなくんも言葉が遅いので通わせているのかと聞かれたので、さりげなく病気があり　それが起因して障碍を持っているということをさらっと伝えました。　すると、その後教室や保育園で会うたびにかなくんのことを聞かれました。　ちょうどそのころかなくんが保育園に入園できるかどうかで気を揉んでいた時期でもあったので　そういった話も含めて少し込み入った話をしたことがあります。　Ｇさんはかなくんの病気や障碍のことを細かく聞いてくださって、いろいろ心配してくださって　いたようです。ここの保育園ではなくて障碍児対応の保育園の情報なども聞かせてくださったり　しました。　そのころからかなくんのことを気にかけてくださって嬉しいと思う反面、それまで特に親しく　させていただいていたわけでもないのにいろいろと言葉をかけてくださるので不思議にも　感じていました。　でもＧさんはとても気さくな方でもあるので、その気さくさゆえの言葉かけなのかもな、と　深く考えることはありませんでした。　　でも最近ようやく気がつきました。　どうやらＧさんはＳくんとかなくんを比べていて、かなくんよりは○○もできる・××もできる　などと比較しては安心材料にしていたようです。　Ｓくんは言葉も遅めだし、集団行動が苦手なようです。　私は知識がないのでなんともいえないのですが、ことばの教室の先生からチラッと聞いたお話や　見ている限りでは多動もあって、もしかすると何らかの先天的な発達障碍があるお子さんかも　しれないようです。　いつぞやの某名誉教授の相談会にもＧさんは出席されたようで、その時に名誉教授から　「この子は同い年の子供に比べて著しく発達が遅い」　といわれたそうです。(この言い方もどうかと思いますが・・)　それでＧさんは当たり前ですがかなりショックを受けられたようなのです。　で、ふとそばを見るとかなくんがいます。　ごく自然な疑問で　　この子は教室に通ってきているけどどんな子なのか？　　この子と比べてＳくんの状態はどんなふうなのか？　みたいな気持ちを持たれたようです。といっても私の憶測ですから本当のところはわかりません。　それでかなくんのことをいろいろ聞いてこられたようです。　最近話をしているとどうも比較されているなぁと感じていたのですが、今日　「かなくんは障碍があるってハッキリいわれたの？」　と聞かれたので、　「病気で通院しだしたときから発達障碍の可能性は聞かされていたし、現にできることは　　少ないし、子供センターで発達テストも受けて療育手帳も交付されたからね」　というと　「あぁ、そうなんだぁ。でもＳは言葉も出るし、特に病気なんてないし、障碍とかでは　　ないよね？」　と聞かれてしまい・・・。なんて答えればいいんですかね？？　かなくんと比較してＳくんが障碍児でないという結論に達するのは強引ではないですか？　それと、比較されたかなくんや私の立場は一体・・・。　　　親であれば誰しも我が子のことが心配だし不安だし仕方の無い発想・発言なのかもしれない　けれど、よその子供を引き合いに出して答えを出すものではないですよね。　　決してそんなことはないと思うのですが、こうなると最初からいろいろと話を聞いてくれて　言葉かけをしてくれたことも、全部我が子と比べる材料にするための会話だったのかと　思えてしまいます。　Ｇさんは多分薄々Ｓくんの立ち居振る舞いの普通ではないことに気がついていらっしゃると　思うのです。でも、それをハッキリさせてしまうのは怖い。だけど、とっても気になる。　誰か彼かと比べては１つでも安心材料にしていたのではないかな～と思います。　やたらと　「かなくんは○○はできる？××は理解している？」　といった発達検査のような質問を多々投げかけてきました。そして私の答えのあと、いつも　考え込むような感じでした。きっと頭の中で　「ということは、Ｓはできるから大丈夫かな？」　なんて考えていらっしゃったのかもしれません。　　「障碍児ではないよね？」　と問いかけられてしまって、裏を返せば　　あなたの子供さんは立派な障碍児なんですよね？　　うちの子は違いますよね？　　あなたの子供さんと同じ障碍児などではないですよね？　ともとれます。久しぶりにすごく気分が悪かったのです。気さくな人で悪気がないということが　わかるだけに余計に切なかったのです。　「うちの子と比べてもあまり意味はないから、一度きちんと専門の機関で診てもらったら？」　こう答えてやりました。私も意地悪だとは思いましたが、仕方ないです。もう口から　出てしまったのだから。　思ったとおり、Ｇさんは顔面蒼白とまではいかないけれど顔色を失いました。　「専門の機関って・・。そんな大事ではないと思うんだけどな」　そう、言いました。　私もそれで会話を終了しました。イヤな毒を吐いてしまったな、と少し後悔しました・・。　　最初に子供に発達の遅れなどを感じたとき、誰でも焦るだろうし否定したくなるだろうし　受け入れられない気持ちの方が強いと思います。私もそうでした。　まさかうちの子に限って、そんなハズはない。　その事実を否定したくていろいろ調べたりしました。　でも、否定どころかその事実をまざまざと目の前に突きつけられてどんなに苦しかったか。　今だってその苦しさが薄まることはありません。　それなのに、その傷をえぐるようなことをいわれてしまうと私も冷静に対応できなくなって　しまいます。　　　　うちの子は正常だよね？　　お宅の子のような障碍児なんかじゃないよね？　　勘弁してください。　よその子供を引っ張り出して優越感に浸りたがるのはやめてください。　障碍の有無に関係なく、頑張って生きている子供なのですから。　そして、それはあなたの子供も同じことでしょう。　障碍があってもなくてもあなたの子供。その事実に変わりはないのだから。　　よその子のことまで考えてくださることのできる気持ちのいい方だと思っていただけに　ショックが大きかったのでした。　ま、私の被害妄想がひどい、というだけの話なのかもしれませんが・・。

