星と月のおしゃべり

かい☆は根っからのお笑い人間なのか、人を笑わせるのが大好きです。

わけの分からないことを言っては、面白いかどうかいちいち聞いてきます。


　「バスがひっくりかえって　うん○になっちゃったぁ～」

　「おもしろい？」

　「ぜんぜん･･･」

　「どうしてぇ？」



　「よんさい　ごめんなさいっ」

　「おもしろい？」

　「うん、ちょっとね」

　「やったぁ～」



　「ちゅーちゅーたこ！」

　「おもしろい？」

　「うーむ･･･」

ママの返事は不本意だったらしく、みーちゃんにも。

　「みーちゃん、ちゅーちゅーたこ！」

それを聞いて、みーちゃんがにこーっと笑いました。

　「みーちゃん　わらったよ～」

　「あっそ　よかったね」



その次の日、みーちゃんが泣いていたので、

　「かいちゃん、みーちゃん　あやしてあげて」

とお願いすると、

　「みーちゃん、ちゅーちゅーたこ！」

と話しかけました。

すると、本当にピタリと泣きやみ、笑顔になったのです。

それからというもの、みーちゃんが泣いていると、

　「ちゅーちゅーたこ！　ちゅーちゅーたこ！　ちゅーちゅーたこ！」

と大声で叫ぶようになりました。

試しにママも、

　「ちゅーちゅーたこ！」

って言ってみたら、やっぱり泣き止みました。

思わずして便利な呪文を見つけてしまったけれど、恥ずかしいから外ではちょっと使えないわ。



　　　　　
サッカーがんばってるよ！