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カテゴリ:PTA
市の幼稚園小学校中学校のPTA役員を対象にした「人権」の講演会に行ってきた。各学校3人の動員を言われていたらしい。
今回の講演がどんなものなのか全く知らずに出かけた。「人権」云々ってのも、会場で初めて知ったくらい。とにかく講演があるから、行かなくっちゃくらいの気持ちで出かけたのだ。 人権を守ろうとかいじめをなくそうとかっていうのではなく、もっと根底となるもの。子ども自身が幸せになると、他人に危害を与えることがなくなる、だから、子どもの幸せ=人権の土台だというようなことだった。 自尊感情(←初めて聞く言葉だった)自分が好きだと思うことだそうだ。自分が好きでないと、他人を好きだという感情が芽生えない。だから、まず「自分を好きだと思える子ども」を作ろう。自尊感情が低い子どもは「どうせわたしは・・・」「○○してもしゃーないし(しょうがないし)」というような否定的な言葉がたくさん出るらしい。でね、自尊感情の低い子どもは、自分よりも弱いところを攻撃し始めるそうだ。それがいじめにつながるっていうような話。 さて、じゃ、子どもの自尊感情を高めるにはどうしたらよいか。子どもに向かって「早く早く」「みんなと同じように」「もっともっと」を言い過ぎないこと。それと、笑顔で接すること。そして、子どもと対話すること。対話しているようで、子どもに向かって話をするときって、説教や命令になってませんか? はい、なってまーす!(爆)家で子どもに向かって言う「早く」をカウントされることがあったら、すごい数字になると思われ。ゼロにするのは難しいにしても、意識して「早く」を減らすようにすればいいのでは、と講師のお言葉。 子どもの話を共感して聞く。うれしい気持ちに水を差すようなことをいってませんか? こんな例を 「わーい夏休みだ、うれしいな」と子ども。 「なに言うてるの。宿題たくさんでんねんから、やらな。だいたい去年もギリギリまで宿題残してしまったやないの」と母親。 なるほどねぇ、いつもうれしい気持ちに水を差してるわ>わたし。講師いわく、こういうのは、親は対話しているつもりでも、子どもから見ると対話ではないと。 共感する、惜しまず誉める、ありがとうを言う。 大事なことだけれど、忘れてるよなぁ。 あとはね、 人間的なものを感謝と笑顔で「食べる」 夜にぐっすりと「寝る」 いきいきと「動く」バランスのとれた心身を養うために必要なんだって。 食卓で一緒にご飯を食べていても、みんなが画面をみてませんか? テレビだったり携帯だったり、ゲームだったり。うちは、テレビつけてご飯食べてるもんなぁ。一緒にいるようで、家族がバラバラってことないですか? 考えさせられること、気づかせてくれることがとても多かった。 とってもユニークな楽しいお話だったので、1時間半の講演があっという間だった。こういうお話が聞けたのも役員やっていたからこそ♪ そうそう、講師の方が 子どもが幸せ=お母さんの幸せだから、自分も好きだと思えるようになろう。そのためには、夫さんの助けは重要だ。 たとえば、自分が頭痛で寝込んでいたとする。帰ってきた夫さんは、なんと言いますか? 「大丈夫か? 熱ないか?」と聞いてくれたとする。 これは、宝くじに当たったくらいの確率の「いい夫」なのだそうだ。 ほとんどは 「俺のご飯どうするの?」 こういう夫さんを持っている人は、余力があれば30年くらいかけて、自尊感情を高めてあげてくださいだって(自分好き=他人好き)。子どものようにすぐに結果が出ないから、余力と根気があれば・・・(笑)。 え? うちの夫? 宝くじ4等くらいだそうですよ(夫談) ま、当たらないよりはマシか(爆) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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