  May 16, 2006

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• なんだかなぁ

  　　かなくんが保育園に行くようになって、私の時間は大幅に増えました。　いや、増えたはず。増えているはず。増えていると思う。増えて・・・・　　マジで昼間は一人きりになり、内職があるとはいえ自由な一人身を楽しむ　予定でありました。が、しか～し・・。　　今まではかなくんがいたので何をするにも彼と一緒でした。　なので当然はかどる内職もはかどらず、それどころか邪魔をされ少しも仕事が　進まないままかいくんのお迎えになったり、買い物や自分の用事など後回しに　しても時間があっという間に過ぎていって心も身体もくたくたでした。　もう少しの辛抱で平日の昼間だけでも誰かに振り回される生活からは脱出できる！と　かなくんと離れた生活になるのを惜しみつつ楽しみにもしていました。　　私のささやかな計画はといえば、朝子供たちを保育園に送り込み９時には帰宅。　３０分ほど軽く家の掃除をして(毎日きちんと３０分やればそんなに頑張らなくても　いつも軽くで十分キレイな家の中になると思われるので)、そして９時半頃にちょっと　コーヒータイム♪　それからちょっとネットでもしながら内職の電話を待ち、電話があれば納品に出かけます。　そして次の仕事を貰って帰宅。それがだいたい予想では１０時半、遅くても１１時。　それから一時間ほど内職に励みます。　そして昼食タイムをとり、また１時くらいから内職に打ち込んで・・。　こんな調子だと仕事がとてもはかどるので子供たちを迎えに行く４時には内職はほぼ　終わりかけになる予定です。　そうすると夜の仕事も１時間もしないうちに終わることになり、夜９時には子供たちを　寝かしつけ、自分もそのまま寝てしまってもいいし、起き出してきてネット三昧しても　いいし・・・。　素晴らしい予定、素晴らしい計画、一人身の生活よ、ようこそ♪てな感じでした。　　ところが・・・。　それが今はどうでしょう。　朝の掃除は軽く・・・なんてウソばかりで、保育園から帰ってきてから寝るまでの間に　子供たちが散々部屋の中を散らかし、その片付けにてんてこ舞いです。　毎日毎日片付けては毎晩毎晩散らかされて、まるで賽の河原のようです。　掃除をするとなると当然居間だけではなくキッチンから洗面所・浴室・トイレとあらゆる　ところの掃除があり、とても３０分なんかでは終わりません。　それどころかほとんど片付けに没頭し、掃除機をかける時間もありません。　なので、なんだかいつも埃っぽい部屋になっております(涙)　内職も邪魔する人がいなくなったというのになぜかなかなかはかどらず、多分それは　ついネットをしてしまうからで(バカですよね？)、コメントなど書く暇もないのに　怪しくお友達のブログを徘徊している始末です。　　そうするとはかどらない内職がそのまま夜に持ち越され、以前と全く同じように　夜中にヒーヒー言いながら内職をこなすハメに。　なぜに以前より身軽になったのに以前と変わらない生活になってしまうのでしょうか。　なんだか自分の行動の能率の悪さにがっかりです。　自分のことなので今に始まったことではないのですが、この小心者のクセしてのんびりな　性格がキライです。　人一倍片付けられなくて毎日少しずつ片付けていこうと自分に誓ったのに、その誓いも　どこへやら相変わらず乱雑な家の中。　夫が口うるさい性格の人ではないのをいいことに片付けもできなければ掃除もままならない。　収納ももう少し工夫して頑張ってみようと意欲だけは出てきて、収納の本などを購入した　のにも関わらず、その本も今どこにあるのかわかりません(汗)。　どうしてこうなんでしょうか、私・・・。　自分で自分がいやになります。　　子供から多少なりとも手が離れたのですから、もう少し家事に時間をかけていつも　こざっぱりとした部屋で生活したいと思っていたのに何も手をつけられぬまま時間だけが　いつも過ぎていきます。　だらだらと遊んでいるわけでもないし、仕事に没頭しすぎているわけでもないのに　何というかこう時間の使い方がヘタクソなんですよね。私のオツムの中には『能率』とか　『効率』、更には『手際いい』といった言葉は入ってないようです。　もう少しデキる女になりたいのですが・・。　　　恥ずかしい話ですが、衣替えもまだ何も手をつけておりません。　夏物のクローゼットから服を引っ張り出して着ている始末です。(親子ともに　涙)　なので、当然今クローゼットの中は夏・冬入り混じってとても悲惨な状態になっています。　衣替えをするとなると、まず夏物・冬物の選別からすることになってしまい余計に億劫に　なっています。　　みなさんは家事とか時間の使い方とかどうされているのでしょうか。　本当に自分がイヤになります。何もかもが中途半端で家の中も中途半端。　今までは子供のせいにしてこられたけれど、そんな言い訳ももう通用しません。　片付けられない女というのは自分の頭の中も片付けられなくて、どこからどう手をつけて　いいのやら、何から始めればいいのやら物事の優先順位もまともにつけられません。　　　こうやって書いていくと本当に私ってちょっと女としてオカしいのかも？！　もしかして・・私、病んでる・・？　本当にオンナ？？　なんだかんだいって夫に愛想つかされる日も近いのかも・・(汗)。　アイドルではなくて、掃除のオバちゃんからやり直した方が良さげです・・・。　　　

  May 15, 2006

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• 新しい電話と事件

  　　今日我が家に新しい電話機がやってきました。ＦＡＸ付電話機です。　この数ヶ月というもの電話の調子が悪くて、相手と話をしていてもザーという　雑音で会話が成立しなかったり、電話をとっているのに勝手に留守電に　切り替わってしまったり、そして頼みの綱の子機は昨年末にかなくんに流し台に　放り込まれて水死してしまっていた我が家です。　今の世の中携帯があれば事足りるわけでもあるのですが、やはり誰彼かまわず　携帯番号を教えるわけにもいかず(自宅電話であってもそれは同じなのですが)　やはり自宅電話がないと不便なこともあって思い切って買い換えました。　買うタイミングはまぁいつでも良かったのですが、一昨日初めてお友達のあやママさん　からお電話をいただくという幸運に恵まれたのにも関わらず、ヘンテコ電話機のせいで　あやママさんと結局お話することができず・・(涙)。　でももうこれで準備万端です！あやママさん、その節は申し訳ございませんでした(陳謝)！　　そもそも電話機の調子がオカしくなったのは当然ですが子供らのせいです。　今日購入した電話機は三代目なのですが、初代の電話機は結婚式場の成約記念ということで　ただでゲットした記念の品でありました。　それをかいくんがいたずらをして電話機としてはきちんと通話もできるしＦＡＸも送信　できるのに着信音などの音が全く出なくなってしまって・・・。　仕方ないので買い換えようと思ったのですが記念の品ではあるし音が出ないだけであとは　何の問題もなく使えたので、リサイクルショップにて格安で普通の電話機だけを購入。　初代はＦＡＸ受送信時、二代目は通話する時に使用と二台を使い分けておりました。　　　が、やはりかなくんの出現によって二代目の調子もじきにオカしくなり通話中にすごい　雑音が入ったりするようになって、そして子機もおシャカにされ・・・。　　三代目にはぜひぜひ末永い活躍を期待したいものです(祈)。　　それにしても子供らに壊されたモノといえば・・・　　　　　電話機(二台破壊)　　ＣＤコンポ　　　パソコン　　　　　ビデオ　　　　　　　本棚　　　　　　食器・コップ類　　　　　五月人形の入ったガラスケース　　　　　　　新しく買わされたモノ　　　　　カーペット(二枚)　　パソコンデスク　　　　　　ガラス戸防御用板　　コンパネ等の板　ネジやビスなどの細々したもの　　これらで多分総額２０万はいっていると思います。　マジで！！　今後は両親の身体と家計をも労わって生活していってほしいと切に願っております。　　そして・・・。　今夜もまたちょっとした事件が起こりました。　　夕食後いつものように夫は仕事に出かけていき、これまたいつものように母子３人で　ちょっとまったりしておりました。　そのうちに私はＰＣを始め、かいくんはテレビに夢中、かなくんは一人怪しく部屋中を　徘徊しておりました。　　　その私が子供たちに背中を向けてＰＣを始めたまさにその時に、　　ドーーン！　ガシャーン！　と、何かが何かに当たってはねかえったような音がしました。　それと同時に　　　　　ギャーーーーーッ！！！！！　　　　という大絶叫が！！　　何事か！？とびっくりして振り返ると、後ろでかいくんがのた打ち回っていました。　　　「どうしたの？！どうしたの？！」　　　　私も少し軽いパニックになってかいくんに駆け寄り、抱き起こしながら呼びかけたのですが　泣き声というよりはうめき声のような唸り声を発して涙をボロボロこぼし、ひたすら腰の　辺りを押さえるかいくん。　そばにはかいくんの豆イスが転がっていて、かなくんを見たのですがかなくんは全く表情を　変えずにおもちゃで遊んでいます。　何がどうなったのか必死にかいくんから聞き出すと、テレビを見ていたかいくんにかなくんが　いきなり豆イスを投げつけたそうなのです。しかもすごい至近距離で・・・。　　　かいくんの腰の辺りを見てみるとわき腹というか腰の辺りが少し皮膚がめくれていて血が　滲んでいました。パジャマを着ていたのでそれだけですんだ模様です。　でも周りがみるみる青あざになってきていて、相当痛かったことが伺えます。　かなり激しくかいくんは泣いて、とりあえず気持ちを落ち着けなければと　「大丈夫だよ。そんなに血は出てないし。びっくりしたんだよね」　というと　「いたかったよ～。怖かった！ぼく何にもしとらんのにかなくんがイスを投げた。わぁ～！」　とまた泣き出します。　あまりにもかわいそうで　「ごめんね。お母さんがちゃんと見てなかったから悪いよね。かいくんは悪くないからね」　何度も何度も謝りました。　　　最近かなくんはよく物を投げます。　それは機嫌が悪いからとか、何か要求したいからとかではなくて、本当に気まぐれに目の前に　あるものを思い立ったら「えいっ！」と投げるのです。　投げた先にたとえ何かあろうと誰かいようとお構いなしです。　食事中にいきなり食卓におもちゃを投げ込み、この数日で食器を３枚も割られました。　かいくんも今日が初めてではなくていろいろ投げつけられているのですが、いつもうまいこと　阻止していました。　今日に限ってテレビに夢中になっていてかなくんの行動に全く気づかなかったようでした。　後からかいくんのためにも、とかなくんを叱ったのですが(かなくんを叱るとやはりかいくんも　納得するというか落ち着くので)、かなくんをどれだけ叱ろうとも何の理解もしていません。　とにかくダメなことをしたということを分からせようと、その場ですぐに物を投げた手を　ペチッと叩いて怖い顔をして「ダメ！」とか「めっ！」とかいうのですが全く分からず・・。　　　私もダメ母なのでこの説明がいいかどうか分からないまま今まではかいくんに　「かなくん、まだ赤ちゃんだから悪いことが分からないし、悪いことしていいのかどうかって　　ことも分からないんだよね。だからごめんね。許してやってね」　と言い聞かせていたのですが、この間かいくんにそういうと　「赤ちゃんでも悪いことは悪いであかん！」　といわれてしまい、そしてさらに　「かなくんは保育園に行っとるんやで、赤ちゃんやないやん！」　「かなくんはいつまで赤ちゃんなの？」　と逆に質問されてしまいました・・・。　　　かいくんは同い年の子と比べて幼いところがあるので、今まではかなくん＝赤ちゃんの　図式でなんとかうまく(？)説明できていました。　でもこれからは当然こんな小手先のその場しのぎの答えでは納得できなくなってきます。　時々かなくんがオムツの中にウ○チをしていて　「かなくーん、ウ○チ出たなら出たよって教えてくれないとダメでしょー」　などと何気に私がいうと　「おかあさん、かなくんはお話できんのやでおかあさんに教えられんのやよ！」　とかいくんが答えてくれたりして、その言葉に微笑ましさなど感じていたのですが　そのうちに　　どうしてかなくんはいつまでもお話ができないのか？　　どうしていつまでも赤ちゃんみたいなのか？　といったことが疑問に思えてくると思うのです。　そういった時にかいくんがどこまでこちらの話を理解できる理解力が育っているのか、にも　よりますがだんだん難しい局面に差し掛かってきているのだな、と思います。　　　今後のかなくんのためにもかいくんの支えは必要不可欠です。　かいくんが心の底からかなくんを障碍児である前に兄弟児として認めてくれる子供に育つには　私たちの育て方にかかってきます。　でも、今のところ何をどうしてよいのやら、どう説明すればよいのやらわかりません。　難しい言葉を並べてもかいくんに理解できるはずはなく、かいくんの理解できる範囲内での　説明となるとどう言えばいいものか・・・。　あえてこちらから改まって説明する必要は今はまだないと思うのですが、聞かれたときに　どう答えてやればいいのか迷います。　最近同じように悪いことをしても、自分とかなくんへの叱り方が違う、と微妙に察知してきてて　それはまだまだかなくんよりも自分の方を見て欲しいという子供らしい甘えも入ってはいると　思うのですが、それにしても　「かなくんをちゃんと叱ってね」　「もっとかなくんを叱ってよ！！」　　なんて言ったりします。かなくんにいってもあまり分からないからと私がそんなにかなくんに　対して叱ったりしないので、それを不満に思っているようなところもあります。　だからかいくんにアピールするためにかなくんを叱る、というパフォーマンスをしている私。　実際かなくんにも分かってもらおうと叱っている部分も当然ありますが・・。　　とても難しい問題でちょっと頭が痛いです。　とにかくかなくんは容赦がないし、いつも突然なので私が気をつけていればいいのですが　なかなかいつも見張っているわけにもいかなくてかいくんがかわいそうだなと思ってはいるけど　具体的にどうしていいやらがわかりません。　今がこんなんだからこの先がもっと大変なんだろうな～と漠然と考えるとへこみます。　もっと私がしっかりしないといけないんでしょうけどね。　難しい問題です・・・。　　

  May 14, 2006

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  母の日のプレゼント

  　　昨日保育園に子供たちのお迎えに行きました。　いつもかいくんから迎えに行くのでかいくんの教室まで行ったところ、先生から　「母の日の絵を子供たちが描いて教室の中に展示してあるので、子供さんの絵を　　おうちに持ち帰ってくださいね」　といわれたので、ちょうど一緒になった他のお母さん方と教室の中に入って絵を　見にいきました。　Ａさんががすぐに自分の子供の描いた絵を見つけ　「いやだ～。ウチの子ったら目の中に星を描いてる～！」　といって大笑いしたので、その場にいた３人で笑い転げました。　女の子はすごいですね。アニメの主人公みたいな絵を描く子がたくさんいて　とてもかわいいお母さんの絵が多数ありました。　その絵に一言が添えてあって、先ほどのＡさんの絵には　『ディズニーランドに連れていってくれありがとう』　と書いてありました。子供が言った言葉を先生が書いてくれたのでした。　「こんなこと書かれたら、また連れていかなくちゃ～」　とまたまたＡさんは笑い、　「そうよ～、せっかくだから連れてってあげなよ～」　と私たちもまた笑って言い合い、いろいろな絵にコメントしながら和やかな時間が　流れていました。　私はすぐにかいくんの絵が見つけられなくて、オマケにＡさんとＢさんが　「ねぇねぇ、見て。あの絵！○○だと思わない？」　「あの絵とっても上手に描けているよね～。○○くんは絵の才能あるかも？！」　などと話を振ってくるものだから、それにいちいち相槌を打ったり同調したりして(密かに小心者)　でも他の子の絵にも興味があったのでいろいろな絵を見せてもらいました。　Ｂさんの子供の絵は多彩な色で、でも上手に描いてあって　「なんだかウチの子の絵、グチャグチャじゃない？」　と謙遜されているので、またまた褒めあって(こういう母親同士の会話って案外疲れます　汗)　「○○ちゃん、『おいしいお料理ありがとう』って書いてあるよ。お料理得意なの？」　「えぇ～！いつも簡単なモノしか作ってないよ～。冷や汗かいちゃうなぁ～」　などと会話が続き、ようやくＡさんが　「り～のさん！かいくんの絵ココにあるよ～」　と見つけてくださったので、ドキドキしながら見てみると　　うぅ～～ん・・　なんでしょう・・。　オトコかオンナかもわからない絵がソコにはありました～(汗)。　絵心の全くないかいくん。でも、昨年よりはなんとか人間の顔に見えるような絵になって　いたので、まぁいいか・・。　「かいくんのコメントはなんて書いてある～？え～と・・　　　『ないしょく、がんばってくれてありがとう』・・・？　え・・・？」　　　ないしょく？？　　Ａさん・Ｂさんが私の顔を見るので、ビックリしてコメントを見てみると、えぇ、やっぱり　そのように書いてありました。　　よその子が　　　　お料理を作ってくれてありがとう　　　　○○に連れて行ってくれてありがとう　　　　優しくしてくれてありがとう　　　などと園児らしいほんわかコメントをする中で、ただ一人とーっても生活感あふれたコメントが　そこにはありました(涙)。　　ＡさんとＢさんもこの所帯じみたコメントにどうコメントしていいかわからないようで　　「・・あら、内職してみえるの？・・大変ねぇ～」　「・・ホントホント！でも、仕事してる姿を子供に見せるといいっていうし」　「そうそう！かいくんもちゃんと見ていておりこうさんだよねぇ」　　ひょえ～～！！とても気を使ったコメントありがとうございましたぁ！　　　　　　　　　こんな絵です　汗　当のかいくんに聞いたら　「ぼく、先生に『おかあさん内職しとるよ』っていっただけ！」　といっておりました。　　ちなみになんとかなくんもかなくんからプレゼントですよ、と加配の先生からかなくんの　描いたものをいただいてきました。かなくんはそんなこと全然できないと思っていたので　ビックリでした！　　　　　　　　　かなくんのはこういうのです　　涙腺がヤバくなってきて慌てて保育園を後にした私です。　帰宅してから何度も何度も眺めてはやっぱり少し泣けてしまいました(恥)。　かなくんはクレヨンをもたせてもすぐ口に入れてしまって何かを描く、などということは　一度もしてくれたことがないのであきらめていたのです。　それなのにこんなに素敵なものを作ってくれました。改めて感動です。　　帰宅した夫にかいくんのを見せるとやはり夫も大爆笑し　「アイツ、もっと子供らしいことを言えばいいのになぁ！　　　　子供にまで内職のこといわれて貧乏を公表してるようなもんだぜぇ」　などといっておりました。　そして、次にかなくんのを見てプッと吹き出し　「なに、コレ？ただ書きなぐっただけのものじゃんか！」　と言ったのです！この発言にはさすがに頭に血が上りちょっとだけド突き回してやりました(怒)　　　余談ですが、かいくんは自分の描いた絵と私の顔とを改めて比べてみて　「あ、ボクまちがえた！おかあさん、髪の毛ながかったぁ」　といっていました。そうだよね～、もう少し髪の毛描いてよね。　そして、さらに　「ぜんぜんおかあさんに似てない！なんでやろ～♪」　　・・・来年に期待します。でも、小学校でも母の絵なんて描くんだろうか・・？　　普段これといって母らしいことをしているワケでもないのに　『おかあさん　ありがとう』なんてのを持ち帰ってくるとじ～んとしてしまいますね。　いつもプンプン怒ってばかりいないで、もう少しちゃんとしたお母さんになれるように　頑張ろう、と思いました。　　　

  May 13, 2006

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• 浮上はまだまだ・・

  　　お友達のあやママさんにも私のこのダークブルーな不幸菌がうつってしまって　申し訳ないかぎりです。　なので、今日は夜にでもできるだけ楽しい日記を書こうと思ったのですが・・。　すみません。また少しダークブルーな気分を書いてみようと思います。　　今日、午前中にことばの教室の集まりがあったので出かけていきました。　するとなぜかかなくんのクラスの先生がいらして、ことばの教室に届け物があったらしく　それでお見えになっていました。(クラスは手薄になっていないのか謎)　この先生は保育園の主任でもあります。入り口でばったり出くわしたので挨拶をして　通り過ぎようとしたら呼び止められました。　先日ぜひ私に読んでもらいたい本を見つけたということで、それなのに本のタイトルを　忘れたとかで内容をかいつまんで話をしてくださったのですがもう知っている本でした。　私もキチンと読んだことはないのですが、多分みなさんも一度は話を聞いたり読んだりした方も　いらっしゃると思うのですが、病気や障碍を持った子供たちを天の神様がちゃんと見てくださる　親を探してその親の元に子供を行かせる、という内容の本のことでした。　それで私のかなくんへの接し方や育児の仕方などを見ていて、　「り～のさんは本当に神様に選ばれたお母さんなんだな～と思ったものだから、　　　　　　あなたにもぜひ読んでもらって自信を持ってもらいたいなーと思ったのよ」　ということでした。　　これはあくまでも私の感想であり私の偏見でもあると思うので一言断っておきたい　のですが、私はこの本の内容が好きではありません。とても感動する本として有名で　あることも知っているので声を大にして語るつもりはないのですが、私が感じた気持ちは　好きではないということです。　ファンタジーというかメルヘンというかお伽話のようなものです。　　　私が神様に選ばれたお母さん？　ドコが？！　　自信をつけてもらいたい？　　　何の自信？？！！　　私はこの話がとても不愉快で嫌いです。　私はとても大人げがないのでこの話をはじめて耳にしたときには失笑してしまいました。　　何でお空のまだ何もないところにもうすでに障碍を持った子供がいるの？　　神様はなんで里親探しの仲介人みたいなことをやってるの？　　　　こういったメルヘンな世界が本当にあるとするならば、神様も実在するんですよね？　神様といったら当然『万能の神様』なんでしょ？　だったら、呑気に里親なんか探していないで神様の万能な力でもってその子供の病気や　障碍を治してしまえばいいじゃないの？治したらどうなの？？　　　・・って私は思ってしまいます。　　　　まだお母さんのお腹に宿る前から病気や障碍がある子供がいるなんて考えたくありません。　それはその子の運命なのですか？　どうしてその子はそんな運命なのですか？　なぜそんな運命を背負ってまでこの世に誕生しなければいけないのですか？　　　私はかなくんを妊娠するまでに、次の子は絶対に女の子がいいなと思っていました。　それで産み分けの本などを買い込んでいろいろ私なりに勉強(？)をして、それを当然　実践しました。排卵日２日前にスルことをする、ということで毎月排卵日を予測して　一生懸命実践していました。　でも半年たっても全く妊娠しませんでした。　毎月排卵日が近くなると夫に「そろそろだから！」と伝え、その日はナニが何でも今月こそ、と　挑んでいました。今から思うとバカバカしい話なのですが、しまいには義務感に燃えて　スルことをしたりしていました。　でも妊娠しないのです。最初は焦り、「もしかしてこれが２人目不妊？！」などといろんな　ことを考えたりしました。そしてその結果夫婦ともにちょっと疲れてしまったのです。　女の子が欲しい、以前に子供が欲しいんだ、ということに気づきました。　私たち夫婦の子供でかいくんの兄弟であるならば男の子でも女の子でもどちらでもいい　はずなのに、余計なことばっかり考えているから妊娠そのものができないのでは、と　思うようになりました。　そして女の子がどうとか排卵日がどうとか何も考えずにある日自然に夫と仲良くし、　「こういう自然な気持ちの時に子供って来てくれるのかもしれないな」と思っていたら　本当にかなくんをお腹に宿したのです。　その後、男の子だとわかってがっかりした気持ちがなかったといえばウソになりますが　でも私たちの子供がもう一人誕生するということの喜びの方が強く元気で健康に産まれて　きてくれればそれでいいと思っていました。　　　そしてかなくんがこの世に誕生してから一年二ヵ月後、てんかんを発症し結節性硬化症が　発覚したのです。　　最初は悩み、迷い、泣き喚きました。　でも、告知を受けた日もそれから今までもかなくんを授かったことに後悔したことは　ありません。　どうしてかなくんなのか、ということは散々思いましたが、どうせなら健康な子供が　我が家に来てくれればよかったのに、なんて思ったことは一度もありません。　今だってかなくんでよかったと思います。かなくんでなければダメだとも思います。　我が家にかなくんが始めからいなかったという生活は今では存在しないのです。　だから神様がかなくんを私たち夫婦の元に授けてくださった、なんて間違いです。　私たちがかなくんを望んで、そしてかなくんが私たちの元に来てくれた、ただそれだけの　ことです。授けられたわけでもなければ預かったわけでもないのです。　　　主任先生は話の最後に　「でも本当に一生懸命ご夫婦で子育てしていらして、大変でしょうにすごいと思います。　　かなくんもいいお父さんとお母さんの元にこられて幸せだと思いますよ」　といってくださいました。　どこまでも捻くれている私はまたしても、「はい？？」って思うのです。　　かなくんが、幸せ？　どうして？　私たち夫婦が両親だから？　あなたはかなくんじゃないのにどうしてかなくんが「幸せ」だと言い切れるの？　自分は何も悪いことをしていないのに、生まれつき病気を持って障碍を持って　この生き難い世の中を生きていかなければならないのに、どうして幸せなの？　いい両親といったって、結局発作もまだ止めてやっていないし、病気の根治もしてやれず　発達の促進もうまくしてやれない私たちなのに。　そんなメルヘンな世界の話で一人で感動してその枠の中に私たち親子を当てはめないで　ください！といいそうになりました。　私たちはかなくんを受け入れはしましたが、病気など受け入れる気などさらさらないのです。　神様に託されたって、病気を受け入れるのはイヤです。　それに産まれる前から病気や障碍が決まっていたなんて考え方もイヤです。　それはつまるところ運命ってことなのでしょうか？　産まれる前から決まっていた運命ということなのでしょうか？　そんな運命は誰が決めたのでしょうか？　神様が決めたのでしょうか？・・・・　　私は「運命」という言葉も嫌いです。　イヤなものや嫌いなものが多くてすみません。でもイヤなものはイヤで、嫌いなものは嫌い　なのです。　「運命」と言ってしまったら、もう決まりきったことになってしまうのではないでしょうか？　じゃあ、どんなに頑張っても頑張っても決まった「運命」は変えられないのではないですか？　もしこの先に何か出来たことがあったとしても、それだって「運命」で決まっていたことで　かなくんの頑張りは帳消しにされてしまうのではないでしょうか。　何もかもがもう決まっていて「運命」だなんてそんなのは絶対にイヤ！　　　私は自分の人生においても「運命」という言葉は嫌いです。　たとえどんな人生であろうとも、自分の行動ひとつ・心がけひとつでどのようにも変わって　いく、それが人生なのではないでしょうか。　今がどんなに辛く苦しいときでも頑張って自分の力で切り拓いていけばいろんな未来が　この先に拓けてくるのではないかと思うのです。　何も努力せずに毎日を生きてＡという未来にたどり着くのも人生、頑張って頑張って輝かしい　Ｂという未来を自分の手にするのも人生、そこには「運命」なんて言葉は存在しないと　思うのです。　　だから私のお腹に宿る以前にもうかなくんの「運命」は出来ていて「人生」も決まっていて　それだから神様がちゃんと面倒を見てくれる親を探してやるなんて話はメルヘンにしか　過ぎないと思います。　　もうひとついえる事は私たちは決して神様に選ばれるような出来た両親などではありません。　そんな「出来た両親」であるなら、病気がわかってから今まで何度と無く悩んだり苦しんだり　そんなことの繰り返しばかりしないと思います。私たちだってただの弱い人間であり親です。　たとえ神様といえども勝手にそんなことを判断してもらいたくないのです。　神様に選ばれなくたって、かなくんのためにやれることはやってあげたいのです。　そんなこと委託する話でも委託される話でもありません。　やっぱり私の中では『メルヘン』でしかありません。　　長々とダークな話題をすみません。　どうしても自分の中に留めておくことが苦しかったのであえて書いてみました。　いろいろな考え方があるとは思いますが、私の思うことを綴ってみました。　　　　　　　

  May 12, 2006

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• まだ続く限りなくダークに近いブルー

  　　昨日はかなくんの外来の日でした。　細かいことは某所にて語りますが、午前中内職を納品して午後から保育園に　かなくんを迎えに行き、その足で病院に直行。　帰ってきて内職にとりかかろうとすれば、そのまま一緒に帰ってきたかなくんが　閻魔大王に早代わりしていろいろやらかしてくれ、なかなかと仕事が捗らない・・。　かと思うと発作があるし大変でした(涙)。　そうこうしているうちに生協を取りに実母が来たのですが、ＧＷ中両親は他県の　妹の所へ泊りがけで遊びに行っていて、その楽しかった休みの話を延々としてくれ・・。　私はいけないと思いつつイライラしてしまいました。　タイミングの悪い時は本当に何をしてもダメですね。　ブルーにイライラが混ざってダークへと変わっていく私の心・・狭い心の持ち主ですみません。　　　こういう心がいっぱいいっぱいで身動きのとれない状況下ではもうこれでもか！と　やけくそのようにいろんな事柄が押し寄せてくるものなんですね。　昨日ことばの教室の先生からお呼び出しがあり、ハテ？といってみるとまたもや驚愕の事実を　知らされました(涙)。　この間日記にも書いたことばの教室の近隣の町村の教室の代表が集まって会議をする　「郡親の会」があったのですが(私は郡に住んでいる郡民です　汗)、突然のかいくんの　胃腸風邪で出席できませんでした。　で、もう一人の我が町のことばの教室の代表の方と先生とで出席されたのですが、その会議上で　今年の郡の親の会の会長以下役員決めがあったそうなのです。　そして先生が仰るには　「ホントに申し訳ないんだけど、郡親の会の副会長にり～のさんが決まったのよ～。　　なんとか役を引き受けていただきたいと思ってねぇ」　　　　　マジっすか？！　　びっくりしてバカのように口をあんぐりですよ～(涙)　保育園のクラス委員を今年もなんとかくぐり抜け、ほっとしていた矢先だったのだ。　お友達が　「保育園の役員に決まった」　「学校の役員になった」　などと日記に書いていましたが、やはりソコは他人事であって　「すごいな～。でもリーダーシップがあるからこそ任されたりするんだろな。ガンバレ～」　なんて密かにエールを送りつつ日記を読ませていただいていたのに、自分の身に降ってわいた　この話には驚き・桃の木・・・。　引き受けていただきたい、なんて言い方されても結局はもう決まってしまった事実なんですよね。　「どうして、私になったんですか？？」　と聞くと　「いえね、やっぱりなかなか私がやりますっていう方がいなくてね。会長さんは今年の当番の　　○町の代表理事の方にお任せするということですぐ決まったんだけど、ソコからがなかなか　　決まらなくてね・・・。　　決まらないと困るし、それならと思って私がり～のさんを推薦したのね。ほら、り～のさん　　なら去年も理事をされていたし副会長といっても年に三回ある親の会に出席して副会長の　　席に座ってるだけでいいんだから」　　それ、ホントかよ？？　「ただ、ほら来月郡全体で行う運動会があるでしょ？その運動会の前に３０分『親の会総会』　　ってのを去年もやったでしょ？その総会の司会をやってほしいのよ。ごめんね、お願いできる？」　　　やっぱ、「座ってるだけでいい」ことないじゃん！！！　　　　せ、先生～・・(涙)・・・　　その総会には各町村の町長さんやらもお見えになれば、県会議員の先生方もお見えになる　結構盛大な会議ではないですかぁ・・・・。　その議事進行係とな・・。　　先生は私が黙っているので勝手に承諾を得たと思ったようで口調も滑らかに話を進め　「一応役員の方は議員先生も見えるからそれ相応の格好をしてきてもらいたいのね。　　ちょっとしたスーツか何かを着てきて欲しいのよ。で、運動会になったら普段のジーンズ　　とかに着替えてもらっていいから」　　　せんせぇ・・　　いうことがどんどんエスカレートしてるよ・・　　最初の話だと「座ってるだけ」で良かったんじゃないのぉ・・？？　　「ちょっとしたスーツ」も「バッチリ決まったスーツ」も持ち合わせておりましぇん・・！！　　　かくして来月６月３日に私のデビュー戦(？？)が決まりました。合掌・・　思い起こせば、去年の司会の方はやはり緊張で「噛み噛み」でありました。　そして県会議員の先生の中でもほとんど「ドン」と呼ばれる方のお名前と「普通の方」の　お名前とを間違えてお呼びする不手際をやらかし、「ドン」を誰の目にもわかるくらい　とーーっても不機嫌にさせました。　　　私がやらないという保障はない・・。　恐ろしすぎるッス！！！　この数日ちょっといろんなことがイヤになってきていたのに、もうこれでダメ押しだぁ。　はぁ～・・　何で私ばっかいろんなことを被ってしまうんだろう・・と思ってしまいます。　オツムの中には脳みそがちょびっとしか入っていないので、いろんなことを同時に考える　ことが出来ないのですよね～。それなのに、次から次から・・・(涙)　あまりにもいろんなことが詰め込まれすぎてオーバーフローしてきています。　いわゆるアレですよ、私のオツムの中には脳みそよりもバカの方が多く詰まっていまして　それが溢れてタレてきてしまっている・・　　　　　　　　　　　　　　　　　これがまさに『バカタレ』ですな。　　　オチも決まりまして、お後がよろしいようで・・・。　　　　　　まだまだブルー、いえもうすでにダークな日々は続きます・・・

  May 11, 2006

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• 何となくブルー？

  　　ＧＷが終わったと思ったら内職も本格的に忙しくなってきました。　胃腸風邪でお休みを貰っていたりしてそのままＧＷに突入したので２週間くらい　のんびりと過ごしたせいか、なかなか仕事のペースが戻ってきません。　なぜか数日前に寝違えた首がなかなか治らず、うつむいて仕事をするために　余計と首の痛みと肩こりが激しくなってきてそれがそのまま背骨から腰の痛みへ　拡大しています(涙)。　　　一昨日くらいから咳と鼻水の出るかなくん。　以前に貰っていた咳・鼻水止めの薬と抗生剤を昨日から飲ませています。　それでかなり良くなって今日はもうほとんど治ったようなのですが、薬のせいで　昨日は昼間爆睡したらしいので今日も眠気があるかもしれないということを今朝　先生に伝えました。　まだかなくんの加配の先生はお見えにならなかったので主任先生にその旨を伝えたところ　「前から言おうと思っていたのだけど、もしもかなくんがお休みすることがあったら　　　できるだけ早めにご連絡してもらいたいんですよ。　　Ｍ先生(加配の先生)はかなくんのための先生なのでかなくんがお休みするときは　　　基本的にＭ先生もお休みしてもらうんですよね。　　なので、早くわかればＭ先生も出勤していただかなくてすむわけだし、Ｍ先生も　　いろいろとご用事がおありですからそのご用事を済ませる日にもできるわけだし」　と言われました。　私はいつもそうなのですが、とっさに言われるととりあえず「はい」といってしまうので　このときも「はい、わかりました・・・」と答えました。　でも後でよ～く考えるとオカしな話だと思うようになって・・。　　休みを早く知らせろといったって、どのタイミングで知らせればいいわけ？　朝起きたら具合が悪かったってことなんか多々あるわけだし。　それに休みが早く分かればその日は先生の用事を優先される日にできるという言い方も　オカしくない？　用事があろうとなかろうと給料貰って来ている以上仕事なんだから、用事なんてプライベートな　時間に済ませるのは当たり前だと思うのですが。　夫とも話したのですが、このＭ先生という人はとてもいい先生です。　主任も含みがあって言ったわけじゃなくて、言い方の問題なんだと思います。　ただこんな風に言われると　「オイオイ・・」　と思ってしまいます。これだけのことでちょっと気分が凹みました。　　　凹み気分を抱えながらも内職に没頭していると、先輩からメールが入りました。　私の高校の時の先輩であり、初めて入社した会社の先輩でもあるＴさんは今は某大手生命　保険会社にて生保レディをしておられます。　この会社では時々「相談会」といって、ファミレスなどで生保レディの知り合いさんなどを　集めて保険の案内や説明をしたりして保険加入者獲得のためにただでモーニングをご馳走して　くださるイベントをしています。　私は生命保険に加入するつもりなどないのですが、時々Ｔさんが声をかけてくださって　息抜きにモーニングをご馳走してもらっておきながら保険の話は一切せずに世間話などで　盛り上がる数少ない息抜きの場を提供してくださっていました。　そして、当然そんな甘いことばかりではなくて保険会社の勉強会に一度参加してほしいと　前々から言われていました。　勉強会とは入社前に保険会社のしくみやら保険のことなどを２週間ほど勉強するわけです。　それから簡単な入社テストというのがあって、それに合格すると入社＝生保レディ誕生と　なるわけです。　その勉強会に出席するだけで私の一ヶ月の内職代を軽く超えるお金がいただけるらしいのです。　基本的には交通費＆昼食代らしいのですがとても魅力的なお話でした。　生保レディは絶対にできないしやらないけれど、勉強会だけならお金にもなるしＴさんの顔を　立てることにもなるから参加してもいいかな、と思っていましたがその間内職を休まなければ　ならず、そして勉強会は毎日９時～２時半までなのでかなくんをことばの教室に連れていけなく　なるしいろいろ考えても参加は無理だなぁと思っていたのでお断りのお返事をさせてもらいました。　Ｔさんはしつこく勧誘はしなかったので助かりましたが、その時に言われた一言がとても　心に残りました。　「内職なんて割りに合わないでしょー。私もやったけど大変だったもん。　　生保レディなら昼間は外回りだから、ことばの教室の送迎も言わなきゃわかんないし　　子供が病気ならすぐに休みとれるし融通はきくよ。最初は私の下についてもらうから　　私もあんたの事情知ってるからできるだけ融通きかせてあげられるし。　　内職はホントに辛いでしょ。生保レディにおいでよ～」　　今まさに内職に嫌気がさしてきた時であって、この甘い誘惑にとってものりたくなりました。　でもＴさんのいうようなそんな甘い世界じゃないことも知っています。　最初のうちこそＴさんについていればいいだろうけれど、そのうち当然ノルマも出てくるし　とても人を勧誘する仕事なんて自分に出来るはずないことも知っています。　でもお給料の額を聞いたり、他にもママ友が別の生保レディをしているのですがその話を　聞いてもやはり小さい子がいる人には好都合な仕事らしいです。　それを聞くと心が揺れる、揺れる・・！！　朝から晩まで必死に仕事をしてもなかなか稼げないし、かといって外に働きに出るには　難しいのです。かなくんの外来やことばの教室、夏休みなどは子供をどうするのかなど考えると　普通の会社勤めは多分この先もできないだろうと思います。　わが町にも学童はありますが、基本的にフルパート勤務でないと入れてもらえません。　フルで働くとなると毎週の外来にお休みなんてとてももらえないし、子供が病気になったからと　いって簡単にお休みがもらえるはずもありません。　そして、学童ではかなくんのような障碍を持った子供も受け入れてもらえるのか・・などと　考えれば考えるほどマイナス材料ばかりです。　町と交渉してまで学童に入れるつもりはさらさらなく、そうなるとやはりフルで働くわけには　いきません。　かといって、このまま内職の日々か・・と思うとそれも最近辛いのですよね。　自分はどうすればいいのか、この先どうなっていくのか将来の不安が漠然とのしかかってきます。　　　すみません、長々とグチってしまいました(恥)。　今の状況ではどうしたいか、ではなく、どうしようもないというのが私の現状です。　わかってはいるけれど、時々辛くなってしまうんですよね～。　普段は当然家族や子供優先の日々を送っていて、この生活に不満などいってる暇もないのですが　ふとした時に私自身の将来のことを時々考えたりします。　家族や子供がある以上、自分のことは後回しでも特にイヤなわけでもないしそれでいいとも　思っているのですが、自分の人生を考えたときに少し焦ってしまいます。　私の人生は一体ナニ？私はこの先どう生きていきたいのだろう？なんて最近少し考えたりします。　何かがしたい、ということでもないんだけれど、ちょっと気分的に煮詰まってくるとこのまんま　私の人生は終わっていくのかな～って思ったりします。それでもいいんですけれど、何か釈然と　しない気持ちもあって・・・。　　　まとまりのない文章ですみません。　ちょっとわだかまった心のうちを綴ってみました(汗)。　

  May 9, 2006

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  入室お断り

  　　先日パソコンがイカれましたが、修理に出している間に夫とパソコンの置き位置で　いろいろと話し合ってみました。　今までパソコンをどこに置いていたかというとココです。　　　　　　　この上に置いてました(汗)　　元々我が家にはパソコンデスクなどというハイカラな物はなく、パソコン環境もつなぎ放題　ではなかったので、使用しづらかったりして使う頻度も低かったので別の物置のように　なっている部屋に置いてありました。　初代のパソコンはノートパソコンだったのですが、かいくんが一歳前後の時にテーブルの　上から落としてノートなのに閉じられなくなってしまって開けっ放し状態になったパソで　ありました。その故障気味のパソをたまに使用していたのですが、かなくんが登場してから　目を離したスキにその物置部屋にこっそり忍び込み見事におシャカにしてくれました(涙)。　　使用頻度は高くなかったために、本格的にパソコンが壊れてから半年ほどそのままにして　いたのですが、昨夏思い切って新しいパソコンを購入。現在に至っております。　で、今は生意気にもＡＤＳＬでサクサクになったパソコンが嬉しくてなんだかんだとネット　サーフィンをしているうちにひょんなことからこの楽天にたどり着き、何とはなしに　「今はやりのブログでもちょっくら初めてみっか♪」　と思い立ってから今日に至っております。　　　そうなると俄然使用頻度は高くなってきます。　パソコンを使用するのにわざわざ物置部屋に行くのも面倒で、でもパソコンデスクなどないし　とか思ってふと置いてみたのが居間のココ↑でした。　ちょっと使いづらいのが難点だったのですが、それなりに楽しく居間にてパソコンが使用　できるようになって嬉しかったのです。　　すると、ヒトリ目をキラーンと輝かせるオトコがおりました。　そうご存知閻魔大王です。　カレはいつも母親がいそいそと座るパソコンに激しく心を奪われて、なんだかんだとちょっかいを　出すようになりました(涙)。　パソコンを触ってみるとすぐに叱られるので、どうやらかなり大切な物だと認識したかどうかは　定かではないのですが、興味津々でありました。　ちょこちょこと手を出し、ある日とうとうコードを引っ張ってこの三段ラックの上から落として　しまったのです。　いつかはやるのではなかろうか、と危惧していたのですがやはりやってくれた閻魔大王。　そして、面白がってラックごと倒したり(！)だんだんやることがエスカレートしてきました。　これはマズイと夫婦で対策案を練っていたときに起きたパソコン故障事件。　怒り心頭なのは閻魔大王がやらかした事件ではなく、夫の不注意で起きた事件ということ。　夫もさすがに早急に対処すべし！と試行錯誤を繰り返し、手作りでパソコン棚を作ることを　決めました。　　　で、にわか日曜大工にて夫が製作したものがコレです。　　　　　　　　コレだけじゃ意味がわからないと思うので・・・　　　　　　　　　　棚の上にあるフタを上げると　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　パソコンが出現します。　　これはなかなかの力作で普段フタが閉じているときは誤って子供たちがこのフタを開けて　しまわないように留め金で開かなくできます。　そして、パソコン使用中は上げてあるフタが倒れてきてしまうことのないように、また別に　留め金をつけてフタを固定できるようにしてあります。　かくして子供たちに悪さされることのない手作りパソコンデスクが出来上がりました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　↑特許申請中。ウソ！　　　しか～し・・。閻魔大王は両親の試行錯誤の上の力作に負けておらず、何か遊ぶモノに　ならないかと考えた末、カレが編み出した遊びは・・。　なんと、このフタの上に乗っかって足を踏み鳴らし勝利の雄たけびをあげることだった！ガビ～ン　そして、後ろをガンガン！と両手で叩くのであります。　パソコンデスクの後ろにはナニがあるかといいますと、居間とキッチンを仕切るガラス戸が　存在するのです。そのガラスを思いっきり叩きまくる・・・。えぇ、もう惨状です。　いつガラスが割れるかわからない恐怖に怯え、またまた無い知恵を絞り夫がホームセンター　にて、プラスチック製の板を購入してきて、このガラス窓に装着。　そう画像にて見えるこの緑色は障子の色でも何でもなく、ガラス戸をガードする板の色で　あります。　ちょっと話は逸れますが、この板を買ってきたときにこの緑色に驚き　「なんで緑色なワケ？！」　と夫に聞くと　「緑は目にいいし、自然な色じゃねぇ？」　　　　・・・・・・・。　・・なんか部屋の中雰囲気重いじゃん・・。フツーに白色で良かったのに・・(涙)　閻魔大王はこの板をあてがった後も今までどおりにガンガン叩いておりましたが、板の　出現により手ごたえを感じなくなったようであまり叩かなくなりました。　やっと諦めたか・・と思ったのもつかの間で、次にヤツが考え付いたのは同じく反対側に　あるガラス戸を叩くこと・・・(号泣)　かくしてこちらの戸にも板を貼ることになりました。　　　　　　　　　　　　またしても緑を購入してきた夫(涙)　「色は統一した方がいいやろと思ってさ」　・・・・部屋の中がヘンな雰囲気になってるよ・・。　もう異様な雰囲気で恥ずかしくて、誰も呼べない部屋となりました。　どうか閻魔大王を筆頭に私たち家族をそっとしておいてください(泣)。　申し訳ありませんが、どなたの入室もお断りとさせてくださいまし。合掌。チ～ン・・

  May 8, 2006

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